歯茎からの出血は歯磨きで治る!?歯周病になった時の正しいケア方法

歯みがきで出血

歯肉炎に薬用歯磨き…懐疑的な声?

毎日、歯茎から出血するなど歯周病でお困りではありませんか?次のような症状でお困りでしたら、是非お読みいただきたいです。

  • 歯磨きをすると出血する
  • 歯ぐきがぶよぶよしている
  • 歯ぐきの色が悪い
  • よく歯ぐきが腫れる
  • 歯間ブラシを嗅ぐと生臭いニオイがする

これらはすべて、歯周病の典型的な症状です。そして、このような症状がおきると、ほとんどの人は、歯科に行くよりも「歯周病予防」のための歯磨き粉を購入するのではないでしょうか?

それは、歯茎の腫れや出血は、薬用歯磨きで治ると思っているのではないでしょうか。

もしかすると、あなたも歯周病の予防歯磨き粉を使用していませんか?薬用歯磨き粉が悪いとは申しませんが、それで歯茎からの出血は止まりましたか?

問題はそのことです。このことについて、誰も疑問に思ってないかもしれないようなのです。ですから、今回の記事では、「歯茎からの出血を歯磨きで止める方法」についてお伝えします。ぜひご参考にしてください。

歯茎からの出血

歯肉炎(歯ぐきの腫れ)

歯磨きをした時に歯茎から出血する場合には、そのほとんどは歯肉の炎症が原因です。

出血する歯茎を観察すると歯周病かどうかが分かります。歯茎の色が黒ずんでいたり、ぶよぶよと腫れていることが多いです。その部分を歯間ブラシなどでこすりニオイを嗅ぐと、血生臭いニオイがする。これらすべてが、歯周病(歯肉炎)になると起きる症状です。

歯周病の調べ方について詳しくは『歯周病は歯間ブラシを嗅ぐと分かる!?歯周病のチェック方法7つ』をご参考にしてください。

歯周病は歯周病菌に感染することからなる病気です。感染当初は歯茎に炎症が起きるだけですが、徐々に歯茎を傷め歯根部分の歯を支える組織(歯根膜、歯槽骨)まで溶かしていきます。最終的には、歯が抜けるという怖い病気です。

それだけではなく、歯周病菌は毛細血管に入りこみ体中の血管内にもプラークを作ることが分かっています。現在では、歯周病菌が原因となって高血圧、心臓病、脳梗塞、糖尿病を引き起こすといわれています。歯周病と成人病との関係について詳しくは『歯周病は病気を引き起こす!糖尿病、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、、、』をご参考にしてください。

軽度歯肉炎と重度歯周炎の違い

誤解しないでほしいのですが、歯周病には、初期の軽度歯肉炎から骨吸収まで進んだ後期の歯周炎まで病状によっていろんな症状があります。

炎症が大きな歯周病の場合には、薬を服用したり、患部に薬を塗布することが必要です。歯周病の治療について詳しくは『歯周病を治したい!治療にかかる期間と費用は?』をご参考にしてください。

でも、初期の軽度歯肉炎であれば、基本的に薬はいりません。まして、歯磨き粉にまで薬を入れる必要はありません。ちなみに、「軽度歯肉炎」は歯周ポケットの深さが2ミリ以下を指します。3ミリ以上になれば、歯科治療が必要ですので誤解しないでください。

歯周病が治らないのは何故?

歯磨きで困っている女性

歯周病が治らないことについて考えたいと思います。

その前に、人には自然治癒の力が備わっています。たとえば、足の指にすり傷ができたとします。はじめに傷口をきれいに洗い流して乾かすと、あとは、ほっておいても自然と傷口が治っていきますよね。

このような自然治癒力は、人間に元々備わっている力です。これって、不思議なことですか?

しかし、傷ついた患部を泥がついたままにしてほっておくと、化膿しますよね。

これは、傷にばい菌が繁殖するので化膿するわけです。膿が出ていてもそのままにしておくと、いつまで経っても傷口は治りません。ばい菌が繁殖し傷口が余計に悪化します。

当然すぎて、だれも疑問をもたないのではないでしょうか。ところが、歯肉炎になると、違う考え方をしてしまうようです。歯茎も足の皮膚も同じ体の一部です。同じように自然治癒力が備わっていてもおかしくありません。

重要なことなので、もう一度申し上げますね。歯周病菌に感染し歯茎に炎症が起きたとしても、口腔全体を清潔にすれば炎症による出血は自然治癒します!

でも、歯肉炎なのに、口腔全体を不清潔のままにしていれば、炎症が治ることは困難でしょう。それなのに、口腔ケアを優先しないで薬用歯磨きで治そうというのは邪道かもしれません。(効果的な口腔ケアは、歯科でPMTCを受け、毎日適切なブラッシングケアを行うこと。)詳しくは『歯周病はマウスウォッシュや歯磨き粉では治らない!?テッパンのプラークコントロールはこれ!』をご参考にしてください。

歯周病に薬用歯磨きは効かない?

「歯周病に効く歯磨き粉」というものがあります。これらの歯磨き粉には、歯周病に効果がある薬用成分が含まれています。歯周病歯磨き粉について詳しくは『歯周病の口臭、出血、歯茎の腫れに効く歯磨き粉の選び方』をご参考にしてください。

だから、歯周病に効くと思ってしまうかもしれませんが、でも本当に歯周病が治ると思いますか?

