相手の人が鼻を触るのは口臭がしているからだけではない!自臭症の原因と克服法

他人が鼻を触る恐怖を克服する方法

「口臭がしていないだろうか?」と心配しているときには、周囲のささいな反応でも気になるのではないでしょうか?

たとえば、自分の前の人が「えっへん。」と咳払いをすると、迷惑をかけているのではと申し訳なく思ったりするかもしれません。でも、その行為は真実ではないかもしれません。

今回の記事では、鼻を触る、咳払い、鼻すすりなどの周囲の反応について、実際はどうなのか一緒に考えてみましょう。

鼻を触る、咳払い、鼻すすりなど周囲の反応

咳払いする女性

人は、他人の口臭を感じると、どのような行動を取るのでしょう?臭いと感じたときの代表的なものが、これらの行動ではないでしょうか。

  • 嫌な顔をする(顔をしかめる)
  • 咳払いをする
  • 鼻を触る、鼻をこする。
  • 鼻をすする、
  • くしゃみをする
  • (あの人臭くない?と)ヒソヒソ話す
  • 窓を開ける
  • 落ち着きがなくなりキョロキョロする
  • 席を立つ、離れる
  • 直接、「臭い」と教えてくれる

たしかに、臭いがするとこのような反応をするかもしれません。でも、それって本当に口臭が気になっての行動なのでしょうか?

本当に口臭がしているのであれば、はたして相手は咳払いなどをするでしょうか?

誤解しないでください。このように言ってるからといって、咳払いのすべてが精神的な思い込み「自臭症」であるとは限りません。本当に臭い場合もあるかもしれません。

しかし、日本口臭学会では口臭症について、「…口臭に対して不安を感じる症状である」と定義されています。これって、今申し上げた自臭症と同義語では?

要するに、口臭で悩まないようにすることが重要なのです。口臭によるストレスをなくさないことには、口臭を克服することなんてできません。そのためには、自臭症について知ることから始める必要があります。

自臭症になる原因

忙しい歯磨き

2016年6月に日本歯科医師会が「10代~70代の男女1万人に聞く、お口の臭い調査」を実施しました。調査の結果、「自分の口臭が気になる」が80.6%もあったのです。この数ってすごくないですか?ほとんどの人が自分の口臭を気にしていたのです。

そして、面白いことに、「口臭について指摘されたことがある人」の割合が41.5%だったのです。何が面白いかというと、「口臭を指摘された人」の割合が4割しかないにも関わらず、「自分の口臭が気になる人」が8割もあるからです。

口臭を指摘をされてもいないのに、口臭を心配している自臭症の人が4割もあることが、この調査で分かったのです。ですから、あなたが自臭症でもなんら不思議なことではないのです。

さらに、「口臭を指摘されていないのにどうして不安をもつのか?」という質問に、「口の臭いを態度やジェスチャーで他人から示された経験がある」答えた人が4人に1人も。

具体的には、「距離をあけられる」「顔をそむけられる」「会話中にイやな顔をされる」などの関係妄想によって不安を引き起こしているとのことでした。

関係妄想とは、心理学で有名なパブロフの実験でわかった「条件反射づけ」のことです。犬にエサを与えるときにベルを鳴らす。これを繰り返すと、犬はベルを鳴らしただけで、よだれを垂らすようになります。

犬の唾

実験では、ネズミを入れたゲージの床に電気刺激を加え、ネズミに恐怖感を抱かせる。次に電気刺激を加えると同時にベルを鳴らし恐怖を関連づけます。この繰り返しによって、「ネズミはベルが鳴ると恐怖になる」ことが分かったのです。

おなじことが、人間にも起きます。たとえば、自分の口臭を感じたり、口が苦いなど不快な症状があったときに、相手が「臭いよ」と指摘しながら顔をそむけたり、鼻に手をもっていくという経験があったとします。

