歯周病が引き起こす病気!糖尿病・心臓病・関節リウマチ、、、歯周病の予防はこうする!

歯周病になると高血圧・糖尿病になるリスクが高まる!正しい予防法はこうする!

歯周病になると歯茎が腫れたり歯(歯茎)が痛くなるので、困っている方が多いです。だから、歯周病を治したいし、できればならないようにしたい。

そのような歯周病ですが、じつは、歯周病が原因で生命にかかわる心臓病や糖尿病を引き起こしていることをご存知でしょうか。今まで分かっていなかった歯周病が原因で引き起こされている病気についてご説明します。

また、歯周病は生活習慣と深く関係しているので、一度歯周病になると治すことが難しい病気です。

今回の記事は、歯周病が引き起こす病気についてと、正しい歯周病の予防法についてお伝えします。是非ご参考にしてください。

歯周病になると血糖値が高くなる

糖尿病は、インスリンの働きが悪くなり血液中を流れるブドウ糖が増えてしまう病気のことをいいます。皆さんが心配する「血糖値が高い」というのは、血液中のブドウ糖が増えたことをいいます。

どうして血糖値を心配するかというと、血糖値が高くなると重大な病気を併発するリスクが高くなるからです。血糖値が高いまま生活していると、血管が傷つき、心臓病、失明、腎不全、などの病気を引き起こすかもしれません。また、糖尿病の重い合併症により足の切断といったことにつながります。

血糖値が著しく高くなると昏睡(こんすい)を引き起こすこともあるので、糖尿病は怖い病気だという自覚が必要です。

引用:国立国際医療研究センター 糖尿病情報センター

このような生命に危険を及ぼす糖尿病ですが、じつは、歯周病と相互関係があります。少し前までは、糖尿病の患者さんは歯周病になりやすいといわれていましたが、今では、歯周病になると糖尿病を引き起こすことが分かっています。

歯周病菌は腫れた歯肉から容易に血管内に侵入し全身に回ります。血管に入った細菌は体の力で死滅しますが、歯周病菌の死骸の持つ内毒素は残り血糖値に悪影響を及ぼします。

引用:日本臨床歯周病学会 歯周病と糖尿病

歯周病と糖尿病の関係について詳しくは、こちらの記事『歯周病になると糖尿病になるリスクが高くなる!』をご参考にしてください。

歯周病は心臓病を引き起こす

心臓病の代表といえば、狭心症や心筋梗塞。どちらも、動脈硬化が原因で起きる病気です。動脈硬化になると、脂肪やコレステロールが固まってできたプラークが血管内にこびりつき、血管が狭くなったりふさがってしまい心筋に血液供給ができなくなります。このように動脈硬化による狭心症や心筋梗塞は生命にかかわる怖い病気です。

引用:よつば循環器科クリニック 心臓の病気について

今までは、動脈硬化は生活習慣病といわれ、不適切な食生活や運動不足、ストレスなどの生活習慣が要因だと言われていました。しかし、最近になって、歯周病菌が動脈硬化を引き起こす一要因だと日本臨床歯周病学会などで発表されています。

動脈硬化は、不適切な食生活や運動不足、ストレスなどの生活習慣が要因とされていましたが、別の因子として歯周病原因菌などの細菌感染がクローズアップされてきました。
歯周病原因菌などの刺激により動脈硬化を誘導する物質が出て血管内にプラーク(粥状の脂肪性沈着物)が出来血液の通り道は細くなります。
プラークが剥がれて血の塊が出来ると、その場で血管が詰まったり血管の細いところで詰まります。

引用:日本臨床歯周病学会 狭心症・心筋梗塞

歯周病になると誤嚥性肺炎を引き起こしやすい

誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)は、高齢者や寝たきりの患者さんに多い病気です。どうして誤嚥性肺炎が高齢者や寝たきり患者に多いかというと、十分に口腔ケアができないことが原因なのです。

食事やつばを飲み込んだ時に、口腔内の細菌が気管に入ってしまい肺炎を起こします。

高齢者や神経疾患などで寝たきりの患者では口腔内の清潔が十分に保たれていないこともあり、この場合、口腔内で肺炎の原因となる細菌がより多く増殖してしまいます。また、高齢者や寝たきり患者では咳反射が弱くなり嚥下機能が低下します。その結果、口腔内の細菌が気管から肺へと吸引され、肺炎を発症します。また、栄養状態が不良であることや免疫機能の低下なども発症に関与してきます。他方、嘔吐などで食物と胃液を一度に多く誤嚥して発症する場合もあります。

肺炎を起こすと、発熱、咳、膿のような痰が出るのが一般的な症状です。しかし、これらの症状がなくても、いつもより元気がない、食欲がない、のどがゴロゴロなっている、場合は誤嚥性肺炎のことがあるので要注意です。

