
「臭い玉(膿栓)は口臭原因になる」と言われているので、心配されていませんか?
臭い玉(膿栓)は、鼻や口から入った細菌を免疫細胞が捕まえた結果、喉の扁桃にある「陰窩」という凹みに溜まった乳白色の塊りをいいます。臭い玉をつぶすと下水のような臭いがします。そのため、臭い玉は口臭の原因になると言われる所以です。
しかし、口臭原因は歯周病や舌苔など口内疾患であることの方が多く、臭い玉が口臭と関係ないケースがあるので、臭い玉が出るからと言って、口臭がしていると決めつけるのはよくありません。喉からの匂いが気になる場合は、病気が原因のこともあるので、耳鼻科を受診されることをおすすめします。
今回の記事は、口臭原因になる臭い玉(膿栓)の対策と予防についてです。記事は口腔ケアアンバサダー(社団法人日本口腔ケア学会認定)の上林登が書きました。
臭いの確認方法
臭い玉(膿栓)ができる場所は、喉の左右にある扁桃腺の小さな穴(くぼみ)の中です。そのため、指で扁桃に触れてから嗅ぐことで匂いを確認できます。
健康な状態でも、多少匂いがしますが、匂いの程度がひどい場合にはたいてい膿栓や膿があります。臭い場合は放置しないで、臭い玉を除去するなどの対策やマウスウォシュでうがいするなどして、口臭を予防しましょう。
臭い玉は口臭原因になる
臭い玉は、免疫が細菌と戦って末にできた免疫と細菌の死がいに、食べかすや上皮細胞の剥がれが扁桃の凹みに溜まった膿の塊です。
そのため、嫌気性菌がタンパク質を分解して臭いを発生します。臭いの種類は、ドブやヘドロのようなニオイ、下水や排水溝のような臭いです。
臭い玉が見えないけど匂うのは
臭い玉を見たことがない、臭い玉が見えないけれど、匂う場合は、膿が臭いを発生しているからです。
扁桃から出てきた膿は、喉や舌の粘膜に付着します。そのため、たとえ臭い玉がない場合でも、口臭がひどいケースがあります。膿は痰のように見える(痰に混じることも)場合もあり、唾が臭い場合は要注意です。
臭い玉の取り方
準備する綿棒は、柄の長いものの方が良いです。綿棒の柄が短いと取るのが難しく、嘔吐反射しやすい人には不向きです。
取り方
1, 見えている臭い玉は、綿棒の頭で取ることができます。しかし、臭い玉の尻が凹みに埋まっていると、取るのは難しいです。この場合は、無理に取らないようにして、日にちを置いてからチャレンジしましょう。
2,きれいに洗浄した指で、扁桃の周囲を押してみましょう。臭い玉が多量に溜まっている場合は、連なって出てくることがあります。ただし、臭い玉が簡単に出てこない場合は、炎症の原因になるので無理してはいけません。
※ YouTubeに「臭い玉の取り方動画」がありますが、取ることに慣れている人たちですので、参考にしないほうがいいでしょう。
臭い玉の対策と予防
臭い玉の対策で大切なのは、取ることよりもできなくする予防です。そのために有効な方法は、「うがい」です。詳しくは、『うがいで膿栓(臭い玉)を効果的に取る5つのポイント』をご参考にしてください。
うがいで口腔内や喉を洗浄し清潔にすると、臭い玉ができにくくなります。
しかし、現実は、うがいを行っても「臭い玉が取れない。」とか、「臭い玉ができる。」という人が多いのではないでしょうか?
実は、臭い玉はうがいを行った程度では、取れないのが普通です。その理由は、臭い玉が穴の中に入っていたり、粘膜にへばりついているからです。
そのため、イソジンのようなうがい薬を使っても、除去できないことが多いです。もちろん、イソジンには殺菌効果があるので喉を清潔にするためには有効です。でも、臭い玉は取れにくいのです。同じ理由から水だったらなお更取れません。
臭い玉を除去するためには、「美息美人(びいきびじん)」のうがいがおすすめです。
美息美人(びいきびじん)のアルカリイオン水でうがいを行うと、喉にへばりついている臭い玉が粘膜から外れてきます。それだけではなく、臭い玉の元となっている膿汁(のうじゅう)も除去できるからです。
膿栓と膿汁が除去できると口臭が消えます。
でも、口臭予防で大事なことは、その後も喉の清潔を保つことです。そのためには、毎日、美息美人(びいきびじん)でうがいを行うことをおすすめします。
もし、あなたも、膿栓(のうせん)でお困りでしたら、口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」をお試しください。↓↓