美息美人(びいきびじん)のすべて
こんにちは、口腔ケアアンバサダー(社団法人 日本口腔ケア学会認定)で、口臭予防歯磨き粉「美息美人」の研究責任者の上林登(うえばやし のぼる)です。
「いろいろ試したのに口臭が消えない」「舌が白くて人前で話しづらい」――そんな悩みを抱えていませんか? 本記事ではホタテ貝殻パウダー100%の水歯みがき剤〈美息美人〉について、仕組み・使い方・安全性をわかりやすくまとめました。
販売ページのような売り込み要素は控え、客観的なデータと体験談にフォーカスしています。初めて知る方も、名前だけ聞いたことがある方も、ぜひ最後までお読みいただき、ケア方法のヒントにしてください。
クリックできる目次
美息美人はどんなアイテム?
開発の背景と目的
美息美人(びいきびじん)は、「口臭で悩む人をサポートしたい」という思いから開発されました。従来の歯磨き粉や口臭対策製品では解決が難しかった口臭や舌苔の悩みに、より効果的でシンプルなケアを提供するために生まれました。
2008年の誕生以来、広告に頼らず口コミだけで広がり、53.000人以上に愛用されています。
ホタテ貝殻パウダーとは
美息美人の主成分は、青森県産ホタテ貝殻を1,000℃以上の高温で焼成加工したパウダーです。貝殻にはカルシウムやリンなどの天然ミネラルが豊富に含まれ、歯の再石灰化を促進し、口内環境を整える働きがあります。
完全無添加で、安全性が高いことも特徴です。
アルカリイオン水のメカニズム
pHとバイオフィルム分解の関係
美息美人を水に溶かすと、pH約10.5のアルカリイオン水が生成されます。このアルカリイオン水は口内の細菌が作る「バイオフィルム」を分解する特性があります。舌苔や歯垢はこのバイオフィルムに覆われているため、通常の歯磨き剤では落としにくいのですが、美息美人なら簡単に取り除けます。
再石灰化をサポートする理由
口内環境が酸性になると、歯のエナメル質は溶け出します。美息美人のアルカリイオン水は口内をアルカリ性に保つことで、エナメル質が溶けるのを防ぎ、さらにホタテ貝殻パウダーのミネラル成分で再石灰化を助けます。これにより歯を丈夫に保ち、虫歯予防にも役立ちます。
使い方:3ステップでできるケア
準備|アルカリイオン水の作り方
美息美人のボトルをよく振り、コップに水道水を180cc注ぎ、そこにボトルを軽く1振りします。混ぜることで簡単にアルカリイオン水が完成します。
うがいとブラッシングのコツ
できたアルカリイオン水を口に含み、「ブクブク」と約5秒×3回うがいをします。その後、歯ブラシに何もつけず、残ったアルカリイオン水を口に含んだまま軽くブラッシングを繰り返します。最後に水道水で口をすすげば完了です。
舌苔・喉ケアのプラスワン
ブラッシング後、舌苔がふやけて柔らかくなっているため、柔らかい歯ブラシやコットンを使って軽くなでるだけで十分に除去できます。また、アルカリイオン水で「ガラガラうがい」を行うことで喉の膿栓予防にもなります。
よくある質問(FAQ)
市販製品との違いは?
美息美人は完全無添加のホタテ貝殻パウダーのみを使用しているため、化学成分や研磨剤、発泡剤が一切含まれていません。また、pH10.5という強アルカリ性でバイオフィルムを効果的に分解します。
子どもや高齢者でも使える?
はい、一人でうがいができる子ども(10歳以上)であれば問題なく使えます。ただし、誤飲しないように注意してご利用ください。特に小さなお子さまや高齢者の方は保護者や介助者が見守ると安心です。
他の歯磨き粉と併用できる?