引用:日本呼吸器学会 誤嚥性肺炎

この誤嚥性肺炎の原因になっている口腔細菌が「歯周病菌」なのです。

誤嚥性肺炎を起こした患者さまの肺からは、歯周病原因菌(嫌気性グラム陰性桿菌など)が高い頻度で見つかることから、歯周病と肺炎に強い関連性があるとされています。

引用:医療法人 徳真会グループ 歯周病と肺炎

誤嚥性肺炎を予防するためには、歯周病を予防することが大事です。そして、毎日の口腔ケアをていねいに行うことが大切ですね。

歯周病は関節リウマチを引き起こす

関節リウマチという病気は、関節の腫れや痛みを起こし骨に変形をきたす病気で、女性に多いのが特徴です。関節だけではなく内臓が侵されることもあります。

人口の0.4~0.5%、30歳以上の人口の1%にあたる人がこの病気にかかるといわれています。どの年齢の人にも起こりますが、30歳代から50歳代で発病する人が多く認められます。また男性より女性に多く認められます(約3倍)。

リウマチの原因はまだ解明されていませんが、遺伝子異常や細菌が影響していると考えられています。

完全に病気の原因がわかっているわけではありませんが、患者さんの免疫系(細菌などから体を防御するシステム)に異常があることはよく知られています。このため遺伝子の何らかの異常か、感染した微生物(ウイルスや細菌)の影響か、あるいはこの両方の組み合わせによって起こるのではないかと考えられています。

引用:リウマチ情報センター

歯周病とリウマチの関係について、日本臨床歯周病学会会誌の中で次のタイトルで発表されていました。

  • 歯周病と関節リウマチー現状と展望、歯科の役割(新潟大学歯学部総合病院 歯科総合診療部 小林哲夫)
  • 歯周病と関節リウマチーコホート研究からの知見と課題(京都大学医学部附属病院リウマチセンター 橋本求)

1997年、関節リウマチ患者で歯周病の羅患頻度が高いことが初めて報告された。それ以降、歯周病と関節リウマチの関連性について数多く検証され、その数は現在600編を超えている~。

関節リウマチについては、まだわかっていないことが多いかもしれませんが、歯周病を予防しておいて損はないと思います。

国民健康保険がすすめる歯周病の予防方法

国民健康保険中央会提供の動画をご覧になってどのように感じられたでしょうか?「やっぱり、普段から考えていたことだった!」と思われたかもしれませんね。そうなのです。当然といえば当然のことばかりなのですが、たったそれだけのことを実行するとしないのでは、歯周病予防に大きな差が出るということです。

動画のなかで、歯周病予防について歯医者さんが教えてくれたことをまとめますしたのでご参考にしてください。

【歯周病予防のポイント】

  1. 歯垢が取れる歯磨き粉を使用する。
  2. 口をゆすぐと菌がとれるうがい薬を使用する。
  3. 正しい歯磨きの仕方が大事。
  4. 効果的な歯磨きは、夕食後か就寝前に行う。
  5. 1日1回、10分間かけてまんべんなく丁寧に歯磨きをする。
  6. 電動歯ブラシを使用することも効果がある。

歯周病予防のための歯磨き剤を使用する

歯周病を効果的に予防するためには、口をゆすぐと菌がとれるうがい薬を使用します。口に入れてゆすぐと菌が取れる薬剤や歯磨き剤が良い。そのような歯磨き剤が増えています。

ところが、一日3回も歯を磨く人が多いのですが、歯周病がなくならないのはどうしてだと思いますか?

歯周病に薬が効かない理由は、歯周病になる原因がわかれば容易に理解できます。歯周病は歯周病菌が一番の原因ですが、歯周病になりやすい人には、なりやすい体質があり、また、生活習慣が影響しています。

【歯周病になりやすい要因】

  • 歯磨き不足による口内の不衛生
  • 糖尿病
  • 喫煙習慣
  • 不規則な食習慣
  • 降圧剤、睡眠導入剤、安定剤など薬の副作用
  • ストレス
  • 噛み合わせが悪くなり歯周組織に咬合負担がかかっている
  • 口呼吸

など歯周病にはなりやすい場合には、病気などで免疫力が低下していたり生活習慣が影響していることが多いのです。ですから、それらの根本的な要因を改善しないことには、歯周病を治すことはできません。このことが、薬が歯周病に効かない理由です。

引用:歯周病に効く市販の薬と歯磨き粉はコレ!正しい使い方はコレ!

歯周病予防には正しい歯磨きの仕方が大事

1日3回も歯磨きを行っているのに、歯周病が減らない理由は、歯の磨き方に問題があります。磨けていないことに問題がある。

歯磨きをしても、歯垢が取れていない人が多い。だから、何回歯磨きをしても、結果として歯周病になってしまいます。これが、歯周病が減らない大きな理由です。詳しくは『歯周病の口臭は治らないかも…その理由は?最善の対処方法は?』をご参考にしてください。

一番効果的な歯磨きは、いつ行うのが良いと思いますか?

