自臭症の原因とそれを治す方法

もしかして自臭症?いいえ、それは慢性口臭症!

口臭がしているかどうか不安になり口臭外来に行っても、「臭っていませんよ。」と言われ、鼻の病気が心配になり耳鼻咽喉科を受診しても、「鼻や喉に問題ありません。」と言われたことはありませんか?

その後も原因が分からず、もしかしたら、自臭症かもしれないと悩んでいませんか?

自臭症といえば、自分の臭いが頭から離れず、その不安から幻覚(幻臭?)や思い込みが起きる症状だと一般的にはいわれています。それって精神障害では?

そんなことはありません!
今まで自臭症が治せなかった理由が、NHKスペシャルを見て分かりました。

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もし、歯科治療をした後3か月以経っても口臭が消えないのでしたら、脳のDLPFC(背外側前頭前野)が正しく機能していないかもしれません。

あなたが自臭症だと思っているのは誤りで、DLPFCが原因で実際に口臭を感じているかもしれないのです。

今回の記事は、口臭を脳から科学します。今まで誰も話してない内容ですが、最新の科学を知ることで、口臭が改善するかもしれません。ぜひご参考にしてください。

治らない腰痛は脳に原因があった

自臭症を解決するために、今から重要なことをお話しします

NHKスペシャル「腰痛治療革命」を見ていて愕然としました。慢性腰痛の原因は腰ではなく脳にあったのです。目からうろこが落ちるとは、正にこのことです。

番組の内容をかんたんに説明しますと、腰痛は今や日本だけではなく世界中の問題になっていて、健康保険が赤字になる原因にも。

ということで、世界中で腰痛を治すための研究がされているそうです。その中で最先端の治療方法が、今からお話しする「脳のリハビリ」。

その前に、脳の仕組みについて。

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脳には扁桃体という部位があり、恐怖感、不安、悲しみ、喜びのほか、直観力など情動の処理を行っています。

扁桃体があることで、恐怖を記憶して危険を避けることができます。ですから、とても重要な役割を担っているわけです。

ところが、一日24時間ずっと恐怖や不安などが続くと、人間にとってはストレスになります。そうならないように、脳には、DLPFC(背外側前頭前野)という部位が存在し、興奮を抑えることができています。

このDLPFC(背外側前頭前野)のお陰で、痛みや恐怖、不安が和らいでいるのです。
慢性腰痛症の場合には、ぎっくり腰など腰痛を経験した後に病気が治ってからも、痛みが続くので、今までは原因不明だといわれていました。

ところが、研究によって、じつは扁桃体が暴走したことが原因だということが分かったのです。扁桃体が暴走した結果、病気がないのに痛みだけが起きるのです。

どうしてかというと、恐怖・不安を抑える役目のDLPFC(背外側前頭前野)が働きすぎて、ただしく活動できなくなっているのです。このことによって、痛みが治まらない。それが原因不明の「慢性腰痛症」だったのです。

原因不明のヘルペス(帯状疱疹)後の神経痛

余談ですが、ヘルペス(帯状疱疹)をご存知ですか?

80歳を過ぎた義父がヘルペスにかかりました。お医者さんにかかり、ヘルペスは3週間ほどで治ったのですが、その後も痛みは続きました。続いたというよりも、半年過ぎても痛みがなくならない。

尋常の痛みではなく、足腰が立たななくなり、トイレに行くにも床を這って行くという状態に。

寝床に入っても、痛みがひどく寝られない。それで、睡眠薬を服用したのですが、それでも痛みが勝り熟睡できない状態が続いていました。

お医者さんに相談すると、「原因ははっきりしていないが、脳が痛みを記憶していてそれが恐怖となって痛みとなっているのです。」ということでした。

その時は、こんなことがあるのかと疑いましたが、老人の「神経痛」もそういう原理だそうです。なるほど。。。

この記事のあとでご説明しますが、脳のリハビリを行ない間違った記憶を解いたことで、義父の痛みは消えていったのです。

脳のリハビリ作戦

扁桃体の暴走を止めるには、DLPFC(背外側前頭前野)の機能を正常に戻し恐怖や不安を取り除くこと。

正常に戻すには、DLPFC(背外側前頭前野)のリハビリが必要だったのです。

テレビで紹介していたリハビリ方法は、まず、慢性腰痛について正しい知識を持ってもらうことから始まりました。(いつも私が言っている口臭についての正しい知識を持ってもらうのと同じことをしていました。)

