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朝、口が気持ち悪い!口の中のねばつきの原因と対策

寝起きは、口の中が気持ち悪くないですか。唾液がねばつくと口臭が発生しますが、口の中がネバネバになる原因は、寝ている間に唾液中の嫌気性菌が増殖するためです。

口臭菌が唾液に混じると口がまずくなり口臭が出るようになります。唾液の分泌が少ない人の場合は、唾液がねばつくために更に気持ちが悪くなります。

寝起きの時から口がスッキリしている人は少ないと思いますが、、、朝は一日の始まり。起床時は、サラサラ唾液で口もすっきりと気分よく目覚めたいものです。

ところが、ある調査によると成人の8割が、「寝起きに口の中が気持ち悪い。」と答えています。口の不快症状については、口が苦い、口が乾く、口が臭い、口が粘つく、、、などが多かったのです。口の不快感は、40歳代から急激に増えます。

唾液がネバネバになるのは、唾液の減少を引き起こすストレス、加齢、薬の副作用などが原因であることが分かっています。

今回の記事は、朝起きた時の「口が気持ち悪い原因と対策方法について」お伝えします。もし口の不快感に悩まされていましたら、是非、ご参考にしてください。

朝口が気持ち悪い原因

朝起きた時に口の中が粘つき気持ち悪く感じる理由は、寝ている間に口の中に細菌が増えるからです。

(口内フローラ)細菌数も概日リズムをもち、夜の方が昼よりも細菌数が多くなる傾向を示す。

引用:ヒトの体内時計と連動して唾液中の細菌も24時間のリズムを刻む 早稲田大学トピック

口臭原因となる嫌気性菌は、粘膜からはがれた上皮や食べかすなどのタンパク質を分解してVSC(揮発性硫黄化合物)を作り出します。VSC(揮発性硫黄化合物)が唾液中に溶け込むと、唾液が粘つき苦くなり口臭がするようになります。

人が寝ている時には、唾液の分泌が止まるので細菌が一辺に増殖します。そのため、朝起きて直ぐは、口の中が苦く口臭もひどくなりやすいです。

就寝前に歯磨きをしない

歯磨きで困っている女性

睡眠中は唾液が減るため菌が増えますが、歯磨きをしない人は、歯磨きする人よりもずっと口臭が強くなるのでご注意ください。

起床時に口がネバネバして、自分でも口がまずいと感じていたら嫌ですよね。それに、朝から口が臭いと、大好きな家族からも鼻をつまみ嫌な顔をされてしまうかもしれません。

これでは、朝から憂鬱になってしまいませんか?

このようなことになってしまわないように、起床時の口臭対策をご紹介します。

それは…
寝る前の歯磨きです。

たった、これだけです。えっ? それだけ?
「そんなことは誰でも知っている」と仰るかもしれませんが、就寝前にきちんと歯磨きをしていない人があまりにも多いのです。

三女(歯科衛生士)「口臭の原因は、やっぱり、歯磨きの不足。歯にびっしりプラーク(歯垢)が付着している患者さんもいるけど、そんな場合はひどい臭いがしてるよ。」
私「口臭があることについて、歯医者さんはどんなふうに言うてる?」
三女(歯科衛生士)「口腔乾燥の場合には(虫歯や歯周病になっても)仕方ないけど、歯磨きが出来ていないから歯周病や舌苔になり、口臭も強くなるって。」

引用:舌苔の取り方って知っていましたか? 

たとえ、寝る直前に歯磨きをしていても、眠いのでいい加減だったりします。だから、きれいに歯が磨けていないのですね。

しかし、口の中の細菌が最も増えるの時間帯は睡眠中です。日中は、食事や飲み物をとるので、飲食とともに口の中の細菌が洗い流されます。それに、日中は、会話や口を動かすことが多く、サラサラした唾液が豊富に出ます。

このように唾液が出ると、細菌を洗い流し口中が中性に保たれ、細菌が増えるのをコントロールされるのです。

しかし、睡眠中は唾液の分泌が少ないために、口中が酸性に傾き、細菌にとっては大好きな環境となります。そのような状態で、歯磨きをしないで寝るとどうなると思いますか?

口の中には食べ物カスがいっぱいあるので、細菌がその食べ物カスをエサにして、一気に増殖するわけです。細菌にとってはいたれりつくせりです。

歯磨きをしないと、朝口が気持ち悪いと感じるようになります。どんな状態かというと、口が苦い、乾く、口の中がネバネバする、口臭がする。

この場合の対策は、就寝前にきちんと歯磨きをすることです。

→ その口臭、歯垢が原因かも? 

