歯磨きをした後でも臭いといわれ…その原因と対策はこうする!

歯磨き

歯磨きをした後も口臭がする原因は

歯磨きをしたすぐ後なのに、口臭を感じたらすごく憂鬱ですよね。直接、他人から「口が臭い!」と指摘されるわけではなくても、もしかしたら、「私の息が臭い!」と思われているかもしれないのですから。

もし、歯磨き後すぐに口臭がする場合は、あることが原因になっているかもしれません。ついにその原因が分かりましたのでお伝えしたいと思います。

「歯磨きをしてもすぐに口臭がする」場合には、今回の記事を是非ご参考にされて対策されてはいかがでしょう。

歯磨きをしても意味がない

ヤフーの知恵袋を見ていると、このような方が多くおられます。それは…

「口臭が心配なので、毎食後、歯磨きをするのが習慣です。ところが、歯磨きをしたあと数分しか経っていないのに口臭がして、家族から臭いといわれます。何が原因でしょう?」

また、このような方も。

「食事をすると唾液が出るので、食後は口臭がしないというのをネットで知りましたが、わたしの場合には、食後もずっと食事のにおいがするし、歯磨きをしても余計に口臭がするようです。

不思議ではありませんか?

普通、歯磨きを行うと、口腔内がきれいになるので口臭もしなくなるはず。それなのに、歯磨きをした後に口臭がするというのは、どうしてなのでしょう?歯磨きの効果について詳しくは、『歯磨きしているのに、虫歯・歯周病・口臭になるのは何故?結果を出す歯磨きの仕方はコレ!』をご参考にしてください。

歯磨きをしても臭い原因

歯磨きをしても口が臭い場合には、いくつかの原因があります。一つ一つ説明させていただきますので当てはまるものがないか探してみてください。

歯周病で臭い

歯周病は歯周病菌が原因でおきる感染症です。当初は歯茎が腫れたり出血を起こしますが、進行すると、歯を支えている歯根膜や歯槽骨まで食い荒らしていく怖い病気です。(正しくは歯槽骨の退縮です)

歯周病になると、歯茎の炎症によって歯と歯茎の境目の溝(歯周ポケット)が深くなります。そして、溝(歯周ポケット)にたまった膿や汚れが腐敗します。

膿がたまっていると、歯ブラシや歯間ブラシを使うと膿臭く感じるのですぐに分かります。また、膿がたまるようになると、舌を使って歯茎の溝を吸っても膿の味がします。

このように、歯周病が進むと、たとえ歯磨きをしても口が臭くなります。歯周病かもしれないと思ったら、こちらの記事『歯茎が臭い!歯周病が進行しているかも?治し方はコレ!』をご参考にしてください。

親知らずが臭い

歯磨きをしても臭い場合に多いのは、奥歯からの口臭です。奥歯は歯磨きがしにくいため、磨き残しから歯垢が付きやすい箇所です。人によっては、親知らずが生えているため、更に磨きにくいかもしれません。

特に、奥歯や親知らずの奥側は、歯ブラシが入っていきません。そのため、歯肉炎になっていることが多く、歯の奥側に歯周ポケット(歯と歯茎の境目の溝)ができやすいのです。

歯周ポケットが深くなると、常に汚れや膿がたまっているため、その部分をていねいに歯磨きすると、いっぺんに臭いを感じます。奥歯からの口臭について詳しくは、『奥歯の奥からプンと口臭が…原因と対策』をご参考にしてください。

差し歯が臭い

差し歯をしていると、人工歯と歯茎の間に歯垢が付きやすくなります。そのため、差し歯をしていると口臭の原因になるかもしれません。

差し歯の形態は、現在の歯科治療ではほとんどありませんが、支台歯の上に硬質レジン前装冠(保険治療)やポーセレン歯(自費治療)を被せる方法がとられています。しかし、この場合でも、同じように人工歯と歯茎の境目の溝に歯垢がつき歯肉炎が起きやすいです。

また、差し歯をしている人の場合、虫歯が1本が2本、3本と増える傾向にあり、ブリッジになっていることが多いです。ブリッジは形状が複雑なため、さらに歯磨き残しが増えるので、口臭の原因になります。差し歯からの口臭について詳しくは、『差し歯が口臭の原因かも?臭い対策はこうすれば良い!』をご参考にしてください。

タバコのにおいが臭い

喫煙習慣があると、頬の内側や歯肉、舌粘膜などにニコチンやタールが付着します。そのため、歯磨きをしても、タバコの臭いがします。

しかし、喫煙者の口臭は、タバコの臭いだけではないのです。実は、喫煙習慣があると、歯周病になりやすく、歯周病の膿臭がタバコ臭に混じるため、すごい悪臭になります。

また、喫煙習慣があると、舌苔(ぜったい)もできやすく口臭の原因になるので、一日も早く禁煙されることをおすすめします。詳しくは、『タバコの口臭は想像以上に臭い!歯磨きで消えない場合の対処法』をご参考にしてください。

舌苔があると、歯磨きをした後に口臭がする

わたしの事務所に送られてくる「日本口臭学会会誌」の中に、こんな論文があったのです。

ブラッシングのあとに増加するVSC値
中村幸香先生ほか8名の医師による共著です。

タイトルの意味は、「歯磨きのあとは口臭が強くなる」です。驚きました。歯みがきをした後のほうが、歯みがきをする前よりも口臭が強くなると書かれていたのですから。

臨床テストのデータを見ると、歯磨きのあとに口臭が強くなった人がいたのです。それも、元々口臭がしている人の場合には、約半数が磨く前よりも口臭が強くなっていたのです。(※半数は口臭が減少)

