起床時と空腹時は口臭が強い
一日のうちでも、口臭が強くなる時、あまり口臭がしない時があります。ですから、口臭が気になる場合には、この口臭がする時間帯に気をつけることで上手に口臭予防ができます。
今回は、口臭が強くなる時間帯についてお伝えします。口臭予防にお役にたててくだされば幸いです。
一日で最も口臭が強い時間帯
1日で最も口臭が強いのは、いつかご存知ですか?
答えは、
1、食事の後
2、就寝前
3、起床時
4、お昼
5、夕方の空腹時
はい!何番だと思いますか?
1番の食事の後だと思っているあなたは、だから食後にハミガキをしているのですね。
2番の就寝前だと思っているあなたは、だから、就寝前にハミガキを…
しかし、正解は、3番目の起床時です。
目覚めた直後の他人の口を臭ってみてください。確実に口臭がしています。口が粘ついていたり、苦味を感じていれば、「もしや、口臭がしているのでは?」と思っていたかもしれません。
起床時は、普段、口臭がしていない人でも、分かるほどの臭いになります。それほど、起きてすぐには誰でも口が臭います。
それは何故だと思いますか?
起床時に口臭が強くなる理由は、口臭の原因が口中の細菌にあるからです。でも、人によって口臭がする原因は様々。口臭原因についてくわしくは、『口臭原因はコレ!32,000人が実践する対策と予防法を公開します』をご参考にして対策してください。
口臭は、細菌がつくり出す3大有毒ガスが代表的です。
・硫化水素
・メチルメルカプタン
・ジメチルサルファイド
このどれも、濃度が強いと人を死に至らせるほどの有毒ガスです。
たまに、前日食べたニンニクやお酒、たばこのニコチンなどによって呼気が臭うこともありますが、これは、一時的なものなので、あなたが心配する口臭とは別の種類になります。
一般に他人から嫌われる口臭とは、先ほどの3大有毒ガスのことということを知っておいてください。有毒ガスだから嫌われるのですね。
毒ガスによって臭~いニオイを作っているのが、口内細菌。嫌気性細菌(嫌気性微生物)が集まり、歯垢(プラーク)を形成し有毒ガスを発生しています。
じつは、その嫌気性細菌が、最も繁殖しやすい時間帯が就寝中。就寝中は、唾液の分泌も悪く、食事や飲み物を飲むこともないので、細菌にとっては快適な環境になります。
そして、細菌がこの就寝中に繁殖した結果、有毒ガスを多量に発生する。だから、朝起きて直ぐは口が臭くなるのです。
この朝起きたときの口臭を予防するには、就寝前には必ずハミガキをするとか、物を食べないことが大切です。
お腹がすく夕方は口臭が強くなる
口臭のご相談を受けていると、「夕方(夕食前)になると口臭が強くなる。」という方が多いです。
あなたは、いかがですか?
どうして、夕方になると口臭がするようになるかというと、長く食事をしないと唾液が出る量が少なくなるからです。唾液が減ると口が乾き、口臭が発生します。
だから、夕食前の時間帯になると、口臭が出やすいのです。この理屈を知っておくと、これからは、お腹が減ったときには、我慢をしないで軽くお菓子でも食べるようにすると良いかもしれません。
でも、夕食前なので、水を飲んでお腹を満たすほうが賢いかも。それだけで、口臭予防になるので、ぜひお試しください。
まとめ
今回の記事から分かるように、唾液を出して嫌気性細菌を増えないようにすることが口臭予防する上ではとても大事です。嫌気性細菌を増やさないことを考えて作られているのが、口臭予防歯磨き剤の美息美人(びいきびじん)です。
美息美人(びいきびじん)のアルカリイオン水で歯磨きやうがいを行うことで、口腔や咽喉(のど)に細菌が増えないようにコントロールすることができます。だから、口臭予防ができるのですね。
口臭が気になる場合には、一度、美息美人のサイトを覗いて見てはいかがでしょう?