こんにちは、口腔ケアアンバサダー(社団法人 日本口腔ケア学会認定)で、口臭予防歯磨き粉「美息美人」の研究責任者の上林登(うえばやし のぼる)です。
著者(上林登)の一言アドバイス:
強いアルカリでも唾液が瞬時に中和します。
「常在菌バリア」を守りながらプラークを根こそぎリセットできるのが、美息美人のいちばんのメリットです。
強アルカリ=危険?そのモヤモヤを3分で解消
「pH10.5」と聞いて、不安になった方も多いかもしれません。強アルカリの液体が口の中に入るなんて…常在菌まで殺してしまうのでは?粘膜が荒れてしまうのでは? しかし、実際の口腔内では“ある自然な働き”によって、この不安はすぐに解消されるのです。
本記事では、美息美人の主成分「アルカリイオン水」がどのように作用するのか、常在菌との関係、安全性、そして科学的根拠まで徹底解説します。 あなたのモヤモヤを、3分でスッキリさせましょう。
そもそも口腔内「常在菌」とは
善玉・悪玉・日和見のバランス
人の口の中には、常に数百種類以上の菌が存在しています。これらはまとめて「常在菌」と呼ばれ、その多くは私たちの健康を守ってくれている“善玉菌”です。 たとえば、乳酸菌やストレプトコッカス・サリバリウスなどは、口腔内のpHを整えたり、悪玉菌の繁殖を抑えたりと、まさに“見えないガードマン”。
一方で、悪玉菌(ミュータンス菌・歯周病菌)や、状況によって悪さをする日和見菌(カンジダ菌など)も存在します。これらが優勢になると、虫歯・歯周病・口臭といったトラブルが起こります。
バランス崩壊=口臭・炎症の引き金
大切なのは「菌のバランス」です。善玉が優勢な状態を保てば、多少の悪玉菌がいても大きな問題は起きません。 しかし、糖分の多い食生活や唾液の減少などでこのバランスが崩れると、悪玉菌が優勢となり、プラーク(歯垢)が形成され、口臭・炎症・腫れといった症状が現れます。
つまり、菌をすべて「殺す」のではなく、あくまでも「悪玉だけを抑えて、善玉は守る」ケアが理想です。
pH10.5のアルカリイオン水がプラークを狙い撃つメカニズム
タンパク質分解 → バイオフィルムを崩す
美息美人の主成分は、ホタテ貝殻由来の「アルカリイオン水(pH10.5)」。 この強アルカリ水には、プラークの主成分であるタンパク質や脂質を分解する力があります。
プラークはバイオフィルムと呼ばれる細菌の塊で、水や一般的な歯磨きではなかなか除去できません。 アルカリ水は、このバイオフィルムの構造そのものを崩す力を持ち、歯周病の温床となる細菌の住処をリセットしてくれます。
唾液緩衝能で数秒以内にpHが中性化
ここで疑問に思うのが、「pH10.5って、強すぎない?」という点。 でもご安心ください。口の中には“唾液”という強力な中和システムがあるのです。 実際には、口に入れた瞬間に唾液が混ざり、pHはわずか数秒で中性(pH7前後)へと戻ります。
つまり、強アルカリのまま粘膜や常在菌に長時間接触することはなく、あくまで一時的な「プラーク分解剤」として機能します。
選択的殺菌:歯周病菌は減るが常在菌は生き残る
美息美人が優れているのは、「選択的に働く」点です。 悪玉菌(とくに酸性環境で活発化する歯周病菌)は、アルカリ環境でダメージを受けやすく、活動が弱まります。 一方で、常在菌は中性〜ややアルカリ環境にも耐性があるため、唾液の中和作用とあいまってほぼ影響を受けません。
これは、学術論文や大学機関の研究でも確認されており、「善玉菌の生存率は高く維持されたまま」という実験結果も出ています。
科学エビデンス:実験データで見る安全性
アルカリイオン水と口腔内細菌の研究
近年、pH10前後のアルカリイオン水が、口腔内のバイオフィルムに対して有効に働くという研究報告が増えています。 たとえば、歯周病菌の一種であるPorphyromonas gingivalis(P.g.菌)やFusobacterium nucleatumなどは、アルカリ環境で活動が抑制されることがわかっています。
