鼻の中が臭い!原因不明の場合は蓄膿症に注意、「3割の裏にある後鼻漏」

鼻の中が臭い場合は蓄膿症かも?

どろどろの鼻水が喉に落ちて、鼻の中が臭い場合には、先ず蓄膿症(副鼻腔炎)を疑ってください。

蓄膿症(副鼻腔炎)になると、鼻水が喉に垂れる後鼻漏の症状を起こし、鼻と喉からひどい口臭がするようになるので、膿栓(のうせん)と勘違いされる方もおられます。

また、後鼻漏になっているからといっても、蓄膿症ではなくアレルギー性鼻炎の場合もあります。後鼻漏になると、「鼻うがい」で対処する方もおられますが、お医者さんの指示をうけずに勝手に「鼻うがい」を行うと鼻の粘膜を傷めるかもしれません。

それに、蓄膿症(副鼻腔炎)は、鼻の奥の副鼻腔という所に膿が溜まる病気で、放置すると慢性化や悪化する原因になるのでご注意ください。

このように、正しい知識がなく対処すると、かえって悪化することがあります。今回は、蓄膿症(副鼻腔炎)の症状と対処法についてお伝えしますので、鼻の中が臭いとか後鼻漏が気になる場合には、ぜひご参考にしてください。

※この記事はオーラルウェルネス歯科医院院長ファストロ滋子医師により監修を受けた記事です。
ファストロ滋子医師による監修記事
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鼻が臭い場合の原因(病気)

風邪でもないのに鼻がつまるのが続く、それも鼻で息ができないほど鼻がつまる。鼻をかんでもかみきれないし、黄色い鼻水が出る。それに、鼻が臭い!

もしかしたら、鼻の病気かも?

このような症状で一番疑われるのが、蓄膿症(副鼻腔炎)です。蓄膿症(副鼻腔炎)は、鼻の根本にある副鼻腔に膿がたまる病気で、膿が鼻汁と混じり喉にたれるため鼻が臭くなります。そして、副鼻腔に膿がたまることでよく頭痛を引き起こします。

元々、鼻水は無色なのですが、慢性蓄膿症になると死滅した白血球や免疫物質が鼻水に混じるため、鼻水が黄色くなります。ところが、鼻水が黄色ではなく褐色になっている場合は、出血しているかもしれないので、早目に耳鼻科で診てもらってください。

引用:岩野耳鼻咽喉科サージセンター

「鼻が臭い」場合は、蓄膿症(副鼻腔炎)が原因のことが圧倒的に多いのですが、鼻や喉に細菌が感染して炎症を起こし「膿」が出るようになると臭くなります。蓄膿症以外にも次のような病気で鼻が臭くなることもあります。

  • アレルギー性鼻炎
  • 咽頭炎
  • アデノイド
  • 扁桃炎
  • 耳鼻咽喉科の腫瘍など

後鼻漏(こうびろう)で鼻と喉が臭くなる


普通、鼻水は鼻の外に流れ出るのですが、喉(のど)の方に垂れることがあります。これを後鼻漏(こうびろう)といいます。

蓄膿症やアレルギー性鼻炎になると後鼻漏になりますが、蓄膿症の後鼻漏は「ドロドロ」としていて黄色や緑色の鼻汁、しかし、アレルギー性鼻炎の後鼻漏は「サラサラ」で無色透明の鼻汁です。

たいていのアレルギー性鼻炎のケースでは、「鼻・喉が臭い」ということは起こりません。その理由は、アレルギー性の鼻炎になると鼻水が多量に分泌され喉に落ちても胃に流されるからです。

しかし、ドライマウスの場合には、鼻汁が乾き喉粘膜に付着しばい菌が繁殖します。このことが、アレルギー性鼻炎のケースでも口臭を起す原因になっているのです。鼻炎による口臭について詳しくは、『鼻炎は口臭原因になる?アレルギー性鼻炎の口臭対策』をご参考にしてください。

このようにドライマウスの人が後鼻漏(こうびろう)になると、鼻水が喉(のど)の壁にべっとりとつき細菌が繁殖します。細菌が増えると、扁桃から免疫物質が分泌され副産物として膿栓(のうせん)や膿汁(のうじゅう)が出来ることに。そして、口臭が出るようになります。後鼻漏の原因について詳しくは『後鼻漏(こうびろう)が原因の口臭には…市販薬と対策はこれ!』をご参考にしてください。

鼻炎が元で後鼻漏(こうびろう)になっている場合には、先ず鼻炎を治療することが大切です。ところが、鼻炎の治療をしないでそのままにして口臭を抑えようとする人がいます。これでは、口臭も鼻炎もいつまでたっても良くなりません。

また、ばい菌が繁殖した粘液が舌に着くと舌苔ができます。舌苔は口臭を発生するため、更に喉や鼻が臭いようになります。舌苔の原因について詳しくは、『舌が白い人と白くない人5つの違い!舌苔ができる原因・取り方・予防』をご参考にしてください。

