舌が白くなるのはネバネバ唾液が原因!サラサラ唾液を出せば舌がキレイになる!

よだれ

唾液が原因で舌が白くなるなんて知っていましたか?

舌が白くなったら、「胃腸が悪いのかな?」と考える人が多いのですが、実は唾液のほうが舌が白くなることに大きく影響していたのです。もちろん、胃腸の調子が悪くなっても舌は白くなります。詳しくは、『胃腸が弱ると舌が白くなる!口臭がする!対策はこれ!』をご参考にしてください。

しかし、舌が白くなっても、唾液が多く出ている人と出ない人では、治り方は大きく異なります。たとえ舌が白くなっても、唾液が良く出ているとキレイになるのが早いことが分かっています。

それだけではありません。唾液の質も舌苔に影響するのです。人によってサラサラの唾液だったり、ネバネバの唾液だったりします。ネバネバ唾液は舌苔ができやすく、サラサラ唾液は舌をキレイにする働きがあります。このように、唾液の質に問題があるのです。

このように、人によって唾液の質と量が違うことで舌が白くなったりならなかったりするのです。

今回の記事は、舌が白くなり困っている人のために、大きな原因となっている唾液の質と量についてと、その対策についてお伝えします。ぜひご参考にしてください。

舌が白くなると困ること

舌が白くなると不安になりますよね。
「舌が白いため恥ずかしくて大きく口を開けられない。」、「舌が白くなるのは病気ではないだろうか?」、「口が苦く不快だ。」、「指で舌をなぞって嗅ぐと臭いので口臭が心配だ。」 など…。

舌苔ができると口臭が強くなります。口臭の研究では、口臭原因の7割以上が舌苔が原因だともいわれています。舌苔ができていない場合でも口臭がしているケースもあるので、すべてが舌苔と決めつけてはいけません。口臭原因について詳しくは、『日本口臭学会から学んだ最先端の「口臭の治し方」は意外とカンタン!?』をご参考にしてください。

舌がキレイにならないのでお医者さんに行こうと思っても、「どこに行けばいいのだろう?」とか、「舌を見せるのが恥ずかしい。」などと消極的に考えてしまう人が多いです。

そんなあなたのために、「舌の白くなっているものは何なのか?」ということと、「舌が白くなるのは、どうしてなのか?」についてご説明させていただきます。
この2つのことが分かれば、安心できるかもしれません。詳しくは『舌が白い人と白くない人5つの違い!舌苔ができる原因・取り方・予防』をご参考にしてください。

舌が白くなっているものの正体

舌苔の大半は、食物残渣、剥離した舌の上皮細胞、口腔内細菌及び、その代謝産物から構成され、取り出すと悪臭がします。

引用:Dr.HONDA 口臭バイブル

舌が白くなっているもの…それは、舌苔(ぜったい)というものです。舌(ぜったい)は、歯の表面に付く歯垢(プラーク)と同じ種類のものです。

食べかすや口腔内の細胞のはがれ落ちたものが舌にたまり、それに細菌が繁殖してできた白い苔状のかたまりが舌苔(ぜったい)です。

口の内には、たくさんの細菌があります。その中でも舌の上には特に多くの細菌があります。細菌の数は300種類以上もあり、良く歯みがきをしている人でも細菌の数は1000億個以上もあるそうです。

口の中の細菌は肛門よりも多いといわれています。それらが口の中にあると想像するだけで怖くなりませんか。

健康な口にあるのは、いわゆる常在菌といわれている細菌群です。この細菌が舌の上にネバネバしたプラークをつくります。

舌苔の図解

舌の上には、糸状乳頭という細長い乳頭がたくさん生えています。

糸状乳頭(しじょうにゅうとう)を白い膜状に覆っているのが角化した細胞です。(ちなみに、乳頭の間にある小さなかたまりは食べかすと細菌です。この食べかすが細菌のエサとなります。)

市場乳頭の先が白く角化しているため、舌が白くなって見えるのです。これで、舌の白いものの正体が分かったのではないでしょうか。

舌の白いものの正体は、角化した糸状乳頭に細菌がくっついてできたプラークだったのです。

どうして舌が白くなるのか?

