ベロ(舌)が白いのは
「ベロ(舌)が白い!」と悩んでいるのでは?
舌が白いといっても、体調が悪くなり舌が白くなっている場合もあれば、病気で白くなっていることもあります。また、癌化する恐れのある白板症で舌が白い場合もあるので、自己判断しないで病院で診断を受けられることをおすすめします。
舌が白くなる原因で多いのは、舌苔(ぜったい)ができることですが、舌苔の原因も症状も様々です。舌苔が厚くびっしりと付いている場合には、ドライマウスを改善することも必要になります。
今回の記事は、ベロ(舌)が白い時に考えられる病気などについてお伝えします。是非ご参考にしてください。
※2018年9月27日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2019年7月9日に再度公開しました。
舌が白くなる病気
舌が白くなると「癌や病気かもしれない?」と不安になるかもしれませんね。舌癌になることはほとんどありませんが、「白板症(はくばんしょう)」の場合は、癌化する可能性もあるので、軽んじてはいけません。
舌が白くなる原因は、いくつかありますのでご参考にしてください。
風邪をひいたり暴飲暴食や睡眠不足によって、健康な人でも舌は白くなります。その場合は、休養して体調がもどれば舌はピンク色になるので心配ありません。
ところが、
常に舌が白い(厚い舌苔)ときには、舌ブラシで舌を磨いてもピンクになることはないでしょう。それは、舌が白くなる原因が違うからです。
引用:舌が白くなる原因が何なのか知っていますか?
白板症(はくばんしょう)
引用:東京医科大学 口腔外科学分野
白板症は、頬粘膜、舌、歯肉に見られる病変をいいます。白板症から癌になるのは10%です。そして、舌癌になる部位で多いのは、舌の縁と裏側ですので、固く白い病変が見つかったら早目に検査を受けるようにしてください。
(舌などの口腔粘膜は)将来がんになりやすい組織ということもでき「白板症」と「紅板症」がこれにあてはまります。このうち白板症の癌化率はわが国では約10%とされています。
引用:九州大学病院 がんセンター
口腔癌(舌癌)について詳しくは⇒ 舌がん?それとも口内炎?見分ける方法と注意点とは?
患者数が多いのは白板症ですが、癌になりやすいのは紅板症のほうです。
多いのは白板症ですが,がんになりやすいのは紅板症です。紅板症の半数以上はすでにがんです。
引用:日本歯科大学 松戸歯学部附属病院
カンジダ症
カンジダ症の症状は、舌が真っ白になり、白い苔が頬にも出来るのが特徴的ですが、舌に黒いカビがはえることもあります。
カンジダ菌(真菌)は常在菌のため、普段は害はありませんが、身体の抵抗力が低下したり、抗生剤を長期間に渡り続けることで、異常増殖し害を起こすことになります。
若い人がカンジダ症になることは少なく、老人に多いのも特徴です。
こちらの記事「舌がヒリヒリするのは口腔カンジタ症かもしれない。舌が白いかチェックしてください」もご参考にしてください。
舌癌
舌の病気といえば、舌癌をイメージするかもしれません。それほど、舌癌を発症する人が多くなっています。
口腔にできる癌の90%が舌癌です。男女比は、約2:1と男性に多いです。これは喫煙と関係あるともいわれていますが、最近では女性に喫煙者も多いので男女の比率は変化してくるかもしれません。
舌癌の特徴
舌がんの原因はまだ明らかではありませんが、飲酒・喫煙などの化学的な慢性刺激や、歯並びの悪い歯が常に当たる機械的な慢性刺激などが誘因と考えられています。
早い時期から頸部リンパ節に転移して急速に進行する極めてたちの悪いタイプがあるのもひとつの特徴です。
出典:伊勢赤十字病院
