歯茎が腫れてブヨブヨで色が悪い!でも痛くない?その対処はこうする!

歯肉炎で腫れている歯ぐき

歯茎の腫れ(ぶよぶよ)の原因と対処方法

歯茎が腫れてブヨブヨになりお困りですか?歯茎が腫れる原因はいろいろありますが、歯茎がブヨブヨになっている場合は、たいていが歯槽膿漏(歯周病)によるものです。

歯槽膿漏(歯周病)になると、歯茎が腫れる、歯ぐきの色が紫色になり見た目も悪くなります。それに、歯茎を強くブラッシングすると出血をします。

そして、歯槽膿漏(歯周病)は日増しに悪化するので不安になりますよね。だから、すぐにでも歯茎のブヨブヨに腫れたのを治したいのではないでしょうか?

今回の記事は、歯槽膿漏(歯周病)による歯茎の腫れの原因と対策についてお伝えします。

歯茎が腫れているけれど痛くない

歯肉炎で腫れている歯ぐき

歯茎が腫れるといってもいろんな原因や症状があります。詳しくは『歯周病の口臭、出血、歯茎の腫れに効く歯磨き粉の選び方』をご参考にしてください。

今回は、歯茎の腫れについて特集します。

若い人の健康な歯茎は、ピンク色で引き締まっている。ところが、歯茎が腫れブヨブヨしていると、見た目が悪いですよね。ブヨブヨに歯茎が腫れている場合には、歯茎の色もピンク色ではなく紫色のような暗い色になっているのではないでしょうか。

歯茎が腫れていると、見た目だけではなく口臭も強くなります。見た目が悪いうえに口臭もするようになれば、いっぺんに老けたような気分になるかもしれません。

ところが、歯茎が腫れていても、ほとんどの人は「痛くない」と言います。歯茎が腫れていれば痛みがあるように思いますが、実は痛くないことのほうが多いのです。(歯周病の程度によっては、何もしていなくても痛い場合もあります。)

歯茎が腫れていても痛みがないために、歯科に行かず放置する人が多いのですが、たとえ痛みがなくても歯周病は悪化するので歯科で早目に診てもらうことが大切です。

また、それまで歯茎に痛みがない場合でも、歯科で歯石除去やクリーニングをした後に痛みを生じることがあります。歯に付いていた歯石や歯垢が取れたことによって、知覚過敏でしみたり痛むのですが、その場合は、刺激物を食べないようにしたり、ブラッシングを優しくすることが大切です。痛みは、炎症がおさまり歯茎が引き締まることでなくなっていくようですが、痛みが続くような場合は歯科に相談してください。

歯茎が痛くないけれど出血する

歯茎が腫れている患者さんが、歯茎を引き締めようと、強く歯茎や歯との境目の溝を強くゴシゴシとブラッシングすると出血することがあります。歯茎が腫れている場合は、歯茎が弱っているため強く歯磨きを行うと容易に出血します。そのため、歯磨きを控えていませんか?

いいえ、歯磨きを控えるのは逆効果です。歯茎から血が出ているときは、「歯磨きをしたらもっと血が出そう」「刺激を与えると治りが悪くなりそう」という気持ちから、多くの方はブラッシングを控えがちになります。しかし、この判断は正しくありません。歯茎から血が出ているので、歯周病に罹患している可能性があります。歯周病にかかっているとしたら、ブラッシングを控えると逆に進行してしまいます。

引用:東京国際クリニック/歯科 歯茎の出血・膿に関するQ&A

しかし、歯茎から出血していても歯周病だけとは限りません。まれに腫瘍や血液の病気のケースもあるので、出血したときは、どちらにしても歯科を受診されることが大事です。歯茎からの出血原因について詳しくは、『歯茎から出血の9割は歯周病!白血病、更年期障害、糖尿病が原因のことも』をご参考にしてください。

歯茎の腫れがひどくなると、リンゴどころかパンをかじっただけでも、パンに血が付くこともあります。もし、そのような経験をしたことがあれば、「変な病気なのでは?」とご心配されていのではないでしょうか。

歯茎が腫れる原因

歯ぐきが腫れる原因は、歯槽膿漏(歯周病)だけではありません。歯ぐきが腫れたからといって、歯槽膿漏(歯周病)に決めつけると危険なので、いろんな原因についてご紹介します。

歯槽膿漏(歯周病)による腫れ

ところで、「歯茎が腫れている」ということについて、この歯茎の腫れというのは、原因が多様で一概に言えないので恐縮なのですが、一番多い理由は歯周病によるものです。


歯周病といっても段階があり、初期段階では、歯肉炎といって普段は痛くありません。歯茎の部分を指で押さえると、少し痛みを感じる程度です。

歯肉炎がもう少し進むと、歯ブラシ時に、軽い出血を伴います。この状態をほっておくと、歯肉炎が進み、歯茎がぶよぶよに腫れた状態になります。

さらに、これをほっておくと、歯槽骨が溶けてしまい歯がぐらついてしまいます。最終的には、歯が抜けてしまいます。

このようにして、知らないうちに病気が進行するのが、一般的な歯周病です。これらの初期段階では、上手にブラッシングすれば、歯周病が進むのを防ぐことができるし、歯茎も引き締めることができます。

しかし、歯茎が痛むとかブヨブヨに腫れた状態になると、歯周病菌が歯周ポケットの奥深く入ってしまっていますので、歯肉の上だけ磨いても原因菌を除菌できません。

このような場合には、必ず歯科治療を受けないといけません。

根尖性歯周炎で歯茎が腫れる

根尖性歯周炎という病名は初めて聞くかもしれません。根尖歯周炎は虫歯が進行するとなる病気ですので、虫歯が多いひとなら一度はなっているかもしれません。

根尖性歯周炎は、虫歯を放っておくことでなってしまう病気です。
歯の根は、虫歯になると神経が死んで細菌があふれ出します。細菌があふれてしまうと次第に血液循環が悪くなり免疫能力が低下してしまうのです。その結果、歯の根が毒素だらけとなって歯周組織に炎症を引き起こします。その炎症状態が根尖性歯周炎です。

