唾液を出す7つの方法…ドライマウス対策

いつも口がパサパサに乾いて困ってませんか?
もし、いつも乾いている状態でしたら、ドライマウス症かもしれません。

口が乾くと舌が白くなるので口臭が気になりますよね。だからといって、唾液を出そうと思ってもドライマウス症は簡単には改善できるものではありません。唾液が出ないドライマウス症は、難病といっても良いものです。

ドライマウス症は唾液の分泌が減少するため、舌苔(ぜったい)や口臭をはじめ多くのトラブルが起きます。そして、虫歯や歯周病などにもなりやすくなります。

「自由に唾液を出すことができれば良いのに。」と思いませんか?

今回の記事では、舌苔(ぜったい)や口臭を引き起こすドライマウス症を改善するための「唾液を出す方法」をご紹介します。ぜひご参考にしてお役に立ててくだされば幸いです。

ドライマウスとは

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唾液の分泌が減る症状をドライマウス症(口腔乾燥症)と言います。

ドライマウスは一般的には加齢とともに増える病気ですが、現在、予備軍を入れると、日本には3000万人のドライマウス患者がいるといわれています。現在病の一つです。

ドライマウスの症状

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ドライマウス症になると、緊張などで一時的に口が乾くのではなく常に口が乾いた状態になります。口が乾いた状態が2~3ヶ月も続いたら要注意です。口内が乾燥するため、口内炎や口角炎になりやすく口臭も強くなります。

ドライマウスの症状が強い場合には、シェーグレン症候群という病気のことがあります。シェーグレン症候群は、口の乾きだけではなくドライアイの症状もおきます。口が乾燥する症状がひどい場合には、お医者さんで診断を受けられることをおすすめします。

ドライマウスのリスク

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ドライマウスで唾液が減少すると、免疫力が低下します。そのため、風邪にかかりやすくなります。また、歯周病になりやすく歯が抜け落ちるリスクが高いのが特徴です。その他、唾液が減ることから虫歯になったり舌苔ができやすくなります。

口腔が乾燥すると、歯周病菌が増えごえんをしたときに肺炎になるリスクが高まります。糖尿病など全身疾患のリスクも高まるので、早目の対策が必要です。

ドライマウス症になる原因

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  1. 加齢
  2. ストレスによって自律神経に異常をきたす。
  3. 食事のときに良く噛まない。
    噛む筋力が低下し唾液腺を刺激しないことも影響しています。
  4. 更年期障害
  5. 糖尿病・腎不全などの病気が原因。
  6. 薬の副作用(抗うつ剤、睡眠薬、降圧剤など)

そして、このようなケースも。

それは、ストレスからドライマウス症になったが、口臭もひどくなりストレスが。

そして、抗つ剤を飲むことに。薬の副作用で唾液量が減少し、よけいに口が乾くようになったというような悪循環に陥っている人もおられます。

あなたは、そのようなことはありませんか?
そんな時には、ストレスをためないように物事の受け取り方を変えたり、ストレスを発散することが大切です。

何故?ドライマウス症になると舌苔(ぜったい)ができ口臭がするのか?

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ネバネバした唾液は細菌の温床になります。朝起きてすぐ口が粘ついているときに口臭がするのはそのため。

口臭を発生しているのは細菌です!

舌乳頭の間歯周ポケットの中、虫歯の穴、咽喉の扁桃(へんとう)などに棲息する嫌気性細菌が口臭を作ります。

これらの細菌たちが、食べかすやはがれた上皮細胞などのたんぱく質を分解する。その時に、においの原因物質ができます。

口の菌

細菌によってつくられるのが次のような毒ガスです。

・硫黄化合物
・硫化水素
・メチルメルカプタン
・ジメチルサルファイド

これらのガスは、ある程度の量に達すると死に至るといわれるほどの毒ガスですので、少量でもかなり強烈な臭いを発します。

じゃあ。これが事実であれば、誰でも息がくさいはずですよね。
でも、そうでないのはどうしてでしょう?