舌の白いものの正体が分かりました。「でも、舌が白くなるのは、どうしてでしょう?」

舌が白くなる原因を究明しないことには、不安ですよね。「このままでは、細菌が増えて舌はどんどん白くなってしまうのでは?」と、思ってしまいませんか。

口の中は、食事の度に食べかすが残るので、細菌にとっては好都合な場所なのです。ですから、現在舌が白い人の場合、そのままでは細菌が増える一方になるかもしれません。

細菌が増えるとプラーク(苔)を作り舌が白くなります。プラーク(苔)が増えすぎると口内環境が悪化し、病気を引き起こす可能性もあります。

体調が悪い場合、不規則な生活、アルコールや、甘味飲料の多飲、刺激物の摂取により付着します。さらに、口呼吸や、緊張の持続などにより、唾液が不足すると口腔内の自浄作用が落ちてさらに、分厚くつきます。

引用:Dr.HONDA 口臭バイブル

唾液が出ないと舌が白くなる

舌苔ができないように、身体の仕組みはうまくできています。それは唾液の存在です。唾液が細菌を増えすぎないようにコントールしているからです。

唾液が分泌される量は、成人の場合1日に1リットルから1.5リットル。唾液は99.5%以上が水分ですが、残りの唾液成分の中には抗菌作用がある成分が含まれているのです。

ですから、唾液が出ることで、舌の上にある細菌を胃に流したり、殺菌したりできます。唾液のこの働きで、口の中や舌に棲息している細菌が増えすぎないようにコントロールできているわけです。だから、舌はきれいに保たれているのですね。(ふつうは。)

ところが、舌が白くなることがあります。それは、どのような時だと思いますか?

舌が白くなるのは、唾液が分泌しなくなった時です。

唾液の分泌が減少すると、細菌を洗い流すことができなくなり口内の細菌数が異常に増えます。その結果、舌が白くなります。

ところが、唾液が出ていても舌苔ができることがあります。それは、常にネバネバ唾液が分泌されているケースです。

実は、唾液にはサラサラ唾液とネバネバ唾液の2種類の唾液があります。サラサラ唾液は、食事中やリラックス時によく出ます。リラックス状態になると副交感神経が働きサラサラ唾液が分泌されます。

しかし、緊張や恐怖でストレスがかかるとネバネバ唾液が出るようになります。過度にストレスがかかると、交感神経が活発になり水分が少なくなるのです。ムチンを含むネバネバ唾液には、細菌をからめとる作用があるのですが、舌苔が増えている場合には、汚れを唾液の水分で洗浄する必要があるのです。だから、サラサラ唾液をたくさん出るようにしないといけないのです。

唾液が不足すると舌が白くなるという疑問が解決されたのではないでしょうか。ドライマウス症の対策については、こちらの記事『もう、ドライマウスとも口臭とも、舌苔(ぜったい)ともさよならしてください』をご参考にしてください。

唾液の免疫力が低下すると舌が白くなる

ふつうに唾液が出ていても舌が白くなることがあります。どうしてだと思いますか?

唾液の成分には、抗菌力がある成分が含まれています。口の中の細菌が増えないようにコントロールしている成分です。この免疫力があるお陰で、かんたんに病気にならないように守られています。

ところが、この免疫力は人によって強い人もいれば弱い人も。その違いはどうしてできるのだと思いますか?

免疫力は、心身の健康状態に左右されます。心身ともに健康であるときには、免疫力が高いです。しかし、仕事で疲れがたまると免疫力が下がり、風邪にかかりやすくなったりします。

免疫力は、精神的ストレスによっても影響されます。毎日楽しく生活しているときには、免疫力が高いので風邪にかかることは少ないのですが、人間関係のストレスで気持ちが落ち込むと免疫力も低下します。そんなときには、病気にもなりやすくなります。

じつは、唾液中の抗菌成分も、心身の健康の状態に左右されています。舌が白くなった前日のときの状態を思い出してください。体の疲労やストレスがたまっていませんでしたか?

