この歯磨き方法で、どれだけ効率が上がるか試してみてください。

私には3人の娘がいます。末娘が歯科衛生士をしているので、ブラッシングについても教えてもらうことがあります。

あなたも、歯医者さんでブラッシング指導を受けたことがあると思いますが、「ペンを持つように歯ブラシの柄を持って…」とか、面倒に思っていませんか?

そのやり方が気に入っているのでしたら、この記事をお読みになる必要はありません。しかし、私のように「理屈よりも結果重視だ!」と言う方であれば、目から鱗の方法です。

歯科衛生士のブラッシング指導に納得できない人は、試す価値があります。今日から歯磨きの仕方を変えるだけで歯がツルツルぴかぴかになるかもしれませんので、是非ご参考にしてください。

歯医者さんが教える一般的な「正しい歯磨き」の仕方

歯磨き指導

歯科衛生士さんや歯医者さんが、患者さんに教える歯磨きの仕方は大抵決まっています。

  1. 歯ブラシは、ペンを握るようにして持つ。
  2. 磨く順番。
  3. スクラッビング法やバス法、ローリング法で歯磨きを行なう。
  4. 歯ぐき(歯肉)に対しては、歯ブラシの毛先を45度の角度に当てる。
  5. 10分から15分かけて丁寧に歯磨きを行なう。
  6. 寝ている間にプラークが増えるので、就寝前に丁寧に歯磨きをすることが大切。
  7. 歯磨き粉は、チューブから1センチほど出して使う。
  8. フッ素入りの歯磨き又は、リンスを使い、うがいは1回だけにして洗い流さないようにする。
  9. フロスや歯間ブラシを使う

いかにも面倒そうに思いませんか?他にもありますが、歯医者さんが勧めている歯磨きの仕方としては、こんなところです。

これだけ丁寧に歯磨きを行なえば、虫歯にならないかもしれませんが、毎日の習慣にするのは厳しいのでは?

忙しい私たちとしては、出来るだけ簡単で効果の上がる歯磨きの仕方を教えてほしいのではないでしょうか。

2本の歯ブラシを使用する

硬い毛先の歯ブラシと極細毛の歯ブラシ

私は20代の頃、歯科技工士として働いていました。銀歯や入れ歯を作る職人です。

入れ歯の研磨は、レーズという機械にブラシを装着し、ブラシに磨き砂をつけて入れ歯を磨きます。

はじめは、硬めのブラシで粗磨きをし、次に柔らかい毛先のブラシに付け替えて磨きます。仕上げ研磨は、皮や布パフを使用して入れ歯に傷が着かないようにして磨きます。

kennmadougu

これは、歯科技工士が使う道具の一部ですが、どの工程でも沢山の道具を用途に使い分けします。これがプロの技です。でも、歯科技工士にかぎらず職人であれば、当たり前の方法です。

それなのに、何故か歯磨きに関しては、1本の歯ブラシだけで用を済まそうとするのでしょうか?

歯科技工士と同じように、硬い毛先の歯ブラシと柔らかい毛先の歯ブラシを使うほうがはるかに効率が良いのに。実際、私が行っている方法をご紹介します。

ハピカ電動歯ブラシ
ハピカ音波歯ブラシ(硬い毛先)とシステマ音波歯ブラシ(極細毛)

ハピカ歯ブラシとシステマ音波電動歯ブラシ

これら2本の歯ブラシを用意します。歯磨きの仕方は次のようにします。

  1. 始めに、硬い毛先のハピカ音波歯ブラシで、全体を一通り磨く。
  2. 前歯の表裏の汚れやすい箇所を強めにブラッシングする。
    電動歯ブラシでブラッシング
  3. システマ音波歯ブラシ(極細毛)を用いて、再度全体を磨く。
  4. 歯と歯ぐきの間の溝と歯間に毛先が入るようにして磨く。(このブラッシングによって、歯周病予防に効果がでる。)
    柔らかい毛先の歯ブラシで歯間をブラッシング

一見面倒に感じるかもしれませんが、歯磨き効果は抜群です。是非、お試しください。

歯磨き残しを最小限にするテクニック

歯磨きを効果的にしようと、高級な歯磨き粉や歯ブラシを求める人がおられます。

しかし、どれだけ良い歯磨き粉や歯ブラシを使っても、歯磨きの仕方が悪いといけません。

虫歯や歯周病になる原因は、歯磨き残しだということをご存じですか?

