臭い玉(膿栓)を出来なくする方法!

ドライマウスの女性

耳鼻咽喉科の医師が、膿栓(のうせん)患者に指導する予防方法

臭い玉(膿栓)は何度取っても出来ます。それは、体の免疫作用によるものだからです。喉に細菌が感染すると扁桃から免疫物質(粘液)が出ます。

細菌と戦った後、免疫物質(粘液)が固まり臭い玉(膿栓)ができる。扁桃ではこのプロセスが繰り返されているのです。

だから、臭い玉(膿栓)がなくなることがないのです。「じゃあ、どうすれば良いんだ、、、」と嘆くのは早いです。

臭い玉(膿栓)を出来ないようにすれば良いのです!

今回の記事では、「臭い玉(膿栓)を出来なくする方法」についてお伝えします。臭い玉(膿栓)で困っていましたら、是非ご参考にしてください。

臭い玉(膿栓)を出来なくすることが大事

口臭の代表といえば、臭い玉(膿栓)、舌苔(ぜったい)、歯周病。その中でも、膿栓(のうせん)は臭い玉ともいわれるほど、強烈な口臭の代表格です。

ですから、歯科で治療しても口臭が治らないときには、「もしかしたら、臭い玉(膿栓)が出来ているかも?」というように、臭い玉(膿栓)を疑います。

それだけではありません。

咽喉(のど)にくっついている米粒大の膿栓(のうせん)を発見すると、「何とかして、この膿栓(のうせん)を取らないと。。。」と膿栓を取ることに躍起になる方もおられます。

しかしながら、の二つとも、半分は合っているかもしれませんが、半分は間違いです。どういうことか今からご説明しましょう。

次の4つが、その答えです。

1、膿栓自体は、つぶさない限りそれほど臭くない。
2、膿栓は取っても、すぐに出来るため、
  取ってもあまり意味がない。
3、同じ所に膿栓よりも臭い物質がある。
4、膿栓を出来ないようにすることが重要。

嘘だと思ったら、ネットで「膿栓(のうせん)」を検索してみてください。同じことが、書かれています。

耳鼻咽喉科で受診すると、状態によっては、毎週、膿栓(のうせん)を吸引しないといけない場合や、酷い場合には、扁桃(へんとう)切除手術も行うようです。

扁桃切除手術を受けると、膿栓(のうせん)が出来なくなります。どうしてか? ご存じですか?
扁桃(へんとう)の陰窩(いんか)という所からは、粘液(白血球)が分泌されています。

白血球が細菌やウィルスと戦った死骸に細菌や汚れが付着した膿汁(のうじゅう)が固まってできたのが、膿栓(のうせん)です。

臭い玉(膿栓)よりも臭い膿汁(のうじゅう)

粘液のイメージ

ここで重要なことをお話しします。じつは、膿栓になる前の膿汁が、最も臭い! 詳しくは、『膿汁(のうじゅう)が本当の口臭原因!膿汁は膿栓より臭い!』をご参考にしてください。

膿の汁というぐらいですから、大体想像できますが、細菌の死骸にさらに細菌が着いて腐敗している膿ですから、ひどい悪臭になります。

この粘液(膿汁)が、舌に付くと舌苔が出来ます。咽喉に近い舌の奥に苔が出来やすいのは、そのためです。

口に流れ込むと、唾液に混じり、ネバネバして苦く感じます。その状態で、口中が乾くと、一気に悪臭が発生します。これが、膿栓の元となっている粘液(膿汁)の怖さです。

ですが…膿栓の元の粘液が出る場所である扁桃を切除してしまえば、粘液(膿汁)も出なくなり、膿栓もできなくなります。でも、細菌やウィルスと戦うための粘液(白血球)も出なくなります。

そのため、耳鼻咽喉科のお医者さんは、膿栓が出来ていても、軽い症状であれば、咽喉のうがいを小まめに行うことを指導しているのでしょうね。

臭い玉(膿栓)ができやすい人

風邪にかかった女性

臭い玉(膿栓)ができやすい人と、できにくい人がいます。この差は何だと思いますか?

先ほどお話ししたように、臭い玉(膿栓)は喉に細菌が感染することからできます。細菌が喉に感染するのは、次のようなことからです。

  1. 副鼻腔炎の膿が喉にたれる
  2. アレルギー性鼻炎から鼻水が喉にたれる
  3. 鼻や喉に炎症が起きる
  4. 逆流性食道炎で喉に細菌が増える

そして、口腔乾燥(ドライマウス)の体質であると更に臭い玉(膿栓)ができやすくなります。

  • 口呼吸(いびきや、鼻炎による鼻づまりから口呼吸になる)で喉が乾燥し、細菌が増える。
  • 唾液分泌量が少ないことによって、口腔と喉が乾燥する。

これで、臭い玉(膿栓)ができやすい人とできにくい人の違いが分かったのではないでしょうか。
口腔乾燥(ドライマウス)の対策は。

  1. よく噛んで食べる
  2. シュガーレスガムを噛む
  3. 規則正しい生活
  4. 加湿器をつける
  5. 口呼吸を鼻呼吸に変える
  6. マスクをして寝る
  7. お酒はほどほどにする
  8. コーヒーや紅茶は控えめにする

口腔乾燥(ドライマウス)について詳しくは、『口が乾くドライマウス症の原因と対策8つ』をご参考にしてください。

臭い玉(膿栓)をできなくするには

うがいする

もうお分かりだと思いますが、膿栓をなくしたいのであれば、咽喉をきれいに保つ意外に方法はありません。

もちろん、鼻や喉の疾患を治すことは重要です。でも大切なのは、普段から喉を清潔にすることなのです。

喉を清潔にする方法は簡単です。ガラガラうがいをよくして、咽喉に細菌を繁殖しないようにすることです。詳しくは、『うがいで膿栓(臭い玉)を効果的に取る5つのポイント』をご参考にしてください。

ガラガラうがいを効果的に行う方法の一つとして、お勧めできるのが、アルカリイオン水を使ううがい。

その理由は、咽喉の細菌は、アルカリ性に弱いことと、イオン水には、汚れを落としやすくする働きがあるからです。

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