舌を磨いてはダメ!舌に歯磨き粉をつけたらダメ!どうすれば良い?

舌磨きは良くないというのは分かっているのに、現在も舌磨きを行っていませんか?

舌の表面には糸状乳頭という細い乳頭によってじゅうたんのようになっています。舌ブラシなどで舌を磨くと、この細い乳頭の先端が削れ舌苔(ぜったい)が悪化することが分かっています。

この記事をご覧のあなたも、この事実についてはよくご存じのことでしょう。ところが、それでも舌磨きを行ってしまうのは何故?

今回の記事では、舌磨きが良くない本当の理由と舌磨きをしないで舌をきれいにする方法についてお伝えします。ぜひご参考にしてください。

舌磨きをするようになった動機

舌磨きで長くなった乳頭

ある調査によると、舌が白くなり困っている人の割合は成人の半分以上もあるようです。さらに、舌が白くなっている人に舌磨きをしているかという質問をすると、7割近くの人が舌ブラシなどを使用して舌を磨いているとの結果が出ています。

調査の対象によって多少誤差があるかもしれませんが、これほど多くの人たちに舌磨きが浸透していることは事実です。

さらに調査で気になったのは、初めて舌を磨くようになった動機です。

舌磨きを行うようになった動機

  • 何気なく朝起きて鏡を覗くと舌が白かったから
  • 友人も舌磨きをしているから
  • ドラッグストアやネットで舌ブラシが販売している
  • 歯医者さん(または歯科衛生士さん)から舌磨きを勧められた

舌がきれいでも舌磨きを行う?

舌を磨かない

舌磨きをするようになった動機は、人によって色々ありますが、面白いケースは、舌が白くなくても舌を磨いている人がいることです。

舌が白く困っている人にとっては不思議かもしれませんが、この人達にとっては、「舌が白くならないように。」という不安を払拭するための行為です。舌が白くなっていなくても、不安があることに関しては、舌が白い人と同じ動機です。

ドラッグストアーで売っているから

ドラッグストア

動機で多いのは、「ドラッグストアの歯磨きコーナーに舌ブラシが沢山並んでいるから。」です。

歯ブラシと同じように舌ブラシが並んでいたら、「舌が白くなっていたら舌磨きをする(もしくは、舌が白くならないように舌磨きが必要)」ことが普通なのだと思ってしまうかもしれません。

現在の状況をみると、舌磨きを行うことは不自然ではなく歯磨きのように自然の行為と解釈されているようです。

歯医者さんで舌磨きするように指導された

歯磨き指導

このようなケースもあります。
歯医者さんで虫歯の治療を受けているときに、患者さんが「舌が白いのですが、どうすれば良いでしょう?」と質問すると、歯医者さんから、「舌ブラシで磨くと良いですよ。」と指導されたという方がいます。

同じように、歯科衛生士さんに舌苔(ぜったい)について相談しても、「舌ブラシを使って軽く磨いてください。」と指導されることがあるようです。

あなたも舌磨きをするようになったのは、このような理由からではないでしょうか?

舌ブラシがドラッグストアに並んでいたり、舌磨きをするように歯医者さんから勧められたら、信じてしまいますよね。でも、そのことによって舌苔(ぜったい)が悪化しているとしたら。

じつは、舌磨きで舌を傷つけずに舌苔を取るにはコツが必要です。舌磨きを行う前に保湿剤を塗らないといけない。保湿剤を塗らずに舌を磨いたら、舌に傷がつくのは当然です。次の動画をご参考にしてください。

出典:舌の清掃 嘔吐反射が起きないよう 日本訪問歯科協会より

寝たきりのお年寄りは、口腔ケアができないので舌苔ができやすい。そのような介護のときに、舌磨きが必要になります。その場合には、動画にあるようにして舌を磨きます。

歯科で舌清掃をしても舌苔は治らない

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歯科医院で舌清掃を行ってくれるところもあります。水をジェット噴射させる器具を使い舌についた苔を落とします。舌苔がひどい場合にはいいかもしれません。

しかし、ジエット水流で舌苔が取れたとしても、それは一時的です。歯科医院に通い毎日舌清掃をするのなら別ですが、そんなことは不可能です。

舌苔がついているのは、ドライマウスなど舌苔ができる要因があるからです。その根本原因が改善されない限り、舌苔はできてきます。それほど、舌苔は厄介です。

舌苔(ぜったい)は完治する?