それは、夕食後か寝る前です。ていねいに約10分くらいまんべんなく歯磨きをすることが大事です。それくらい歯磨きをしなければ歯周病の原因となる歯垢はきれいに取り除けません。

寝る前にていねいに歯磨きを行えば、1日に何度も磨かなくても歯垢は取り除けます。これは、アメリカ、ヨーロッパ、日本の文献にも載っています。まんべんなくていねいに歯磨きを行えば、1回でも1日3回磨きより効果があるという結果がでています。

電動歯ブラシの歯磨き効果は、どうでしょう?

磨きやすくする工夫がされている電動歯ブラシが売られているので、それらを使われるのもいいかもしれません。しかし、大事なのは歯磨きの仕方です。電動歯ブラシを使用しても正しくブラッシングしないことには、歯周病予防はできないでしょう。ブラッシング方法について詳しくは、『正しい歯磨き方法と効果的な歯磨きの仕方の違いとは』をご参考にしてください。

歯周病の抜本的な治療はあるのか?

「年に何度か疲れがたまったときに歯ぐきが腫れてとっても痛みます。市販の鎮痛剤を飲んで我慢をすると、いつの間にかケロッとするんですが、抜本的な治療はあるのでしょうか?」長崎市、52歳男性からのご相談です。

鎮痛剤は痛みを止めるだけで病気を治す効果はありません。体の抵抗力がある方の場合は、鎮痛剤で痛みを抑えている間に炎症もおさまったと考えられます。

体力が回復すると痛みもなくなるので、鎮痛剤で治ったと勘違いするかもしれません。しかし、本当は体の免疫が炎症による痛みを治したのです。

その時、「歯周病が治った!」と思うかもしれませんが、それは表面的の出来事で、歯ぐきは腫れるたびに悪化しています。ですから、早く歯科医院で治療を受けられることが大事です。
痛みが止まっても、治っているのではなく腫れるたびに歯周病は悪化しています。そうならないためにも歯科治療を受けてください。歯周病の治療について詳しくは、『歯周病を治したい!治療にかかる期間と費用は?』をご参考にしてください。

歯周病予防の歯磨き剤はどれが良い?

「ある人から、40歳をすぎたら歯磨き剤も変えなくちゃだめよと言われました。40歳からの歯磨き剤はどんな目安で選べば良いのでしょうか?」名古屋市、43歳女性からのご質問より。

そのようなことはありません。いろんな歯磨き剤があります。虫歯予防を期待する場合には、フッ素入りの歯磨き粉や歯垢を分解する酵素をいれたものを選ぶといいです。

歯周病を予防したい場合には、殺菌剤(クロールヘキシジン、トラネキサムサン)が入ったものを選ぶといいです。ほかにも、歯周病用の歯磨き剤にはビタミン剤が含まれる歯磨き剤もあります。これらの成分はすべて、歯磨き剤のパッケージに書かれています。購入する際には、パッケージを読むようにしてください。詳しくは『歯医者さんがすすめる歯磨き粉ランキング』をご参考にしてください。

しかし、歯周病を予防するには、歯磨き剤よりも歯磨きブラッシングが大事です!

結局は、歯磨き剤よりも歯を磨くことのほうが大事です。

ワンポイント:薬を過信せず、マウスケアが大切。

まとめ

今回の記事で、歯周病は歯茎が腫れるというような症状だけではなく、死にも至るような怖い病気だということが分かったのではないでしょうか。

国民健康保険の動画のなかでも、歯周病の予防にはなんといってもブラッシングが重要だといわれています。その中で殺菌したり細菌のかたまりであるプラークを除去できる歯磨き粉の使用がすすめられていました。

口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」は、ホタテの貝殻だけを成分とした無添加歯磨きですが、アルカリイオンの働きで歯周病の元となるプラークをよく落とすことができます。それだけではなく、水歯みがきと言う利点をいかし、うがいを行うことで狭い歯と歯ぐきの間もきれいにできます。美息美人が歯周病予防になる理由について詳しくは『美息美人(びいきびじん)が歯周病菌を退治している写真』をご参考にしてください。

それだけではありません。美息美人(びいきびじん)の定期購入特典についているワンタフトブラシで歯周ポケットをブラッシングすることで、普通の歯磨きでは取れないプラークまで除去できます。実際歯周ポケットが2ミリ程度の軽度歯肉炎であれば、美息美人(びいきびじん)とワンタフトブラシで治癒することもできます。もちろん、その前に歯科医院で歯石除去とクリーニングをすることが大事ですが。

歯周病は、悪くなってからでは遅すぎます。悪化しないうちに予防することが重要なのです。そのことによって、口臭も予防できます。

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