前日の暴飲暴食

歯磨き以外でも、食べ過ぎたり飲みすぎると、舌に細菌が増殖するため口が気持ち悪くなる原因になります。前日に多量に飲酒したりごちそうを食べすぎると、胃腸に負担がかかり身体の免疫が低下します。免疫力が低下すると口内細菌が増えるため、唾液が粘つき口臭も発生します。

免疫低下の原因:肥満、生活習慣病、暴飲暴食、喫煙、冷え、睡眠不足、ストレス

引用:免疫力をつくる 富山大学生活協同組合

唾液が粘つくと口がまずくなり口臭の原因になります。

睡眠不足

寝不足すると、舌が白くなり気持ち悪い。健康のためには、十分な睡眠が必要になります。ところが、寝不足してしまうと免疫が低下し、口が苦くなり口臭原因になります。

口の中のねばつきの原因

青汁がまずい

口が気持ち悪くなる原因は沢山あります。えっ?と思うかもしれませんが、誤解のないようにお伝えしないといけないので、正しく言います。

  • 口が苦くなる原因
  • 逆流性食道炎などで胆汁が口に入り苦く感じる
  • 亜鉛が不足して口が苦く感じる
  • 舌苔(ぜったい)ができ、臭い物質が唾液に溶け込み苦くなる
  • 虫歯や歯周病の場合でも、苦く感じることがある
  • ストレスによって味覚異常がおきる
  • 扁桃炎などが原因で粘液(膿汁)が分泌されることで苦くなる
  • 薬の副作用で、口が苦くなる

口が苦くなる原因について詳しくは、口が苦い、口が臭いと思ったら読んで実践してほしい5つのことが参考になります。他にも、舌が白くなると口が気持ち悪くなります。
>>舌が白くなる原因が何なのか知っていますか? 

このような原因から、口が気持ち悪くなることがあります。しかし、普段は口が苦く感じていないのに、朝だけ特に苦いという場合は、寝る前に歯磨きができていないからかもしれません。

でも、同じように歯磨きをしていても、口が苦くなる人と苦くならない人がいます。それは、口腔環境の違いです。

口腔環境というと難しく聞こえますが、唾液がよく出ているか、出ないかの違いです。唾液には口内を洗浄する機能があります。ですから、唾液がよく出ている人の口はいつも清潔が保たれます。

しかし、唾液が少ないと、細菌などの汚れが口にたまります。汚れがあるのに歯磨きをしなかったら、最悪の結果を生みます。

夜寝ている間に、細菌が活発に活動し臭い物質を作ります。この臭い物質が舌の上に沈着するため、味覚が苦くなるのです。

唾液が臭いのを治す方法については、こちら『唾液が臭いのは舌が汚れているから。うがいで口臭を洗い流す方法とは?』をご参考にしてください。

口の中が乾燥している

納豆が臭い

口腔が乾燥すると、口の中が気持ち悪くなります。その理由はこうです。

口が粘つく、乾燥する原因は、大きくわけると、唾液の分泌が少ないか口呼吸かのどちらかです。

口が乾燥する原因については、『歯磨きしても口がネバネバする原因8つ!唾液の粘つき改善方法はこれ!』をご参考にしてください。

「元々、口腔乾燥なのでしかたないのでは?」そのように思われていませんか?あきらめてはいけません。

唾液が少ない、口呼吸であることで口腔乾燥になっている人が、「寝る前に歯磨きをしなかったら?」どうなるでしょう?

今よりももっと状態を悪くします。

口腔ケアをしないと、口内が汚れ口腔ストレスが生まれます。ストレスは、精神的なモノだけではありません。環境ストレスもあるからです。

ストレスがかかると、自律神経に悪影響をあたえ免疫低下や唾液分泌の減少を起こします。このように悪循環を起こすのが歯磨きの不足です。

ストレスと口臭の関係については、こちら『ストレスが口臭原因かも?口臭を改善するためのポイントについて』をご参考にしてください。

薬の副作用

意外かもしれませんが、お薬の副作用で起床時に口がまずい場合があります。副作用で唾液が減少すると、口が苦くなるなど味覚障害を起こすことも。薬の種類としては、降圧剤、睡眠誘導剤、精神安定剤など他にもありますので、もしお薬を服用されている場合には、お医者さんにご相談されてはいかがでしょう。

