ベストな口臭対策!それは口臭原因を見きわめること

歯科治療

YAHOO!知恵袋を見てたら、「口臭で悩んでいます。どうしたらなくなりますか?」という質問があまりにも多いことに驚いています。

それだけではありません。「歯をしっかり磨いているのに口臭が治らない。」とか、「舌も磨いています。でもよけいに臭くなった」と。

さらには、「膿栓(臭い玉)が口臭の原因だと思います。」と決めつける人まで。これでは治るものまで治らないかもしれません。

口臭は一人一人原因が違います。だから、Aさんが治ったからといって、その対策があなたに当てはまるとは限らないのです。

口臭を治すためのベストな対策というのは、あなたの症状に合わせる必要があるのです。

もし、あなたもYAHOO!知恵袋の質問者と同じように悩まれているのでしたら、ぜひともこの記事をご参考にしてください。

口臭対策のまえに口臭原因を知る

パソコンを見る

ネットで「口臭を治す方法」とか、「口臭対策」と検索するとこれでもかという数の方法が表示されます。

ネットで検索したときに多いのは、「臭い玉(膿栓)」です。だから、口臭が治らないと「私の口臭原因は臭い玉だったんだ!」と思うのかもしれません。

その人が次に行うのは、「臭い玉の取り方」を調べる。そして、箸(または綿棒やピンセット)で臭い玉をほじくって取る。

さて、臭い玉がうまく除去できたとして、口臭が治ったでしょうか?その後、臭い玉ができなくなったでしょうか?

NO!NO!

たとえ臭い玉が取れても、口臭がしている原因が歯周病だったら解決できるはずがありません。口臭が治らない人の場合、どれだけ努力してもこのようにうまくいかないことが多いのです。

口臭対策で大事なのは、口臭がおきている原因を見きわめることなのです。

口臭原因の種類!あなたのケースは?

怖い歯医者

口臭の原因は人によって違います。同じように口臭がしていても、その原因は様々なのです。

それでは、口臭がおきる原因にはどのようなものがあるのかご紹介します。

  1. 歯周病(歯肉炎、歯周炎)
  2. 虫歯
  3. 差し歯
  4. ブリッジ
  5. 被せ(銀歯や詰め物)
  6. 歯磨き不足による不衛生
  7. 舌苔(舌が白くなる)
  8. 臭い玉(膿栓)
  9. 喉の粘液(痰、膿汁、後鼻漏など)
  10. 副鼻腔炎
  11. アレルギー性鼻炎など耳鼻科疾患
  12. 糖尿病などの内科疾患
  13. 胃腸疾患や腸の働きが悪い

主なものでも、これだけあります。さて、あなたの口臭は何が原因でしょうか?

ベストな口臭対策は口臭原因に合わせること

歯医者さん

口臭原因が分かったら、適切な対策を行うことが重要です。それでは、ケース別に対策法をお伝えします。

歯ぐきが腫れる、歯ぐきから出血がする

歯ぐきが腫れる

疲れた時などに歯ぐきが腫れることがあるとか、歯磨きをすると血が出る。このような症状があるのは、歯周病です。

歯周病は、歯周病菌が出すガスによって歯ぐきに炎症を起こす病気です。炎症が起きても、初期では痛みもないので自覚症状がありません。

ところが、歯周病になると歯ぐきから臭い膿が出るのです。その膿は歯周ポケットにたまっていて、常に臭いニオイが発生します。

健康な歯ぐきと歯周病の歯ぐき

ベストな対策は、

  • 歯周病を治療する
  • 歯周ポケットの中をきれいに清掃する

この二つしか歯周病を治す方法はありません。

歯周病は、進行すると歯科治療を受けない限り治らないと考えたほうがいいです。そして、一度歯周病になると歯周ポケットが深くなっているので、ていねいにブラッシングをしても完全に汚れを除去できなく、歯石ができます。

歯石除去

だから、2~3か月に一度は歯科で歯石除去をしてもらわないといけません。また、歯ブラシも普通のものだけを使用しては効率が悪いので、ワンタフトブラシや歯間ブラシも使うことをおすすめします。
この2つのことを実行することで、歯周病による口臭はしないようにできます。詳しくは『歯周病の口臭は治らないかも…その理由は?最善の対処方法は?』をご参考にしてください。

古い被せや銀歯、差し歯から口臭がする

歯のレントゲン写真

虫歯の治療が終わると、被せものや銀歯などを入れます。そのまま何年も入れている人が多いのですが、それらには、耐用年数があります。

たとえ被せもので虫歯を修復していても、年月がたてば、被せと歯の間に段差ができてきます。段差ができると汚れがたまりやすくなり、そこから虫歯になり、菌が被せた歯の中に侵入し虫歯になっていることが多いのです。

この場合、外見はきれいでも、被せの中では菌によって腐敗がおこっているので、ニオイが出ます。

もし、被せや銀歯を入れてから3年以上たっているのでしたら、歯科でレントゲン撮影をしてもらうことをおすすめします。詳しくは『詰め物の内部から口臭発生?』をご参考にしてください。