口内炎を舌癌と間違える人が多いのですが、舌癌は舌の裏側の縁にできることが多いのが特徴です。また、口内炎は数日で自然と治るものですが、2週間以上も治らない場合には舌癌が疑われることもあるので、そのような場合は早めにお医者さんで診てもらうことが大切です。舌癌について詳しくは、『舌にガンができた?それとも口内炎?見分ける方法と注意点とは?』をご参考にしてください。
舌痛症
舌痛症(ぜっつうしょう)で舌が白くなるわけではありませんが、舌痛症の多くはドライマウスが関係しています。(神経性の舌痛症もあります。)
舌が乾燥することで痛みを伴うことがありますそのため、舌がピリピリと痛む時には舌痛症が疑われます。舌痛症は、更年期の女性に多く、舌に不安を持ち緊張した時に痛みを覚えることがあります。
他にも、入れ歯や矯正装置の金具などが舌によく当たることで、舌に炎症が起きることもあります。
こちらの記事「舌がヒリヒリするのは口腔カンジタ症かもしれない。舌が白いかチェックしてください」もご参考にしてください。
アフタ性口内炎
口内炎の形は楕円形で、その色は白いというよりも黄白色に近い色です。
症状は、通常、痛みまたは灼熱感で始まり、1日か2日のうちに潰瘍が形成されますが、水疱はできません。痛みはその小さなアフタからは想像できない程強く、4日から7日間続きます。潰瘍は、唇やほおの内側の軟らかでゆるい組織や、舌、口底、軟口蓋、咽喉に発生します。その潰瘍は浅く、赤く縁取られた円形または楕円形のアフタで、黄灰色をしています。ほとんどの潰瘍は小さく(直径が約1センチメートル以下)、2~3個の集まりで発生し、普通は10日以内に自然に消えて、傷あとは残りません。大きなアフタ性潰瘍ができることはまれです。しかし、形がいびつな大きな潰瘍ができると治るまでに数週間かかり、傷あとが残ります。重症になると発熱、頸部リンパ節の腫れ、疲労感が現れます。
出典:メルクマニュアル医学百科
義歯性口内炎
義歯を入れていると、口内炎ができやすいかもしれません。特にクラスプなどが付いている部分症義歯の場合には、舌側に違和感を感るため、無意識に舌がクラスプの先端に触れてしまいます。
その繰り返しによって、舌に発赤、炎症、潰瘍ができ、痛みを感じることがあります。この場合は、義歯を外して様子をみることをおすすめします。義歯を外すことで、普通は自然に治りますが、治らない場合は、お医者さんに診てもらってください。
また、義歯の裏には汚れがたまりやすいし、レジン症義歯の場合には義歯部分にもばい菌が増殖します。そのため、口内炎になりやすいです。
予防のためにも、就寝時は義歯を外し専用の洗浄剤につけておくことをおすすめします。
ドライマウス症
病的な舌とはどういう状態かというと、舌苔(ぜったい)が厚く着いた状態を指します。
舌の奥から前方にかけて真っ白。この白いものの正体は何だかご存じですか?
角化して白く見える糸状乳頭は、じゅうたんのような構造をしていて、もともと口の中の汚れを取り込みやすいものです。しかし、普通は抗菌物質である唾液が出ているために、糸状乳頭の状態は安定していて、これほど真白くなるようなことは起こりません。
ところが、唾液の量が減るとか、口呼吸などにより口腔内が乾燥すると、食べかすなどの汚れが舌に付着しやすくなり、菌が繁殖しやすくなってしまいます。厚い舌苔がびっしりと出来る場合の原因は、ドライマウスが多いですが、他にも次のようなことが原因になります。
厚い舌苔ができる原因
- 過度の唾液不足
- 口呼吸、いびき
- 口腔カンジダ症
- 溝状舌(こうじょうぜつ)
- 免疫異常
- 糖尿病など内科疾患
- 舌の磨きすぎ
- 喫煙
