下手な歯みがきで血が出る?歯ぐきからの出血の原因と対処法

sitamigaki

歯みがきで血が出るときの原因と対処法

歯磨きをすると、毎回、血が出る。出血があるとドキッとしますよね。「どこか悪いのでは?病気だろうか?」このように考えるかもしれません。

でも、人によっては、「歯磨きを強くし過ぎたから歯ぐきを傷つけ、出血がしたのだろう。」と思う人もおられます。本当でしょうか?

歯磨きによって出血をする場合、たいていは歯周病が考えられます。しかし、歯周病だからといって、怖がってしまい、いつもしていたような丁寧な歯磨きができなくなると、余計に悪化します。

今回の記事は、歯磨き時の出血の原因と対処法についてお伝えします。ぜひご参考にしてください。

歯磨きをし過ぎると出血する!?

歯磨きをし過ぎると歯ぐきから出血すると思っていませんか?というのも、世間では、このような誤解をもっている人が多いのです。

たしかに、歯磨きの時に出血する人の多くは、丁寧に歯磨きをされているので、そう思われてもしかたないかもしれません。

いきなり、強烈な写真で恐縮です。

でも、説明するよりも、良く伝わるかと思ったので掲載しました。
このように、歯ブラシに血がついてくると不安になってしまうものですが、素人判断だけで行動していると、手遅れになってしまいます。

もちろん、歯ブラシに血がついてくる時点で、強烈に口臭もしています!

歯ぐきから出る血には、歯周病による膿が混じっているため、口臭の原因になっています。詳しくは『歯周病の口臭は治らないかも…その理由は?最善の対処方法は?』をご参考にしてください。

歯ブラシに血がついてくると次のように心配される方も多いようです。(どれも誤った考え方をされていましたのでご紹介します。)

「歯磨きのし過ぎで、歯ぐきから血が出てきました。」

正解:歯ぐきが健康な人は、どれだけ歯磨きをしても出血しません。

「歯ブラシに血がついてくるのは、歯磨きの仕方が悪いからでしょうか?」

正解:歯ぐきに炎症や傷がない限り、出血することはありません。

「歯磨きをすると口中、血だらけになってしまいます。これって治るのでしょうか?」

正解:歯周病を治療することが大事です。歯周病が治癒すれば出血は止まります。

「歯医者さんから歯ぐきを磨いて歯茎を鍛えてください。といわれました。」

正解:歯ぐきを鍛えても歯周病は治りません。出血を止めるには、歯周病で痛めている部位を治療しないといけません。

「歯磨きをていねいにやると、血の味がします。」

正解:歯周病になると、膿が混じり血なまぐさいニオイがするのが特徴です。

「歯茎から出る血は悪い血だから、よく歯磨きをして血を出した方が良いと言われた。」

正解:その通りです。ですが、歯医者さんで治療を受けることのほうがもっと大事です。

沢山の方が歯ぐきから血が出たことで、ショックを受けられたのだと思います。私も、6年前には同じ体験をしたことがあるから理解できます。

これって治るのだろうか?と、不安になったと思います。

出血は口臭原因になる

でも、歯ブラシに血がついてくる症状は治ります!

出血は、症状です。何の症状かというと、歯周病によるものです。
一口に歯周病といっても、人それぞれ歯周病の程度が違います。

歯ブラシに少し血がついてくる程度の軽い歯肉炎から、歯が動揺していて大量の出血がみられる歯槽膿漏(重度歯周病)まで様々です。

歯周病になると、歯肉に炎症を起こし臭い膿が出ます。この膿が問題なのです。
じつは、歯ブラシについた血は膿が混じった血なので、口が粘つき臭く感じるようになります。

最近、口臭が強くなったと感じたら、歯周病かもしれません。そのような場合は、早めに歯科で診てもらうことをおすすめします。

軽度の歯肉炎(歯周病)は、簡単に治る

軽度歯周病はブラッシングだけで止血するかもしれません。(もちろん、歯科治療とブラッシングケアを行うほうが良いです。)

普段は健康そうな歯ぐきでも、歯磨きをていねいにすると、薄らと歯ブラシの毛先に血がついてくることってありませんか?

このようなケースというのは、歯周ポケットにプラークが付着して歯肉に軽い炎症を生じているからです。

ですから、軽度の歯肉炎であれば、ていねいに歯磨きをして歯周ポケット内のプラークを除去することができれば、歯ブラシに血がついてくることは軽減できます。

間違いだらけの歯磨き方法

多くの方が、よく間違えてしまっているのですが、「歯ブラシで歯ぐきをマッサージする。」方法をとっていることです。

歯ぐきの外をどれだけていねいに磨いても、歯周ポケットの内側のプラークは取れません。

歯周病の原因はプラークですから、プラークが着かないようにするのが一番重要です。

それに、歯ぐきをマッサージしてもはたして歯ぐきが健康になるかは分かりません。歯ぐきを健康にするのは、口腔環境を清潔にすること。そのためには、唾液をたくさん出るようにすることです。詳しくは、『唾液を出す7つの方法…ドライマウス対策』をご参考にしてください。

歯磨きで大事なのは、歯周ポケットの内側をブラッシングすることです。

歯石除去をすると出血が止まる

中程度歯周炎の出血は、歯石除去&歯磨きで止まります!

中程度の歯周炎になると、

歯医者さんで、歯周ポケットの中に器具をいれただけで、出血します。
器具を入れたぐらいでは、だれでも出血するわけではありません。出血は、すでに歯肉に炎症がおきていて、血が出る寸前な状態だったのです。

この中程度歯周炎のケースになると、歯周ポケットの中に歯石がたくさん付着しています。
ご存じのように、歯石には歯周病菌が繁殖しますので、より歯周病が進行する原因になります。

この歯石は、歯磨きでは除去できません。だから、歯医者さんで歯石をとってもらうしかないのです。歯石をとるだけで出血も軽減しますが、完全に止血までとはいきません。

歯石除去のあとに、大事なことは歯磨きでのケアです。プラークは、毎日付着するものです。ですが、歯磨きで毎日きれいにすることで、歯肉も健康になり止血します。

歯槽膿漏を治すのはむずかしい

ところが、これだけしても歯磨きをすると血が出る!

というようなケースは、歯槽膿漏(重度歯周病)が考えられます。歯槽膿漏になると、治療してもすぐに歯ぐきが腫れたり、歯が動き痛みが起きます。そのため、抜歯しないと治らないことが多くなります。歯槽膿漏だと思ったら、 一日も早く専門の歯科で歯周病治療を受けることをおすすめします。

もちろん、軽い歯肉炎程度でも、定期的に歯医者さんで歯石を除去することで、歯ブラシに血がついてくることも軽減するので、歯科に行くようにしてくださいね。

歯医者さんで歯石を取り、口臭予防歯磨き粉「美息美人」で歯磨きをして、一日も早くリンゴを噛んでも歯に血がつきません!と言えるようになってくださいね。

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