口臭を解決するために知っておかなければならないこと

歯磨き

口臭がしているかどうか分からないが、周囲の目が気になって仕方がない。このようなお悩みを持っている人が多くおられます。

でも、「口臭」という問題は他人には中々聞けないもの。そのため、インターネットで調べるのかもしれません。そして、いろんな歯磨き粉を購入して試してみる。

でも、どれも期待外れになっていませんか?

その理由は、口臭についての正しい知識不足が原因のことが多いのです。

今回の記事は、口臭がする原因を誰にでも分かるようにお伝えしています。口臭がする原因が分かれば、おのずと対策方法も分かってきます。是非、ご参考にしてください。

わたしは口臭がしているのだろうか?

口臭が気になるけれど口臭がしているかどうか分からない。」と心配している人が多い。このことが口臭の一番の問題かもしれませんね。

口臭がしているかどうか分からなければ、対策のしようもありません。これが、口臭を解決するときのネックです。

ですから、口臭で悩んだ時には、先ず口臭がしているかどうかを調べてみてください。

調べ方は簡単です。

  1. 他人に息をかいでもらう。
  2. 自分の腕をなめて乾かしてから嗅ぐ。
  3. コップに息を吹きかけてにおいを嗅ぐ。
  4. 簡易口臭チェッカーで測る。
  5. 口臭外来で測ってもらう。

これで、実際にどれだけ口臭がしているかどうかが分かります。

口臭計測器具で測ると、自分が想像しているより口臭がしていないことに驚かれるかもしれません。反対に、自分の腕をなめて嗅ぐと、唾液が臭いことでショックを受けるかもしれません。

これは、どうしてだと思いますか?

人は、鼻で嗅いだ実際のにおいよりも、感情によって増幅する生き物だからです。「私は口臭がしているかもしれない。」と不安になっていたら、すごく臭く感じます。

このことを理解して、口臭がしているかどうか調べてみてください。詳しくは『タニタの口臭チェッカー・正しい口臭チェックの方法』をご参考にしてください。

口臭はどうしてできるの?

口臭が発生するしくみを知ることは重要です。口臭がどうしてできるのかを知らないと、間違った対策をすることになります。

この記事を読まれている方であれば、チューインガムを噛んでも口臭が予防できないことは理解されているかもしれません。

でも、どうしてチューインガムだと口臭が消えないのだと思いますか?
答えは後でご説明しますね。

では、口臭を予防するためには、どうして歯磨きをしないといけないと思いますか?

口の中がきたないと、においがするからですよね。だから、歯磨きをして口の中をきれいにする。「口の中は、お尻よりも汚い!」とよくいわれますが、本当です。

だから臭くなるのは仕方がない。

口の中の汚い状態は、台所の排水口と似ています。

台所の排水溝

汚れた排水口を嗅いだことがありますよね。どんな臭いか覚えていますか?

すみません、嫌なことを思い出せてしまいました。じつは、口臭と排水口の臭いは、少し似ているかもしれません。

その理由は、どちらも食べかすが腐敗した臭いだからです。

腐敗は、ばい菌が食べ物カスなどを分解することで起こります。その時にガスができる。これが腐敗臭ができるしくみです。

臭いを作っていた原因は、ばい菌だったのです。排水口もお口の中もばい菌がいっぱいあります。お尻ほどのばい菌があります。

細菌

これは、口の中のばい菌です。
ネバネバとして、ばい菌がくっついています。このように、ばい菌はくっつく性格があります。口の粘つきや、歯についたプラークがこれです。

排水口の「ぬめり」も、これと同じものです。「ぬめり」の中にはばい菌がいっぱいある。だから、臭い!

排水口から「ぬめり」を除去したら…

きれいな排水口

この排水口ならにおいを嗅ぐことに抵抗はないのではないでしょうか?

きれいにしたら、臭いはなくなります。だから歯磨きをします。
しかし…

口のネバネバが口臭の原因

先ほど、排水口のネバネバが臭い理由についてご説明しましたが、口のネバネバも同じです。

口がネバネバすると、唾液の粘つきと苦味で不快感をもつかもしれません。唾液が粘つくと苦く感じるのは、じつは、唾液に口臭成分が溶け込んでいるからです。

この口臭成分が問題なのです。唾液は口中のあちらこちらに付きます。その唾液が乾くとガス化し口臭となるからです。ですから、もし唾液が粘ついていたら、口臭がしていると思ったほうが良いです。詳しくは『口がネバネバする原因はこれ!粘つきの解消方法はこれ!』をご参考にしてください。

どこから口臭がしているのだろう?

歯磨きをしているのに、口臭がすることがあります。どうしてだと思いますか?