歯周病になっている

歯周病になると、口が粘つき気持ち悪くなります。その理由は、歯周病になると細菌が増え口臭物質を作るからです。歯肉溝や歯周ポケットから出血や膿が出るために、口の中が臭く苦く感じるようになります。

朝起きた時に、歯と歯の間や、歯茎の溝から、ネバネバしたまずい味がしたら、歯周病が原因が考えられます。歯周病は歯科治療が必要ですが、軽度の歯肉炎や応急処置の場合には、シュミテクトやサンスターのガムなど薬用歯磨き粉の使用をおすすめします。

就寝前の歯磨きの仕上げに、患部に薬用歯磨き粉を塗るのがコツです。ワンタフトブラシの先に歯磨き粉を米粒ほど付け、臭い歯茎の部分に塗りつけます。薬用歯磨き粉を塗るのが目的ですので、ゴシゴシと磨く必要はありません。うがいは軽く1~2回行い、塗布した薬用歯磨き粉が流れないようにします。

これで、朝起きたときには、口がすっきりするようになります。これでも、すっきりしない場合は、早目の治療が大事です。

喫煙

タバコを大量に吸うと口臭も強くなりますが、口の中も気持ち悪いですよね。喫煙は、口内の粘膜にたばこのヤニが付着します。そのために口が苦いということもありますが、実はたばこの害はそれだけではありません。

たばこを吸うと毛細血管が収縮する、免疫が低下する。そのため、歯周病になりやすいといわれています。歯周病になると、歯茎から膿が出て口が苦くなります。

唾液中の細菌

口内の細菌

口臭がしていると、口が気持ち悪くなります。朝起きた時に口臭がひどいのは、寝ているときに細菌が増え活動するからということが分かったと思います。

口臭がひどくなるのは、寝ている時だけではありません。ストレスなどで唾液が減ると、いつでも口臭は強くなります。たとえば、次のような時です。

  • 人の前で会話するために緊張した時
  • 不安・心配があり、過剰にストレスをかかえて人の中に入った時
  • 夕方などお腹がすいた時に唾液が減る
  • 薬の副作用で唾液が出ない
  • 糖尿病などの疾患で唾液が減っている

口臭原因は人によって様々。こちらの『口臭がドブ臭でもアルカリイオン水うがいで取れるのか?実際にやってみた結果・・・』をご参考にしてください。

起床時の口臭対策は『「朝の口臭」はヤバい!唾液がネバネバ!前夜と当日の朝にしてほしい対策とは』をご参考にしてください。

気持ちよく目ざめるためには

歯肉

朝おきた時に口が気持ち悪いなどの不快症状がおきる原因は、人によって様々です。ところが、夜寝る前に歯磨きケアを行っていないと、さらに悪化します。

朝気持ちよく目覚めるために一番大切なのは、寝る前に歯磨きをていねいに行うことです。

起床時の口臭がひどいとか口が粘つく場合には、就寝前に口臭予防歯磨き粉「美息美人」で歯磨きをしてから、軽く舌磨きとイオン水でゴロゴロうがいをすることが一番のお勧めです。
お口だけではなく、喉もきれいにすることがポイントです。
口臭は、口と喉の両方から発生しますので、この方法がベストだといえます。
口臭が治り、きれいな息になれば、夫婦関係や恋人関係も変わるかもしれません。

膿栓、臭い玉が簡単に取れるアルカリイオン水うがいとは?

アルカリイオン水でうがいを行う

口臭の元「膿栓」はアルカリイオン水で予防する

口腔ケアアンバサダー(社団法人日本口腔ケア学会認定)の上林登です。

臭い玉「膿栓」は口臭の原因になるため、一日も早く取り除きたいと思っていませんか。しかし、「膿栓が上手く取れない」、「取ってもすぐにたまる」と困っている方が多いです。

その理由は、膿栓は扁桃の小さな穴の中にたまるため容易には取れないからです。無理に膿栓を取ろうとすると、喉粘膜に炎症を起こすなどのリスクもあるのでおすすめではありません。