臭いという男の子

人はつらい感情を感じた経験はしっかりと記憶します。そのため、その後、同じような状況(口臭を自覚する、他人の動き)がおきると、「口臭がしているからだ」と関連付けするのです。

自臭症になっている人には、このように嫌な思いをした体験があります。自臭症を克服するには、それを思い出すことが大事です。嫌なことかもしれませんが、そうすることが重要です。

どうしてかというと、その嫌な体験がトラウマになっているからです。トラウマがあると、「人が鼻に手を持っていく」動作を見ただけで、口臭と関連付けをして問題を大きくする。それが一番の問題なのです。

相手が鼻を触ったときの心理状態

「相手の人が鼻を触る」のは、口臭がある人に対しての反応と言っていますが、もしかしたら、それは反応ではなく、他に意味のある行動だったかもしれません。

もう一度、周囲の「反応」を検証してみます。

  • 嫌な顔をする(顔をしかめる)→顔は人によって千差万別。笑い顔や辛い顔をしている人もいれば、怒ったような顔の人もいます。それに、急に顔をしかめたとしても、臭いからではなく別の理由だったかもしれません。主観的に見ると「私の口が臭いから」ととらえるかもしれません。
  • 咳払いをする→痰がつまる人であれば、咳が出るのは自然なこと。私もよく咳をするので、逆にこちらが気をつかってしまいます。
  • 手で鼻を触る、鼻をこする。→臭いものを嗅いだ時の代表的な仕草。でも、私の知人の癖がこの「鼻をこする」です。臭い時も臭くないときも、話をしているときに気がつくと鼻を触っています。
  • 鼻をすする→鼻をすする時というのは、普通、「あれ?何のニオイかな?」という程度のニオイではないでしょうか?凄い悪臭で鼻をすする行為はしないはずです。ニオイがなくても鼻炎の人であれば、鼻水が垂れるため、鼻をすするのは毎日の習慣的な行動です。
  • くしゃみをする→臭い時にくしゃみをするかもしれませんが、それって稀ではないでしょうか?くしゃみをする場合で一番多いのは、鼻にほこりやゴミが入ったからでは。
  • 「あの人、臭くない?」とヒソヒソ話す→ヒソヒソ話が聞こえることは少ないのですが、過剰に口臭を気にしていたら、会話の中に「うざい」と言ったのが、「くさい」に聞こえることも。
  • 窓を開ける→自動車でおならをした時には窓を開けます。でも、室内に新鮮な空気を入れたい時も窓を開けませんか?臭い時と新鮮な空気を入れる時、窓を開ける割合はどれくらいあるでしょう?
  • 落ち着きがなくなりキョロキョロする→「落着きがなくなりキョロキョロ」するのは、臭いことよりもその人に何らかの問題が起きたと考えるほうが自然です。普通、落ち着きが無くなるときというのは、「おしっこしたい!」とか、「ここどこ?」ではないでしょうか?
  • 席を立つ、離れる→電車内でひどいニオイがするとか、不快な人がいる時には、その席から離れるかもしれません。でも、口臭がしているからと席を立つ人は、何人くらいいるのでしょう?
  • 直接、「臭い」と教えてくれる→家族であれば、親切に「口が臭うよ」と教えてくれるかもしれません。でも、家族とあなたとの会話の距離が近いために、口臭を感じることができたのかもしれません。

ここまで読まれてどうでしたか?今まで持っていた考えがすべて正しいとは言えなくなったかもしれませんね。

でも、このようにしてどんな人の行動でも、自分の口臭が原因だと思ってしまうことがあります。それは、本当に口臭がしているからです。(相手には気づかれていないかもしれませんが、自分で自覚しているからです。)

