唾液腺マッサージと舌の体操で口臭予防!(動画解説つき)

唾液腺を刺激して口臭を予防する方法

口臭は、唾液の分泌に大きく影響されます。

唾液が良く出ている場合には、口の中や喉(のど)がきれいに保たれるので口臭がしません。しかし、唾液が減ると口の中の細菌が増え口臭が発生します。

このように、口臭を予防するためには唾液を沢山出すことが重要です。

今回の記事は、口臭を予防するために最も効果的に唾液を出す方法についてお伝えします。是非ご参考にしてください。

唾液のパワー

唾液は口中の汚れや細菌を洗い流す作用があるだけではなく、口中が酸性化しないように中和する役割もはたしています。

ところが、現在社会ではストレスによって唾液が減少することが多くあります。いわゆるドライマウスです。唾液の分泌が減ると、舌が白くなり口臭がします。また、唾液不足は歯周病にもなりやすくなります。

赤ん坊の舌がピンク色で、くさい息ではない理由…それは、充分に唾液が出ているからです。

赤ん坊のイメージといえば、よだれですよね。少し成長して3歳ぐらいになっても、歯周病で困っている幼児なんて知らないはずです。これが、唾液のパワーです。

唾液のはたらき

唾液には次のような働きがあります。

  1. 唾液が口腔粘膜にうるおいを持たせることで、咀嚼・嚥下・発声を容易にできる。
  2. 唾液成分ムチンが、粘膜を保護する。
  3. 食事をスムーズにする。
  4. 食べかすなどが、粘膜に付着するのを防ぐ。
  5. 唾液の成分アミラーゼが、でんぷん質の消化を補助する。
  6. 食べ物の味成分を分解して味覚を助ける。
  7. 口腔内を中性に保つ。
  8. 抗菌作用がある。

唾液が分泌されることで、食べ物が口から洗い流されます。そして、酸性化した口腔を中性に保ち細菌が増えるのを防ぐ。

このような働きがあるので、口臭を防ぐことが出来るのですね。

唾液が臭い?

唾液には、口臭を防ぐ作用があります。しかし、唾液が臭くなることもあります。それは、唾液には次のような物が溶け込んでいるからです。

  • 食べ物の残りかす
  • 口の中の粘膜が剥がれ落ちたもの
  • 出血や排膿による血液
  • 細菌

だから唾液が臭いのですが、それだけではありません。実は、唾液にはアミラーゼとマルターゼという酵素が含まれているため、唾液自体が臭かったのです。

酵素はタンパク質を分解したり合成するときの触媒となるものです。唾液中の酵素が臭い物質を作っているこれらの酵素が、食物残りかすを発酵させてアンモニアガスを生成していたのです。アンモニアは、ご存じのように尿臭がしますので嫌な臭いです。

このように言うと、唾液が分泌することにも不安が起きるのではないでしょうか?

でも、心配ありません。唾液は、99.5%以上が水分で出来ているからです。唾液量多いと臭くなる心配はありませんし、かえって口臭予防になるのです。詳しくは『唾液が臭い原因と臭わなくする方法』をご参考にしてください。

唾液腺はどこにある?

唾液腺には、3大唾液腺(耳下腺・顎下腺・舌下腺)と多数の小唾液腺があり、ここから唾液が分泌されます。

また、唾液の一日の総分泌量は1~1.5リットルという凄い量なのですが、これだけ水分を摂っていないと、唾液量も減ってしまうわけです。唾液が少ないと思ったら、毎日水を1リットル以上飲む必要があるかもしれません。

これが3大唾液腺の場所です。耳の下、顎の下、舌の下にあります。この部分を顔の外から指で押してみてください。

唾液腺を指で押して刺激を加えると、唾液の分泌を促します。ですので、テレビを見ながらでも指で押すと良いですよ。リラックスしながら唾液腺を刺激すると、より効果がアップします。

次に…

口の中の様子です。唾液は、上あごの耳下腺、舌の下部にある舌下腺、顎下腺から分泌されます。この3大唾液腺を舌で触れてみてください。

直接、唾液腺に触れて刺激を与えると、唾液が出る仕組みになっています。どうですか? 唾液が出てきましたか?