蓄膿症(副鼻腔炎)で鼻が臭い

蓄膿症(副鼻腔炎)は、鼻の奥にある副鼻腔に膿がたまる症状をいいます。風邪やアレルギーによって鼻の中に炎症を起こし、長引くと副鼻腔にも炎症(副鼻腔炎)が起きます。

アレルギー症状がある人の場合には、かんたんに急性の副鼻腔炎になるので、早目に病院で治療を受けることが大切です。そのまま放置すると蓄膿症になるのでご注意ください。

副鼻腔炎が慢性化し、膿がたまるものを蓄膿症といいます。ですから、副鼻腔炎を軽くみると大変なことになります。

蓄膿症の症状

  1. 鼻がつまり息苦しい
  2. ドロッとした黄色い鼻水が出る(悪化すると緑色の鼻水に。)
  3. 鼻汁が喉にたれネバネバする(後鼻漏)
  4. 鼻水が臭う
  5. 鼻をかんでもかみきれない
  6. 頭痛や頭が重くなる
  7. 鼻の周りが痛いなど顔面痛を起こす
  8. 食べ物の味やにおいがしない

蓄膿症(ちくのうしょう)の判断方法

蓄膿症(副鼻腔炎)になっているか確かめる方法は次のようにすると分かります。

蓄膿症になると副鼻腔に炎症を起こしているので、鼻の付け根部分を指で押すと痛く感じます。

また、鼻づまりで息苦しくなり口呼吸になるのも特徴ですが、蓄膿症が悪化すると鼻茸ができるため鼻が詰まりやすくなるからです。そして、鼻水は黄色くねばっとしています。

  • 手指で鼻の付け根をおさえると痛みを感じる
  • 鼻水や鼻くそが臭い
  • 黄色や緑色の鼻水が出る

鼻炎になっているため、鼻汁や膿が喉に垂れることもあります。いわゆる後鼻漏(こうびろう)の症状です。後鼻漏になると、喉に鼻汁がべったりと付くので違和感を感じるようになります。

また、後鼻漏が原因で膿栓が出来たり、口臭の原因にもなります。詳しくは『後鼻漏(こうびろう)が原因の口臭には…』をご参考にしてください。

蓄膿症の臭いの特徴

蓄膿症になると、鼻水に膿が混じるため腐敗臭のような臭いをします。よく言われる臭いとしては、魚の腐った臭いや生ごみの臭いです。

蓄膿症の原因

蓄膿症になる原因はいろいろありますが、意外にも一番多いのが「風邪」。風邪は万病のもとといわれていますが、鼻風邪をこじらせると蓄膿症になるかもしれないので、早目に治療を受けることが大切です。他にもアレルギーがある場合には、大掃除をした後に蓄膿症が発症することもあるのでご注意くださいね。

蓄膿症(ちくのうしょう)になる原因で多いのは風邪です。風邪で鼻の粘膜に炎症が起こったのが、長引くことで副鼻腔炎にまで発展するケースが多いです。

同じ理由から、アレルギー(花粉症、ハウスダスト、ダニ、ペット、)症状がある人の場合にも、副鼻腔炎になりやすいです。

他にも、鼻の形、歯の炎症、偏食、大気汚染、ストレスが原因になることもあるようです。

引用:後鼻漏(こうびろう)が原因の口臭には…市販薬と対策はこれ!

喉(のど)から口臭がする場合の原因

喉(のど)から口臭がするといっても、その原因は様々で蓄膿症だけが原因ではありません。原因を誤ると対処を間違えてしまい大変なことになるかもしれません。

では、喉からの口臭がする場合の原因には、どのようなものがあるのでしょう?

  • 蓄膿症(副鼻腔炎)や咽頭炎
  • 後鼻漏(こうびろう)
  • 濃栓(のうせん)や膿汁(のうじゅう)が出来ている。
  • 舌の奥部分に舌苔(ぜったい)が出来ている。
  • 奥歯の奥に歯周炎が出来ている。

喉(のど)から臭いがする場合には、これらの内のどれかが考えられます。

膿栓(のうせん)が出来る原因

濃栓(のうせん)や舌苔(ぜったい)が出来やすい場合には、唾液の分泌が少なくなるドライマウスや口呼吸であることが多いです。唾液の分泌が少なくなると、舌の表面や喉(のど)の細菌が増殖するからです。

実は、蓄膿症になると鼻づまりで口呼吸になります。

口呼吸になると口腔が乾燥するため、喉や口内の細菌が増えやすくなり、膿栓や舌苔がよく出来ます。

喉(のど)の扁桃(へんとう)で細菌をキャッチしたものが濃栓(のうせん)です。細菌は細菌の死骸にも繁殖します。そして、口臭を発生します。

膿栓の対処法

濃栓(のうせん)は、このように身体(喉)の仕組みによって出来るので、膿栓(のうせん)を取ってもすぐに出来ます。

膿栓(のうせん)ができないようにするには、喉(のど)を清潔にして細菌が増えないようにしないといけません。

膿栓(のうせん)と膿汁(のうじゅう)を予防するためには、口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」のアルカリイオン水で喉のうがい(ゴロゴロうがい)を小まめに行うことがお勧めです。