- シェーグレン症候群。シェーグレン症候群について詳しくは、『シェーグレン症候群って何?治療方法はあるの?』をご参考にしてください。
舌に着いた細菌が増殖すると、糸状乳頭は角化傾向を強め乳頭も厚くなります。その隙間には食べかすや細菌の死骸が溜まりやすく、肉眼で見ても真っ白い状態になります。これが舌苔(ぜったい)です。
この舌苔(ぜったい)が出来た状態になると、口腔内はいろんな細菌でいっぱいになります。そのため、虫歯や歯周病にもなりやすく、歯周病が何度も再発するリスクも高まります。
それどころか、舌苔(ぜったい)が出来ると口臭も強くなるので、なんらかの対策が必要といえます。詳しくは『舌が臭い、口臭がするそれは舌苔が原因です。舌苔を取り除く方法とは?』をご参考にしてください。
溝状舌
出典:徳島大学がん診療連携センター
舌の表面に多数の溝ができている状態を溝状舌といいます。溝の数や深さは人によって様々ですが、溝ができると舌苔ができるために白くなります。
溝には、食べかすや細菌がよく溜まるので、溝がある場合にはより舌のケアが必要になります。
症状が悪化して病気になることはほとんどないので、溝状舌を過剰に心配する必要はありません。溝状舌について詳しくは、『溝状舌(こうじょうぜつ)には舌苔が付き物!?溝状舌を治す3つの方法とは?』をご参考にしてください。
地図状舌
出典:徳島大学がん診療連携センター
地図状舌は、自覚症状がなく舌がピリピリするくらいです。
原因も分かっていなく、風邪などで体調不良を起こしたことがきっかけでなることもあります。ストレスや不規則な生活習慣によって免疫力が低下することが原因になることもあるようです。
特に予防方法がなく、ほっておくことで治ることが多いようですが、診断を受けるほうが安心です。
舌が白いのは体調が悪いから
舌が白くなると嫌ですよね。ところが、いつまでも舌苔が取れない場合には、「病気かもしれない」と不安になるかもしれません。
舌苔自体は病気ではありませんので、少しだけご安心ください。少しだけというのは、舌苔ができるのは体調が悪いからです。
体調は舌苔ができることに大きく影響します。体調不良になると免疫低下をおこし口腔環境が悪化します。胃腸など内臓に不調があるときは、特に舌苔ができやすくなります。
舌苔が出来る原因は人によって様々です。舌苔の原因について詳しくは、『舌が白い人は舌苔です。舌苔を取り除く5つの方法とは?』をご参考にしてください。
だから、体調が悪い時には、何をしても舌苔が取れないのですね。いつまでも舌苔が取れない時は、「体調が悪い」ことがあるので、身体を休養させることも大切です。
健康な舌
舌が白いために、毎日舌磨きを行っていませんか? もし、そうであれば、ちょっと待ってください。
もしかすると、あなたが毎日磨いている舌は、磨く必要がないかもしれません。磨く必要のない舌をゴシゴシと磨くと、舌に傷がつき余計に舌苔ができやすくなります。
詳しくは「舌磨きは絶対にしてはいけない!なぜなら口臭をひどくする原因だからです。どうしたらいいかというと・・・」をご参考にしてください。
そのようなことのないように、健康な舌と病的な舌の違いを知っていただこうと思います。
これが健康な舌です。
良くご覧になってください。きれいなピンク色でないことが分かると思います。舌自体はピンク色なのですが、舌の表面に白く膜が張っているような感じです。これが健康な舌です。
→ 舌をピンクにする!?健康なピンク色にする7つの方法
普段は、このような舌の状態でも、心身の健康状態によってすぐに舌は変化します。たとえば、寝不足になった翌朝には、次のように舌が白っぽくなります。
もしかしたら、あなたの舌もこんな感じでは?