口臭を客観的に調べることが大切

自臭症を克服するためには、先ず、「本当に口臭をしているかどうか?」を調べないといけません。

口臭チェッカー

口臭を調べる方法

これらのことによって、口臭がしているかどうかを調べることができます。

でも、口臭で悩まないようにするために、もっと大事なことは何だと思いますか?それは、自分でも自信を持てるように限りなく口臭をなくすことです。

自臭症を克服するには

自臭症は、口臭を改善するだけでは克服できません。このようにいうとショックかもしれませんが、「心の病気」も含まれるからです。

先ほどお話ししたように、自臭症の原因にはトラウマが関係しています。トラウマになった経験を突き止めて、どうしてこれほどストレスを抱えているのかを考えないといけません。そして、そのストレスの原因は、嫌な体験と周囲の反応を意味なく関連付けしていることも認める勇気が必要です。

ストレスは、多くの病気を引き起こす原因になっています。口臭も同様です。ストレスが作ります。ストレスを抱えると自律神経が乱れるので、免疫力が低下する。唾液の分泌が減る。不安や緊張がおきるので、口腔が乾き舌苔(ぜったいや)や膿栓(のうせん)ができる。これらはすべて口臭の原因です。

自律神経失調症については、こちらの記事『自律神経失調症と口臭の意外な関係』をご参考ください。

だから、自臭症になれば、本当に口臭もするようになります。反対に、ストレスを軽減し自律神経を整えることができれば、口臭を治すこともできます。

自律神経を整える方法

パタカラ体操

深呼吸をする
自律神経を整えるには、深呼吸が一番効果があります。呼吸が浅いと交感神経が活発になりますが、「鼻から深く息を吸い、口から細く長く息を出す」深呼吸を繰り返すことで、副交感神経が働くようになります。

深呼吸でおすすめなのは、「鼻から4回息を吸う。8秒息を止める。口から息を8回吐く。」を連続で続ける方法です。お試しください。

この他、軽い運動をすることでも、身体をリラックスさせることができます。

詳しくは、『ヨガで口臭予防する方法!自律神経を整えサラサラ唾液をだす』をご参考にしてください。

自律神経を整える方法には次のようなものがあります。ぜひお試しください。

1、ゆったりとした状態を作る。

2、心身ともにリラックスした状態にする。(読書、音楽、趣味など)モーツアルトの音楽が良いそうです。

3、気分を落ち着かせて美味しく食事をいただく。

4、しっかりと、睡眠をとる。

5、ストレスを減らす。

6、食事をしたあとはゆっくり休憩をとる。

7、首を回す柔軟体操を行う。

8、湯船に浸かり入浴する。

9、副交感神経を活発にするツボがあるそうです。整骨院などで指圧してもらうといいかもしれません。

10、小まめに少量の水を口に含み、口の中を潤しながら飲む。リラックス効果、唾液促進効果、細菌を洗い流す効果が期待できるお勧めの方法です。

口臭を改善する

鏡の前で歯磨き

口臭があるかないかを調べてみて、「口臭がしている」ことが分かったら、今度は治すことに努力をしないといけません。

今までのように、ただ悩んでいても口臭は治りません。大切なのは、口臭を治すために努力することです。

口臭を治すためには、先ず自分の口臭がでている原因を調べないといけません。口臭原因を調べるには、先ず歯医者さんで診てもらうのが一番です。

そして、もし虫歯や歯周病などがあれば治療を受ける。歯磨きの仕方が悪ければブラッシング指導を受ける。ことも大切です。

それでも、口臭が改善されない場合。もしかしたら、あなたの口臭の原因は、歯ではなく、『喉』にあるかもしれません。喉に口臭原因がある場合は、それを突き止め治療することが大事です。詳しくは『喉が臭い!…原因が分からない。…どこに行けば?』をご参考にしてください。

舌が白く(または黄色く)なり舌苔ができている場合には、舌苔をできなくすることが必要です。『舌が白い人と白くない人5つの違い!舌苔ができる原因・取り方・予防』をご参考にしてください。

このようにして、一つずつ努力することで口臭は軽減できます。

「ここまでやっているから心配ない!」そう思えるように口臭予防することが大事です。そのためには、口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」で口腔ケアを行うことをおすすめします。

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