舌苔(ぜったい)について教えて!舌を磨くのはNG?

あなたは、「どうすれば舌がピンク色になりますか?」という質問をしたことがありますか?上林歯研究所がわかりやすくお答えします。

口臭の9割が、口内に原因があるといわれています。それだけではありません、その内の8割が舌苔(ぜったい)だということも分かっています。

舌苔(ぜったい)は、舌が白くなり見た目が悪いだけではなく、口臭を起こします。

だからといって、ブラシやクリーナーで舌を磨いても、舌苔(ぜったい)は数時間でできます。このことを知らない人があまりにも多いです。

舌をピンク色にするには、先ず、舌苔(ぜったい)について理解しなければいけません。舌の苔について知ると、今後の対策が容易になることでしょう。

舌苔(ぜったい)の正体は?

舌溝

舌が白くなっている(人によっては黄色や茶色のことも)のが舌苔(ぜったい)です。

一般的に、舌の奥3分の1の所に苔ができやすいのですが、悪化すると、舌全体が真っ白くなることも珍しくありません。

そして、舌にできる苔の正体は…

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  • 連鎖状細菌、ぶどう状球菌
  • 食べかす
  • はがれ落ちた粘膜細胞
  • 白血球

これらが集まってできたプラークです。歯垢(プラーク)と同じようなものですので、増えると健康のためには良くありません。

舌苔(ぜったい)が沢山できると、舌がピリピリする(舌痛症)、苦く感じる(味覚障害)ほかにも、口や喉の癌になるリスクが高くなるとの報告(岡山大学と北海道大学)もあるので、舌をきれいにすることは大事なことです。

舌苔(ぜったい)はどうしてできるのか?

デリケートな舌の表面

舌の表面は、このようにヒダヒダ状になっています。舌磨きをしたことがある人ならご存じかと思いますが、舌磨きをすると、毛羽立って見えたはずです。そして、どれだけ磨いても、毛羽立っている間の白いものが取れないので困ったのではないでしょうか?

舌磨きで長くなった乳頭

舌のヒダヒダの間には、食べかす、はがれ落ちた細胞に細菌が繁殖した塊ができます。これが舌苔(ぜったい)です。

いつも舌がピンク色できれいな人は何が違うのか?

正常な舌の色

普通なら、誰でも舌苔(ぜったい)が出来るはず。それなのに、いつも舌がピンク色できれいな人がいます。

その理由は…

  1. 唾液が口内を洗浄して舌をきれいにしている。
    水道で手洗い
  2. 舌が良く動き上あごとこすれ、舌に汚れが付かない。
    kireinasita

この2つのことが働いていると、舌はいつもきれいな状態を保つことができます。この逆に、唾液が出なかったり、舌を上あごにこすることが少ないと、舌に苔ができてしまいます。

どうして唾液が出ないのか?

唾液の分泌が最も多いのは、食事の時。そして、リラックス状態の時です。

食事の時に唾液が良く出るのは分かりますが、どうしてリラックス状態だと唾液が出るのかまでわからないのではないでしょうか?

唾液の分泌は、自律神経と関係しています。

脳神経

自律神経には、活動するときに働く交感神経と、休んでいるときに働く副交感神経があります。

昼間は交感神経が活発で、寝ているときには副交感神経が良く働く。このバランスが保たれないと、夜も交感神経が活発に働き寝付けないことがあります。

でも、日中だからといって、交感神経だけが働いていると、神経が興奮したり緊張やストレスで心身ともに疲労してしまいます。日中でも疲れを回復するために、ある程度副交感神経の働きが必要になります。

この副交感神経が働いていると唾液が良く出るのですが、ストレスが多いと唾液分泌も減ってしまうのです。

ストレスと一言でいっても、物理的な外的ストレスや精神的なストレスまでいろんなストレスがあります。

喧嘩

ストレスの種類

  • 気温によるもの
  • 騒音など音によるもの
  • 病気や怪我
  • 細菌、ウイルス
  • 運動不足、過剰な運動
  • 過食、小食、栄養不足
  • 睡眠不足や夢
  • 妊娠、月経
  • 仕事のストレス
  • 人間関係のストレス
  • 学校関係のストレス
  • 家庭のストレス
  • 離婚や夫婦間の問題
  • 死別

外的ストレスの場合には、環境を変えることが必要ですが、精神的なストレスの場合には、対象が身近な人であったりします。

相手を変えることは困難。だから、ストレスがたまるのですね。でも、ストレスをためない人がいます。その人たちが取っている方法は、外で起きていることが同じでも、脳での意味づけが違うのです。

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起きたことへの意味づけが、楽観的、前向き、プラス思考、積極的というように、自分にとって得するように考えています。このような人たちは、同じストレスを受けても、心まで疲労することがありません。

ストレスに負けないためにも、真似しないといけませんね。

舌を動かすには?

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舌を動かす利点は、唾液腺を刺激することがありますが、もう一つ、舌を上あごや歯にこすりつけることによって、汚れが取れてしまうことです。

加齢などで舌の筋肉が弱ると、舌がだら~と垂れ下がることがあります。このような舌には、歯型が付いています。歯型が付いている舌には、舌苔(ぜったい)が付いているのは、動きが悪いから唾液も出ないし顎にこすらないからです。

意識的に舌を動かす

  1. 舌の運動を行なう。
  2. 舌を上あごにこすりつける。
  3. 食事の時、2~3倍多く時間をかけて噛む。

このように舌を良く動かすと筋肉が付きます。舌がよく動くようになると、自然と舌がこすれるため、舌がきれいになります。また、良く噛むことも習慣になり唾液分泌が促されます。

始めは少し辛いかもしれませんが、少しずつでも始めることが大切です。意識して続けていると、いずれ習慣になります。

すると、いつの間にかピンク色の舌になっているかもしれません。

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