口が臭くなる人、ならない人、その違いは?

口が臭くなると、色んなことを考えませんか?

「どうして口臭がするのだろう?」
口臭がする理由を考えるのは当然のことですよね。

そして、
どうしてあの人は臭くないのに、自分だけ臭いのだろう?」と疑問を持ちませんか?

この2つの答えが見つかれば、あなたの口臭を解決できることになるかもしれません。
今回の記事は、「口臭がする人としない人の違い」についてお伝えします。是非ご参考にしてください。

口臭がする人、しない人

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口臭は不公平です。同じものを食べて同じ生活をしていても、自分だけ口が臭くなることがあります。

よくあるのが、「家族の中で自分だけ口臭がしている。親から口が臭いと指摘をされ、どうして私だけ口臭がするようになったのか疑問です。」というものです。

家族であれば、当然、同じ食事ですし、ほとんど生活習慣も似ていることが多いものです。それなのにどうして?

次にこのような相談も。
「喫煙をするため、舌が白くなり口臭が気になっています。でも、友人は同じように喫煙も飲酒もしますが、舌はピンク色で息が臭く感じることはありません。何故なのですか?」

本当に、口臭は不公平です。
今から、この疑問を解決したいと思います。

口臭が起きる原因

細菌

口臭が起きる理由が分かれば、先ほどの疑問が解決できます。

口臭を発生させているのは、細菌です。

細菌が食べかすや口腔から剥がれ落ちてきた細胞などのタンパク質を分解するときに、硫化水素・メチルメルカプタン・ジメチルサルファイドという口臭成分を作ります。

この口臭成分は、普段は唾液に溶け込んでいるのですが、口呼吸や緊張などによって口腔内が乾燥すると、気化し息となって口から出てきます。

これが、最も多い口臭のパターンです。では、これから、口臭の元となる細菌が棲息する場所についてお話します。詳しくは『気になる口臭を改善するコツ!主な原因5つと対策について』をご参考にしてください。

歯垢(プラーク)

バイオフィルム

毎日、歯磨きをしていても、歯の表面には歯垢(プラーク)が付着します。歯垢は、細菌のかたまりですので、歯垢が多く着くと口臭もします。でも、歯垢による口臭は、それほど強いニオイではありませんので過剰に心配することはありません。

だからといって、歯磨きをしないと周囲に迷惑をかけるかもしれません。

歯周ポケット

歯周ポケット

毎日、歯磨きをしていても、歯肉炎や歯周炎になることがあります。その理由は、歯と歯ぐきの間の溝部分は、歯ブラシの毛が入りにくく歯垢が残ってしまい、時間が経つと歯石になるからです。

歯垢とは異なり、歯石がそのまま害になることはありませんが、無数の穴があいている歯石には、細菌のかたまりである歯垢が多量に付着します。

そして、歯周病菌がつくるガスが歯肉を傷つけ炎症を起こします。歯肉炎です。

歯肉炎になると、歯ぐきが腫れ、歯周ポケットができます。歯周ポケットは、食べかすや歯周病菌が溜まりやすいだけではなく、ブラッシングが難しくなることが問題なのです。

歯周病は、当初は痛みもなくどんどん進行します。そして、歯周ポケットには臭い膿が溜まり、強烈なニオイを発することに。

舌の表面

デリケートな舌の表面

舌の表面は、糸状乳頭などで覆われ汚れや細菌が付着しやすい形状になっています。また、表面積も広いのでどこよりも多くの細菌が住み着きます。

舌が白く見える舌苔(ぜったい)は、細菌や汚れが集まって出来たものですが、唾液に溶け込んで口臭物質も舌の表面に付着しています。

そのため、口臭の8割が舌から発するとも言われます。それでは、口臭が出る舌の形状はどのような特徴があるでしょうか?

