口臭外来と一般歯科の口臭治療の違い?治療費は○万円と歯磨きケア用品の費用

困る歯医者

口臭が治らないと、最終的には「口臭外来」を受診することを考えると思います。でも、口臭外来に行くには不安なことが多いのではないでしょうか。

たとえば、口臭外来の自費治療による料金、近所に口臭外来がない、どのような治療を行うのか、今まで治らなかったのに本当に口臭外来で治るのだろうか、、、などなど、ご心配ごとが多く悩んでいませんか?

口臭外来でかかる治療費だけではなく、口臭外来と一般歯科医院では効果は大きく違います。疑いの余地はありません。虫歯や歯周病の治療であれば一般の歯科医院に行っても良いのですが、口臭を治すためには口臭治療を行う口臭外来を受診されるほうが賢い選択だと思います。

しかし、口臭外来の治療は基本的に保険が使えない自費治療です。また、歯科医院によっては治療方法も異なるため、料金にも違いがあります。

今回の記事では、口臭外来の治療方法や料金についてお伝えします。ぜひご参考にしてください。

一般歯科で口臭治療ができない理由

歯科に口臭を相談

口臭が気になると、近くの歯科で診てほしいと思うかもしれませんが、どこに行っていいのか分かりませんよね。ですから、取りあえずかかりつけの歯科医院で「口臭が気になるのですが?」と相談するのではないでしょうか。

でも、歯医者さんからの答えは

「〇〇さん、特に何も問題ありませんよ。口臭がするのは気のせいですよ。歯石を取って歯をクリーニングしておきますので、お家でしっかりと歯磨きをしてくださいね。舌が白くなっていたら軽く舌磨きもしてください。」程度ではないでしょうか。

歯医者さんから帰宅した当日は、クリーニングした後なので当然口臭も気にならないし、安心していたら…2~3日経ったころから、また舌が白くなり口臭も気になり出すかもしれません。

歯医者さんの言うとおりに、今まで以上にしっかりと歯磨きをし、更に舌磨きまでしているのに。口臭は以前にも増してひどくなっている。このようにお困りの患者さんが多いのです。

耳鼻咽喉科の病院に口臭を相談

「アレルギー性鼻炎もあるため鼻水が出るし、もしかしたら喉に炎症が起きていて、それが口臭の原因になっているのでは?」そう思い、耳鼻咽喉科医院に行く。

そこで、お医者さんに「口臭がするので歯医者さんで診てもらったのですが、治らないので耳鼻科の病気ではないかと心配して来ました。」と相談。

すると、耳鼻咽喉科の医師からの答えは、ここでも「何も問題ありませんよ。」

「えっ?」っと耳を疑いますよね。後鼻漏で喉に違和感があるし、確かに口臭がしているし何も問題がないわけがないよ。。。このような経験はないですか?

実は、慢性的なアレルギーの鼻水程度ではお医者さんは相手にしてくれないことが多いのです。生活に支障がない(患者さんは支障があるのですが)ましてや口臭くらいではお医者さんからすれば、問題ない範疇なのでしょう。

でも、口臭が起きるということは、鼻や喉に炎症や疾患などの異常があるからです。詳しくは、『後鼻漏(こうびろう)が原因の口臭には…市販薬と対策はこれ!』をご参考にしてください。

胃腸科の病院で口臭を相談

耳鼻科で診てもらい、「そうですか。。。」と帰宅する。でも何も問題がないのに口臭がするはずがない。

「胃腸が弱いので、もしかしたら胃腸の病気かも?」と心配に。病気のことばかりを考えていたらよけいに不安になり胃が痛む。それに、中々口臭が治らないので、勇気を出して胃腸科の病院に行ってみる。

胃腸科のお医者さんに「じつは口臭がしていて、歯医者さんにも耳鼻咽喉科にも行って診てもらったのですが、何も問題がないと言われました。でも口臭はだんだんとひどくなっている気がします。どこか身体の悪いところはないでしょうか?」と、相談をすると、

お医者さんからは、「診察しましたが、どこも悪いところは見当たりませんね。気にし過ぎではないでしょうか?歯医者さんに行かれた方が良いですよ。」

「えっ? だから始めに歯医者さんに行ったと。。。」

こんな調子でお医者さんのたらい回しにあったことはないですか?
もしたらい回しの経験がないとしても、今後のためのご参考になると思い、あるお客様の体験談を参考にお話しをさせていただきました。