併用は可能ですが、酸性の強い製品や研磨剤入りの歯磨き粉と同時に使用すると効果が落ちる場合があります。美息美人単体での使用をおすすめします。
安全性・エビデンス
試験データの概要
財団法人日本食品分析センターによる皮膚一次刺激性試験・急性経口毒性試験をクリアしています。日常使用において安全性が確認されており、皮膚や口内粘膜への刺激はありません。
成分の食品・化粧品グレード
美息美人のホタテ貝殻パウダーは食品グレードであり、化粧品にも利用可能な安全性の高い成分です。安心して毎日の口腔ケアにお使いいただけます。
利用者の声と体験談
ポジティブレビューの傾向
「口臭が改善された」「舌苔が取れた」「口の中がスッキリする」といった感想が多数寄せられています。特に継続して使用した方ほど効果を実感しています。
効果を感じにくいケースと対策
一方で、「効果が実感できない」というケースもあります。口臭や舌苔の原因は多岐に渡るため、食生活やストレス、他の病気などの影響が考えられます。改善が見られない場合は、生活習慣の見直しや歯科・耳鼻科の受診も検討してください。
さらに知りたい方へ(内部リンク集)
・舌苔の取り方ガイド
・膿栓(臭い玉)対策完全版
・美息美人が膿栓と舌苔に効く理由
ホタテ貝殻パウダーが口臭に効く
美息美人の主成分はホタテ貝殻パウダーです。これを水に溶かすと強アルカリになる。
ホタテ貝の養殖が盛んな青森では、年間五万トンの貝殻が放棄される。その有効利用研究を進める中で、粉砕し高温で焼成、酸化させてできたセラミックスが化学物質軽減分解機能や除菌、消臭など驚異的なパワーを有することを証明した。
引用:山形大学環境保全センター
アルカリには殺菌作用があるので、口臭菌に働きかけます。しかし、口臭を予防する効果は、それだけではなかったのです。実は、ほとんどの人は知らないのですが、アルカリには歯垢や舌苔、膿栓などのたんぱく質を分解する働きがあるのです。
そのため、うがいやブラッシングで口臭菌を効率よく取り除くことができるのです。
美息美人の安全性
美息美人(びいきびじん)が、これだけ舌苔(ぜったい)を取ることができる理由は、PH10.5(平均)もある強アルカリだからです。化学にくわしい人であれば、「強アルカリは皮膚を溶かす」と心配するかもしれません。
でも、ご安心ください。美息美人(びいきびじん)の安全性は、(財)日本食品分析センターの試験によって保証されています。
皮膚一時刺激性試験、急性経口毒性試験とも美息美人(びいきびじん)を歯磨きやうがいに使用しても安全との試験報告書が出ていますのでご安心ください。
皮膚一時刺激性試験
歯磨き粉「美息美人」を検体として,OECD Guideline for Testing of Chemicals 404(2015)に準拠し,ウサギを用いる皮膚一次刺激性試験を行った。
検体0.017 gに精製水180 mLを加えた試験液をウサギ3匹の無傷及び有傷皮膚に24時間閉鎖適用した。その結果,除去後1,24,48及び72時間の各観察時間において刺激反応は見られなかった。
ISO 10993-10 Biological evaluation of medical devices-Part 10(2010)に従って求めた一次刺激性インデックス(P.I.I.)は0となった。
以上のことから,ウサギを用いる皮膚一次刺激性試験において,検体0.017 gに精製水180 mLを加えた試験液は「無刺激性」の範疇に入るものと評価された。
急性経口毒性試験
歯磨き粉「美息美人」を検体として,雌マウスを用いる急性経口毒性試験(限度試験)を行った。
検体0.017 gに精製水180 mLを加えた試料を2000 mg/kgの用量で雌マウスに単回経口投与し,14日間観察を行った。その結果,観察期間中に異常及び死亡例は認められなかった。
以上のことから,マウスを用いる単回経口投与において,試料のLD50値は,雌では2000 mg/kgを超えるものと評価された。
ちなみに食塩のLD50値は3500 mg/kg。コーヒーに含まれるカフェインのLD50値は約180 mg/kgなので、美息美人(びいきびじん)の10倍以上も致死量が高いということになります。じゃがいもに含まれる成分にソラニンがありますが、このLD50値は450 mg/kgです。じゃがいもの成分ソラニンよりも4倍以上美息美人(びいきびじん)のほうが安全です。
このように、美息美人(びいきびじん)が安全だということが証明されています。
製造
口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」は、株式会社アサヒケミカで製造しています。
株式会社アサヒケミカは、大阪市鶴見区にある 化粧品・医薬部外品とホームケア商品の製造販売を専門にしている会社です。
製品に塵など混じらないように作業室は密閉されしっかりと清潔が保たれています。
見学者も白衣と帽子の着用が義務付けが徹底されていて、私も作業員と同じ格好をして写真撮影をしました。
美息美人は、手作業で一つずつ丁寧に粉をビンに充填します。
作業中は無言で、仕事に集中!
ビンに小さな気泡があっても、すぐに見つけるほど神経をとがらせていました。
さすが、業界でも評判のアサヒケミカの職員さんたちです。
ですので、出来上がった製品はお客さまに自身をもって「安心」をお届けできるのです。