でも、この状態であれば、舌の病気ではありません。身体が疲れているというサインです。休養して元気になればキレイな舌に戻るのでご安心ください。
舌苔が白い
舌苔(ぜったい)は、舌の表面付いている白い汚れのことを言います。白い苔(コケ)のように見えるので「舌の苔」と書いて、舌苔(ぜったい)と読みます。
この舌苔は何からできているのか調べてみました。
【舌苔の成分】
- 舌や口の中からはがれ落ちた細胞
- 連鎖状球菌
- ぶどう状球菌
- 食べかす
- 白血球
舌苔の成分は、どれもタンパク質を多く含むため、細菌のエサとなります。そのため、細菌が集まりプラーク(歯垢と同じ種類)を作ります。これが舌苔の正体です。
舌苔が厚くなると、苔が味覚器官の味蕾細菌を覆うため、味覚障害を起こす人や口が苦いというケースもあります。他にも舌苔が出来ていることで、舌がひりひりするなど舌痛症を訴える人や、口内の不快感からストレスを生じ、口腔乾燥になりやすいのが特徴です。
また、舌苔の中には細菌が多く、口臭原因になるだけではなく、食事の時にむせて細菌が肺に入ってしまうと誤嚥性肺炎を起こすことにもなります。
この他にも、舌苔の細菌には歯周病菌が含まれているので歯周病になりやすく、歯周病になると舌苔が出来やすくなるという相関性もあります。
舌苔が出来る原因
舌の表面には、細胞のはがれたものや唾液などがたまります。それらの汚れに細菌が繁殖して舌苔が形成されると口臭の原因になるので、舌苔は嫌なものですよね。
この舌苔は誰でもできるかもしれませんが、慢性的に舌が白くなっている場合は、次のことが原因になっているかもしれません。
- 唾液の減少(加齢、薬の副作用、糖尿病などが原因)
- 免疫低下(病気になる前の悪い状態、ストレス、胃腸の不調などが原因)
それだけではありません。舌苔が取れない原因になっているのには、意外にもこんなことがあるのです。
- 舌磨きのし過ぎ
- 市販の歯磨き粉(合成界面活性剤など刺激成分が含まれる)の使用
舌磨きは絶対にしてはいけない!なぜなら口臭をひどくする原因だからです。どうしたらいいかというと・・・
舌磨きは歯磨きでやってはダメ。コットンにあるものをつけて磨く方法とは?
舌の角質が白い
舌の細胞がこすれ古くなると角化します。舌に角質ができると白く見えます。
舌は食事や会話をしている時に、上下左右と動いています。食事が歯に詰まった時には、舌で取ることも出来ます。
しかし、この舌の運動によって、舌の粘膜は歯や食べ物に擦れます。これが舌の角化を起こします。この糸状乳頭は、健康な状態でも古くなると角化し白く見えます。(始めの写真の状態です。)そのため、舌苔(ぜったい)と間違えてしまうことが多いのです。
舌を細かく観察してみると、その表面は、細かいビロードのような乳頭で覆われています。その中で、糸状に見えるものは糸状乳頭と呼ばれ、これがあることは病気ではないし、また舌苔でもありません。糸状乳頭の表面=上皮は角質化しているために糸の様に見える事があります。
引用:Dr.HONDA 口臭バイブル 舌と舌苔について
舌の突起が白い
病気ではなく正常な組織なのですが、発見して心配されるのが、「茸状乳頭(じじょうにゅうとう)」という乳頭です。
がんを心配された方のなかで,正常な部分を指摘して心配される方がよくいます。多い場所は「舌の乳頭」「舌の奥と両脇後方にある小突起」「おたふく風邪で腫れる耳下腺(唾液腺)の唾液の出口で,上顎大臼歯の向かいの頬粘膜にある小突起」,多くはありませんが「顎の骨の突起」などで,これらは健康な皆さんのどなたにでもあるものです。
引用:日本歯科大学 松戸歯学部附属病院
ストレスで舌が白い
意外かもしれませんが、舌が白くなる原因に「ストレス」があります。ストレスは、ほとんどの病気の原因になり、人の健康にとっては最悪なモノなのでストレスがかからないようにすることが大切です。
一時期、「芸能人は歯が命」というコピーが流行りました。歯が白くきれいだとテレビ映りも良いために、タレントは競って歯を治します。それに昨今は、大型テレビの普及で細部まで良く見えるようになり、口の中まではっきり見えます。そのため、一部の芸能人は、舌をピンク色にするための工夫をしているという噂まで耳にしました。
