歯医者さんが臭くないといっても臭いのは何故?嗅覚の不思議について

口臭が気になり歯科に行ったが、歯医者さんからは「臭いませんよ。」と言われたことはありませんか?

他にも、口臭をなくすための努力のかいあって、口臭チェッカーで測ったところ、「当初の数値5から1に。」しかし、自分ではニオイを感じるなんてことはありませんか?

このように、実際の臭いと自身の嗅覚には差が生じます。だから、口臭で悩む人が多いのです。今回は、この嗅覚の不思議についてお伝えします。ぜひご参考にしてください。

歯医者では臭くないといわれるけれど

口臭が気になり歯科に行くことを躊躇していたが、勇気を振り絞り「口臭が気になるのですが。」と相談すると、歯医者さんからは「気にするほど口臭はしていないですよ。」と言われることがあります。

本当は安心すれば良いのですが、自分には口臭を感じるので、歯医者さんからいわれた「口臭がしていない」が、かえって心配材料になることがあります。

そのような経験はありませんか?

周囲に感じない口臭がある?

口臭にはいろんなケースがあります。一般的には、口臭ガスが口腔にたまり呼吸や会話をするときに、口の外に臭気として出ることで、周囲の人が感じます。

ところが、喉に小さな膿栓(のうせん)ができている場合は、ほとんど臭いがしません。だから、臭気が口には出てこない。でも、自身の鼻を通って出る臭いを感じることがあります。詳しくは『喉が臭い!…原因が分からない。…どこに行けば?臭い玉など7つの原因』をご参考にしてください。

この微量の口臭であっても、本人にとっては不安になっている臭いなので、過敏に感じるのかもしれません。これが嗅覚の不思議です。

人の鼻(嗅覚)の不思議

ひとの嗅覚について学びましたので、シェアさせていただきます。

ニオイが半分に減っても10%減ったとしか感じない

においはその成分の量が50%減少しても、においの感じ方は10~20%減少したくらいにしか感じず、90%減少して初めてにおいが半分になったと感じます。
この関係をウェーバー・フェヒナーの法則と言います。※日本健康住宅協会、空気環境部会、臭気部会HPより

口臭が90%減少しても、自分には半分減ったくらいにしか感じないということです。
だから、いつまで経っても「口臭がなくならない。」と思ってしまうのかもしれませんね。

でも、それ以前に人間の嗅覚にはもっと不思議なことがあります。

嗅覚が麻痺する

同じニオイを嗅ぎ続けていると、嗅覚が麻痺してしまいニオイを感知できなくなります。
これは、悪臭を嗅ぎ続けていると頭が変にならないように身体がつくられているからです。

口臭のご相談者の中には、「自分では口臭がしていないと思っていたのですが、子供から口臭があることを指摘され気にするようになった。」という方もおられます。

この理由は、嗅覚が麻痺するからです。

たとえば、トイレで用を足す時に、便臭を嗅いだ瞬間は「臭い!」と感じますが、すぐにそのニオイに慣れてしまいます。
私だけではないと思いますが。でも、後から入った人は、「うっ、臭い!」と感じますよね。

このことは、ニオイが消えたのではなくて、鼻が慣れてしまったということの証拠ですね。
ですから、口臭や体臭も自分では分からないのが普通です。

自分だけ口臭を感じるのは何故?

「でも、確かに口臭がしている。」と思ってしまうのは、何故?

人間の感覚器官は、神経を研ぎ澄ますと、何倍にも感じることができます。
口臭のことが気になっていると、ほんの少しのニオイであっても、何倍にも感じることができます。

そして、嗅覚で感じても、脳で感じるニオイには個人差がうまれます。


森林や草花のにおいは快適と感じ、カビ臭やトイレのにおいには不快に感じるものです。

人によってニオイの感じ方が違う

動物が嫌いな人は犬猫のにおいが嫌いですが、ペットを飼っている人は、そのペットのにおいまでが好きなことが多いです。
同じニオイなのに、個人によって脳での判断に違いができるのです。

このことから、考えられることがあります。それは…

同じように口臭がしていても、口臭のことを気にしていない人では、特に不快とも思いません。しかし、
口臭が気になっている人の場合には、少しニオイを感じただけで、「すごい不快な臭い」と感じてしまうかもしれません。

女性の方がニオイに敏感

加齢により嗅覚も低下します。70~80歳になっても、ニオイの感知能力は衰えにくいのですが、何のニオイなのか判断する能力が低下していきます。

この嗅覚の低下は、女性より男性の方が大きいそうです。

ですから、女性の方が口臭に対しても敏感に反応するだけではなく、「自分も、臭っていないだろうか?」と不安を持ちやすいのかもしれませんね。

今回は、嗅覚についてお話ししましたが、人間の嗅覚は、脳で感じる方が大きいということがご理解できましたか?

口臭に対してあまり神経質にならない方がいいです。
口臭で悩んでストレスがたまると、口が渇きよけいに口臭原因となります。そのようなことのないようにしましょう。

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