歯科衛生士がオススメするのは無添加の歯磨き粉

歯と健康のことを考えるのなら無添加歯磨き粉がオススメ

あなたが歯磨き粉を使う理由は何でしょう?一般的に、歯磨き粉を使うのは虫歯予防や口臭予防のためではないでしょうか。

ところが、その目的を達成しているかといえば、達成できていない人が多いです。毎日歯磨きを行っているのに、虫歯になり歯医者さんにかかりますよね。口臭に気をつけているのに、口が臭くなることがありますよね。これって変ではないですか?

もしかしたら、今使われている歯磨き粉には期待するほどの効果がなく、虫歯や口臭を予防できない、ということではないでしょうか。

それに、最近では、健康を害する添加物を含まない歯磨き粉に人気が出てきています。もし、無添加の歯磨き粉を使っても、虫歯にならなく、口臭がしないのであれば、そんな良いことはありませんよね。

このように、市販の歯磨き粉はたくさんあり、どれを買おうか迷ってしまいます。今回の記事は、歯磨き効果を最大にするために、歯磨き粉を選ぶときの重要ポイントをお伝えします。ぜひご参考にしてください。

人気のある歯磨き粉

一般の歯磨き粉

調査結果では、歯磨き粉の使用目的は、「虫歯予防」、「口臭予防」、「歯周病予防」の3つが大半を占めています。また、歯磨き粉を選ぶときに重視するのは「フッ素」が含まれているかどうかでした。

【人気のある歯磨き粉】

  1. 虫歯予防
  2. 口臭予防
  3. 歯周病予防
  4. フッ素配合
  5. 300円未満の低価格な歯磨き粉

この歯磨き粉ランキングを見ると、分かるような気がしますよね。さて、あなたは、歯磨き粉を購入されるときに何を基準に選択していますか?

インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチのDIMSDRIVEでは、「歯磨き粉」について
アンケートを行い、使い方や重視点、使用状況についてまとめました。
調査は2016年4月6日~4月22日にかけて実施し、DIMSDRIVEモニター3,801人から回答を得ています。

● 歯磨き粉使用率は9割以上
● 女性は2種類以上の歯磨き粉を使い分けている人が4人に1人
● 歯磨き粉に期待する効果は「虫歯予防」以外に、「口臭予防」「歯周病予防」なども
● 購入は価格重視!重視する配合成分の1位は「フッ素」
● 購入場所は「ドラックストア」が約8割
● 300円未満の歯磨き粉を選ぶ人が半数以上

引用:ネットリサーチ ディムスドライブ

歯磨き粉は口臭に効果があるか?

息をはく女性

生活や仕事などで人間関係を円満に過ごすためには、エチケットを守ることは重要です。口臭がしていては、人間性を疑われたりすることもありますし、たとえ家族でも嫌われることになるかもしれません。

ですから、毎日歯磨きを行うわけですよね。人によっては、一日に2回も3回も歯磨きを行う方もおられます。それほど、口臭予防に気を配っているわけですが、果たして歯磨きによって口臭を予防することは可能でしょうか?

このように言うと、「歯磨きをしなかったら口が臭くなる!」と反論されるかもしれませんが、毎日歯磨きを行ってるのに口臭がする人がいます。このことについて疑問を持たない人が多いのです。

口臭がひどくなると、歯磨き程度では口臭を無くすことができません。それに、歯磨き粉には口臭を消す成分は入っていません。歯磨き粉の効能効果にもハッキリと「歯磨きによって口臭予防ができる」と記載されているのですから。この記載方法は薬事法で決まっています。歯磨き粉の成分について詳しくは、『歯医者さんがすすめる歯磨き粉ランキング』をご参考にしてください。

どういうことかというと、「歯磨き粉の成分には口臭を消す効果はないが、ブラッシングによって口臭がしないように予防できる。」ということです。

もし、歯磨き粉の成分に消臭効果があれば、ブラッシングをしなくても口臭を消すことができるでしょう。歯磨き粉を口に入れるだけで口臭が消せれば、そんな有り難いことはありませんよね。しかし、歯磨き粉には消臭成分は入ってなく、「香料」によってマスキング効果を得るようになっています。

だからといって、歯磨きをしなくても良いということではありません。歯磨きをしなければ、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。また、口内が汚れるので舌苔(ぜったい)ができやすくなります。

舌苔ができたり歯周病になると口臭がひどくなるので、毎日ていねいにブラッシングすることは大切なことです。

しかし、歯磨き粉の成分によっては、口臭を強めることになるので注意が必要です。市販の歯磨き粉には、たいてい合成界面活性剤が含まれていますが、この成分は刺激が強く舌粘膜の角化を進めます。

口腔が乾燥する人の場合には、舌苔が治りにくくなるので、合成界面活性剤含有の歯磨き粉はおすすめできません。舌苔が治らない場合には、無添加の歯磨き粉に変えられてはいかがでしょう。

引用:簡単にできる口臭対策8つ!歯磨き粉、食べ物、ガム、効果的なのは、、

歯磨き粉は歯周病に効果があるか?

