舌苔(したごけ)うがい!口臭を防ぎ成人病まで遠ざけるすごい健康法

舌苔うがいする女性

舌苔があると口臭がする!でも、「舌苔うがい」なら取れるってご存知でしたか?

舌苔を取りたいけれど取れないので苦労していませんか?

わたしは、舌苔に悩んでいる方を3万人見てきましたが、ほとんどの方は舌苔を取るために舌磨きをして苦労しています。

私自身も、昔は舌苔で悩まされた時期がありました。しかし、3万人の方が実践している簡単なある方法でうがいをするだけで舌苔が取れ、口臭もなくなり、キレイな舌を取り戻す方法を発見しました。

今回は、私が7年間の研究の末に発見した簡単に舌苔を取る「舌苔うがい」のやり方についてご紹介します。

舌苔はなぜ取れないのか?

舌苔は舌ブラシなどでこすっても完全には取れません。どうしてだと思いますか?

舌苔は、岩に生えているコケが、岩に根を張ってるのをイメージしてください。ですから、舌を磨いても容易には取れないどころか、取ってもすぐに再生してきます。

このように、舌苔は、食べ物かすや粘膜のはがれた物にリンパ球やばい菌が集まり、舌にくっついて出来たものです。

ばい菌は、タンパク質や糖が大好きです。ですから、甘いジュースや牛乳を飲むとばい菌が活発に増殖を始め、舌苔が大きく成長するのでご注意ください。

舌苔ができたからといっても、出来る原因は人によって違うので厄介です。友達が乳酸菌を食べ舌苔が治ったといっても、そのまま当てはまることは少ないでしょう。詳しくは『舌が白い人と白くない人5つの違い!舌苔ができる原因・取り方・予防』をご参考にしてください。

喉の左右両側には口蓋扁桃(こうがいへんとう)と舌の根本にある舌扁桃(ぜつへんとう)があり、喉にばい菌が増えると粘液(リンパ球などからなる免疫)が分泌されるようになっています。

この粘液が問題になります。その理由は、粘液中にはたくさんのばい菌が入っているからです。その汚い粘液が舌にくっつくことで舌苔が出来るケースが多いということをご存知でしょうか。

舌の奥に苔ができる場合は、粘液が原因になっていることが多いのです。舌苔が治らない場合には、扁桃からの粘液が影響しているかもしれないと考えると良いかもしれません。このようなケースでは、舌苔の原因となっている粘液を除去する必要があります。

また、粘液の分泌は、扁桃炎のほか、蓄膿症、アレルギー性鼻炎、逆流性食道炎、いびき、喫煙などが原因になっていることが多いので、気になる場合は耳鼻科を受診されることをおすすめします。扁桃炎について詳しくは、『扁桃腺炎になると膿栓が出来る!?扁桃腺の腫れの治し方と予防はこうする!』をご参考にしてください。

舌磨きでは舌苔は取れない!

舌ブラシで舌を磨くのは簡単。だから、舌苔ができた時には舌磨きをするかもしれませんが、それで舌がきれいになることはないと思います。

舌苔は、舌乳頭の間に汚れがたまってできているため、きれいに舌苔を取り除こうとすると舌乳頭を削ることになります。そのため、ゴシゴシと舌磨きを行うと、舌乳頭が毛羽立ち白くなるのでご注意ください。

舌磨きで舌乳頭は傷つき化膿します。すると、ばい菌が集まり更に舌苔ができます。

それどころか、傷ついた舌乳頭は長く伸びてしまい先端が角化する。長く伸びた乳頭の間には、汚れがたまりやすくなるため、舌苔ができやすくなるのです。

この悪循環を断ち切るためには、まず、舌磨きの習慣をやめることです。舌磨きが良くない理由について詳しくは、『舌磨きをしてはいけない本当の理由』をご参考にしてください。

マウスウォッシュで舌苔は取れない!

マウスウォッシュを使うことは簡単です。歯磨きのついでにクチュクチュとやれば良いだけですから。しかし、マウスウォッシュでクチュクチュしても、口の中の洗浄はできるかもしれませんが、舌苔まで取ることは難しいです。

また、注意してほしいのは、マウスウォッシュの種類によっては、アルコール含有タイプのものがあります。アルコールを口に含むと、口腔乾燥を起こしやすいため、舌苔が出来やすくなります。マウスウォッシュを使用する場合は、アルコールが含まれないタイプを使うようにすることをおすすめします。

イソジンうがい薬では舌苔は取れない!