えっえっ?
歯磨きをする前よりも歯磨き後のほうが口臭がするってどういうこと?
「それなら、歯磨きをする意味がないのでは?」そう思いませんか。

元々、口臭の心配がない人でも、少数の人に歯磨きのあとのほうが口臭が強くなったとのデータも。

その理由について、論文では次のように説明されていました。

舌苔(ぜったい)が口中を浮遊する

「舌苔(ぜったい)が着いていると、歯磨きをしたことで苔が舞い上がる。」だから、舌苔(ぜったい)が付いている人の場合には、歯みがきをした後に口臭がすることになると。

舌苔(ぜったい)は、苔状のプラークです。普段は舌乳頭にしっかりと付着していますが、元々は柔らかいもので擦ると容易にちぎれます。

だから、歯みがきをしている時に苔がちぎれ、破片が唾液に混じり口中を浮遊するのでしょうね。

舌苔(ぜったい)を指で撫ぜて嗅ぐと臭いので分かると思いますが、苔の破片も臭いはずです。そのような臭い物質が、口中を浮遊するのですから口臭がしても不思議ではありません。舌苔(ぜったい)について詳しくは、『舌苔がびっしりと…口臭もすごいです/厚い苔が出来る原因と対策』をご参考にしてください。

歯科医院での舌清掃

論文では、歯みがき後に口臭がする場合には、医師や歯科衛生士などのプロにより舌を清掃すると、臭いがなくなったとの報告結果でした。

舌をきれいにすれば、歯みがきをしても苔が飛散することがなくなるので、口臭がしなくなるのは、当然といえば当然かもしれません。

歯科医院での舌のクリーニング
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歯科医院では、特殊な器械を使い、ジェット水流を吹き付けて舌に付いている苔を除去します。舌ブラシで磨くよりも良く取れますが、舌苔(ぜったい)は1日から2日で元通りに戻ります。

折角、舌をクリーニングしても1~2日で白くなるのです。こんな事があって良いのでしょうか。大切なのは、歯科医院で舌のクリーニングを行ってから後のご自身の舌ケアなのです。

このことを知らずに、歯科医院で舌清掃をしても無駄になるのでご注意ください。

自分で舌を清掃するには

毎回、歯科医院で舌の清掃をしてもらうことは不可能です。
それでは、どうすれば良いでしょう?

一般的には、舌ブラシを使用して舌磨きを考えるかもしれません。ところが…

自分で舌を磨くと、ほとんどの場合が磨き過ぎになります。その結果、舌乳頭が傷つき舌苔(ぜったい)が悪化します。

だから、舌が白くなって舌磨きを行っている人のほとんどが、「舌磨きをしているのに舌が白い」と悩んでいるのです。もしかしたら、あなたもその一人では?

何度も申し上げていますが、舌磨きを毎日行うと舌乳頭が傷つき化膿します。そして、化膿が治らず慢性化します。舌苔(ぜったい)の慢性化です。このようになると、「舌を磨く→舌苔(ぜったい)が厚くなる」という悪い繰り返しになります。

でも、舌苔(ぜったい)で困っている人の多くは、このスパイラルにはまっていて抜けられないのが現状です。

そのようなことにならないように、次のように舌の清掃をしてください。

  1. 美息美人(びいきびじん)のアルカリイオン水で20秒~30秒ほどうがいを行う。美息美人(びいきびじん)でうがいを行うと、舌の苔がふやけます。
  2. 何も付けずにふつうに歯磨きをする。歯磨きの途中で何度もうがいを行い吐き出します。飛散した舌苔を外に吐き出すことが大事です。
  3. 歯磨きを終えたら、極細毛歯ブラシを斜めに倒し、舌の奥から2回だけなぜます。(コットンにアルカリイオン水を湿らせて舌を拭くと尚良い。)
    美息美人(びいきびじん)で舌苔がふやけた状態になっているので、表面の苔が容易に除去できます。
  4. 舌に汚れが残っていても、そのままにしておくことが大事です。一度にきれいにしようとすると、舌を傷つけてしまうかもしれません。コツコツと舌清掃を毎日続けることで舌苔が減少します。

この方法を続けることで、舌苔(ぜったい)が減っていくのですが、当初は、苔が舞い上がるために、よけいに臭く感じることがあります。しかし、日毎に改善されていくので安心して続けることが大切です。

まとめ

歯磨きを行った後に口臭を感じる場合は、舌苔(ぜったい)が付いている可能性が高いです。

歯磨きを行うことで、舌に付いている苔の破片が飛散し口臭を感じます。ですから、口臭をしないようにするには、原因となっている舌苔(ぜったい)を除去し舌をきれいにしないといけません。

だからといって、舌磨きは舌粘膜を傷つけてしまうためお勧めではありません。できれば、歯科医院で舌のクリーニングをしてもらい、その後は、美息美人(びいきびじん)で舌のケアを行うようにすると良いです。

舌がきれいになると、歯磨き後の口臭がなくなります。そして、食後に食べ物の味や臭いが続くこともなくなります。

もし、歯磨きの後も口臭がすることでお困りでしたら、口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」をお試しください。

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