唾液腺の刺激を仕事中でも繰り返して行うと、ドライマウス症の軽減になります。

それと、私のような口呼吸の場合には、舌の運動を頻繁に行うことで、自然と鼻呼吸になります。ですから、鼻呼吸の練習にもなり一石二鳥になります。

唾液を出す訓練が必要な理由

ドライマウスで困っている方の唾液腺は、いつも唾液が出ないことで錆びついているかもしれません。というのは、唾液の分泌をコントロールしているのは、神経(交感神経・副交感神経)だからです。

いつも、神経が、「唾液を出すな。」と命令しているのです。それだけではありません。いつのまにか、唾液が出ないことが習慣付けされているのです。だから、唾液が出ないことが当然のように。

ドライマウスを改善するためには、意識的に唾液腺を刺激して絶えず唾液を出すように訓練することが必要です。

そして、その訓練を毎日続けることで、唾液が分泌することを習慣にすることが重要なのです。いつのまにか、少し舌を動かしただけで唾液が出るようになればシメたものです。

唾液腺マッサージの方法(動画)

唾液腺は、耳たぶの前方の耳下腺、アゴ骨内側の柔らかい部分にある顎下腺、顎の真下にある舌下腺の3つあります。

力を入れ過ぎないように、唾液腺を軽く指で押します。回数は、5回~10回を繰り返すことで、唾液腺を刺激出来ます。

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唾液腺を刺激する方法

舌の体操で唾液腺を刺激する方法(動画)

舌を動かすだけで唾液腺は刺激されます。たくさん唾液を出すようにするには、意識的に舌を動かすことが良いです。

口の中で舌をぐるぐる回す。舌で頬の内側からほっぺを押す。普段動かさない歯ぐきの根本を舌で押す。唇を舐めまわす。あっかんべ~と舌を出す。

このように舌を動かすと唾液腺が刺激されます。そして、舌の筋肉も強くなり低位舌(ていいぜつ)による歯型も付かなくなる効果もあります。

よく噛む

食事で噛むと舌や顎が動き、唾液腺を刺激します。たくさんの唾液を出すには、噛む回数を多くすることです。

現在人の食事は、加工食品中心でやわからい食べ物が多いです。そのため噛む回数も減っています。

固いものや繊維質のものを食べるようにすると、良く噛むようになります。一口30回以上噛むとダイエット効果にもなり、唾液がよく出ます。

酸っぱいものを食べる

レモンや梅干しは、見ただけでも唾液が出てきます。酸っぱいものを食べると唾液腺が刺激されます。唾液を出したいと思ったら酸っぱい食べ物を連想するといいです。

唾液を出すツボを押す(動画)

口臭と口内炎に効果的なツボ

東洋医学には、唾液を出すツボがあります。今からご紹介するツボを押すと良いかもしれません。

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湧泉(ゆうせん):両手の親指を使い、ツボを強めに押します。10秒から1分押すといいです。

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きゅう車:人差し指や中指で耳たぶのすぐ下を押します。ツボを押す時間は、10秒から1分。

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えいふう:人差し指や中指で耳の後ろの少しへこんでいる部分を押します。ツボを押す時間は、10秒から1分。

まとめ

唾液が出ないと口臭が出ます。また、唾液が少なくなることで、虫歯、歯周病、口内炎、舌こけなどにもなりやすくなります。

唾液を出すことは、お口の健康のためには重要です。ですが、唾液は自律神経の働きで分泌されていますので、かんたんには出ません。

また、唾液が出ない原因には、加齢やストレスも影響しているので、意識的に唾液を出す努力が必要です。ドライマウスでお困りでしたら、今回ご紹介した方法を是非お試し下さるようお願いします。

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