口臭がした時に、この患者さんのように胃腸が悪いからだと考える人が多いです。しかし、実際は胃腸が原因で口臭が発生するケースは少ないのです。

だからといって、胃腸が原因になっている口臭が、まったくないわけではありません。胃腸が悪く口臭がご心配な場合は、『腸内口臭ってなに?どんな臭いしている?対策法はコレ!』をご参考にしてください。

口臭は口臭外来に行く

「一般の歯科医院では口臭治療をしません!」というよりも、一般の歯科医は口臭治療に関しては虫歯治療のように熱心に学んでいません。

歯科大学の学生は、開業した時に役に立つ虫歯と歯周病や補綴などについて重点的に学ぶので、お金にならない口臭については力が入らないのが本音です。

誤解しないでほしいのですが、優先順位が違うのです。一般の歯科医師では虫歯、歯周病、補綴が優先順位の上位に来るのが当たり前です。限られた時間で学ぶには、優先順位の低い「口臭」は自ずと学ぶ時間がなくなります。

あなたも学生時代に、同じような経験をしたのではないでしょうか。たとえば、期末試験の勉強で「物理の公式」を覚えていて、「こんな公式を覚えて将来なんの役に立つんだ!」と憤慨した経験はありませんか。

たとえ歯科医師だとしても、これと同じです。将来開業した時にあまり関係のない「口臭治療」にエネルギーを注ぐよりも、虫歯の治療やインプラントについて学ぶのが自然です。

でも、その結果…一般の歯科医師の口臭に関しての知識は、あなたよりも低いかもしれません。事実、口臭で悩まれている方は、口臭を治すために必死になってネットで検索して調べています。だから、口臭患者の方が歯科医師以上に口臭について詳しいことが多いかもしれないのです。

残念なことに、あなたが口臭について相談するときに、歯科医師という理由だけで、自分よりも口臭のことを知らない人に、口臭のことを相談したのは間違いだったかもしれません。

さらに付け加えると、一般の歯科医は口臭のことをよく知らないのに、舌苔(ぜったい)についてはもっと知らないのが普通です。舌は歯科分野ではないから当然かもしれません。あなたの周りで、歯科医院で舌の治療や手術をした人を知っていますか?

ですから、舌が白くなった時に歯科医師に相談すると、「内科で診てもらってください。」と他に振られることの方が多いと思います。でも、舌苔(ぜったい)は口臭は大きく影響するので、舌のケアについての専門知識がないと口臭は治せないかもしれません。

結論として…口臭が気になってお医者さんに診てもらいたい場合には、口臭外来に行くほうが賢明です。

インプラントは、口腔外科のあるインプラント専門の歯科。保険治療は保険治療専門の歯科。義歯は義歯専門の歯科。歯周病は歯周病専門の歯科。というように、専門外来に行くほうが賢い方法といえます。

しかし、口臭外来にかかっても治らないことがあります。口臭外来だからといって100%ではないのです。詳しくは、『口臭外来でも治らないのは本当?厄介な口臭原因3つの対策法』をご参考にしてください。

一般歯科の口臭治療

一般歯科でも「口臭が気になる」と相談をすると、そのための治療を行っていただけます。その場合の治療方法をご紹介します。

  1. 口臭の相談(問診票に記入。症状を分かってもらう。)
  2. 口臭測定(口臭測定をしない歯科が多いですが、簡易口臭チェッカーなどを使用して測る歯科もあります。)
  3. 診断(虫歯や歯周病など口腔内の状態を調べる。ケースによってはレントゲン撮影をする。)
  4. PMTC(歯石除去、歯のクリーニングを行い、口腔内をキレイにする。)
  5. 虫歯と歯周病の治療。
  6. ブラッシング指導

このように一般歯科では、口腔内の清掃と虫歯・歯周病の治療が基本治療になります。こちらの記事『前歯の差し歯(ブリッジ)が臭い!差し歯の寿命は?保険の値段は?』、『歯茎が臭い!歯周病が進行しているかも?治し方はコレ!』もご参考にしてください。