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舌が白くなることで困っている人は多いのですが、舌苔(ぜったい)について知らない方がほとんどです。

美息美人(びいきびじん)を購入されるお客さまの中にも、美息美人(びいきびじん)を使用すると、即刻、舌がきれいになると誤解されている人もおられます。

それだけではありません、一度舌がきれいになると、完治するものと誤解されている方も多いです。

世間一般では、「舌が白くなるのは偶然、一度治れば白くならない。」と信じられているかもしれません。

この記事を読まれているあなたにとっては、期待ハズレでとても申し訳なく思いますが、舌をきれいにするにあたって重要なことなので、事実をお伝えさせていただきます。

舌苔(ぜったい)ができる原因

舌磨きで白くなった舌

舌をきれいにしたいのであれば、舌苔(ぜったい)について知ることはとても大事なこと。舌が白くなる原因を知らないと、意味もなく平気でゴシゴシと舌磨きをすることになります。

舌ブラシで何度も舌をこすると、舌は傷つき化膿します。そして、舌苔(ぜったい)が悪化します。

そのようにならないためにも、舌が白くなる本当の原因を知ってください。

舌苔(ぜったい)は誰でもできる

舌溝

舌の表面は、上の写真のようになっています。舌の中央から奥にかけて白くなっているのが舌苔(ぜったい)です。この程度の舌苔(ぜったい)なら誰でも付きます。もちろん、この程度であれば、舌磨きをする必要もありません。

舌苔(ぜったい)が出来る過程

舌の表面を拡大して見ると…こんな感じです。舌には乳頭がいっぱい生えています。

出典:NHKサイエンススペシャル NHK出版

乳頭と乳頭の間には、沢山のゴミがたまっているのが見えます。このゴミの正体は何だと思いますか?

これは、食べ物カスの他、剥離(はくり)上皮細胞、白血球、そして、細菌です。これらが乳頭の間に溜まります。

ばい菌のかたまり

細菌がこれらタンパク質を食べて増えるのです。細菌がタンパク質を分解する過程で口臭ガスを産生します。そのため、舌苔(ぜったい)ができると、口臭が強くなるのです。

このことから、舌苔(ぜったい)を予防するには、細菌にタンパク質を与えないようにすることが大事だということが分かります。細菌のエサがなければ、細菌が増えないからです。

舌苔(ぜったい)ができる本当の理由

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舌苔(ぜったい)は細菌が作ることについては理解できたと思います。このようにして、舌苔(ぜったい)が出来るのですが、舌が白い人と白くない人がいるのはどうして?

実は、舌苔(ぜったい)が出来る人と出来ない人には、ある違いがあることが分かっています。

それは、免疫力と舌の乾燥

免疫力が高いと口内細菌の増殖が抑えられるため、舌が白くなることはありません。この免疫力を発揮するのが唾液です。しかし、免疫力が高くても唾液の分泌が少ないと免疫力は発揮できないのです。

舌をきれいにするには、多量の唾液が分泌していることが重要なのです。

唾液が少なくなったり、質の悪い粘ついた唾液になると舌苔(ぜったい)ができやすくなるというのが、本当の理由です。

そして、もう一つが舌の乾燥。口呼吸や喫煙によって舌が乾燥すると、細菌が増えやすくなり舌苔(ぜったい)が出来ます。

この根本的な原因を改善しないことには、舌苔(ぜったい)も根本的に完治することはないといえます。

ストレスが舌苔をつくる

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唾液が舌苔(ぜったい)を作らないようにしているのですが、時として唾液は出たり出なくなったりします。