赤ちゃんのよだれ
それは、唾液には抗菌作用があり細菌を洗浄しているからです。

唾液がよく出ると口臭が出ないのは、唾液には殺菌作用があるからです。唾液に含まれる成分と作用についてご紹介します。

リゾチーム:口に侵入してくる菌の中で一番多いグラム陽性菌やカンジダ(真菌)というカビ菌を殺菌する

ラクトフェリン:侵入が少ないグラム陰性菌を含むすべての菌を殺菌する

ペルオキシターゼ:細菌・ウイルス・酵母菌を殺菌し、有毒な過酸化水素を分解する

アミラーゼ:でんぷんを分解する

ヒスタチン:細菌やカビを破壊する

免疫グロブリン:他の唾液たんぱく質を協力し、病原微生物の粘膜への付着を阻止する

パロチン:肌の新陳代謝を活発にするため若返りホルモンとも呼ばれる。傷ついた舌や歯肉の粘膜を治す働きもある

このように、唾液には多くの抗菌作用と舌などの粘膜を補修する働きがあります。だから、唾液が出ると口臭がしないのです。

そして、唾液が酸素を口に送っているからです。じつは、口臭原因となる細菌は、嫌気性細菌といって酸素があると生きられません。
口中の細菌は唾液中を浮遊しているので、かんたんに食べ物(飲み物)や唾液によって胃のなかに流されてしまいます。

でも、細菌も賢く、かんたんに胃の中に流されないように細菌達は集結します。それがプラーク(歯垢)です。
細菌はネバネバとしたプラーク(歯垢)を形成し、舌の粘膜、歯、咽喉の粘膜に付着します。

舌溝

舌にプラーク(歯垢)が付くと舌苔(ぜったい)ができます。舌が白くなるのはプラーク(歯垢)が付いているからです。
効果的に舌苔(ぜったい)を取るには、『舌磨きをしないで舌苔(ぜったい)を取る方法
』をご参考にしてください。

このように元を正せば、唾液が細菌をコントロールしているのですが、唾液が出なくなり細菌が増えれば、口臭がひどくなるのです。

ですから、口臭を予防するためには、唾液の分泌を促すことが重要なのです。

唾液を出す方法

よだれ

では、どうすれば唾液を出すことができるのでしょう?

簡単にできて効果のあるものから順番にお伝えします。

1、舌の体操

舌の体操

舌をべ~っと出す。引っ込める。出す。これを数回繰り返します。

次に、舌を出し上唇から鼻の下までなめる。唇の右側、舌唇から顎までなめるようにします。唇の左側と順番に数回行います。

これだけで、ふつうは唾液が出てきます。そして、毎日、舌の体操を行うことで舌の筋肉も鍛えられ、唾液の分泌がよくなります。

2、水を飲む

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唾液を出すためには水分摂取が重要ですが、コーヒーや緑茶・ウーロン茶は逆効果です。

コーヒーや緑茶・ウーロン茶には利尿作用があるため、かえって口が乾くことになります。

また、ジュースや牛乳などは口の中を酸性化し、口臭が発生しやすくなるためご注意ください。

ですから、唾液を出すには水を飲むのが一番良いです。

水を飲むタイミングは、歯磨き後、食事と食事の間のお腹が空いた頃。そして、寝る前が良いです。

1回に飲む水の量は、コップ1杯程度です。それ以上飲んでもいいですが、これぐらいで充分です。

3、だし昆布を口に含む

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口に物を入れると、唾液腺が刺激されます。

だし昆布は、溶けにくくアルカリ性のために細菌が増えないようにします。そういう意味からもだし昆布がお勧めです。

だし昆布は、1センチ×2センチの長方形にします。角がある方が唾液腺に刺激を与えるので良いです。

長方形に切っただし昆布を口に含み転がして、唾液で溶かすようにします。この時、決して噛まないようにします。だし昆布が溶けるまで結構長い時間がかかります。

4、ガムを噛む

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キシリトール入りのシュガーレスガムを噛みます。味がなくなってからも口に入れたままにし、コロコロと転がします。