虫歯菌は、歯根に感染すると「根尖歯周炎」になっていることがよくあります。

根尖歯周炎

根尖歯周炎というのは、歯根の先に膿の袋ができる病気のことです。膿の袋ができ、膿が多量にたまると歯肉が腫れたり穴ができるので、ご注意ください。詳しくは『歯根膜炎になると口臭が強烈』をご参考にしてください。

差し歯が臭い

差し歯

差し歯を入れている人の多くが、「差し歯を入れてから臭くなった。」といわれます。

差し歯が臭くなる理由は、2つあります。

  1. 差し歯と支台歯(元の歯)の間に段差ができ、汚れがたまり腐敗している。
  2. 差し歯を入れている部分の歯肉に炎症が起きている。(歯肉炎)

この場合の対策は、ケースによって異なります。

差し歯と支台歯の段差が大きい場合には、差し歯を作り替えるのが望ましいです。差し歯と支台歯が適合していないと、どれだけていねいにブラッシングしても、清潔にするのは困難です。

差し歯と支台歯が適合していても、歯肉炎になっていると歯肉にポケットができます。ポケットができると、歯石もつきやすくなるので口臭原因になります。ベストな対策は、定期的に歯科で歯石除去をしてもらうこと、そして、ワンタフトブラシを使用してポケットの中をきれいに清掃することです。

歯石除去とワンタフトブラシの使用を実行することで、たとえ差し歯から口臭がしていても、予防できるようになります。詳しくは『差し歯が臭い時の原因と対策』をご参考にしてください。

喉から鼻にかけて口臭がする

sinnsatu

喉から鼻にかけて口臭がする場合には、臭い玉(膿栓)や臭い粘液ができていることが多いです。だからといって、臭い玉を自分で除去するのはやめてください。喉を傷付けたりばい菌を入れ、喉の粘膜に炎症を起こすことになるかもしれないからです。

臭い玉(膿栓)や臭い粘液ができるのは、次のことが原因です。

  • 副鼻腔炎
  • アレルギー性鼻炎などにより鼻汁が喉におちる
  • 鼻や喉の炎症

どれも、耳鼻科の病気です。ですから、これらの病気を治さないことには、膿栓をできないようにすることは不可能です。そのためには、耳鼻科を受診し治療することです。

ベストな対策は、膿栓を取ることではなく、できないように予防することです。膿栓や臭い粘液ができなければ、口臭もしなくなります。膿栓の予防について詳しくは『口臭の元!臭い玉(膿栓)ができる4つの原因と取り方』をご参考にしてください。

舌が白くなり口臭がする

sitakoke

舌が白くなるのは、舌苔(ぜったい)ができるからです。舌苔は、ばい菌と細胞の死がいが集まり腐敗したものなので、ニオイも臭くなります。

だから、舌磨きを行う人が多い。しかし、舌磨きをしても完全にきれいにすることができないだけではなく、よけいに舌苔が悪化することが多いのです。

その理由は、舌磨きをしても舌が完全にきれいにならなく、過剰に磨き舌乳頭を傷付けるからです。そのため、舌磨きをしたために口臭が悪化する人が多いのです。

舌苔をできないようにするには、舌苔ができる原因を知る必要があります。舌苔といっても、人によってできる原因は次のように様々です。

【舌苔ができる原因】

  1. 疲労、病気、ストレスにより、免疫力が低下している。
  2. ストレスなどにより自律神経が乱れている。
  3. ドライマウス(口呼吸、唾液の分泌が減る、いびき、喫煙)
  4. 歯周病などによって、口腔に悪玉菌が増加している。

これらが舌苔の主な原因です。ですから、その原因にあった対策を行うことがベストなのです。詳しくは、『舌が白い人と白くない人5つの違い!舌苔ができる原因・取り方・予防』をご参考にしてください。

胃腸が悪くなり口臭がする

ityougaarui

胃腸が悪くなっても口臭がすることがあります。胃腸の働きが悪いと腸内の悪玉菌が増えガスを発生します。そのガスが、腸に吸収され肺をとおり呼気となって出ます。

でも、このような胃腸が原因の口臭は、口臭全体の割合からも少ないだけではなく、口や喉が原因の口臭と比較して、ニオイも強くありません。

しかし、胃腸が悪くなると、体の免疫力が低下するため舌苔ができやすくなります。舌苔は口臭の原因になるので、胃腸が悪いのは間接的な原因になっているのです。

ですから、普段から胃腸を健康にすることは、口臭対策としても大切なことです。詳しくは『胃腸が弱ると舌が白くなる!口臭がする!対策はこれ!』をご参考にしてください。

まとめ

rentogen2

口臭で困っているからといって、むやみやたらに対策をするのは考えものです。対策をしたことでかえって口臭が悪化することがあるからです。

口臭がでるようになるには、必ずその原因があります。そして、口臭原因は人によって違います。ですから、見きわめることが重要。

そのためには、歯科や耳鼻科のお医者さんに診てもらうことも必要です。そして、原因がわかれば、正しい方法で対策しないといけません。今回ご紹介した方法をお試しください。今まで治らなかった口臭を解決できるでしょう。

12,000人が実践する"口臭対策"ネット

  • このエントリをはてなブックマークに追加する