唾液が出なくなる原因としては、血圧を下げる降圧剤や抗うつ剤、睡眠誘導剤などの副作用のほか、内科疾患やシェーグレン症候群という難病の場合もあります。

ところが、唾液が減少する原因として最近とくに多いのは、ストレス。心配や緊張などのストレスが過剰にかかることで自律神経に悪影響し唾液が出なくなるのです。

ですから、どれだけ舌をきれいにするために努力しても、ストレスが多いときれいにすることは難しくなります。

詳しくは『舌が白い人と白くない人5つの違い!舌苔ができる原因・取り方・予防』をご参考にしてください。

舌磨きがダメな理由

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顕微鏡で舌乳頭を見れば分かりますが、乳頭は細長く尖端はとがっています。ですから、固い舌ブラシなどでゴシゴシと磨けば、乳頭の先は削れ傷つきます。削れた細胞は細菌のエサになりさらに細菌が増えることに。

それだけではありません。先が削れた舌乳頭は長くなります。乳頭が長くなると、それだけ多くゴミがたまりやすくなります。これがびっしりと舌苔(ぜったい)が付いた状態です。

舌磨きをして舌苔(ぜったい)が厚くなっている人の乳頭を観察すると、長く伸びていることがあります。もしかしたらと思ったら、鏡で観察してみてください。長くなっているかもしれません。

舌に歯磨き粉を着けたらダメ!

研磨剤入り歯磨き粉

歯磨き粉は、歯を磨くためのものです。ところが、舌を磨くときにも歯磨き粉をつけて磨いている人がいます。

じつは、この行為が舌苔(ぜったい)を悪化させていることを知っていましたか。

歯磨き粉に含まれている成分の中には、洗剤にも含まれているラウリル硫酸ナトリウムという合成界面活性剤があります。その他にも、発泡剤や香料などどれも刺激の強いものが。

舌が白くなり舌磨きを行うと、舌乳頭が傷つきます。そこに、洗剤をつけたらどうなりますか?

そんなことをしたら傷が悪化するので、ふつうはしませんよね。ところが、舌磨きのときには、歯磨き粉をつけて磨く人がけっこういらっしゃいます。

そして、「舌を磨いているのにきれいにならない」と。

舌をきれいにするためには、舌磨き行うことじたいがダメなのに、歯磨き粉を使うのはもっとダメです。舌をきれいにするためには、この2つはお止めになってください。詳しくは『舌磨きをしないで舌苔(ぜったい)を取る方法』をご参考にしてください。

舌苔(ぜったい)を取る方法

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舌を清掃することで、舌がきれいになり口臭も減少することが分かっています。(日本口臭学会でも発表されています。)

だからといって、ゴシゴシと舌磨きをすることはいけないのは理解できたと思います。では、どのようにすればいいのでしょう?

舌の苔を取る方法

  1. 固い物を良く食べるようにする。
    固い物を良く噛むことで、舌の苔も削れて取れていきます。また、良く噛むことは唾液の分泌も促進するので、舌がきれいになり口臭も軽減します。
    舌苔(ぜったい)が出来ている人に多いのは、柔らかい食べ物が多く、よく噛まないで飲み込んでいることです。
  2. ガムを噛む
    ガムを噛み続けることで、舌苔(ぜったい)が取れます。また、長い間、口に入れているだけでも、唾液も出やすくなります。
  3. 舌拭きを2回だけ行う
    美息美人(びいきびじん)」のアルカリイオン水で歯磨きを行なうと、舌苔(ぜったい)がふやけます。歯磨きを終えたら、歯ブラシを斜めに倒して舌の奥の方から前方に2回だけ優しく撫ぜるように拭き取ります。この時、たとえ、まだ舌が白くなっていても、そのままにしておくことが大切です。毎日、続けることで、舌がきれいになっていきます。

舌苔(ぜったい)が出来てお困りでしたら是非お試しください。

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