出典:吉松歯科医院公式ブログ 根尖性歯周炎の原因・症状チェックリスト

根尖歯周炎

根尖性歯周炎には、私もなったことがあるのですが、歯根の先に細菌が増え炎症をおこしているのは、かなりやっかいです。歯科治療では、歯根に穴をあけて清掃、薬で殺菌、穴をふさぐ、という方法です。細菌の状態を見ながらの治療なため、かなりの日にちがかかりましたが、それで完治しました。

ところが、その数年前にも根尖性歯周炎になり違う歯科医院で治療を受けたことがありました。でも、その時は一時的に良くなったのですが、再発したのです。根尖性歯周炎は、それほど治療がむずかしい病気です。ご参考までにその時の体験をお話しします。

歯磨きを丁寧にして、健康状態もよければ、この歯根膜の細菌はおとなしくしていて、歯茎も痛くもなく腫れもなく正常を保てます。それが、心身に疲れがたまったり、忙しくて歯を丁寧に磨かないなど、悪条件が重なれば、この歯根膜の細菌が活発になるのです。そうすると、歯茎が腫れて食事の時には、思い切り噛めないことになります。こんな状態になると、私の場合には、直ぐに歯周病の専門医にかかっていました。

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その歯科医院で処方された薬は、「ロキソニン」と「フロモックス」という薬でした。どちらの薬も、病原菌を殺し炎症を抑えるものです。

これらの薬は抗生剤なので、使い方を間違えると耐性菌ができてしまうというリスクがあります。でも、私の場合はこれらの薬を服用するだけで、直ぐに治りました。しかし、その1年2カ月後には、また歯周炎になったのです。それほど、歯周炎は治りにくい病気です。

市販の歯周病薬は多くあります。そのため、どのお薬を購入すれば良いのか迷われるかもしれませんね。薬の購入は自己判断で決めないで、薬剤師さんにご相談されることをおすすめします。歯周病のお薬について詳しくは、こちらの記事『歯周病に効く市販の薬と歯磨き粉はコレ!正しい使い方はコレ!』をご参考にしてください。

また、歯周病は、炎症を起こしている箇所の歯の咬み合わせを調整することで、歯茎への刺激が減り治癒しやすくなります。あなたも、歯周病で歯ぐき(歯)が痛むときに、嚙み合わせのために歯を削られてことがあるのではないでしょうか。

歯髄炎で歯ぐきが腫れる

知覚過敏

歯茎が腫れる原因には、他にも歯髄炎といって、虫歯が原因で、歯の歯髄にばい菌が入り化膿することで炎症を起こすことがあります。

きれいに治療をしていても、クラウンやインレーが歯に適合していなくて、わずかに隙間ができることがあります。そのわずかな隙間から、歯髄に細菌が入り込み炎症を起こします。

このような場合には、必ず歯科にかかり、レントゲン撮影をすれば分かりますので、もし、歯髄炎になっていたら、クラウンやインレーを外してから、歯髄をきれいにする治療を受けることになります。

歯根がひび割れて歯ぐきが腫れる

ブリッジの支台歯には、物を噛んだ時に通常の歯と違い過剰に圧がかかります。また、嚙みしめが強いとか、歯ぎしりをする場合も、過剰に咬合圧がかかります。

そのような場合に、歯根にひび割れを生じることがあります。
そして、その割れから細菌が侵入し歯ぐきに炎症をおこし、歯ぐきが腫れることがあります。詳しくは『歯根がヒビ割れて口臭が…』をご参考にしてください。

口内炎による歯茎の腫れ

口内炎

ストレスや疲労などが重なると免疫力が低下するため口内炎が起きやすくなります。いわゆるアフタ性口内炎といわれるものです。口内炎の原因ははっきりとわからないことが多いようです。口内炎は、様々な原因が重なって発症するからです。

そして、口内は、口唇だけではなく歯ぐきにもできることがあります。

アフタ性口内炎は、放っておいても自然に治りますが、治らない場合や多数の口内炎ができている場合には、他に病気になっているかもしれないので受診されることをおすすめします。口内炎について詳しくは、『舌がんの症状!口内炎との違いはコレ!2週間治らなければ注意』をご参考にしてください。

歯茎が腫れた(ブヨブヨ状態)時の対処方法

歯科医院

歯茎がブヨブヨになっている場合、ほとんどが歯周病が原因です。歯周病は細菌による感染症。ですから、歯医者さんで治療してもらわないといけません。放置すると悪化するからです。

歯医者さんでは、歯周病の程度によって治療が異なりますが、基本的には、歯周ポケットの中をきれいにする治療になります。

方法としては、歯石除去とクリーニング、そして、殺菌です。歯周病を治療するには、これを定期的に受けることが大事です。できれば、2~3か月に一度は受けられることをおすすめします。

歯周病は、歯科治療だけでなおる病気ではありません。毎日のブラッシングケアが重要なのです。どれだけ歯科で治療を受けてもブラッシングがうまくできていなければ、すぐに歯周病が悪化するのでご注意ください。

効果的にブラッシングするには、歯科衛生士さんから指導を受けられると良いと思いますよ。正しい歯磨き方法について詳しくは、『正しい歯磨き方法と効果的な歯磨きの仕方の違いとは』をご参考にしてください。

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