一方で、これらの研究は多くがin vitro(試験管内)での検証であり、実際の口腔内環境では唾液による中和作用が即座に働くため、粘膜や常在菌への影響は極めて限定的であると考えられています。
唾液の中和機能が安全性を担保
口腔内は非常にpHの変化に敏感で、食事やケアによる酸・アルカリの刺激を唾液がすばやく緩衝(中和)する力を持っています。 実験でも、pH10程度のアルカリ水を口に含んだ際、10秒以内にpH7付近に戻ることが確認されています(※出典:口腔生理学の研究文献より)。
このように、美息美人に含まれるアルカリイオン水も、口に含んだ瞬間に唾液と混ざり、中和されることで粘膜や常在菌に過剰なダメージを与えることはありません。
安全性に関する第三者試験もクリア
美息美人は外部検査機関((財)日本食品分析センター)による以下の試験を受けており、安全性は客観的にも評価されています。
- 皮膚一次刺激性試験:刺激指数「0」=無刺激判定
- 急性経口毒性試験:LD50基準を大幅にクリア
- カンジダ菌等への影響なし(常在真菌の過剰反応なし)
これらの試験結果からも、日常的に使用するうえでの安全性には十分な裏づけがあると言えます。
よくある不安Q&A(FAQ構造化)
「喉が荒れない?」
美息美人は強アルカリとはいえ、使用する際には水でしっかり希釈されており、唾液と混ざることでさらに中和されます。 使用後に水ですすぐことも推奨されているため、喉に残留するリスクはほとんどありません。
「長期使用で菌バランスが崩れる?」
実際の使用環境では、数十秒〜1分以内でpHが中性に戻るため、強アルカリのまま菌環境に長時間作用することはありません。 これにより、善玉菌を殺すような作用は起きにくく、菌バランスは維持されます。
「子どもでも使える?」
使用方法を守れば、お子さまでも安全に使用可能です。 とくに、一人でうがいがしっかりできる年齢(目安:10歳〜)であれば、問題ありません。 ただし、心配な場合は少量から試し、様子を見て使用を継続することをおすすめします。
安心して使うための3ステップ使用法
水180cc+1振り → うがい+ブラッシング → 水すすぎ
美息美人は、「やさしさ」と「効果」の両立がポイント。使用方法もとてもシンプルです。
- 水180ccに1振り
コップに水を入れ、ボトルを直接1振りするだけでアルカリイオン水が完成します。 - うがい+やさしいブラッシング の繰り返し。
- 5秒×3回程度「ブクブク・ゴロゴロ」うがい。
- その後、歯と舌の表面をやさしくブラッシング。舌はなでる程度でOK。
- 仕上げはお水でうがい 最後に水でしっかり口内をすすぎ、分解された汚れを洗い流します。
※奥歯や舌の奥まで届くように、ゆっくり丁寧にケアしましょう。喉奥が気になる方は、仕上げにもう一度うがいをするとより効果的です。
まとめ:菌バランスを守りながらプラークを落とすという選択
「強アルカリ=危険」というイメージは、正確な情報を知ることで、まったく違った印象に変わります。 美息美人は、善玉菌のバリアを守りながら、悪玉菌が住みつくバイオフィルムを分解除去することを目的に開発されました。
唾液という自然の防御機構がすぐに中和をしてくれるから、短時間の使用で安全に、そして効果的にケアできる。 それが「美息美人」独自のアプローチなのです。
科学的データと実際の使用者の声が、その安全性と実感力を裏付けています。 あなたも、モヤモヤを解消して、安心して“正しく効かせるケア”を始めてみませんか?
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