それに、膿栓を除去しても慢性的な扁桃炎があると、何度でも膿栓は出来ます。耳鼻科での治療も大切ですが、臭い玉「膿栓」はうがいで取れます。

うがいにアルカリイオン水を使うと、膿栓が取れやすく、また毎日アルカリイオン水でうがいを行うことで、うがい薬よりも膿栓の予防効果が高まります。

それは、アルカリの作用に秘密があるからで、どのアルカリイオン水でうがいをしても良いという訳ではありません。

今回の記事は、膿栓を取ることができるアルカリイオン水の種類についてと、アルカリイオン水うがいの方法についてお伝えします。是非ご参考にしてください。

膿栓はうがいで取る

口臭が気になる、喉の違和感がつらい。そのため、膿栓を取りたいけれど取れないとお困りではないでしょうか。簡単に膿栓が取れない理由についてご説明します。

膿栓は、喉の扁桃腺にある「腺か」や「いんか」と呼ばれる小さな穴の中にたまります。そのため、「見えないけれど臭い。」など訴えられる人が多いのです。

そのような膿栓ですから、容易には取れません。しかし、扁桃腺の穴に汚れがたまり膿栓が大きくなると、扁桃腺の表面に見えるようになります。この時期になると食事や咳などで取れてしまいます。

それでも、膿栓の粘着力が強くいつまでも残ると、喉の違和感が続きストレスがたまることでしょう。そのような時には、小まめに「うがい」を行うことをおすすめします。見えている膿栓のケースでは、うがいによって取れることがあります。

関連記事

口臭の元になる「臭い玉」の原因と対策

膿栓をアルカリイオン水うがいで取る

うがいは水でも構いませんが、アルカリイオン水を使う方が膿栓の除去が容易です。

うがいの仕方

アルカリイオン水でうがいを行う

うがいが最も安全に膿栓(臭い玉)を取る方法であることは間違いなく、またそれだけではなく外から入ってくるウイルスや細菌などの異物を取り除く効果があります。

しかし意外と知られていないのが、「正しいうがいの仕方」。

「うがいなんて、なんとなく口に含んでガラガラしておけばいいのでは?」と考えている人が多いのですが、それは間違いです。正しいうがいの仕方を確認しておきましょう。

アルカリイオン水を口に含み、唇を閉じて頬の筋肉を動かして、グチュグチュと口の中を洗って吐き出します。

これでまず、口の中の汚れを除去します。いきなりうがいをすると、喉をさらに汚してしまうことになるからです。

口の中の洗浄ができれば、その後に喉うがいを行います。うがいは「ガラガラ」とか「ア~」ではなく、「オ~」と発声します。「オ~」と発声することで喉の奥まで水を含ませることができるのです。

正しくうがいをして、つねに口腔内を清潔に保ち、膿栓(臭い玉)を予防しましょう。

関連記事

口臭がドブ臭でもアルカリイオン水うがいで取れるのか?実際にやってみた結果・・・

うがいで「口臭」を予防する!?ポイント3つ

うがいのコツ

うがいをしたからといって、膿栓(臭い玉)は簡単に取れないことの方が多いです。それは、膿栓(臭い玉)の一部が扁桃の穴の中に埋まっているからです。

また、人によっては、膿栓(臭い玉)が粘膜にしっかりと付着している場合もあります。だから、うがいにはコツが必要です。

【うがいのコツ】

  1. 水が扁桃に当たるように、首を傾けてガラガラとうがいを行う。
  2. 膿栓(臭い玉)ができやすい方の扁桃を集中的に当てる。
  3. 水を吐き出すときに、痰を切るように吐き出す。
  4. うがいは、喉を傷めるまでし過ぎないこと。

関連記事:膿栓と舌苔の取り方…シャワーで洗浄

アルカリイオン水の効果

アルカリイオン水というと「重曹水」を連想するかもしれませんが、実際、重曹のpHはというと弱アルカリ。この程度のアルカリでは、消臭効果はあるかもしれませんが、プラークなどの汚れを落とすのは困難です。

市販のアルカリイオン水のアルカリ度は… ・キリンアルカリイオン水…ph8.8~9.4(弱アルカリ) ・美息美人(びいきびじん)のアルカリイオン水…平均ph10.5(強アルカリ) ・重曹…ph8.4(弱アルカリ) ・整水器…ph7~10(弱アルカリ)

何度も申しますが、水でうがいをしても膿栓(臭い玉)は取れません。イソジンのうがい薬でも水と同じで膿栓(臭い玉)を取ることはできません。

このように言うと、「水(又はイソジン)でうがいした時に膿栓(臭い玉)が取れた。」と仰る方がおられますが、この時の膿栓(臭い玉)は特にうがいをしなくても自然に取れる状態にあったと考えられます。

膿栓(臭い玉)と臭い粘液(膿汁のうじゅう)の二つを同時に取り除くことが大事です。これを除去しない限り、膿栓(臭い玉)は何度でも出来、喉の違和感や口臭を改善することはできないからです。