口臭外来の口臭治療

口臭治療で一般歯科と口臭外来の大きな違いは、前述の基本治療に専門的治療が加わります。

  1. 口臭測定(専門的な口臭測定器を使用することで、具体的な口臭原因を突き止めることが可能になる。)
  2. 口腔清掃(歯口清掃のほか、舌清掃を行う医院もある。)
  3. 専門的な口臭相談・カウンセリング・アドバイス
  4. 専門的な薬剤の使用
  5. 口臭ケアグッズ(歯磨き剤、マウスウォッシュなど)

口臭外来の料金

ほんだ式口臭外来の料金

口臭外来で有名な歯科といえば、大阪の本田歯科です。そして、全国に本田式口臭治療を取り入れている口臭外来があります。

ほんだ式口臭外来の料金は次のとおりです。

診療時間と費用について

初診時診療時間は約2時間~2時間半、再診時は約1時間~1時間半かかります。
口臭治療は自由診療になり、一般歯科治療は含まれておりません。口腔内診査は行いますが、混合診療を避けるため、一般歯科治療が必要な場合は、患者様のかかりつけの担当歯科医にお願いしております。

初診料 27,000円(各種口臭測定・精密検査、診断・カウンセリング)
口臭ケア用品 1,000円~9,000円ほど(治療を行うにあたって必要な特殊歯磨き剤などの消臭製剤の購入に実費が必要になる場合があります。)

再診料 14,040円 (再評価のための各種口臭測定・精密検査・診断料など)。
初診治療の後、3~4週間おきに再診治療に通っていただく必要があります。約3ヶ月続く再診治療にも確実に来院できるようお願いいたします。

再初診料 27,000円
最後の診療から1年以上期間が開いている場合は口腔内の状態が変化しているため、初診料と同じ各種口臭測定・精密検査・診断を行う必要があります。

尚、口臭専門治療における口腔内診査は、保険

出典:ほんだ歯科HP

口臭は1回の治療で治るわけではありません。定期的に口臭診断や治療を受けないといけません。また、歯科外来での治療と兼ねて、口臭予防歯磨き剤などの口腔ケア用品も必要になります。これらは、すべて保険外での治療となります。

ですから、口臭外来にかかると、時間だけではなく結構な費用がかかります。初診で3~4万円程度(ケア用品込み)。再診時に約14,010円以上。(診療期間が1年以上空いた場合は、再初診療27,000円がプラス)でも、それで治れば安いものです。

ほんだ歯科提携クリニックのひぐち歯科の料金

★口臭外来の治療費

初診:虫歯、歯周病の検査(レントゲンを含む)4,000円程度(保険適応)歯磨きの練習、保険証をお持ちください

口臭1回目:各種口臭検査(保険適応外)32,400円 、口臭コントロールグッズ 7,000円~8,500円

口臭2回目・3回目: 各種口臭再検査(保険適応外)14,040円、口臭コントロールグッズ 0円~5,000円

出典:ひぐち歯科クリニック

ほんだ歯科提携で本田式口臭外来を行っている歯科医院は多くありますが、各医院によって、費用は多少異なっています。

歯科大学付属の歯科

歯科大学の付属歯科医院では、ほとんどが口臭外来を行っています。そして、一般の歯科医院よりも費用的にもお安いかもしれません。鶴見大学歯学部附属病院の料金をご参考にしてください。

鶴見大学歯学部付属病院では、初診料が3700円、初回の口臭検査費用が5250円。2回目以降は測定料金の3150円となる。

出典:日経トレンディネット

口臭ケア用品の費用

口臭外来にかかったからといって、それで口臭治療が終わるわけではありません。口臭治療で重要なのは、お家での口腔ケアです。

そのため、口臭外来では、「口臭ケア用品」とか、「口臭コントロールグッズ」という名目で、歯磨き粉などを購入しないといけません。

比較対象するために、たとえば口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」は、1本4,500円。でも、朝晩の使用しても6カ月以上も持ちます。

1回当たりの歯磨きにかかる費用は、13円。1日朝晩2回の歯磨きに使用してもたったの26円。口臭を予防するためには、毎日のケアが必要。そのためには、費用負担が少ないことも大事なことかもしれません。

口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」は、これほど安くても口臭が予防できるのでおすすめです。

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