イソジンうがい薬には殺菌剤が含まれているので、口の中をきれいにする効果があります。ですから、舌の表面がうっすらと白い程度であれば、イソジンでも良いかもしれませんが、厚い舌苔になると、たとえイソジンでも除去できません。それほど、舌苔はやっかいです。

それに、舌苔はスポンジのように水分を吸収します。そのため、舌苔に食べ物や飲料の色素や味が付着して、いつまでもニオイがすることがあります。これと同じことがイソジンを使用した時にも起こります。

イソジンの色が舌苔に付き、赤紫色に染まることがあるのでご注意ください。

舌がすっきりキレイになる「舌苔(したごけ)うがい」のやり方

口の中をばい菌から守りスッキリさせる「舌苔(したごけ)うがい」。

誰でもすぐに始められるとても簡単なうがいです。やり方を覚えて実践するだけでいつもお口の中を清潔にしキレイな舌を保つことができます。

舌苔(したごけ)うがいは水道水でもできますが、おすすめは美息美人(びいきびじん)によるうがいです。水よりずっと効果を上げられるので、おすすめします。

舌苔うがいの基本手順

  1. 美息美人(びいきびじん)でアルカリイオン水を作ります。
  2. アルカリイオン水を口に含み、クチュクチュと5回うがいをしたら吐き出します。
  3. 再度、アルカリイオン水を口に含み、右側の奥歯に当たるように5回うがいをしたら、同じように左側の奥歯に当たるように5回うがいをして吐き出す。
  4. アルカリイオン水を口に含み、喉を立て右側の扁桃(へんとう)に水が当たるようにガラガラうがいを6回したら吐き出します。
  5. 同じ要領で、左側の扁桃(へんとう)に水が当たるようにガラガラうがいを6回し吐き出す。
  6. 最後の仕上げは、水道水でブクブクうがいとガラガラうがいによって洗浄します。

喉のガラガラうがい

舌苔の原因となるばい菌は、喉からの粘液に混じり舌の表面に感染します。そのため、扁桃腺(へんとうせん)と舌扁桃(ぜつへんとう)から分泌される粘液を洗浄しないと、舌苔の予防はできません。

だから、喉のガラガラうがいを行うことが重要なのですね。うがいと言うと、口の中でクチュクチュとする人が多いですが、それでは効果はほとんど出ないと思います。

口臭を予防する舌苔うがい

口臭が発生する原因の7割以上が、舌苔だともいわれています。ですから、口臭をなくすためには、舌苔をなくし舌をきれいにしないといけません。

だからといって、舌磨きや歯磨き方法によっては、舌苔が悪化したり口臭原因になるのでご注意ください。

添加物の入った歯磨き粉は良くない

ほとんどの市販の歯磨き粉には添加物が入っています。合成界面活性剤、香料、発泡剤などの刺激性のある添加物が含まれています。これらの添加物は、洗浄力を高めたり、歯磨き後のスッキリ感を得るためのものです。

しかし、これらの添加物は、舌苔がある場合にはよくありません。

その理由は、舌苔ができていると、食べ物の味や臭いが付着していつまでも残りませんか。これは、舌苔がスポンジのような性質をしているからです。

だから、歯磨き粉を使うと、舌苔に添加物がくっつき残ります。舌苔がない舌がキレイな人の場合には、歯磨き粉を使っても流されますが、舌苔がある人の場合には刺激性の添加物が残ってしまうのです。

このことが、舌苔が治らない原因だということを知っている人はほとんどいないと思います。

うがいで唾液量が増える

舌苔ができる方に多いのは、ドライマウスという症状です。口の中が乾くことによって舌に苔ができます。このように、ドライマウスの大きな原因は、唾液不足によるものです。

赤ちゃんの時には唾液がたくさん出ているのに、加齢とともに唾液量は減少していきます。どうしてだと思いますか?

一つは、口の周りや舌の筋肉の衰えです。筋肉が衰えると自然とやわらかい食べ物を好むようになるため、悪循環です。加齢によって口の周りや舌の筋肉が衰える。そして、唾液腺への刺激が減りドライマウスになっている人が多いのです。

唾液量の分泌が悪くなると、口の中のばい菌や食べかすを洗い流せなくなり舌苔ができます。そして、舌苔のばい菌が、歯周病や口臭を引き起こします。

唾液量が減るもう一つの原因は、ストレスによるものです。ストレスには、精神的ストレスと環境ストレスがありますが、どちらのストレスも唾液分泌に影響します。

緊張や恐怖などの精神的ストレスがあると、交感神経が活発になりネバネバ唾液になります。

ところが、口内が汚れ不衛生になることもストレスになります。舌苔ができると口内環境が悪くなるためストレスとなります。そして、唾液量が減り口腔乾燥をおこすのです。これも舌苔がある人の特徴的な悪い循環です。