薬用成分には、歯周病菌を殺菌する薬剤や歯茎の炎症をおさえる薬剤などがあります。だから、効果があるはずです。

ところが、歯周病菌について詳しく知ると、歯磨き粉では効果が少ないことが理解できます。歯周病菌は単体ではありません。いろんな細菌が集まってプラークを形成します。

プラークはバイオフィルムともいわれ、プラークの外からの攻撃をブロックします。殺菌剤が効かないのは、そういう理由からです。だからといってあきらめる必要はありません。それは、ネバネバしたプラークは、ブラッシングで除去できます。だから、毎日ていねいに歯磨きをおこなえば歯周病の元となるプラークを除去できるのです。

これを歯垢(プラーク)と言い、粘着性が強くうがいをした程度では落ちません。

この歯垢(プラーク)1mgの中には10億個の細菌が住みついていると言われ、むし歯や歯周病をひき起こします。その中でも歯周病をひき起こす細菌が特異的に存在していることが解明されています。

じゃあ、どうして殺菌剤を使用するのかというと、細菌はプラークだけではなく、唾液中にもあるからです。そのような単体の歯周病菌には効くわけです。しかし、歯周病の本体はプラークであり、そのプラークを除去しないことには根本的には歯周病は解決できないのです。

歯垢(プラーク)は取り除かなければ硬くなり、歯石と言われる物質に変化し歯の表面に強固に付着します。 これはブラッシングだけでは取り除くことができません。この歯石の中や周りに更に細菌が入り込み、歯周病を進行させる毒素を出し続けます。

歯周病予防で重要なことは、歯磨き粉の種類ではなく、ていねいなブラッシングケアです。でもブラッシングだけでは磨き残しができ、プラークが歯石になる。だから、歯科で歯石除去をしてもらうことも大切なのですね。

引用:日本臨床歯周病学会 歯周病の原因

歯茎を磨いても歯周病は治らない?

歯茎マッサージを受けたことがありますか?それとも、自身で歯磨きのときに歯茎もブラッシングしていませんか?歯茎マッサージについて詳しくは、『口臭予防の歯茎マッサージ』をご参考にしてください。

このように歯茎をマッサージするのは、歯茎をマッサージすると歯周病が治ると思ってるからではないでしょうか。でもよく考えてください。確かには歯茎をマッサージすると、血行がよくなるので悪くないかもしれません。

しかし、先ほどから言ってますが、歯周病の根本原因は歯周病菌のかたまりであるプラーク(または歯石)です。

どれだけ歯茎をマッサージしても、プラークと歯石を除去しないことには、永遠に歯周病を治すことはできません。だから、歯茎をマッサージしても、出血を止めることができないのです。

歯茎から出血する場合の対処方法

歯科治療を受けている患者

歯茎からの出血を止めるには、先ず歯周病を治療することが重要です。次にPMTC(歯石除去とクリーニング)によって、歯についたプラークと歯石を除去する。

そして、毎日、ていねいにブラッシングケアをする。

歯周病の進行の程度にかかわらず、初めに行われるべき治療が歯周基本治療です。原因である歯垢の除去および歯石の除去、歯の根の面の滑択化、ぐらぐらする歯の咬み合わせの調整などです。

歯垢の除去をプラークコントロールといい、そのほとんどはご自宅でのセルフチェックとなります。 場合によっては、歯科医院で器械的に行うこともあります。

引用:日本臨床歯周病学会 歯周病の治療方法

ですから、歯肉に初期の炎症が起きても、PMTCとブラッシングによって炎症部分をきれいにしてやれば、自然と炎症が治まり歯肉が再生されます。

具体的にどうすればいいかというと…
歯周ポケットのなかのプラークを除去すればいいのです。

大事なのは炎症を起こしている部分をきれいにする。そのためには、正しいブラッシングで歯肉縁下を掃除することが大切です。

歯周ポケットの中は、通常の歯ブラシでブラッシングしても磨き残しができます。そのため、ご本人は丁寧にブラッシングしていると思っていても、歯肉炎が治らないことが多いのです。

このようなことにならないために、歯周ポケットの清掃には専用の歯ブラシの使用が必要になります。歯周ポケットの清掃に役立つのが、ワンタフトブラシです。

ワンタフトブラシは、毛先が一束にまとめられていて、先が細くとがっているので、歯周ポケットの中を磨くことができます。

必要であれば、歯医者さんにかかり歯石除去とクリーニングをしてもらいます。このことだけで、初期の軽度歯肉炎であれば治るのが普通です。

これで治らない場合には、内科疾患や抗生剤の副作用によって免疫機能が衰えている可能性があります。その場合には、お医者さんに相談する必要があります。

歯肉炎を治し予防するためには、歯周ポケットの中を清掃することが重要だということはご理解できたと思います。そのためには、口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」の使用をおすすめします。

美息美人(びいきびじん)のアルカリイオン水は、狭い歯周ポケットの中のプラークや細菌の餌となる汚れも良く取れるのでおすすめです。歯周病だけではなく口臭予防にもなります。もし、歯肉炎になり歯茎からの出血で困っていましたら、今回ご紹介した方法をお試しください。

口臭予防歯磨き粉「美息美人」

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