「すでに腰痛症は治っている」もしくは、「腰痛症は自然治癒する」ということを脳で理解してもらうために、本人のレントゲン写真や大学病院の説明ビデオ見てもらいます。

このほかにも、体でも感じてもらうために、腰に手を当て(痛くない程度に)体を後ろにそらします。

実際、慢性腰痛の場合には、痛みなくそらすことが可能です。そのことが自信となり、今まで脳に持っていた恐怖を信じていたことに不信感を持つようになります。

すると…機能していなかったDLPFC(背外側前頭前野)が、活動しはじめたのです。その結果として、徐々に痛みが軽減しいつもよりも体を動かすという全循環に。

慢性腰痛で健康保険が苦しくなったオーストラリアでは、この「脳のリハビリ作戦」を国をあげてテレビコマーシャルで流したそうです。その結果、大幅に保険費用が削減されたとのことでした。

日本の健康保険の場合、腰痛治療には国が定める指針があります。じつは、マッサージ・鍼灸・手術などの療法は、上から2番目のグレードBです。そして、脳のリハビリ(認知行動療法と一部の薬物治療は一番上のグレードA。

このように、日本でも脳のリハビリが認められていたのです。知らなかったのは私だけでしょうか?

DLPFC(背外側前頭前野)の疲労が口臭を起こしている

口臭を意識しだしたのは、いつからですか?

人によっては、子供の頃に母親から「あなたの口くさい!」といわれたのがきっかけとなり、何十年も続いている場合があります。お母さんは、歯磨きをしてもらうために言っただけなのですが、ご本人にとっては、心にナイフをぐさりと刺されたほどの痛みだったかもしれません。

このような辛い経験が、自臭症になる原因です。

その大きな痛みの体験から、周囲のどんな出来事でも口臭と結びつけてしまうことにも。毎回、「咳払いをしたのは、私の息がくさいからだ。」と心配するように。

ところが、家族やお医者さんに相談しても、「気にするほどではありませんよ。」と言われ、一人悩み、「もしかしたら、自臭症では?」と思うように。

このような不安状態になると、人と会話するだけで緊張が増します。過度の緊張は自律神経に影響し唾液が出なくなるので口が乾いてしまう。これでは、だれが口臭を発生してもおかしくありませんか。

でも、そのことで脳は確信を持つのです。
やっぱり、私は口臭をしている!」と。

この状態になると、DLPFC(背外側前頭前野)は完全に機能することができなくなっています。すると、扁桃体が暴走して脳は恐怖でいっぱいに。他人に口臭を感じられることにビクビクしている時には、どれだけ些細な臭いでも酷い臭いとして感じるかもしれません。

他人からは、自臭症と思われているかもしれませんが、本人には確かに臭いと感じ、そして、緊張したときには本当に酷い臭いが出ている。このギャップが自臭症という訳の分からない病名かもしれません。

このことが口臭症を悪化させる悪循環を起こしているのです。


もう一ついうと、
口臭は嗅覚ではなく脳で認知されます。
においは鼻で嗅ぎますが、その感覚を神経系統を通っていき、最終的ににおいは脳で認知されます。

このように、口臭を感じているのは脳なのです。
脳が厄介なのは、臭いというにおいに感情を結びつけることにあります。

同じにおいでも、「好きなにおい」の場合には良い香りに。「嫌いなにおい」は悪い臭いに感じるわけです。悪い臭いだとストレスに感じると扁桃体が恐怖へと暴走します。

これで、自臭症の原因が分かったのでは。
それでは、自臭症を治す方法についてお話しします。

もし、あなたが心配している自臭症が慢性口臭症であれば、DLPFC(背外側前頭前野)を機能させないといけません。
DLPFC(背外側前頭前野)が正常に活動をはじめると、ストレスによって発生していた口臭がなくなります。

