口臭は鼻ではなく脳で感じている?

「もしかしたら、口臭がしているかも知れない。」と考え出すと、不安になりストレスで健康まで崩してしまうかもしれません。

この「不安」が自律神経に悪影響を与えることが問題。不安が免疫力低下や唾液分泌の減少という口臭を悪化させる原因を作るからです。

これらは全て脳に問題があるということを知っていますか?
それだけではありません、口臭による不安やストレスは、脳科学を少し知るだけで防げるのです。

今回の記事は、今までと違う視点から口臭の悩みを解決するヒントになることでしょう。是非、ご参考にしてください。

口臭が発生するメカニズム

バイオフィルム

口臭は、菌が作っています。

口の中には、食べ物かすや細胞のはがれ落ちた死骸、菌の死骸など、タンパク質が存在しています。それらの汚れを菌が分解したときに、ガスが発生します。

それが、口臭。

ですから、口が汚れて不衛生になると、菌が増え口臭もひどくなる。

これが、口臭のメカニズムです。

においを感じるメカニズム

「におい」というのは、空気(ガス)です。

息を吸うと空気が鼻に入ります。におい物質は鼻の奥の粘膜に溶け込み、神経を伝って大脳に。

そして、「におい」は脳で感じます。これが嗅覚です。

嗅覚の特徴

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本来なら、「におい」は、誰が嗅いでも同じにおいのはず。ところが、人によって、同じにおいでも感じ方が異なるのです。

それどころか、同じ人でも状態が違うと、違うにおいに感じることがあります。

順応

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同じにおいを嗅ぎ続けると嗅覚が麻痺してしまう。始めにおいを嗅いだ時には臭いと感じたのに、いつのまにか分からなくなる。その場所から離れて戻ると、またにおいを感じるという特徴があります。

好き嫌い

ニオイを嗅ぐ
同じにおいなのに、人によっては好きなにおいなのに、人が変わると嫌なにおいになる。においフェチで、バラの香りが嫌いなのに足の臭いが好きという人もいます。同じにおいを10人中10人が好きとか嫌いということはありません。

ウェーバー・フェヒナーの法則
においを半分しか感じないようにするには、臭い物質を半分の量にしても駄目。においの感覚を半分にするには、臭い物質を97%除去してはじめて可能になります。

感性にひびく
嗅覚が他の感覚器官と大きく違うのは、直接、本能にひびくことです。「におい」と体験を結びつける傾向が強い。

そのにおいを嗅いだときに楽しい体験をしたことがあれば、「良いにおい」に感じる。しかし、そのにおいを嗅いだ時に嫌な体験をしたことがあれば、「酷いにおい」に感じてしまう。そして、そのにおいを感じる度にドキドキとしてしまうかもしれない。

このように、人間の嗅覚は、ほかの動物にはない特徴があることを知っておく必要があります。

においは脳で言葉に置き換えられる

脳神経

感覚として脳に伝わってきた「におい」は、脳で言葉に置き換えられます。

人間は五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)で感じたことを脳で言葉にします。その方が自分でも理解しやすいからでしょうね。それに、言葉にしないことには、他人に伝えることも出来ません。

「ほら。ほら。あのにおい。分からないの?あのにおいよ?」というようになってしまいます。

これでは、コミュニケーションができません。そのため、言葉に置き換えるのです。

「美味しそうな甘い香りの花」

「下水のような酷い臭い」

このように。でも、何かおかしくないですか?
先ほど説明したように、感じ方は人それぞれ異なるからです。

だから、その人の主観で言っているのです。違う人だったら、もしかしたら、違う感じ方をしているかもしれません。

ストレスにしないために

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実は、においだけではなく、五感(体感覚を含む六感?)で感じることは、すべて脳でフィルターにかけられています。

どういうことかというと、外で起きたことを自分なりに意味づけしているのです。意味づけの作業は無意識です。何か起きると、反射的に意味づけされるのです。

脳のフィルターは、その人が体験で学んだことやアイデンティティ(自分は○○である。」のほか、知識・情報、性格などが大きく影響しています。

そのため、個々人によって、同じことでも受け取り方が異なるのです。

たとえば…試験の成績が悪く先生から叱られた時…

A君:俺は頭が悪い。なんてダメな奴だ。と落ち込む。

B君:先生は私が頑張るように叱ってくれている。恩に報いるためにも頑張ろう!

実際、良くあることですが、この二人の将来は大きく差が出るでしょう。どのように意味づけしても自由ですが、大事なことは、良い結果を出すことです。

それでは、ストレスに強くなる練習をしてみてください。

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1、「口臭が出ているかもしれない。」このような時、どう考えれば良いでしょう?

2、「私が話すと咳払いをした。」これは、どう意味づけすれば良いでしょう?

3、「家族から口が臭いと言われた。」だったらどうすれば良いでしょう?

4、「自分でも口臭を感じる。」では、どうすれば良いでしょう?

意識的にする正しい質問や意味づけは、力づけになりますが、反射的な反応に任せていると、ほとんどがマイナス思考でストレスとなるものばかりです。脳の働きに十分気を付けることが大切です。

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