
喉からの口臭がする場合は、膿栓(臭い玉)と膿汁(のうじゅう)が原因のことが多いです。ですから、口臭を解決するためには、膿栓(臭い玉)と膿汁を予防することが重要です。
膿栓(臭い玉)を除去する方法については、ネットで多くご紹介されています。ところが、それらを予防する方法についての記事はほとんどありません。何故なのでしょう?膿汁(のうじゅう)に関しては除去方法さえ触れていないのが現状です。これでは、口臭を解決できるわけがありません。
ですから、今回の記事では、口臭原因である膿栓・膿汁を予防する方法についてお伝えします。ぜひご参考にしてください。
この記事の目次
喉にできる白い膿
喉の膿というと、蓄膿症(副鼻腔炎)による膿を想像するかもしれません。蓄膿症になると、副鼻腔に膿がたまり鼻汁となって喉にたれます。この汁のことも膿汁(のうじゅう)といいます。
しかし、これからご説明する膿汁(のうじゅう)は、蓄膿症(副鼻腔炎)の膿とは少し異なります。風邪などがきっかけで扁桃炎になって出る膿のことです。
口腔や咽頭のまわりにあるリンパ組織で、外部からの細菌やウイルスの進入を阻止しています。また外部からの細菌やウイルスに対してバリアの役割を果たしています。
ただ、そこに細菌やウイルスが付着するため、どうしても感染の原因になりやすいのです。
扁桃が腫れると、炎症を起こしたり、表面に膿がつくことで、発熱・のどの痛みといった症状がでます。首のリンパが腫れたり、痛くなったりすることもあります。
引用:ひだ耳鼻咽喉科
喉が腫れて痛い、熱が出る、白い膿が出る
喉の左右には扁桃腺(へんとうせん)があります。この扁桃に炎症が起きるのを扁桃炎(へんとうえん)といい、風邪がきっかけでおこります。扁桃炎になると扁桃が腫れ痛くなったり、発熱を引き起こします。その時に、扁桃腺の表面に白い膿ができることがあります。
扁桃腺が腫れて痛いとか、白い膿ができた時は、すぐにお医者さんで診てもらうことをおすすめします。少し症状が治まったからといって、そのままにしていると、扁桃炎は繰り返し何度も発症するので気を付けてください。
引用:ひだ耳鼻咽喉科
喉に膿ができた後、喉に強い痛みがおきる
扁桃炎(へんとうえん)が悪化すると、扁桃腺の周囲にも炎症が広がります。この状態を扁桃周囲炎といいます。
扁桃周囲炎は、扁桃炎になり喉の腫れ、痛み、発熱、膿がでるなどの症状が悪化することで起きます。30代男性がなりやすい病気だといわれています。
炎症が広いため、喉に強い痛みが起きるのが特徴です。喉が痛いため唾液も飲み込めないこともあります。高熱から食欲もなくなり脱水症状を起こすかもしれませんので、喉の腫れ、痛み、膿という症状があれば、早めにお医者さんに診てもらうことが大切です。
引用:ひだ耳鼻咽喉科
後鼻漏(こうびろう)が原因で膿ができる
蓄膿症(副鼻腔炎)やアレルギー性鼻炎から後鼻漏になることがあります。後鼻漏とは、本来、鼻から出る鼻水が喉に垂れる症状をいいます。後鼻漏について詳しくは、『後鼻漏(こうびろう)が原因の口臭には…市販薬と対策はこれ!』をご参考にしてください。
後鼻漏(こうびろう)などによって喉に細菌が増えると、扁桃(へんとう)から粘液(白血球などの免疫物質)が分泌されます。そして、免疫物質と戦ったあと、死んだ菌と粘液がまじり臭い膿汁(のうじゅう)ができます。この膿汁が、後々、「何をしてもなおらない口臭」の原因になるのです。
臭い膿汁(のうじゅう)は、喉が乾燥することで乳白色(黄色い)の粒状に固まります。
このようにしてできたのが膿栓(臭い玉)です。だから、膿栓の元はといえば、膿汁(のうじゅう)なのです。
だから、膿栓(臭い玉)を予防しようと思えば、膿汁(のうじゅう)をできなくしないといけないのです。
膿汁(のうじゅう)ができる原因
先ほどお話ししましたが、膿汁(のうじゅう)ができるのは、喉に細菌が増えるからです。では、何が原因で喉に細菌が増えるのでしょう?
次のような原因で喉に細菌が感染します。
- 風邪によるウイルス
- 蓄膿症(副鼻腔炎)の膿が喉に落ちる
- 鼻炎で鼻汁が喉に落ちる
- 痰が喉にたまる
- 逆流性食道炎で喉に汚れが付く
しかし、これだけの理由で多量に膿汁(のうじゅう)が出来るわけではありません。
よく下水臭がするというように口臭がひどい場合は、膿汁(のうじゅう)と膿栓(臭い玉)が多量にできています。膿汁について詳しくは、『膿汁(のうじゅう)が本当の口臭原因!膿汁は膿栓より臭い!』をご参考にしてください。
少し膿栓(臭い玉)ができた程度では、口臭を気にすることもないです。
ですから、膿栓が1個出たぐらいでは心配ないのです。毎日、続けて膿栓が出るようになった時が問題なのです。
このように、膿栓・膿汁ができやすい人がいます。それは、何が影響していると思いますか?
