口が乾く原因と対策8つ

sabaku

お口の乾燥が気になっていませんか?
お口が乾くと、舌が白くなり、唾液が粘つきます。そして口臭が起きます!

口腔乾燥の原因としては、一つは口呼吸、もう一つは唾液分泌量の低下が考えられます。唾液が減少し口が乾くと、口臭が強くなることが分かっています。

今回の記事では、口が乾く原因とその対策についてお伝えします。是非ご参考にしてください。

口が乾いている患者さんの舌

唾液分泌量の正常な方の舌です。

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舌の色は、淡い紅色。そして、舌の表面は唾液に濡れて湿っている、舌乳頭が立っているため、じゅうたんのようにザラザラとした感じになっています。

次の画像は、口腔乾燥感を訴えている患者さんの舌です。

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口腔乾燥感のある患者さんの唇や舌の特徴

  1. 口唇にひび割れができる
  2. 口角が赤くなる(発赤)
  3. 舌の色は紅色
  4. 舌乳頭が削れたような感じで舌がすべすべ

症状(口腔乾燥のサイン)

  1. 口が乾いてカラカラする
  2. 話をするときに舌が上あごにはりついて会話が上手にできない
  3. 舌がヒリヒリする
  4. 口の中がネバネバする
  5. 口内炎ができやすい
  6. 水がないと食べ物が食べられない
  7. 口唇が乾く
  8. 口唇にひび割れができたり口角が切れやすい
  9. 舌に溝がある
  10. 舌が乾燥している
  11. 目も乾く
  12. 水を常に持ち歩く
  13. よく飴を舐める
  14. トイレや喉が乾くために夜中に良く起きる

口がよく乾く人の場合、舌が白くなり舌苔(ぜったい)ができやすくなります。また、舌苔ができると口臭も強くなるので、舌が白くなったり、口臭が気になるようになれば、注意が必要です。詳しくは『舌が白い人と白くない人5つの違い!舌苔ができる原因・取り方・予防』をご参考にしてください。

患者さんの特徴

  1. 女性に多い
  2. のぼせ、ほてりなどの更年期症状のある女性に多い
  3. 降圧剤、安定剤、睡眠導入剤などを服用している

口が乾く原因

口が乾く原因は色々ありますが、主な原因は次のことが多いです。

  1. 加齢
  2. ストレス
  3. 緊張による
  4. 口呼吸
  5. 薬の副作用
  6. シェーグレン症候群

これらのことが原因となると唾液の分泌が減少し口内や喉が乾燥します。

口腔乾燥による身体的影響

  1. 虫歯や歯周病になりやすくなる
  2. 味覚障害を起こすことがある
  3. 口臭が強くなる
  4. 口腔カンジダ症が起こることがある。詳しくは『舌が真っ白くなるのは何故?カンジダ症かも?』をご参考にしてください。

口が乾くと口臭が強くなるだけではありません。多くの疾患の原因にもなるかもしれません。このように、唾液が減少することは良くないのですね。

どうして唾液が減るのか?

唾液は、自律神経からの指令が唾液腺に伝わり血液を元につくられます。ですから、唾液が少なくなる原因は、自律神経の問題、唾液腺の問題、血液の量の問題などさまざまで、一つだけではない場合もあります。

薬の副作用でお口の乾きが見られる場合もありますが、自己判断で服用を中止するのは危険です。掛かり付けのお医者さんにご相談されることをお勧めします。

唾液の分泌量が低下する原因

自律神経の乱れ

ストレス、精神疾患、更年期障害など
唾液の分泌量が減少する原因に多いのがストレスです。ですので、口が乾き困っている方は若い人にも増えています。詳しくは『意外と知られていない「舌が白くなる」原因…自律神経の乱れ』をご参考にしてください。