歯周病予防の歯磨き粉はたくさん販売されていますので、どの歯磨き粉が歯周病に効くのか迷ってしまいますよね。歯周病予防用の歯磨き粉と一般的な歯磨きとの違いは、歯周病に効く薬用成分が含まれているかどうかです。

【薬用成分】

  • 殺菌剤
  • 抗炎症剤
  • ビタミンE
  • 清涼剤

歯磨き粉にこれら薬用成分が含まれていても歯周病は治ることはありませんので、誤解しないでください。初期の歯周病であれば、ていねいにブラッシングすることを心掛ければ、治癒できるかもしれません。歯周病に感染していれば、治癒出来たと思っていても、内部で進行していることの方が多いです。

ですから、歯周病かもしれないと感じたら、まず歯科を受診し歯石除去やクリーニングを受けられることをおすすめします。

歯周病が中程度以上に進行している場合には、早目に歯科で診てもらうことが大事です。歯周病は放置すれば日に日に悪化しますので、いずれ歯ぐきが腫れるとか出血することになるのでご注意ください。

たとえ歯周病予防の歯磨き粉であっても、それは、歯科治療と並行することで効果を発揮できるのです。詳しくは、こちらの記事『歯周病の口臭、出血、歯茎の腫れに効く歯磨き粉の選び方』をご参考にしてください。

フッ素歯磨き粉

歯磨き粉

歯磨き粉を選ぶときに、「フッ素」が入っていることが基準のように思われていませんか。フッ素が入ってなければ虫歯が予防できない。それほど、フッ素が虫歯予防に効果があるように思われているようです。しかし、一方では、フッ素の害を訴えている歯科医師もおられます。

果たして、フッ素は虫歯に効くのでしょうか?そして、フッ素は危険なのだろうか?

このことについて、お答えさせていただきますので、歯磨き粉を購入されるときのご参考にしてくだされば幸いです。

フッ素は虫歯予防に効果がある

結論を先に申しますと、フッ素は虫歯予防に効果があります。どのようにして歯を強くするかについて、デンタルサロン・プレジール様のサイトに掲載されていましたのでご紹介します。

フッ素(フッ化物)には、以下の4つのメリットがあります。

  1. エナメル質結晶の安定化作用
  2. 歯の再石灰化を促進する作用
  3. 歯垢(プラーク)中の細菌に対する抗菌作用
  4. 耐酸性の向上具体的には、フッ化物イオンがカルシウムと結合して歯の表面に沈着すると、「脱灰」(歯の表面からミネラルが失われ、虫歯になりやすくなること)した部分に新たな結晶を作ってくれます。このため、歯の表面が滑らかになり、ホワイトニングなどとは違った意味で、歯に輝きや艶をもたらしてくれるという審美的なメリットも期待できます。

引用:審美歯科専門クリニック デンタルサロン・プレジール

このように、確かにフッ素には虫歯予防効果があることが分かっています。しかし、それほど効果があるはずなのに、日本の子供の虫歯率が高いのはどうしてだと思いますか?

それには、虫歯になる原因について理解する必要があります。

【虫歯になる原因】

  1. 歯磨き不足(磨き残しが多いから。)
  2. 噛まない(柔らかい食事が多いために噛まないことで唾液が出ていないから。)
  3. 甘いや食べ物や飲料をだらだらと摂取する。(口内が糖で酸性化するから。)
  4. カルシウムが多い小魚などを食べない食習慣。

このように、現在人の子供は、虫歯になりやすい生活になっています。だから、虫歯になるのです。戦後すぐなどの人たちは、フッ素歯磨き粉がない時代でしたが、虫歯になることが少なかったのは、そういう理由からです。詳しくは、『歯医者が行ってる歯磨き方法!フッ素歯磨き粉のメリット・デメリット』をご参考にしてください。

本気で虫歯予防を考えるのなら、「フッ素含有歯磨き粉」ではなく、生活習慣を見直すことが大切なのでしょうね。

フッ素は危険!?

