舌磨きしてもすぐに舌が白くなるのは何故?

舌が白くなった女性

舌が白くなると、見た目も悪く大きく口を開けてお話をすることも出来ません。だから、少しでも舌が白くなると、舌ブラシを使いゴシゴシと磨く人が多いですよね。

実際に、舌を磨いている人であれば、経験があると思いますが、舌磨きをしてもきれいになるのはその時だけ。すぐに、元の白い舌になってしまいます。

舌磨きに頼らないでも、ずっときれいな状態でいたいものです。

今回の記事は、舌磨きをしても直ぐに白くなってしまう原因と、根本的な原因を改善する方法についてお伝えします。ぜひご参考にしてください。

舌はデリケート

喉の図解

医学に詳しい人ならすぐ分かることなのですが。。。

舌は消化器官の一部です。胃や大腸と同じ粘膜でできています。口を開けると見えるので、消化器官ではないと思ってしまうかもしれません。

デリケートな舌の表面

でも、手や顔の皮膚と比べると、あきらかに肌質が違うことが分かります。どちらかというと、胃や腸の粘膜のように柔らかくてデリケートな造りです。

舌をゴシゴシ磨く行為

舌が白くなると口臭を発します。「もしかしたら周囲に迷惑をかけているかもしれない」そのように不安になる人も。だからでしょうか、舌をゴシゴシと磨く人が多いのは。

車の場合だったら、頑丈な鉄板なので、洗車ブラシでゴシゴシと磨いても大丈夫なのですが、、、

しかし、いくら鉄板で出来ている車だからといっても、何十回も洗車ブラシを使用してると、洗車キズができてしまいます。ですから、車を大事にする人は手洗いをします。

このように、たとえ車でも、ゴシゴシと磨くと傷が付いてしまいます。
それを身体の組織のなかでも特に柔らかい舌をゴシゴシと磨くのは、いかがなものでしょうか?

当然ですが、人の舌は、車のように頑丈な鉄板で覆われていません。
舌の表面は、胃腸の壁と同じようなデリケートな粘膜でできています。

顕微鏡で見ると、こんな感じだと思います。

じゅうたんの掃除

舌の表面には、糸状乳頭がじゅうたんのように毛が立っています。

舌磨きによって起こる問題

このようなとがった乳頭を舌ブラシでこすると、どうなると思いますか?

大体想像できると思いますが、乳頭が削れて傷つきます。

傷ついた乳頭はどうなるのでしょう?

人のからだは自然治癒が働きます。

けがなどで細胞が傷つくと、細菌が繁殖します。細菌から身体を守るために、白血球やマクロファージが出てきて細菌と戦います。

足の傷

今までに転んだ経験があれば、擦り傷ができたことがあると思います。その時、体液が出て膿になりかさぶたができて、徐々に傷が治っていくのを実際に体験されたのではないでしょうか。

これが傷が自然に治るしくみです。

あなたに、ここで再び問題です。

治りかけたかさぶたを取ると、傷はどうなるでしょう?

正解→ 膿がでて中々傷が治らない。

これが正解です。
傷をした部位が舌であっても、同じことがおきます。

乳頭が削れて、治りきらないうちに同じところを舌ブラシで、ゴシゴシとこすってかさぶたを取ってしまうと、傷口が悪化するのは目に見えています。

過剰な舌磨きを続けていると細菌が繁殖してよけいに化膿します。その結果、舌苔(ぜったい)が厚く大きくなってしまいます。

舌磨きで白くなった舌
このことが、舌磨きをしているのに、余計に舌が白くなったと困っている人に多いパターンです。

舌の細菌が増える速さ

細菌が増えるスピードは、たった一日24時間のうちに、元の倍以上に増えるといわれています。たとえ舌を磨いてきれいにしたと思っても、翌朝には白くなるのはこのためです。

それなのに、舌をゴシゴシと磨き傷つけては、よけいに白くなります。

舌が白くなる原因

バイオフィルム

舌が白くなるのは、口中の常在菌があれば起こり得る健康な状態です。食事や会話でも舌は歯にや口蓋にすれるため角化を起こします。だから、健康な人でも多少は舌が白くなります。

この事実を理解し、過剰に心配しないで、舌磨きをしないようにしないといけません。

免疫低下によって舌は白くなる


 
この写真ぐらいであれば健康な舌と考えられます。

普段は薄らとした舌苔(ぜったい)状態でも、その時々の心身の状態で舌苔はなくなったり増えたりと変化するものです。

舌苔(ぜったい)は細菌が作りますが、唾液の働きによって細菌が増えすぎないようにコントールされています。

ところが、仕事で疲れたとか、ストレスがたまると、免疫力が低下します。このことが唾液に影響し、唾液の免疫力も下がります。それだけではありません、唾液の分泌も減少するのです。

このことが、舌を白くする大きな原因となっています。

体質的な原因で舌が白くなる

口がぱさぱさに乾燥する

舌が白くなる原因には、この他にも、口呼吸や唾液が少なくなるドライマウス症が大きく影響します。

唾液が少なくなる原因には

  • 加齢
  • 糖尿病
  • シェーグレン症候群
  • 放射線障害
  • ストレス
  • 筋力の低下(舌筋、顎筋など)
  • 薬の副作用(降圧剤、抗うつ剤、睡眠誘導剤など)
  • 水分摂取量が少ない

ドライマウス症でお困りな場合には、こちらの記事「唾液を出す7つの方法…ドライマウス対策」をご参考にしてください。

まとめ

少し舌が白くなっている程度であれば何も問題ありません。相手の人が目の前に立たないかぎり口臭も気になりません。

逆に真っ赤いとかピンク色の舌であれば、それはそれで問題かもしれません。その場合には、何らかの影響(抗生物質などの副作用の場合もある)で常在菌が無くなっているのかもしれません。

少しだけ舌が白くなっているのは、常在菌の存在で悪玉菌が増えすぎないようにコントロールしているからなのでご安心ください。

ここまでお話しして、大変申し上げにくいのですが…
じつは、その常在菌によって口臭が発生します。

たとえ常在菌だからといって、増えすぎると良くない訳です。免疫力が低下した時に舌が白くなり口臭も出ます。

でも、常在菌が増えないように舌磨きをしてはいけません。

「じゃあ。どうすれば良いのだ?」と思われるのではないでしょうか?

その解決法が、口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」です。

もし、毎日、舌を磨いていて悪化しているかもしれないと心配されているのでしたら、今すぐ舌磨きをやめて、明日から「美息美人(びいきびじん)」を使われてはいかがでしょう?

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