唾液腺の損傷

シェーグレン症候群、唾液腺の疾患(唾液腺腫瘍、唾石症)など。シェーグレン症候群については『シェーグレン症候群って何?治療方法はあるの?』をご参考にしてください。

自律神経から唾液腺への指令の障害

薬の副作用(精神安定剤、解熱鎮痛薬、咳・痰・鼻水を抑える薬、高血圧の薬など多数)詳しくは『口が粘つくのは薬の副作用?』をご参考にしてください。

血液の運搬障害/血液や体液の減少

糖尿病、甲状腺機能障害、腎疾患、脂質異常症などの代謝疾患、薬の副作用(利尿薬、カルシウム拮抗薬)、脱水

口腔乾燥は口臭を引き起こす

口腔乾燥が口臭を引き起こす原因になっていることについて日本口臭学会で発表されていましたので、噛み砕いてお伝えします。今日はちょっと難しいお話しですが、口臭を予防するには大切なことです。

臭い物質というのは、臭いの元となる物質のことです。臭い物質は、口腔の細菌が、食べ物カスや細胞上皮のはがれた物を分解するときにできる物質です。

普段、その臭い物質は唾液に溶け込んでいたり、舌の表面の舌苔にくっついているのですが、この状態のときには、まだ臭いはでていないので臭くありません。

口臭として感じるのは、口が乾き、舌苔や唾液中に溶け込んでいる臭い物質が気化して口臭ガスとなった時です。ですから、口が乾いたときが、「口臭を発生している」というサインです。

口の乾き対策の重要性

口が乾いたときには、口臭がしているかも?と覚えていると安心です。口が乾いたときには、少しでも水を口に含んだり飲むことで、口臭を抑えることが可能だからです。

また、口が乾きやすい人は、口のねばつきを感じていたり、苦味など変な味を感じる傾向にあります。そして、口が乾きやすい人は、舌苔(ぜったい)ができていることが多いものです。

もちろん、舌苔(ぜったい)は口臭原因の代表格のようなものですから、口が乾きやすい人は、口臭を発生している可能性も大きいといえます。

これらの事実から仮定できることは、次のうちの一つでも当てはまれば、口臭がしている可能性が高いと考えられます。

  • 口が乾きやすい
  • 口がねばついている
  • 苦味など変な味がする
  • 舌苔(ぜったい)ができて舌が白い

あなたは、どれか一つでも当てはまりましたか?

どれも当てはまるものがなければ、(口中が原因の)口臭を気にする必要もないのですが。。。口臭が気になっていて、もし、一つでも当てはまっているのなら、一日も早いうちに対策されることをオススメします。

口が乾かないようにするには

口が乾燥しないようにできれば、口臭も予防できるかもしれません。

口が乾く原因は、先ほどご説明しました。ですので、その原因ごとに対策することが大事です。

口呼吸であれば、鼻呼吸に改善することが大事です。

唾液腺を刺激

唾液腺は、筋肉のように使わないと衰えて、唾液の分泌機能が低下してしまいます。ですから、そうならないように予防するには、唾液腺の刺激が有効です。

よく噛んで食べるなどお口の中を刺激すると唾液腺も刺激されます。また、噛む刺激は自律神経にも伝わり、それが唾液分泌の指令を出すことにもつながります。

唾液腺マッサージ

唾液腺を直接刺激するには、唾液腺マッサージが有効で、食事前に行うと効果があると言われています。
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耳下腺

最も大きい唾液腺。唾液分泌量は2番目の多さ、サラサラした唾液を分泌します。

顎下腺

2番目に大きい唾液腺。唾液分泌量が最も多いく、サラサラ唾液と粘液性唾液の両方を分泌する。

耳下腺

サイズも分泌量も一番少ない。粘液性の唾液を多く出す。

潤う口にする方法まとめ

いつもの習慣を一工夫してお口に潤いをつくりましょう。

  1. よく噛んで食べる
  2. シュガーレスガムを噛む
  3. 規則正しい生活
  4. 加湿器をつける
  5. 口呼吸を鼻呼吸に変える
  6. マスクをして寝る
  7. お酒はほどほどにする
  8. コーヒーや紅茶は控えめにする

加齢で唾液腺が弱っているのであれば、口や舌のトレーニングが大切かもしれません。
薬が原因であれば、お医者さんに相談して副作用の少ない薬にすることも必要です。

そして、ストレスが多いのであれば、趣味や運動でストレスを発散したり、ストレスを抱えないように考え方を変えることも必要かもしれません。

舌苔(ぜったい)や口臭が気になるときには、口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」がお勧めです。

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