だし昆布の時と同じように、唾液腺が刺激されます。

5、発声練習

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声を出すことで、舌と頬の筋肉が動き唾液腺が刺激されます。

発声法は、パタカラ体操(パタカラ、パタカラを繰り返す)でも、アイウエオや早口でもお気に入りのものを行うことと良いです。

気に入ったことを行なうと、副交感神経が働き唾液分泌が促されます。

ちなみに私の場合は、「アイウエオ、イウエオア、ウエオアイ、エオアイウ、オアイウエ」の発声を10回繰り返します。

舌の体操をやった後に、発声練習をやるというようにセットで行っています。

6、良く噛む

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咀嚼することで唾液腺が刺激を受け唾液が出てきます。

ところが、現在は食ベものが柔らかくなってきたことと、生活が忙しいことから平均的に食事にかける時間が短くなっています。(食事時間の平均10分ともいわれています。)このことが唾液を出なくします。また、柔らかい食べ物を中心に摂取することも良くないです。繊維の多い生野菜などを摂ることをお勧めします。

唾液を充分出すためには、良く噛んで30分から1時間かける必要があります。

7、趣味、運動など好きなことをやる

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楽しく食事をしたり、良く噛むと、副交感神経が刺激されサラサラ唾液が出るようになります。

反対に、緊張したり、いらいらしたり、悩みごとなどからストレスがあると、交感神経を刺激するので、口の中がネバネバしたりカラカラと乾いてしまいます。

思い当たるふしはありませんか?もし、心配など悪い感情が起きることが多いようでしたら、その感情こそが唾液を出さなくしてしまっている原因です。そのような場合には、明るく振る舞い体を動かすとリラックス状態をつくるので唾液も出るようになります。

8 、唾液を出すツボを押す

手と足には、唾液を出すツボがあるのでご紹介します。

口瘡点

口瘡点は、手のひら側の中指の付け根の横じわの中央にあるツボです。口瘡点を押したり揉んだりしても口内炎には効果があるのですが、喫煙者の方はタバコの火をツボに近づけたり、あるいは中国温灸で温かい刺激を与えるとさらに効果的です。口瘡点は手のツボですので、暇さえあれば押したり揉んだりして刺激しましょう。

唾液を出す足のつぼ

湧泉(ゆうせん)。ストレスなどによって自律神経の乱れがおきると、唾液が減少します。湧泉のツボを押すことで、自律神経の乱れを緩和できるので、唾液を出したい場合は、このツボを押すといいです。

ツボについて詳しくは『口臭を防ぐ唾液を出すツボ』をご参考にしてください。

「教えて坂上クリニック」のドライマウス対策法

発声法

坂上クリニックというテレビ番組で、ドライマウスについて話されていました。その中で、「唾液を出す方法」として紹介されていたのが、「発声法」と「カラオケ」です。

  1. 発声法
    「いー」と言って、次に「うー」と言う。これを1セット5回。「いー」というときに、きれいな笑顔をつくるのがコツだそうです。
  2. カラオケ法
    歌を唄うことは、顎や舌の運動になり唾液腺を刺激します。また、カラオケで楽しむことで、ストレス発散にもなり副交感神経が活発になり唾液がよく出るようになるそうです。

唾液を出す方法のまとめ

脳神経

ドライマウス症が口臭の大きな原因です。だから、唾液を出すようにしなければいけないのですが、唾液は自律神経の働きでコントロールされているため、意識的に出すことが不可能です。

唾液は、心身のリラックス状態の時に出るようになっています。リラックス状態になると副交感神経が活発に働き、サラサラ唾液を多量に分泌するのです。

反対に、唾液が出ない時には、ストレスがかかっている状態。

もうお分かりだと思いますが、サラサラ唾液をいっぱい出すためには、心身ともにストレスのない生活を心がけ、楽しく食事をする。そして、良く噛んで良くしゃべることが一番です。

それでも、やっぱり口臭が気になる場合には、美息美人(びいきびじん)をおすすめします。噂は本当だろうかとご心配でしたら、『美息美人のここが胡散臭い?』をご参考にしてみてください。

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