アルカリイオン水はたんぱく汚れをよく落とすので、毎日喉うがいを行うことによって、喉を清潔にすることができます。ですから、喉うがいは膿栓除去だけではなく膿栓の予防にもなります。

膿栓の対処法について詳しくは『うがいで膿栓(臭い玉)を効果的に取る5つのポイント』をご参考にしてください。

蓄膿症(副鼻腔炎)の予防と対策

蓄膿症(副鼻腔炎)になる原因で多いのは、風邪です。

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その次が、花粉症などのアレルギー。そして、鼻の形(鼻の中の壁が強く曲がっている)。他にも、「虫歯や歯周病」、「偏食」、「大気汚染」、「ストレス」なども原因になることがあるといわれています。

予防で最も大切なことは、風邪をひかないようにすることです。そのためには、よく手洗いしうがいを行うこと。また、風邪が流行している時には、マスクをかけることも必要です。

それと、風邪にかかりやすくなるのは、体の免疫力が低下している時。
免疫力を保つには、規則正しい生活と食生活(栄養)はもちろんですが、ストレスをためないことも重要です。

蓄膿症(副鼻腔炎)かなと思ったら、耳鼻科で診てもらうことが大切です。

蓄膿症(副鼻腔炎)の治療

蓄膿症の治療

病院では膿(うみ)を吸引したり、鼻の中に薬を吹きつける処置が行われます。鼻の奥の副鼻腔まで届くように、薬剤を霧状にして口と鼻から吸入するネプライザー治療も一般的です。また、炎症をおさえるために、抗生物質など飲み薬が処方される場合もあります。

症状が重い、または、長引く場合には手術も行われますが、以前のような「顔面や口の中を切開して膿(うみ)を出す」というような大掛かりな手術は減ってきています。医療技術の進歩から、最近では内視鏡を使った手術が普及し、体への負担は少なくなっています。また、薬局薬店でも、ちくのう症(蓄膿症)を改善する薬を買うことができます。

後鼻漏の対処は鼻うがい

蓄膿症(副鼻腔炎)やアレルギー性鼻炎になり鼻が臭い場合には、後鼻漏が口臭原因になっているので、鼻うがいが効果があるかもしれません。

鼻うがいを行うと、喉が洗浄できるのでニオイも取れるかもしれませんが、ネットでいわれているような自己流の鼻うがいを行うと、鼻粘膜を傷めるかもしれないのでご注意ください。

また、真水で鼻うがいを行うと細菌感染をして中耳炎になることもあるので、次の方法をご参考にしてください。

ハチアズレという粉のうがい薬(たいていの病院で処方できます)一袋を清潔な微温湯(40?42度位)100-150ccに溶かし、それを左右各々の鼻から吸い込み、のどに入ってきたら口からオエー!っと出します。ただこれだけ、単純です。 このうがい薬は塩分濃度が調整されていて鼻に入ってもプールで溺れたときのようなツーンとしたいやな痛みはありません。 またアズレンという薬効成分が粘膜の炎症を抑えてくれるのでさっぱりしてとても気持ちがよいのです。症状の強いときには一日2?3回すると良いでしょう。 うまくできないときはマヨネーズやケチャップのチューブをきれいに洗ってうがい液を入れ、鼻に当ててアーッといいながらビュッと入れれば自動的に洗えます。この場合反対側から液が出てきますがそれで十分洗えています。

引用:高木耳鼻咽喉科医院 鼻うがいの効用

後鼻漏になっていたり鼻が臭い場合には、耳鼻科の病気になっていると考えられるので、自己流の鼻うがいで治そうとしないで、先ずは耳鼻科にご相談されることをおすすめします。

まとめ

蓄膿症(副鼻腔炎)になると、鼻の中から口臭を感じたり鼻水も臭くなるので気にされる方が多いです。でも、風邪と勘違いされ軽く考えている方もおられます。

また、蓄膿症になると、膿が鼻水に混じり喉に垂れ食道にべっとりとへばりつ気違和感を感じるようになります。いわゆる後鼻漏です。ですから、後鼻漏の症状がある場合には、蓄膿症を疑う必要があります。

蓄膿症になると、鼻の奥に膿臭い口臭がします。放置すると口臭が治らないだけではなく、蓄膿症が悪化するので、気になる場合には、耳鼻科を受診されることをおすすめします。

また、慢性的に膿栓ができるとか口臭が気になる場合は、「美息美人」のアルカリイオン水でうがいを行うと良いです。

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