喉に膿栓(臭い玉)があると、違和感や口臭の原因になりますが、膿栓は食事の時に飲み込んだり、咳をした時に出てくるものです。
そのため、膿栓(臭い玉)が自然と取れるまで待つことをおすすめしているのですが、中々取れない膿栓や、何度もできる膿栓に悩まされる方が多いのも事実です。
膿栓(臭い玉)の取り除く方法は、綿棒で取るのが一般的ですが、この他にも沢山あります。今回の記事は、様々な「膿栓(臭い玉)の取り方」をご紹介します。
クリックできる目次
膿栓(臭い玉)の取り方
膿栓ができて困っている場合には、ご自身で除去すると良いかもしれませんが、嘔吐反射したり、慣れていないと喉を傷つけるなどのリスクもありますので、ご注意ください。
綿棒で取る方法
この方法は、 お金がかからない。綿棒だけあればできる。
自分一人でこっそりとお家でできるので一番多いかもしれません。
(短所)
- 扁桃(へんとう)を傷つけ炎症を起こすリスクが高い。
- 喉(のど)に綿棒が触れるので、オェと吐き気をもよおすかもしれない。
- たとえ取れたとしても、膿栓(臭い玉)は何度でもできるので、取ることが習慣になり良くない。
シャワーを吹き付けて飛ばす方法
この方法は、お風呂のシャワーがあればできるので、一人こっそりとお家でできる。
(短所)
- 多量の水を飲むことになり苦しくなる。(おぼれるかもしれない。)
- 喉(のど)に強い圧力がかかるので、吐き気をもよおすことがある。
注射器に水を入れて水圧で取る方法
(針を外した注射器を使用)
膿栓(臭い玉)を取ったあとも、「陰窩(いんか)を洗浄できるので予防になる。」という触れ込みで一部では使われている。
自分一人でこっそりとお家で膿栓(臭い玉)を取ることができる。現在は、ネット通販で専用のピストンが売られている。
(短所)
- 喉(のど)を傷つける危険性が非常に高い。
- 注射器を準備しなければいけない。
- 慣れないと難しい。
- 喉の奥に注射器を突っ込むのでオェと吐き気をもよおすねかもしれない。
ハンディ・クラウン丸形洗浄瓶で取る方法
出典: Amazon
安全という声が多いのですが、この商品は元々、膿栓を取るためのものではありません。使用上の注意には、「本来の使用以外には使用しないでください。」とありました。
鼻うがいで副鼻腔を洗浄する方法
副鼻腔炎(蓄膿症)は、それ自体が膿のニオイを発しますが、膿栓ができる原因になります。そのため、鼻を洗浄することは膿栓の予防になりますので、後鼻漏の方にはおすすめ。しかし、鼻うがいはなれるまで難しいかもしれません。
くしゃみや咳によって自然に飛び出るのを待つ
器具を使用しないので安全。
(短所)
- 膿栓(臭い玉)が取れるのがいつになるのか分からない。
- 無理にくしゃみや咳をすると、喉(のど)を傷める可能性がある。
以上が、ネットで紹介されている膿栓(臭い玉)の取り方のすべてです。
ご参考になりましたか?どれもかなり危険リスクが高いことが分かったと思います。
この事実を知ってもまだ、試してみようと思いますか?
賢いあなたですから、こんな危険なことはしないと信じます。
耳鼻科で膿栓を除去してもらう
1、吸引器の先に細い管をつけて扁桃(へんとう)に着いている膿栓(臭い玉)を吸い取ります。
2、吸引器で吸えない時には、舌圧子(ぜつあつし)という金具で扁桃(へんとう)を押さえて膿栓(臭い玉)を出します。
色んな舌圧子(ぜつあつし)
3、膿栓(臭い玉)が出来やすい人には、うがい薬で予防するようすすめられます。
お医者さんでは、膿栓(臭い玉)をとるために、喉に吸引器などの異物を入れるので、おえっとなるかもしれません。えづきやすい人には不向きかも。
うがいで膿栓を取り予防する
誤解しないでほしいのですが、単純に水でうがいを行っても膿栓(臭い玉)は簡単には取れません。というのは、膿栓(臭い玉)は、扁桃腺の穴にしっかりとくっついているからです。
おすすめは、美息美人(びいきびじん)のアルカリイオン水を使う方法です。
普通のうがいではなく、次のようにするのが膿栓(臭い玉)を取るコツです。
- 喉を立ててガラガラうがいをし、喉の奥にいきわたるようにします。
- 膿栓(臭い玉)は、喉の両脇にある扁桃(へんとう)部分にできるので、その部分にアルカリイオン水が届くようにします。
- うがいした水を吐くときもコツがあります。
水をいったん吐き出したあとに、喉の粘膜についた汚れをこそげ取る感じで喉の奥から粘液をはき出します。
このうがいを繰り返すことで、粘液に交じって膿栓(臭い玉)が出てきます。膿栓(臭い玉)は喉の両脇の扁桃腺部分に付着しているので、この部分を刺激して粘液を出すようにすることで、取れやすくなります。
ぜひ、アルカリイオン水を使用したうがい方法をお試しください。
かなりの効果が期待できると思います。
まとめ
様々な膿栓(臭い玉)の除去方法をご紹介させていただきましたが、ご参考になったでしょうか。膿栓(臭い玉)は、喉や鼻の疾患のほかに、ドライマウスなど口内環境が影響しています。
そのため、膿栓(臭い玉)を取ることよりも、「うがい」などで膿栓(臭い玉)ができないように予防することが大切です。口臭が気になる場合には、ぜひ一度お試しください。
【参照リンク】