「子供の自臭症」は、どれだけお母さんの悩みになっているでしょうか?

母と息子

子供の自臭症を改善する方法

ある日突然、あなたの子供から暗い顔をして「学校を休みたい。」と告げられたらどうしますか?それも、学校に行きたくない理由が「口臭がしているから。」だったら。

他のことだったら相談に乗れるのに、「口臭」については無知のため、答えられず困ってしまうかもしれません。

今回の記事は、自臭症で悩んでいる子供に対して家族がどう対応すれば良いかについてアドバイスさせていただきます。是非ご参考にしてください。

長男の自臭症で悩んでいます

Yahoo!知恵袋で次のような相談を見つけました。

高校一年の長男が自臭症の可能性が高く、悩んでいます。

口臭外来とメンタルクリニックに通うべきでしょうか?
奈良か、大阪で口臭外来(自臭症)を診察してるんくれるようなお勧めの病院をご存知でしたら教えて頂けたら幸いです。

長男のメンタル部分が限界にきているように感じています。私にだけその口臭の事に対して言ってきます。歯科にも通い治療終了し、口腔外科でも異常はないと診断され、耳鼻咽喉科にも受診しました。

去年は拒食症の寸前までいきました。
拒食症が治ると、次は口臭で悩んで苦しんでる為に傾聴し、病院を探していますが、どこにすればよいのかわからないために、ここで投稿する形になりました。

この投稿記事を読まれてどう感じますか?

あなただったらどうされますか?

母親の悪い対応が自臭症を悪化させる

口臭がしていることで悩んでいる子供が、思いあまって母親に相談したのに、「口臭について知らない、分からない。」という母親がいます。これでは答えになりません。

それどころか、よくあるのは、「臭くない。気にしすぎだよ。」。子供は真剣に悩んでいるのに、こんなに簡単に否定されると腹立たしくなるに違いありません。そして、「お母さんに相談するんじゃなかった。」と。「相談しても無駄だ。これからはお母さんには何も相談しないようにしよう。」となるかも。

歯医者に連れていくと自臭症を悪化させる

自臭症は、一般的な口臭とは異なります。あとで詳しく説明しますが、精神的うつ状態にあることが問題です。普段は、口臭を感じない程度であることがほとんど。

ですから、歯医者さんに診てもらっても、「虫歯もないしお口の状態も良いです。口臭もないようですのでご安心ください。」で終わることが多いです。歯医者さんは、精神的な病気は専門外ですので、自臭症には対応できないかもしれません。

では、口臭外来にかかるとどうでしょう?

実際、口臭外来にかかると、口臭チェックをして口臭を改善する治療を受けることになります。でも、自臭症であれば、口臭を計測しても、その時には口臭がないかもしれません。そんな場合には、歯医者さんも「口臭は心配ありません。」としか答えようがにのでは。たとえ口臭外来であっても、精神科のお医者さんではないから仕方のないことです。

果たして、子供さんがこれで納得できるでしょうか?

子供の心のなかには、「ヤブ医者!来るんじゃなかった!」となるかもしれません。たとえ口臭がしてなかったのが事実であっても、自分のことを理解されなかったことで人間不信になり、ストレスからよけいに自臭症が悪化することがあります。

心理的口臭症

これまで歯科においては、「自臭症」は、「実際には口臭がないにも関わらず、自分から発する嫌な口臭のために他人に不快な感じを与えると悩む」とされていました。

これって、口臭がないということです。それなのに口臭で悩んでいるのは精神病だということです。だから「自臭症は精神病」という解釈でも仕方ありません。しかし、この自臭症の定義に間違いがあったのです。

現在、口臭学会では、軽度の口臭であるにも関わらず精神的に悩む人がいることを認めています。

実際、少し口臭がしているが、その口臭の程度以上に悩んでいる人がいることを認めるようになったのです。

じつは、人も動物です。体臭も口臭もあるのが普通です。誰でも多少は口臭がします。

口腔内の細菌がタンパク質を分解すると臭い物質を作ります。その臭いの原因物質は唾液に溶け込み舌や頬に付着しています。

ところが、会話など緊張する場面になると口腔内が乾燥する。その時に臭いの原因物質がガス化し口臭となるのです。だから、だれでも臭うときがある。

しかし、人は話す距離は1メートル以上離れていることが多いのではないでしょうか?そのため、臭いのガスは空気に分散され相手の嗅覚が感じることができない。これって無臭ではなく臭いを感じることができないだけなのです。

ところが、本人には感じることができます。特に、普段口臭がしていなければ余計に違いが分かるはずです。口臭がない人のほうが、臭いに敏感になります。

これが、神経のずぶとい大人ではなく、思春期の子供であればなおさらです。微量の口臭ガスであっても、自分の口から直接鼻に通るので「臭い」と感じるのです。嗅覚は「臭い」であっても、神経を伝達し脳に到達すると、「こんなにひどい臭いを友達に知られたら大変だ。」とネガティブな感情を起こすことになるかもしれません。

この記事を読まれているあなたも経験があるかもしれませんが、人は恐怖を感じると心臓の脈が早まり体調も悪くなります。ストレスがあると自律神経に影響を与え唾液が出なくなることも分かっています。

自臭症になれば、ほんのちょっとした出来事に対して、大きく反応をしてしまうようになります。「人が咳をした。」とか、「友達がひそひそ話をした。」ということにでも、口臭と結びつけて考えるようになります。そして、実際にその場面になると口臭が発生するのです。(実際は自分自身にしか分からないかもしれません。)

これが、自臭症の実態です。では、どのようにすれば、子供の悩みを解決できるでしょう?

自臭症の子供への対応

  1. 自臭症で悩まれている子供さんには、次のようにすると良いです。
  2. 口臭は誰でもあることを教える。
  3. 母と子供でお互いに口臭チェッカーで口臭を調べたり、嗅いで確かめる。(母親も口臭がしていることを分からせる。)
  4. 普段、口臭がしていなくても、緊張やストレスによって一時的に口臭が発生することを知ってもらう。(プロセスを教える)
  5. 口臭予防を効果的に行うために、規則正しい生活や睡眠をとることを教える。
  6. 良くしゃべる、運動することも口臭予防に効果があることを教える。
  7. 起床時と睡眠前には、時間をかけてていねいに歯磨きを行なうことが重要だということを教える。

このことを真剣に子供に教えることで、口臭が予防できるだけではなく、子供との親子関係もよくなると思います。お悩みなら早速実行してみてください。

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