口臭は悪臭防止法の対象?

口臭は悪臭防止法の対象?

悪臭防止法

悪臭についての規制には、悪臭防止法があります。1971年(昭和46年)に制定されました。
不快な臭いの原因となり、生活環境をそこなう物質です。
現在22物質が指定されています。
その中に、口臭不快なニオイをつくっている成分が入っていることをご存じでしたか?

※悪臭対象22物質より抜粋
※臭気強度2.5は、なんのニオイか分かる臭い。

口臭成分といえば、VSC(揮発性硫黄化合物)が有名です。
口臭ガスは、硫化水素メチルメルカプタンジメチルサルファイドアンモニアと呼ばれる物質が作り出す悪臭です。

それらすべての口臭成分が、悪臭防止法の対象となっていたのです。


口臭がひどい場合は、歯周病を疑え!

公衆便所のアンモニア臭でも、かなりの悪臭ですが、アンモニアの濃度が1ですから、メチルメルカプタンの濃度0.002は、かなりの強い悪臭と言えます。

ちなみに、このメチルメルカプタンは、歯周病菌が産生するガスです。
歯周病になると、かなり強い口臭がすると覚えておいてください。


口臭ガスは唾液に溶け込んでいる!

息の中に口臭ガスが含まれていると、人が不快と感じる口臭になります。
口臭ガスVSCは揮発性のため唾液や舌苔に溶け込みやすいのが特徴で、唾液に溶け込むと苦味を自分で感じる事もあります。

ですから、口が乾くと、舌苔から口臭ガスが揮発するのでニオイを発します。

口臭ガスの代表格のメチルメルカプタンと硫化水素がについて、もっと詳しく調べましたので、参考にしてください。


メチルメルカプタン

発生源:し尿処理場、下水処理場、石油化学工場、食品工場、パルプ製造工場etc.

毒性:眼、気道を刺激する。催眠作用があり、高濃度のものは中枢神経を麻痺させる。

皮膚からも吸収され、長時間の接触では発ガン性を有する。

その他法規制

  • 大気汚染防止法:特定物質
  • 労働安全衛生法:名称等を通知すべき有害物
  • 毒物及び劇物取締法:毒物

 

硫化水素

発生源:し尿処理場、下水処理場、パルプ製造工場、畜産事業場、堆肥場、汲み取りトイレ、ドブ川、ヘドロ、下水管、側溝、バキューム車etc.

毒性:眼、鼻、喉の粘膜を刺激する。高濃度のガスを吸入すると、頭痛、めまい、歩行の乱れ、呼吸障害を起こし、死に至る。

その他法規制

  • 大気汚染防止法:特定物質
  • 水質汚濁防止法:要調査項目に係わる物質
  • 労働安全衛生法:特定化学物質第2類
  • 労働安全衛生法:名称等を通知すべき有害物

これら悪臭成分が、基準値を超えると毒性が強いために、身体に悪影響をもたらします。
どれだけ口臭の濃度が低くても、この事実を知ると怖いですね。

それと、大事なことが分かりました。
それは、人が生きるためのDNAとしてもっているのが、毒性のあるニオイを悪臭と感じるように嗅覚が出来ているということです。

だから、口臭が不快なものと感じるのですね。やっぱり、いい息で生活をしたいものですね。
いい息にするには、こちらも参考になります。

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