膿汁(のうじゅう)ができやすい人
喉に細菌が感染しても、異常増殖しなければ、いずれ喉はきれいになります。それは、食事や飲み物、唾液が喉の細菌を洗い流すからです。そして、免疫作用によって喉が清潔になります。これが健康な人のからだ。
ところが、この除菌作用が働かない人がいます。除菌できなければ、慢性的に喉が不衛生状態になる。そして、膿汁(のうじゅう)ができるのです。
このように、一部の人はどうして除菌作用ができないと思いますか?
それは、口呼吸だったり唾液量が不足しているからです。口腔乾燥(ドライマウス)になると、喉に細菌が定着し異常に増殖します。
もし、膿汁(のうじゅう)を予防しようとするなら、口腔乾燥(ドライマウス)させないことです。
膿の予防は、口呼吸の改善が重要
子どもの口呼吸はありますが、成人になると普段は口を開いている人はほとんどいません。ところが、睡眠中に口呼吸をしている人は結構多い。
口呼吸の原因は、一つはいびきです。
いびきは習慣的なものもあれば、飲酒したことで息苦しくなり一時的に口呼吸になることもあります。他にも、睡眠時無呼吸症候群などのように病的ないびきもあります。その場合はお医者さんにかかることが大事です。
もう一つ、睡眠中に口呼吸になる原因があります。それは、鼻づまりです。アレルギー性鼻炎などで鼻が詰まると、嫌でも口呼吸になります。そのため、喉や口内が乾燥し膿汁(のうじゅう)ができるのです。
膿汁(のうじゅう)ができると、舌の奥に黄色い(または白い)舌苔ができます。舌苔(ぜったい)をなくしたいのであれば、膿汁を出来ないようにすることです。
睡眠時に口呼吸をしている人の場合には、喉が乾燥するのでさらに膿栓(臭い玉)ができやすくなります。
ですから、口呼吸を鼻呼吸に変えることが重要なのですが、これが中々難しいです。(それは私だけでしょうか?)
口呼吸を鼻呼吸に変える方法については、『口呼吸⇒鼻呼吸に変えると口臭が消える!?』をご参考にしてください。
膿の予防は、唾液量を増やすことが重要
唾液量には個人差がありますが、加齢とともに唾液量は減少するともいわれます。しかし、唾液が減る大きな原因は、精神的なストレスや服薬の副作用です。
- 加齢
- ストレスによって自律神経に異常をきたす。
- 食事のときに良く噛まない。
噛む筋力が低下し唾液腺を刺激しないことも影響しています。- 更年期障害
- 糖尿病・腎不全などの病気が原因。
- 薬の副作用(抗うつ剤、睡眠薬、降圧剤など)
現在服用している薬が原因の場合には、お医者さんにご相談してみることをおすすめします。副作用のやさしい漢方薬にかえると良いかもしれません。
唾液をたくさん出すためには、お口(舌)の体操を行ったり、水を飲むことが良いです。水を飲むと唾液分泌を促す効果もありますが、瞬時に喉に潤いを与えることができます。詳しくは、『唾液を出す7つの方法…ドライマウス対策』をご参考にしてください。
膿の予防は、喉うがいが重要
膿ができるのは、喉に細菌が増えるからです。ですから、うがいで菌を洗い流すのは効果があります。
うがいを行うときには、喉を立てがらがらとうがいをします。その時に、左右にある扁桃腺(へんとうせん)の穴に届くようにして、絞り出す気持ちで吐き出すといいです。
うがいの方法について詳しくは、『うがいで膿栓(臭い玉)を効果的に取る5つのポイント』をご参考にしてください。
アルカリイオン水で膿を取る
喉うがいには、うがい薬が一般的だと思います。うがい薬には殺菌効果があるので、お医者さんもおすすめするでしょう。しかし、喉にへばりついた膿汁(のうじゅう)を除去するのは困難です。
私がおすすめするのは、口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」のアルカリイオン水です。
アルカリイオン水は、イオンの力によって汚れを除去することができるからです。
美息美人(びいきびじん)にはイオンの作用があるので、取れるのは膿汁(のうじゅう)だけではありません。臭い玉(膿栓)も取れるのです。
今まで取れなかった臭い玉(膿栓)が次から次へと取れるようになったというコメントをいただくのは、そういう理由からだったのです。
「美息美人」が届いて、「美息美人」で1日3回うがいをしたところ、2日目にして、膿栓がキレイになくなっていました!
驚きました。
初めて膿栓ができてしまい、1週間程のどの違和感が嫌だったのですが、スッキリです。
ずっと膿栓に悩まされていましたが、美息美人を使用してからほとんど出なくなりました。
口臭の方は徐々にですが改善されてきたように思います。
そのおかげで間近で人と話すのにも抵抗がなくなってきました。
これからも使用していきたいと思います。
もしあなたも、喉の膿に困っていましたら、口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」で喉のケアをされることをおすすめします。
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