
生活習慣が口臭を発生させる原因
口臭がしている人の生活習慣には、類似しているところがいくつかあります。たとえば、寝不足、ダイエットによる偏食、暴飲暴食、喫煙、水分摂取不足、ストレスの蓄積、噛まない、喋らない、野菜嫌い・肉類などタンパク質中心の食事、口呼吸…など。
もしかすると、あなたの生活もこうなのでは?そうであっては大変です!すぐにお確かめください。今回の記事では、この他にも口臭を発生している人に多い生活習慣についてお伝えします。ぜひご参考にしてください。
定期的に歯医者にかかる習慣
たとえば、歯医者に行くのは、歯が痛くなった時だけ。虫歯があっても、歯が痛くならない限り、歯医者に行くことは無いのでは?定期的に歯石除去やクリーニングを受けに行くことなどしないかもしれませんね。
虫歯は痛くなったり、黒くなるので分かるのですが、歯周病は当初痛みもかゆみもないために、歯ぐきが腫れたときには、かなり進行している時です。
その時はすでに、中度歯肉炎かも。歯肉炎になると歯周ポケットが深くなり、そこに膿がたまります。その膿から強い悪臭が発生するのです。歯周病について詳しくは、『歯周病の口臭、出血、歯茎の腫れに効く歯磨き粉の選び方』をご参考にしてください。
ですから、口臭を予防するためには、定期的に検診を受ける必要があります。定期的に歯石除去やクリーニングを受けることで、自身の歯や口臭に対する予防意識も高まります。
口臭を予防する歯磨き習慣
「毎日が忙しく、歯磨きなんかに時間をかけていられない!」そういうふうに考えていませんか?
もしかしたら、歯磨きといえば、歯ブラシに歯磨き粉をたっぷり付けて、さっぱりした気になっているのではないでしょうか?
その歯磨きの方法では、歯磨き粉の泡にごまかされて磨き残しがたくさん残ることになります。だから、「歯磨きをしているのに虫歯になった!」とか、「口臭がする!」ということに。
このリスクを考えれば、本当は発泡剤などが入っていない無添加の歯磨き粉の方が良いかもしれません。口の中に泡がなければ、時間をかけて丁寧にブラッシングもできるかもしれません。だから、5分以上歯磨きすることなんかほとんどないのかも。それに仕事に疲れて寝る前には歯磨きをしないのかも。
歯磨き粉をたっぷりつけると泡がよくたち、本当は磨けてもいないのに磨いた気がしますが、賢い歯医者さんや衛生士さんは、患者さんにブラッシング指導するときに歯磨き粉をつけないで、水だけで磨くようにすすめています。そして、どうしても歯磨き粉をつけるのなら、マッチの頭大の量で磨く様に指導されています。
こんな調子なのに、口臭が気になると、口臭除去スプレーをしたり、口臭サプリやガムを噛んで口臭をごまかそうとしていませんか?
これらを使用しても、口臭が消えないことは証明済みです。これらは、臭いを消す目的で作られているのではなく、口臭をごまかすためのもの。ところが、周囲の人にとっては、嫌な臭いが混じると余計に臭く感じることもあります。
口臭が気になりだすと良く使う洗口剤。でも、洗口液にはアルコールが入っていることが多いのです。アルコールは、口の中の水分を極端に奪います。結果として口腔内の乾燥を引き起こすので、口臭原因となってしまいます。
さらには、アルコール分解産物であるアセトン臭は直接呼気になりくさい口臭となります。洗口液の臭いがたとえ良い香りでも、口臭の口に使うことで別のニオイを混じすごい悪臭に。
そして、口臭予防といえばガムかもしれません。ガムを噛むと唾液も分泌され、口臭をなくす働きがあっていいように思うのですが、ガムに含まれる砂糖が、口の中を酸性にするために、結局、口臭を強くします。ガムを噛むならシュガーレスガムにすることをお勧めします。
口臭になる食習慣
おやつで好きなのは、ポテトチップス!そして、チョコレート、スナック類、ケーキ。軟らかい食べ物は好きだが、逆に固いせんべいなどは大嫌い!
飲み物は、コーヒーと炭酸飲料。そして、柑橘系ジュースも良く飲む。
食事は、味が濃いものが中心で、特に肉類が多く、野菜は、たまにサラダを食べるくらい。
さて、これらを好んで摂っていませんか?でも、どうしてこれらが口臭を発生させるのでしょう?
その答えは、どれも酸性食品だからです。このような酸性食品を食べて、歯も磨かずそのままにしておくと、細菌はいっぺんに増殖し、口臭が強くなってしまいます。
こんなことを言っている私も、コーヒーやチョコレート、ビールにお肉と酸性食品が大好きです。じゃあ。どうしているかというと、酸性食品を食べた後には、必ず、口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」で、うがいをするようにしています。
「美息美人(びいきびじん)」は、アルカリイオン水なので、うがいをするだけで、酸性化した口の中を一変に中性化できるからです。私が何を食べても口臭がしない理由は、この作業をしているからかもしれません。
最後に
ある調査によると、今回ご紹介したのは、口臭がある人の生活習慣らしいです。
あなたはどうですか?今回の記事を読まれて、あなたの生活パターンと酷似していませんでしたか?「まずい!似ている!」と思われていなければ良いのですが?
でも、口臭にとって悪い生活をしていたとしても、これを機会に生活を見直されてはいかがでしょう。口臭予防は毎日の生活でできるものです。