舌苔ができやすいのは、舌に溝ができている溝状舌、そして、糸状乳頭が長い舌です。溝状舌の場合には、溝に汚れがたまるため舌苔ができます。糸状乳頭の場合は、乳頭の間に汚れがたまるのが舌苔の原因になります。

その他、舌の縁にボコボコと歯型がついている場合は、舌苔ができやすいです。歯型ができるのは、舌の筋力が衰えているから。同じように唾液腺も衰えていることが多いです。ですから、歯型がつくようになったら、舌苔ができたり口臭が強くなる前のサインだと思ったらいいです。詳しくは『舌に歯型がつくと口臭が強くなる!舌苔ができる!歯型がつかないようにするには』をご参考にしてください。

喉の扁桃腺

膿栓の図解

口からは細菌やウイルスが侵入しますが、体に感染しないよう喉で一時的に捕獲し殺菌するようになっています。その場所が、扁桃腺。

扁桃腺には、いくつもの穴があり、その穴に細菌の死がいや食べかすなどの汚れがたまり塊ができます。塊は腐敗して臭い膿栓(のうせん)となり、その部分から分泌される粘液に口臭物質が溶け込んで口に入り唾液とも交じるので、口臭となります。

また、呼吸などで喉が乾燥する度に、喉から鼻にかけて口臭が通り抜けます。

胃腸からの口臭

腸内ガス(おなら)

下痢や便秘などがあると、腸内で排泄物が醗酵しガスが発生します。腸内で溜まったガスは、体に吸収され呼気となって出るので、息が臭くなることもあります。

しかし、このような体内からの口臭は、口腔内からの口臭に比べてはるかに少なく、1割未満だといわれています。

口臭を起こしやすい人の特徴

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口臭は、誰でも起きる可能性があります。しかし、人によって口臭を起こしやすい人と起きにくい人に分かれます。

口臭を起こしやすい人には、ある特徴があります。それは…

  1. 口呼吸
  2. 唾液分泌量が少ない

この2つの内のどちらかがあると、先ほど説明した口臭細菌が増えやすくなります。口臭細菌が増えると口臭も強くなるというわけです。

ですから、あなたの口臭を解決するには、口呼吸を鼻呼吸に変えるか、または、唾液の分泌量を増やすかのどちらかしかないのです。

唾液分泌量が少ない理由

赤ちゃんのよだれ

唾液は、口内にある3つの唾液腺から分泌されています。唾液は意識とは関係なく無意識に出たり出なくなったりします。

どうしてかというと、自律神経の指令によって唾液分泌がコントロールされるようになっているのです。

唾液が出なくなる

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自律神経には、交感神経と副交感神経があるのですが、この内、交感神経が活発になると唾液が出なくなります。

唾液を出なくする時…

  • 精神的ストレスや身体的ストレスが掛かった時
  • 緊張、不安、興奮など
  • 活動的な時
  • 抗うつ剤などの薬による副作用

唾液が出なくなりお口が乾く。その理由はストレスや不安な感情が多いからかもしれません。

唾液がよく出る…

唾液腺

唾液腺に唾液分泌の指令を出すのは、副交感神経です。副交感神経が活発に働いている時には、サラサラな唾液が多量に出ます。

それは、こんな状態の時。

リラックス状態。緊張や不安もなく、気分がよく自律神経が整えられていると副交感神経が活発に働きます。そして、多量の唾液が出るのです。

日常生活では、交感神経と副交感神経が交互に働くようになっています。このバランスが良いと唾液も良く出ます。

根本的な対策が重要

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今回の記事のまとめとして、口臭が起きやすい人というのは、起きにくい人と比較して自律神経が乱れていることが大きな原因となっていることが多いことが分かったと思います。

ですから、自律神経を乱している根本原因を改善することが大事で、それが出来れば、唾液分泌も活発になり口臭細菌をやっつけることができます。

自律神経というと、ストレスなど厄介な問題があり難しく聞こえるかもしれませんが、要は「気」の持ちようです。

ここでの「気」というのは、体と心の状態を言います。

美味しく食事をして健康を保ち、適度な運動を行い、明るく、楽しく、ほがらかに生活を行っていれば、心身ともに健康になり自律神経も整えられます。

この事を毎日心がけることで、頑固な口臭でも改善されていきます。

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