テレビの影響は大きく、「歯は真っ白」で、「舌はピンク色」という風潮があります。
その証拠に、ドラッグストアの歯磨きコーナーだけではなく、歯科医院の待合室のポスターまでが、「ホワイトニング」。
そして、ドラッグストアには、舌ブラシなどの舌をケアするグッズが沢山陳列しています。あたかも、舌を磨いてきれいにするのは、歯磨きで歯をきれいにするのと同じ考え方です。
歯が白くなることは良いことです。でも、本来は、歯の色は真っ白ではありません。象牙質が薄茶色でエナメル質が半透明色なのに、ホワイトニングで歯が真っ白くなるのは問題かもしれません。
同じように、舌もピンク色や赤色ではなく、表面に薄らと白い膜が張っているのが正常な舌の状態です。
この事実を知らないと、ピンク色の舌にしようと過剰に舌磨きをすることになります。舌をゴシゴシと磨いた結果、舌乳頭が傷つき余計に舌が白くなってしまって困っている方が沢山おられます。
それもそうです。舌が白くなり舌苔(ぜったい)が多くなれば、口臭も強くなります。口臭がひどくなれば、周囲の人にも気を使わなければなりません。
単純に舌が白いだけでは済まされなくなります。このように「舌が白い」からおきるストレスが、最近多くなっています。詳しくは『ドライマウスも口臭も舌苔も無くなる方法とは?』をご参考にしてください。
舌苔が白い場合の対策
少し舌が白くなっている程度であればご心配ありません。この場合には、舌磨きをやめるだけで、糸状乳頭の角化を遅くすることができるからです。
ところが、舌苔(ぜったい)の場合は、これとは違い細菌が繁殖し糸状乳頭が痛んでしまっています。ですから、このまま放っておいても改善することは困難かもしれません。
そのために、行ってほしいことを今からお伝えします。
舌苔を改善するための4つのポイント
- 唾液量が減少している原因を改善する
唾液量が減少する原因は、不安などのストレスや口呼吸のほか、薬の副作用もあります。それらの原因となるものを改善することが重要です。
- 良く噛み、良く喋り、良く水を飲む
積極的に唾液の分泌を促す行動が重要です。
- 美息美人(びいきびじん)のアルカリイオン水で歯磨き・うがい
口腔内に過剰に増えた細菌の死骸や汚れを取るためにアルカリイオン水が有効です。
- 正しい舌ケアに変える
今まで行ってきた舌磨きを改めることが大事です。従来の磨き方では、糸状乳頭の角化を早めて悪化させてしまいます。
舌のケアは、1日2回歯磨きの後にします。舌ブラシまたは柔らかい毛先の歯ブラシを横に倒して優しく2~3度だけ撫ぜます。これ以上磨いてはいけません。これがコツです。
以上が、舌苔(ぜったい)を改善するための重要なことです。ただし、口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」を使用することが基本です。
一般にある歯磨き粉には、合成界面活性剤や発泡剤など刺激の強いものが添加されています。唾液が少ない場合には、添加物がいつまでも付着するため、舌磨きによって糸状乳頭が痛んでいる場合には、余計に悪化するかもしれません。
そのようなことのないように、口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」をお勧めします。
まとめ
「ベロ(舌)が白い」といっても、原因は様々です。病気のこともあれば、癌化する白板症や、口内炎の場合もあるので、自己判断しないで病院で診断してもらうことが大事です。
病気でなく、舌の角質が白く見えたり、舌にぽつぽつとある茸状乳頭が白かったり、舌苔で白くなっているケースもあります。舌苔のほとんどは、何もしなくても心配ないものですが、びっしりと厚い舌苔ができている場合は、ドライマウス対策や舌のケアを行うことも必要になります。
【参照リンク・参考文献】
日本歯科医師会 歯とお口のことなら何でも分かるテーマパーク8020
日本口臭学会 口臭と口臭症に関連する用語
日本口腔ケア学会
東京医科大学 口腔外科学分野
九州大学病院 がんセンター
Dr.HONDA 口臭バイブル 舌と舌苔について
日本歯科大学 松戸歯学部附属病院
伊勢赤十字病院