そうなのです。働き過ぎ、遊びすぎ、食べ過ぎ・飲み過ぎ、睡眠不足によって体に疲れがたまった翌朝に舌が白くなったはずです。

ほかにも、仕事のストレス、人間関係のストレス、心配、不安、緊張が重なると、舌が白くなります。

このような時には、たとえ唾液が出ていても、免疫力が下がっているのでご注意ください。免疫力が低下している場合の対策については、『舌苔が取れない原因は、ストレスor免疫力低下!対策はこうする!』をご参考にしてください。

唾液が減少する原因

舌をきれいに保つには唾液の存在が大切だということがお分かりになられたと思います。それでは、その唾液が減少する原因について1つずつご説明します。

加齢

加齢が直接唾液の分泌に影響するわけではありません。人は年齢とともに身体の組織が老化します。その一つに唾液腺の老化があります。唾液腺が衰えると唾液が減少します。

そして、唾液腺に影響する顎や舌の筋肉も衰えます。顎や舌を動かさないようになると唾液も出にくくなります。筋肉は動かすことで復活するので常に動かすようにすることが大切です。

もう一つの理由は、加齢になると水分不足になること。老化すると身体の水分が不足しても感じにくくなり水分補給が少なくなる傾向にあります。身体が水を欲求していなくても水分を補給するようにしないといけません。

ストレス

自律神経の働きによって唾液が分泌したりしなくなります。人は食事やリラックスな状態になると副交感神経が活発になり唾液が出るようになっています。反対に、不安や緊張などストレスが多くなると、交感神経が活発になり唾液が止まります。

このように、ストレスがかかった状態になると唾液が減り、ネバネバ状態になります。ですから、趣味など楽しいことをして唾液を出すことが大切です。

ストレスがあると、喫煙や飲酒量が多くなることがあります。そして、舌が白くなっているケースがあるのでご注意ください。詳しくは、『ストレスで舌が白くなる?』をご参考にしてください。

薬の副作用

薬によっては、副作用で唾液が出なくなるものがあります。副作用のある薬には、抗うつ剤、降圧剤、精神安定剤、睡眠誘導剤、風邪薬、腹痛薬などがあります。薬の副作用について詳しくは、『舌が白くなるのは薬が原因かも?』をご参考にしてください。

薬を飲み始めてから口が乾きやすくなったと感じる場合には、掛かり付けのお医者さんにご相談されると良いです。

病気による原因

唾液が出なくなるシェーグレン症候群という病気もありますが、全国で潜在的患者も含めて10~30万人と推定されている数少ない病気です。症状としては、ドライマウス、ドライアイ、鼻腔の乾燥、息切れ、関節痛、高熱など起きることがあります。
シェーグレン症候群は難病にも認定されていますので、もしかしたらと思う場合には、お医者さんに相談されることをお勧めします。シェーグレン症候群については、『シェーグレン症候群って何?治療方法はあるの?』をご参考にしてください。

その他に、糖尿病の場合にも口が乾くことがあります。

咀嚼回数の減少

食事をしているときに最も唾液が分泌されます。これは、顎と舌を動かすことが脳に伝わり唾液腺を刺激するからです。

ですから、最も有効な唾液を出す方法は、良く噛むことです。ところが、現在人の食生活は、野菜など繊維質が少なかったり、柔らかく簡単に飲み込んでしまう食べ物が多いため、噛む回数が少ないことが問題になっています。

唾液が少ない場合には、急いで食事をしないで、食べ物を一口入れたら良く噛むことが大事です。顎や舌を動かすと唾液腺が刺激されるので唾液が多量に分泌されます。

口腔内が乾燥する原因

唾液の減少の他に、イビキなど口呼吸で口腔が乾燥することでも舌は白くなります。
また、睡眠時には唾液がほとんど分泌されないために、朝起きた時には、より舌が白くなる傾向にあります。

常に舌が白くなっている場合には、イビキと口呼吸を疑う必要があります。そして、もし、イビキや口呼吸であれば、鼻呼吸に変える訓練も必要です。

口腔乾燥がひどくなると舌がパサパサになるかもしれません。その場合の対応は、こちらの記事『舌がパサパサになる人必見!速攻でドライマウス対策する方法』をご参考にしてください。

まとめ

唾液が出ないから舌が白くなると思われている人が多いのですが、唾液がふつうに出ていても舌が白くなる人もおられます。

唾液が出ている人の舌が白くなる場合には、免疫力が低下しているかもしれません。唾液には、抗菌成分が含まれているのですが、その時の健康状態によって免疫力が強くも弱くもなります。

その健康状態は、体の健康と精神の健康をいいます。疲労やストレスが多くなると舌が白くなるのはそのためです。

ですから、舌をきれいに保つには、心身ともに健康である必要があるのです。

こちらの『舌苔(ぜったい)を効果的に除去したいなら、知っておかなければいけない3つの調査結果』もご参考にしてください。

舌苔でお困りでしたら、是非、美息美人(びいきびじん)をおすすめします。

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