効果的にうがいを行うには、アルカリイオン水がおすすめです。

膿栓(臭い玉)を効率よく対策する方法としては、アルカリイオン水でうがいを行なうことが有効です。

アルカリの作用でタンパク質からできている膿栓(臭い玉)や膿汁を粘膜からはがしやすくします。

次の3つの図は、アルカリイオン水でうがいを行うことで膿栓(臭い玉)が取れ、その後もうがいで洗浄すると膿栓ができないように予防できるということを表したイメージ図です。

扁桃腺に膿栓(臭い玉)ができています。

アルカリイオン水でうがいを行うと、膿栓(臭い玉)の表面が溶かされるので、粘膜から外れる。

その後もうがいを行うと、膿栓(臭い玉)ができなくなる。

水うがいで膿栓を取ることは難しいのですが、「アルカリイオン水」でうがいを行うと膿栓が良く取れます。どうしてだと思いますか?
膿栓や粘液(膿汁)はたんぱく質からできているため、アルカリイオンの作用で膿栓の表面を溶かすからです。
だから、水うがいで取れなかった膿栓が、アルカリイオン水で取れるようになります。

それでは、美息美人でなくても、市販のアルカリイオン水でも同じ効果があるのでしょうか? 中性で生きる口内細菌は、強い酸性と強いアルカリでは死滅します。ですから、美息美人のようにph(アルカリ度)が強くなければ効果は少ないのです。

引用:美息美人はアルカリイオン水の歯磨き粉!効果や使い方について

うがいで予防

アルカリイオン水で毎日うがいを行なうことで、膿栓(臭い玉)が取れやすくなります。膿栓が扁桃のくぼみから出ていると、うがいをするだけで膿栓が取れることがありますが、おすすめはアルカリイオン水です。

うがいで喉(のど)がきれいになると、膿栓(臭い玉)と口臭を予防できます。

うがいの効果については、サラヤHPに載っていたのでご紹介します。

  • 適度の刺激が粘液の分泌や血行を盛んにする
  • のどに潤いを与え、粘膜の働きが弱まるのを防ぐ
  • ホコリなどを粘液とともに上気道から洗い流す
  • 口腔粘膜への細菌の付着を抑え、定着しにくくする
  • のどや口腔を消毒する※
  • セキを抑え、タンを除去します。のどの痛みを抑える
  • 口臭の元になる汚れを除き、口臭の発生を防ぐ
  • 口腔内を殺菌・消毒し、虫歯を予防する※
  • さわやかな後味が、口腔内に清涼感を与え、口臭を抑える※
  • かぜの予防効果が実証されている

※うがい薬使用時 引用:サラヤ株式会社

また、うがいを行うと膿栓も予防できると耳鼻科医師もすすめています。

(膿栓が)気になる人は、うがいでのどを清潔に保つことが一番です。水かうがい薬で4回以上のうがいを1日3度ほどすれば、細菌の増殖は防げるはずです。 引用:かみむら耳鼻咽喉科

うがいをするだけでも膿栓の予防になるかもしれませんが、アルカリイオン水のうがいだと、より膿栓(臭い玉)を予防することができます。アルカリには、たんぱく汚れを分解する働きがあるため、喉を清潔に保つことができるからです。

そのため、膿栓(臭い玉)と粘液(膿汁)できにくくなり、口臭の予防にもなるのです。

膿栓を取るアルカリイオン水とは

膿栓は、容易には取れないものだということが理解できたのではないでしょうか。また、膿栓を除去しても、根本原因である扁桃炎などの鼻・喉の疾患を治療しないことには、口臭は改善できないのです。

ところが、アルカリイオン水でうがいを行うと膿栓が取れやすく、それだけではなく、膿栓の予防にもなります。このアルカリイオン水について誤解されていることが多いようなので、詳しく説明させていただきます。

>>口臭の元になる「膿栓」は、取り除くだけでなく予防することが重要!その方法とは?