認知行動療法

(自臭症だと思っていた)慢性口臭を改善するには、DLPFC(背外側前頭前野)のリハビリが必要です。その方法が認知行動療法というものです。

認知行動療法では、ご自身が自臭症ではないことを理解する必要があります。

自臭症を疑ってもらうために、先ず行ってほしいことがあります。

それは、簡易口臭チェッカーで充分ですから、自分の口臭レベルを確認してほしいのです。口臭が確認できれば自臭症ではないからです。

そのとき、口臭レベルが5段階で2以下だったら、慢性口臭症の可能性が高いです。(レベル0で無い限り自臭症ではありません。)

慢性口臭症の場合には、普段は口臭がしていないのに、人と会うとか話をするときになると怖くなり、急に口臭がします。ですから、歯科でも分かりにくいのです。もちろん、リラックスできる家庭では分からないかもしれません。

慢性口臭症は、リラックスできれば臭わないレベルの口臭だということを知ってほしいのです。その口臭は脳で作られています。

だから、脳のリハビリを行うことで(自臭症だと思っていた)慢性口臭症は改善できます。

脳のリハビリは、次のようにしてください。

人はなにか物事が起きたときに、瞬間的に考えやイメージが浮かびます。これを「自動思考」といいます。私たちの思考や行動は、そのときに浮かんだ思考によって影響を受けます。たとえば…

鼻を押さえた→ 私の息がくさいから。

このように自動思考することが原因となって、扁桃体が暴走しDLPFC(背外側前頭前野)が働かなくなっているのです。

そうならないためには、事実と認知(意味づけ)を切り離すことが大切です。たとえば、こうです。

相手が鼻を押さえたときの考えられる理由を考えます。

鼻を押さえた→理由①私の息がくさい。理由②鼻がかゆい。理由③鼻を押さえる癖がある。理由④偶然。理由⑤私以外のにおいを感じた。理由⑥相手自身が口臭を心配している。理由⑦鼻毛が気になった。

事実はどれか分からないのですが、慢性口臭症(自臭症)の場合には、「自動思考」をしてしまいます。意識しない限り、人の考えは習慣だからです。

 

相手が鼻を抑えた時にどう感じましたか?思い出してください。

・自分は嫌われているかもしれない。→不安・つらい・さびしい

・鼻を押さえるなんて非常識だ。→腹が立つ・怒り

もし、①以外の理由だったら、どう感じますか?

・誤解して申し訳ない→少しの安心・ゆったり

このように、認知(意味づけ)と感情を分けて考える訓練が、認知行動療法です。

不安で緊張しているときに、「緊張しないように」と言われてもできないのが普通です。認知行動療法では、緊張したとき認知(意味づけ)と感情を別々に考えるようにします。

この訓練を繰り返すことで、過剰な心配・恐怖を克服することが可能になります。

そして、これまで自臭症と勘違いしていた「慢性口臭」が克服できます。

自臭症ではなく、口内細菌が原因で口臭がしている場合には、丁寧に歯磨きやうがいを行うことが大切です。その場合は、口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」がお勧めです。

美息美人(びいきびじん)で歯磨きを行うと、すぐに歯がツルツルします。これは、歯垢が取れたからです。歯垢は細菌のかたまりですから口臭の原因になっています。じつは、歯磨きやうがいをしたときに、歯に着いている歯垢だけではなく、舌に付着しているプラークや喉の細菌も除去されているのです。

歯がツルツルしたことを実感することで、本当に口臭が改善されるということを脳で理解してもらう。これが脳のリハビリになります。

だから、口臭が改善される人が多いのですね。

口臭予防歯磨き粉「美息美人」

番組内容はこちらから : NHKスペシャル「腰痛・治療革命」

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