歯周病は病気を引き起こす!糖尿病、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、、、

isya

歯周病は大変恐ろしい病気

歯周病は、当初痛みはありません。たまに体調が悪くなったときに歯ぐきが腫れる程度。元気になると歯ぐきはすぐに元に戻るため、気にしていない人がほとんどです。

しかし、一度歯周病なると、徐々に歯の根っこに進行し歯が脱落することになります。ここまでは、誰でも知っています。

ところが、歯周病の本当に怖いのは、歯とはまったく関係のない糖尿病や心臓病、脳梗塞に影響することです。これらの病気は、最悪命に関わります。

ですから、「歯肉炎で歯ぐきが腫れたくらい。」と軽く考えてると大変なことになるかもしれません。大事なのは、歯周病が悪化する前に予防することです。

今回の記事は、歯周病が引き起こす病気についてお伝えします。ぜひご参考にしてください。

歯周病はこんな病気

歯周病は、歯周病菌に感染することから起きます。それでは、どうして歯周病になると歯ぐきが腫れたり出血するかご存知ですか?

歯周病菌は、歯肉や頬、舌からはがれ落ちてくる細胞をエサにしています。たんぱく質を食べるので、食事の中のたんぱく質もエサになります。

そのたんぱく質を歯周病菌が分解(腐敗)した時に、ガスが発生します。このガスは、メチルメルカプタンという火山ガスと同じもの。この毒ガスを歯ぐきに吹き付けることで歯ぐきが炎症を起こし腫れ、出血を起こします。

歯ぐきに炎症が起きると、歯周ポケットの中には膿がたまるため、口臭がひどくなります。歯周病になると口臭がするのはこのためです。詳しくは『歯周病の口臭は治らないかも…その理由は?最善の対処方法は?』をご参考にしてください。

歯周病菌が歯の根っこに進行すると、歯を支えている歯根膜や歯槽骨まで侵してしまい、食事の時に痛むことになります。そnの後、歯周病が悪化すると、歯がぐらつき抜け落ちることにも。

歯周病とは、こんな病気です。

原始時代から歯周病は怖い病気!?

歯周病になると、口臭がひどくなるばかりか、最終的に歯が抜けてしまいます。
そうすると、固い肉や繊維の多い野菜を食べることができなくなります。

食べ物が食べられないと、人は生きられなくなってしまいます。
そう、歯周病は死を意味するのです。

そのようなことにならないように、口臭でサインを送っているのです。

いくら元気な人であっても、原始時代の人類では、歯が抜け落ちてしまえば、栄養失調になって、餓死するしかなくなります。
現在では、考えられないような話ですが、歯医者さんもないので、インプラントどころか、ブリッジや義歯も入れられないのですから。

喧嘩して噛みつくこともできません。悲しくなる話ですね。

でも、変な話ですが、これが野生的というか、非文化的というか、自然過ぎるほど自然だったのでしょうね。
歯周病になると、死を意味するのは、人類の歴史だったのですから、このことを忘れてはいけないと思います。

それほど、歯周病は怖い病気なのです。

そして、歯周病になる前に教えてくれるのが、口臭です。
ですから、元気で長生きしたいのであれば、口臭が気になりだしたら、直ぐに対処するべきなのです。

現在は、どこにでも歯医者さんがいます。直ぐに歯医者さんにかかって、治療してもらうことが大事です。もちろん、歯医者さんだけに依存していてもダメです。

歯周病は、毎日のケアが重要です。

歯周病と糖尿病の関係

歯周病は糖尿病と深く関係していることが分かっています。平成19年国民健康・栄養調査では、歯周病と糖尿病の関係を疑われる数を発表しています。

強く疑われる人=約890万人、可能性を否定できない人=約1320万人、合わせると2,210万人いると推定されます。

以前から、糖尿病の人は歯ぐきが腫れるとか歯槽膿漏になっていることが多いと言われていました。しかし、昨今では、歯周病と糖尿病は相互的に関係しているということで、日本歯周病学会日本糖尿病学会 が連携して糖尿病対策に取り組んでいます。

糖尿病とは

食べ物に含まれるブドウ糖は体内に取り込まれると、エネルギーとして利用されます。しかし、インスリンの作用が弱いとブドウ糖(血糖)を上手く利用できず、血糖値が高くなります。このような状態が続くと様々な合併症を発症します。

糖尿病になり高血糖状態が続くと、心臓病、腎臓病、脳卒中、失明などの合併症を引き起こす確率が高くなります。

歯周病も「糖尿病の合併症」なのです。というのは、糖尿病になると歯周病になりやすいからです。糖尿病になると免疫力が低下するため、感染症である歯周病にもかかりやすくなります。

ところが、逆に歯周病になると糖尿病になりやすいことも分かっています。歯周病になると血糖を下げるインスリンの働きを妨げるため、糖尿病を悪化させるのです。

歯周病菌は内毒素をまき散らす

歯周病菌は、歯ぐきから毛細血管をとおり血管内に侵入し全身を回ります。血管内に入った歯周病菌はいずれ免疫によって死にますが、死がいから出る毒素が体をむしばむことに。

糖尿病と関係があるのも、この内毒素だといわれています。内毒素がインスリンの働きを邪魔するため糖尿病が悪化するのです。

歯周病は血管の病気を引き起こす

血管疾患には、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞など最悪死に至る病気があります。歯周病になると、これらの病気になりやすくなります。

歯周病菌は、血管内に侵入し全身を回ります。すると、歯周病菌の刺激によって動脈硬化をする物質がでて血管壁にプラーク(脂肪などのかたまり)ができます。

血管が細くなることで、狭心症などの心臓病が起きます。血管が細くなると、血流が強くなりプラークが削れる。削れたプラークの破片が、心臓や脳の毛細血管に詰まると、梗塞が起きます。

このことによって、脳梗塞や心筋梗塞が起きます。すべてが歯周病菌が原因ではありませんが、歯周病になると狭心症や心筋梗塞、脳梗塞の確率が高くなるといわれています。

ですので、歯周病かな?と思ったら予防することが大切かもしれませんね。

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