フッ素の安全性について論じている記事がたくさんあります。フッ素は毒素なので口に入れると危険だとか、歯磨きに使えるようにしているので安全だとか。果たして、どちらが正しいのでしょうか?

次のような記事があります。

フッ素が虫歯に効果があるとのことで、アメリカでは飲料水にも添加しているそうです。それなのに、ヨーロッパや日本では「フッ素は健康を害する危険性がある」との理由から、フッ素を飲料水に入れることを許可しないのは何故?

フッ素が本当に安全であれば、日本でも水道水に入れるはずなのに入れないのは何故なのでしょうね。このような記事もあります。ユニセフ(国連国際緊急児童基金)がフッ素の安全性について疑念を表していました。

ユニセフ(国連国際緊急児童基金)が、1999年12月に飲料水中のフッ素の安全性について、疑念をあらわすレポートを公表した。
同じ国際機関といっても、アメリカのフッ素戦略を追認するしか能のないWHO(歯科保健部)と異なり、国連傘下の諸機関は、以前から、水中フッ素の危険性に関して独自の見解を表明してきた。すなわち、国連人間環境委員会は、1974年2月にナイロビで開催した会議の結果を報告書にまとめ、地球環境監視システムの設置を呼びかけ、地球規模で監視測定すべき危険物質として、水中のフッ素を優先順位第6番目にランクしたのである[1]。ちなみに第7番目にランクされた物は、アスベストとヒ素である。

ネットで「フッ素危険」と検索すると、次から次へとフッ素の安全性を疑う記事を見つけることができます。だからといって、本当の所はどうかということまでは判断できません。

しかし、はっきり分かっていることは、フッ素は毒素だということです。「フッ素歯磨き粉の虫歯予防効果」を見るかぎり、そこまで危険を冒してまでフッ素歯磨き粉を使う必要があるのかということです。(これは私個人の考えですので、いろんな考えがあると思います。)フッ素の危険性について詳しくは、『フッ素は虫歯予防に万能か?危険か?』をご参考にしてください。

忙しい毎日の生活の中で、歯磨きを行うのは面倒かもしれません。しかし、歯磨きにはリラックス効果もあるということを知っていますか。歯磨きを楽しむようにすると、自ずと歯磨きがていねいになります。そのようにして、歯磨きを辛いものと考えないで、健康になる行為だと考えるようにしたいものですね。

ホワイトニング歯磨き粉のオススメ方法は

歯が黄ばむと、恥ずかしくて大きくお口を開けておしゃべりできないですよね。喫煙者の場合には、黄ばむというよりも茶色に着色しているかもしれません。

そのような場合には、ホワイトニング歯磨き粉を使いたいと思うかもしれませんね。しかし、歯に着色しやすい方の場合には、ホワイトニング歯磨き粉で着色を落としてもすぐに黄ばむことが多いです。その理由は、、、

歯の脱灰化(歯の表面からカルシウムなどのミネラルが抜ける症状)が進んでいたり、ブラッシングによって歯面に傷がついていることがあります。そのため、着色(ステイン)が付きやすい歯になっていることが多いのです。

ですから、着色(ステイン)が付きにくくするために、定期的に歯科で歯のクリーニングをしていただくようにすると良いです。歯の表面がツルツルになると汚れが付きにくくなりますので、ぜひ、おすすめします。

歯の黄ばみについては、こちら『歯の黄ばみ・黒ずみ!着色原因と効果的なホワイトニング対策』ご参考にしてください。ホワイトニング歯磨き粉には研磨材が多く含まれるので、多用しないようにすることが大切です。黄ばみが気になる場合は、1週間に一度程度はホワイトニング歯磨き粉を使われると良いと思います。

オススメは無添加の歯磨き粉

ここまでお読みになられると、歯磨きで大切なことは歯磨き粉の種類ではなく、ブラッシングの重要性だということが理解できたのではないでしょうか。

正しくブラッシングが出来ていると、虫歯や歯周病になることも少なくなります。それだけでなく、歯に黄ばみも付きにくくなると思います。歯磨き方法については、『正しい歯磨き方法と効果的な歯磨きの仕方の違いとは』をご参考にしてください。

歯磨きが上手にできるようになると、薬剤や化合物などの添加物は必要なくなります。無添加の歯磨き粉で十分です。無添加にすれば、健康や安全性を心配しながら歯磨きをする必要もなくなります。そのほうが精神面でも健康的ではないですか。

そのためにも、定期的に歯科健診を受けられ、歯石除去やクリーニングをしてもらうことをおすすめします。そして、毎日の歯磨きを楽しむことが大事かもしれませんね。

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