アルカリイオン水とは

「アルカリイオン水」という名称はアルカリ電解水の略称ですが、特にアルカリイオン整水器などを用いなくても、アルカリイオンが溶け込んだ水は作ることが可能です。

元々、アルカリイオン水という名称は、PH6.0からPH8の中性より高いPHの水をいいますので、自然界にも存在しています。

一般的には、PH9.0以上の水をアルカリイオン水と言うようです。

※PH値は、PH0~14まであり中性より低くなると酸性、高くなるとアルカリといいます。

アルカリイオン水の働き

アルカリイオン水には、H2Oから生じる水酸化イオン(OH-)と水素ガス(H2)を含んでいる 引用:ウィキペディア

水酸化物イオン(OH-)の作用…界面活性力や表面張力の変化(浸透圧の低下)

アルカリイオン水には界面活性力があるために、汚れを落としやすくする働きがあります。また、浸透圧を低下させる作用によって、菌の水分を吸い出して衰弱させることができると言われています。(根拠・仮説)

引用・アルカリイオン整水器協議会

飲料用のアルカリイオン水

飲料用のアルカリイオン水は、PH9~PH10です。「キリンアルカリイオン水」のpHは、pH8.8~9.4です。

重曹水は飲料ではありませんが、うがいに使うと口臭予防に効果があると言われています。この重曹水のPH値はPH8.2(弱アルカリ)ですので、中性の水道水と大差がありません。

それどころか、キリンアルカリイオン水よりもかなり低いのです。

注意)PH値が1大きいと濃度は10倍増える。PH値が2大きくなると、濃度は100倍になる。

関連記事:重曹うがいの舌苔除去効果は?正しく舌をケアして口臭予防する

うがい用のアルカリイオン水

風邪予防のうがいに用いるのであれば、水道水でも十分かもしれません。しかし、膿栓や膿汁の除去のために使用するには、PH10以上の強アルカリが必要になります。

電解水生成器でも強アルカリイオン水を作ることができますが、抗菌や洗浄作用が認められているホタテ貝焼成パウダーから作られるアルカリイオン水がおすすめです。

ホタテ貝の養殖が盛んな青森では、年間五万トンの貝殻が放棄される。その有効利用研究を進める中で、粉砕し高温で焼成、酸化させてできたセラミックスが化学物質軽減分解機能や除菌、消臭など驚異的なパワーを有することを証明した。 引用:八戸工業大学(生物環境化学工学科) ホタテ貝殻の消臭・除菌力実証

参考:美息美人(びいきびじん)のアルカリイオン水について

アルカリイオン水の長所

  • 器具を使用しないので安全。
  • うがいをするだけなので、だれでも簡単にできる。
  • アルカリの作用で膿栓(臭い玉)がよく取れる。
  • 膿栓(臭い玉)が取れた後も、膿栓(のうせん)ができにくく、口臭予防になる。
  • 無添加の自然のうがいなので、安心して使用できる。
  • 場所を選ばずどこでもうがいができる。
  • うがいの他に歯磨きにも使用できるので口腔全体を清潔にできる。

アルカリイオン水を使用するうがい方法を行なうことで、たとえ、膿栓(臭い玉)ができたとしても容易に除去できます。そして、その後もずっと膿栓(臭い玉)を予防でき口臭の心配がなくなるので一度お試しになられてはいかがでしょう。

まとめ

安全に臭い玉(膿栓)を除去する方法としてのアルカリイオン水うがいについてご紹介しました。

臭い玉(膿栓)の取り方は、ネットでもたくさん紹介されていますが、ご自分で膿栓を取ろうとすると、喉を傷付けたり菌に感染するかもしれないのでおすすめできません。

耳鼻咽喉科に行っても、慢性扁桃炎による膿栓の場合には何度でもたまるからとか、特に問題がないという理由から膿栓を取り除かないことが多いようです。

そのような場合には、アルカリイオン水を使用してうがいを行うことをおすすめします。うがいのタイミングが合えば膿栓が取れるかもしれません。しかし、うがいの効果は、膿栓を取り除く以上に予防ができることにあります。

予防するには殺菌効果のあるうがい薬が良いかもしれませんが、ずっと使うわけにもいきません。安心して膿栓除去と予防を期待するのでしたら口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」によるアルカリイオン水のうがいがおすすめです。

うがいで膿栓を予防する

【参照リンク・参考文献】
日本歯科医師会 歯とお口のことなら何でも分かるテーマパーク802
日本口臭学会 口臭と口臭症に関連する用
日本耳鼻咽喉科学会 代表的な病気
日本口臭学会 口臭への対応と口臭治療の指針2014
日本口腔ケア学会
順天堂大学医学部付属順天堂医院 耳鼻咽喉・頭頸科
日本耳鼻咽喉科学会 愛媛県耳鼻咽喉科医会 におい玉(扁桃膿栓)のお話
京都大学医学部附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 習慣性扁
NHK健康チャンネル
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