加齢が原因で口臭が起きると誤解していませんか?

修三

10年前、いつものように営業先で話しをはじめると、相手の人が手で鼻を覆いました。あきらかに、私の口臭に困っているというサインです。それからは、私が話し出すと毎回のように同じようなことが起きました。

その時、すでに50歳を目前にしていたので、内心、「加齢だから仕方ないか。」と思い自分を慰めました。

ところが、あれから10年、私は58歳になったのですが、今、誰と話しをしても、手で鼻を覆われることなどありません。

どうしてだと思いますか?
あなたの想像しているとおり、口臭をしなくなったからです。不思議ですよね。10歳も年齢を重ねたのに、口臭がなくなるなんて。

もし、あなたも加齢が原因で口臭を起こしているものと諦めているのでしたら、是非、今回の記事をご参考にしてはいかがでしょう。

加齢が原因で起きる身体の変化

40歳、50歳と年齢が増えると、誰でも、若い頃と比べると体力が衰えます。そして、視力、特に老眼になる人が多い。私も45歳頃から急激に視力が落ちました。老眼は一説によると、目の中の筋力が低下することによってなるそうです。

加齢は、体力が低下したり老眼を引き起こす原因ですが、これだけではありません。

筋力低下は、目だけではありません。ジムで体を鍛えていれば別ですが、普通は体中の筋力が低下します。筋力が落ちると疲れやすくなるため、運動量も減ります。運動量が減るため、活気も減退するというように悪い循環になってしまいます。

活気がなくなると、自律神経にも悪影響を及ぼします。自律神経の働きの中には、唾液の調節もありますが、うつやストレスは唾液が減る原因の一つにもなっています。唾液が減ると舌に苔ができるので口臭が起きやすくなります。

運動不足になると、腸の動きも悪くなります。運動不足は便秘や下痢の原因ですが、そのため、お腹にガスもたまりやすくなります。

お年寄りの人がよくおならが出るのはそのせいです。そして、腸にガスがたまると吐く息がくさくなるので注意しないといけません。運動不足が口臭の原因になっていることを知らない人は多いです。

この他にも、加齢によってすべての細胞が老化します。ですから、いろんな病気の元になります。

老化が原因の病気

  • 高血圧
  • 動脈硬化
  • 不整脈
  • 心不全
  • 骨粗しょう症
  • 低血圧による めまい、ふらつき

加齢と口臭の因果関係は弱い

前項で加齢が原因で起きることを説明しました。加齢によって、身体細胞は老化します。筋肉も老化するため筋力が低下します。病気にもなりやすくなるために、精神状態も若い頃よりも活気がなくなるかもしれません。

しかし、それって、口臭の直接的な原因ではありません。間接的な要因なのです。

口臭は、菌が増えることで起きるものです。

菌は加齢とは直接的には関係がありません。ただ、加齢によって菌が増えやすくなるというだけです。

このことが分かると、現在口臭がしていても、改善することが容易になります。

口臭原因菌が増える原因

菌が異常に増えると、舌に苔ができます。舌の苔は菌の塊なので口臭を発生します。

菌は口内だけではなく、喉にも繁殖します。だから、喉からも口臭が発生します。

ところで、これらの菌は、どのような時に増えるのでしょう?

口臭原因菌が増える条件

  • 口中や喉が酸性に傾いている
  • 唾液が少ない
  • 唾液の免疫力が低い
  • 口や喉が乾燥している(口呼吸や緊張・ストレスが原因)

口臭対策の方法

口臭の直接的な一番の原因は、唾液が少ないこと。だから、唾液を出すようにすることが重要です。唾液が多量に出るようになると口臭がなくなるのは早いです。こちらの記事「唾液を出す7つの方法…ドライマウス対策」をご参考にしてください。

口臭が起きる二番目の原因は、免疫力が下がっていること。
免疫力を高めるためには、栄養バランスの取れた食事と適度な運動が必要です。

他に、笑うなど良い気分を作ることが免疫力を高めると言われています。嫌なことを我慢したり頑張るのではなく、好きなことに没頭すると良いかもしれません。好きなことを実行していると、心身ともにリラックスし自律神経の働きを良くします。
これらを実行すると細胞を若返らすことができます。すると、気分も若返ります。

そして、後になりましたが、口臭対策では、次のことが最も重要です。
それは、口腔ケアと喉のケアです。

現在行っている歯磨き方法を続けていては、大きな変化は望めません。というのも、その歯磨き方法だから、磨き残しが沢山出来て口臭がしているかもしれないからです。

歯磨きに時間と労力をかけるというと、辛く感じていませんか?
口臭を消すことに痛みを感じてはいけません。口臭が消えることは幸せなのですから、「歯磨きに時間をかけることが幸せ!」だと、意味づけを変える必要があります。

正しい歯磨き方法については、こちらの記事「あなたは歯磨き方法でこんな間違いをしていませんか? 」をご参考にしてください。
加齢によって起きる口臭原因で多いのは、喉からの口臭です。
今まで歯磨きを行なっても口臭が改善しない場合には、喉に口臭原因があることが多いのです。

たとえ口呼吸をしていなくても、睡眠中にいびきをしていれば、喉が乾燥します。そのため、喉に菌が増殖し、膿栓(のうせん)や膿汁(のうじゅう)が出来ているかもしれません。

膿栓(のうせん)を取ることも必要ですが、膿栓(のうせん)は何度でもできるもの。出来ないように喉を清潔に保つことが大事です。
そのためには、こちらの記事「うがいで膿栓(臭い玉)を効果的に取る5つのポイント」をご参考にしてください。

口臭対策のまとめ

  1. 唾液を出す
  2. 免疫力を高める
  3. 毎日の口腔ケアと喉のケア

この3つを心がけることで、口臭が改善されますが、心身も健康になれます。是非、お試しください。

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