口臭が治らないと悩まれている方の多くは、「ていねいに歯磨きをしているのに、口臭がする。」と困っています。

さらには、歯医者さんで虫歯治療をしても口臭が治らない。虫歯は虫歯菌が増えることでできるので、虫歯を治すことは口臭をなくすためには大切です。

ところが、それだけでは口臭はなくならないことがほとんど。口臭で多いのは、虫歯よりも「歯周病」の方です。ひどい悪臭がする場合には、歯周病を疑ったほうが良いかもしれません。

歯周病というと、歯が長くなりぐらぐらと動揺したり、歯茎から出血するイメージが強いのではないでしょうか?

だから、軽度の歯肉炎の場合には、楽観視していることが多いです。たとえ軽度の歯肉炎でも、歯周ポケットができます。

ポケットができると食べかすや歯周病菌がそこにたまり、炎症を起こすので膿が出ます。膿はポケットにたまるので、ガス化するとひどい口臭に。

もし、強い口臭がしているようでしたら、歯周病かどうか診断してみることをお勧めします。特に、ブリッジた差し歯など補綴物を入れている場合には要注意です。詳しくは『私の口臭はどこから臭う?』をご参考にしてください。

一番口臭が発生している部位は?

虫歯も歯周病も治療したのに、まだ口臭が治らないとお困りでは?その場合は、ほかに口臭の原因があるかもしれません。

口の中で一番汚れがたまりやすい場所。それは、舌です。

舌苔(ぜったい)
舌の表面は、絨毯のようなヒダヒダ状になっています。このヒダを広げると畳8畳分もあるそうです。だから、汚れも半端なくたまります。もちろん、ばい菌もたまります。

ばい菌と汚れがたまれば腐敗が起き臭いが発生します。それだけではありません。舌にプラークができ真っ白くなるかもしれません。人によっては、舌の色が黄色や茶色くなることも。これは、舌のプラークに色素がつくからです。

見た目も悪いために、舌磨きをする人がおられます。ところが、このヒダヒダがあるために、表面の汚れを取るのが精いっぱい。

すべてをきれいにしようと舌磨きを行うと、粘膜を傷つけるので、舌が化膿し余計に舌苔(ぜったい)が悪化します。

舌苔(ぜったい)が治らない場合のほとんどが、この悪い循環になっています。それでは、どうすれば舌をきれいにできるのでしょう?

その場合は、こちらの記事「美息美人(びいきびじん)で舌苔を除去する方法…白い舌がきれいに」をご参考にされると良いかもしれません。

喉から臭いがしているかもしれない

口臭といえば、口からするというイメージが強いため、歯科にかかる人が多いのですが、喉からにおいがしていることが多くあります。

kutinonaka

喉にばい菌やウイルスが侵入してくると、扁桃(へんとう)で捕まえ、それらをやっつける免疫物質が分泌されます。戦った後のばい菌や免疫物質の死骸が扁桃(へんとう)の穴に残り固まります。これが、臭い玉や膿栓(のうせん)といわれるものです。

ふつうは米粒ほどの大きさですが、臭い玉をつぶすと名前のとおり強烈な臭いを発します。そのため、臭い玉が出てきたり喉に見えると、「口臭がしているかもしれない。」と不安になるかもしれません。

この臭い玉自体もくさいかもしれませんが、実は、臭い玉がよくできる人の場合には、免疫物質も多量に分泌されます。そして、その粘液に膿が混じる。これが喉や舌にくっつき悪臭を発生するのです。

そして、臭いだけではなく舌苔(ぜったい)の原因にもなります。

ところで、臭い玉が出来るのは、どうしてかご存知ですか?

臭い玉が出来る原因

  1. 鼻炎や蓄膿症によって鼻汁が喉に垂れることでばい菌が増える。(ほかに喉や鼻に炎症があると喉にばい菌が増えるので臭い玉ができる)
  2. 口呼吸によって、ばい菌・ウイルスと粉塵が直接喉に入ってくる。口呼吸をしていると、喉が乾燥するために、ばい菌が増えやすくなる。

臭い玉(膿栓のうせん)は、ふつうは唾液や食事によって自然に取れるものです。しかし、唾液の分泌が少ないとか、扁桃(へんとう)の穴の形状によっては、簡単に取れない場合があります。

そのため、臭い玉ができる人は常に出来るし、出来ない人はできないのです。もし、臭い玉がよくできるとお困りでしたら、こちらの記事「口臭の元!臭い玉(膿栓)ができる4つの原因と取り方」をお読みください。

綿棒などで無理に臭い玉を取らなくても、取れる方法をご紹介しています。

胃腸から口臭がしているかもしれない?

口臭が治らず気になると、胃腸などに原因があるかもしれないと考えるかもしれません。

でも、胃腸が弱いとか内科の病気がない限り、その可能性は低いでしょう。

口臭を早く治すには、まずは先ほどご紹介した口の中と喉を調べることをお勧めします。それが一番の近道です。

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