だから、舌をきれいにするためには、毎日うがいを行うことが大事です。うがいを行うと、口の周りや舌の筋肉を鍛えることが出来、唾液の分泌も増え舌がキレイになります。

舌がきれいになると口臭もなくなります。

舌苔を防ぐには、舌磨きより「舌苔(したごけ)うがい」

舌磨きが良くない。また、添加物の入っている歯磨き粉が悪いことも理解されたと思います。

美息美人(びいきびじん)が良いのは無添加であり、アルカリイオンの水だからです。美息美人(びいきびじん)は、水だから舌に残ることがないので舌粘膜にやさしい。それに、美息美人(びいきびじん)は、アルカリイオン水だから簡単にうがいに使えるのが良いです。

舌苔は、喉のうがいをしないことには予防できないので、水タイプであることは重要なことです。

舌の上のばい菌

舌のばい菌

口の中には、約1,000億~6,000億個のばい菌があるといわれます。ばい菌は、歯に着いているように思われがちですが、舌や口蓋(こうがい)にも潜んでいます。そして、特にばい菌が多いのは舌苔だといわれていて、口臭の一番の原因も舌苔なのです。ご存知だったでしょうか?

また、舌に住むばい菌の中には歯周病菌が多くあり、舌苔があると歯周病菌になりやすく、歯周病になると舌苔ができやすいという学会の論文もあります。

歯周病は完治が難しい病気で、日本人(成人)のなんと8割以上が歯周病にかかっています。舌に住む歯周病菌が口の中の毛細血管に入り込むと、からだ全体に菌が回ります。

血管に入った歯周病菌は、血管壁に炎症をおこしコブ(プラーク)をつくると動脈硬化に。コブ(プラーク)がはがれて落ちると、血管を詰まらせることも。歯周病になると、脳梗塞や心筋梗塞の確率が約3倍も上がります。

血管に入った歯周病菌は、血糖値を下げるインスリンの働きを低下させるので、糖尿病になる可能性が高まります。糖尿病学会や歯周病学会の発表では、歯周病になると2倍も糖尿病になりやすくなるそうです。歯周病と糖尿病などの成人病との関係については、『歯周病は病気を引き起こす!糖尿病、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、、、』をご参考にしてください。

舌をはじめとする口の中のばい菌が誤嚥によって肺に入ると、死因一位である肺炎を引き起こす原因にもなります。

このように、舌に住むばい菌は、からだのあちらこちらに悪さをします。舌苔は口臭だけを引き起こしてるのではなかったのですね。

「舌苔うがい」でここまで健康になる

おじいちゃんと孫

舌苔うがいが習慣になると、口の中をいつもキレイに保てます。口内が清潔になると虫歯や歯周病になるリスクが減るだけではなく、口臭予防にもなります。

しかし、舌苔うがいによるメリットは、それだけではなかったのです。口の中のばい菌はからだのいろんな病気に関わってることが分かってきました。

口の中のばい菌が、毛細血管から侵入し身体全体をめぐり悪さをするのです。「歯原性菌血症」と言い、そのことから、動脈硬化、脳梗塞、アルツハイマー型認知症、心筋梗塞などの心臓疾患、糖尿病、骨粗しょう症、高脂血症などの一因になると言われています。

歯周病になると、歯ぐきから出血することがあります。その時に、歯ぐきの毛細血管から歯周病などのばい菌が入り込み身体中を駆け巡るのです。

ですから、常日頃から口を清潔にしておくことで、これらの病気になるリスクが抑えられます。

他にも、口内がキレイになると唾液の分泌が良くなります。舌苔が出来ている時には、唾液が少なく口が乾くため口腔環境が悪くなっていますが、唾液がよく出るようになると口内環境がキレイになるので健康になります。

口の中にばい菌が増え口内環境が悪いと、舌がん(口腔がん)や口内炎にもなりやすいといわれているので、舌苔うがいは舌がんのリスクも低くする効果も期待できますね。舌がんについて詳しくは、『舌がんの症状!口内炎との違いはコレ!2週間治らなければ注意』をご参考にしてください。

これで完璧!舌苔うがい

舌苔ができやすい方の特徴は、唾液が少なく口腔が乾燥すること。舌苔うがいの効果を上げるには、口腔乾燥を予防することが大切です。

口腔乾燥を予防するためには、舌や口内の粘膜に保湿ジェルを塗る方法もあります。しかし、簡単にできるのは、「水を飲む」ことです。水を飲むのは簡単で、口に潤いを与えるためにはとても効果があるのでおすすめな方法です。

水を飲むことでばい菌を洗い流す効果もあります。また、水を飲むと唾液腺を刺激するので唾液が出やすくなります。舌苔でお困りでしたら、毎日小まめに水を飲むようにすると良いです。

舌苔を完璧になくすために、もう一つ行ってほしいのは、やっぱり歯磨きです。うがいだけでは、歯面に付いている歯垢(プラーク)を落とすことはできません。ですから、ていねいにブラッシングすることは重要なことです。

歯磨きと舌苔うがいの両方を続けることで、口内環境がキレイになるのでぜひお試しください。

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