そして、どの箇所に歯磨き残しが多いのか知っていますか?

これを知るだけで、虫歯や歯周病になる確率が格段に下がることでしょう。

歯磨き残しが多い箇所

奥歯のレントゲン
・奥歯の周囲(特に後方の歯茎との間の溝付近)

歯間
・歯と歯の間(歯ブラシが入らないし、入っても毛先が動かないので磨けない。)

歯周ポケット
・歯と歯肉との間の溝(歯周ポケットが出来ると、歯ブラシでは汚れを取るのは困難。)

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・前歯の裏(見えない事と、単純に磨きにくいから。)

これら4つが、特に歯磨き残しが多くなる箇所です。だから、この部分を集中的に磨くようにすると良いです。

歯みがき効率を上げるには、がむしゃらに磨くのではなく、歯磨きが難しい箇所を重点的に行なうのがコツです。ここを磨いていると、周辺にも歯ブラシが当たり勝手に磨けてしまうものです。

磨き方よりも、磨く箇所が大事です。

この事実が分かった後に、歯科衛生士さんから教えてもらったブラッシング法で磨くと、歯がツルツル!ぴかぴか!になるかもしれません。

ワンランク上の歯周病予防には

歯肉炎(歯ぐきの腫れ)

歯周病になると、歯ぐきが腫れたり出血したり…さらには、歯周病独特の臭いにおいが…。

もし、このように歯周病が気になるので、歯磨きで予防をしたいとお考えでしたら、ワンタフトブラシを使う方法をおすすめします。

奥歯の奥をワンタフトブラシで磨く

ワンタフトブラシで歯周ポケットをブラッシングする

写真は、ワンタフトブラシという特別な歯ブラシです。歯科医院やドラッグストアで購入できます。

ワンタフトブラシの使い方は、歯磨きのあとに、歯と歯肉の間の溝を軽く磨きます。この部分は、通常の歯ブラシではうまく磨けない箇所です。

ワンタフトブラシで磨くと白く泡が出てきますが、歯磨きで取れなかったプラークや汚れです。それほど効果があります。

ワンランク上の歯磨きを希望する人に是非お勧めの方法です。

口中の清潔を保つには

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これまでお伝えした歯磨き方法を実践すると、今までにないほど口中がきれいになるはずです。

きれいになった口中の清潔を保つためには、何が必要だと思いますか?

口中の清潔を保つためには、歯磨き粉を口に残さないことです。

添加物の多い歯磨き粉を残すのはお勧めではありません。「フッ素を残すためにうがいを1回にしなさい。」という考え方もありますが、フッ素のような強い薬物を粘膜に付着させてしまうのは、いかがなものかと。

それに、唾液が少ない人の場合には、歯磨き粉が舌粘膜に付着すると舌乳頭が角化し、余計に雑菌が増えます。これでは、何のために歯磨きをしているのか分からなくなります。

歯ブラシに付ける歯磨き粉の量は最小限にする。そして、歯磨きの後は、水だけで再度磨き直し、何度もうがいをしてきれいに洗い流すようにしないといけません。

そして、口中の清潔を保つために、もう一つ重要なことがあります。それは…

唾液を出すことです!

よだれ

どれだけ丁寧に歯磨きをしても、食事をすると口の中は汚れてしまい細菌が増えます。

健康な状態の時には、唾液が口を洗浄し細菌が増えないようになっています。体の仕組みは上手くなっているものです。

ところが、いろんな理由から唾液分泌が減少することがあります。唾液が減ると、細菌が増えます。その結果、虫歯や歯周病になったり、舌に苔ができたり、口臭がひどくなります。

唾液の減るのは、加齢が原因だと思っているかもしれませんが、最近増えているのが、ストレスです。

思春期の子供

ストレスがあると、自律神経に悪影響を与え唾液が出なくなります。たとえ出ても、粘ついた唾液なので口の中をきれいにはできません。

もし、唾液が出にくいようでしたら、ストレスをためないように工夫することも大事かもしれません。

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