口臭原因が分からないとお困りではありませんか?口臭原因を知ることは、口臭を解決するために最も重要です。ところが、ほとんどの人は口臭原因が分からないために、困っているのです。
自分の口臭がどこから発生しているのか?また、その口臭がおきているのは、どういうことが原因になっているのか?
この根本的な原因がわかれば、効果的に対策ができるようになります。この記事では代表的な口臭原因をご紹介していますので、あなたの原因も分かると思います。
今まで歯科治療を受けても、色んな歯磨き剤やマウスウォッシュを使っても、何をしても口臭が治らなかったとしても、新たな気持ちでこのページの隅々まで目をお通しください。必ずお役にたつとお約束します。
日本口臭学会が発表した口臭治療の指針では、「口臭とは不快な臭気を意味するもので、その臭気があるかないかに関わらず、口臭が気になり悩む病態が口臭症である。」と、文頭に書かれていました。これって、どういうことでしょう?口臭があるなしに関わらず、口臭が気になる場合は「口臭症」だということです。
引用:日本口臭学会から学んだ最先端の「口臭の治し方」は意外とカンタン!?

口臭の悩みには個人差があります。悩みは人によって違って当然。しかし、口臭の問題は「考え方を変える」というような精神論だけでおさまるような単純なものではありません。
それは、口臭がしているという事実があるからです。それに、口臭がしていると、ご自分だけではなく周囲の人にも不快感を与えるからです。口臭がもとで人間関係が悪くなったというのはよくある話。
今後の人生をよくするためには、口臭がしているという事実(原因)を直視して適切に対策する必要があります。原因がわかれば対策ができる。行動すれば必らず解決の方向に進んでいきます。だからここで原因を見つけてください。
口臭原因の7割は舌苔(ぜったい)
口臭原因の7割以上は、舌苔(ぜったい)が原因だといわれています。ですから、口臭をなくすには舌苔(ぜったい)を取り、苔を出来なくすることが重要です。

舌苔(ぜったい)は、舌に苔がはえたようなものをいいます。舌の上で、細胞のはがれ落ちたものや食事カスに細菌が繁殖してできたものです。苔の色は、一般的に白色なものが多いのですが、喫煙や口腔の衛生状態によって黄色や茶黄色になることがあります。
舌が白い人と白くない人5つの違い!舌苔ができる原因・取り方・予防
指で舌をなぜて嗅いでみると臭いので、舌苔(ぜったい)が口臭の原因になっているということが理解できます。
舌が臭いと感じるのは、この舌に着いている白い(または黄色い)苔が、臭いからです。
もちろん、舌苔(ぜったい)が多量に着いているほうがニオイも強いです。苔の量の分、ニオイ成分が蓄積されています。
引用:舌が臭い原因はこれ!対策はこうする!

舌苔(ぜったい)は、汚れに細菌が集まってできたものです。その細菌がたんぱく質を分解するときに、口臭ガスが出来るのです。
舌の細菌は、舌の中央から奥のほうに多く集まる性質があります。
舌苔をつくっている細菌は嫌気性細菌という細菌で、名前のとおり酸素が嫌いなので、口の奥や喉付近に集まります。
ですから、舌苔は舌の奥の部分に出来やすくなります。…これが、口臭の大きな原因です。
引用:舌の細菌が口臭を発生させる!原因は歯周病菌が舌に感染するから

舌苔(ぜったい)ができると、舌磨きをしませんか?多くの人たちが舌磨きをしたこけで、舌粘膜を傷付けてしまい舌苔が悪化しています。そして、さらに口臭がひどくなるという悪循環に。
歯ブラシや舌ブラシで舌を磨くと先ほどの糸状乳頭は、細胞が削れてしまいます。それどころか…糸状乳頭の傷が化膿!
引用:舌磨きをしてはいけない本当の理由

舌を磨くだけでも良くないのに、歯磨き粉を付けて舌磨きをしている人がいます。市販の歯磨き粉の多くは、合成界面活性剤などの刺激成分が含まれます。その成分が舌粘膜に付くことで、舌の傷はもっと悪化しているかもしれません。
歯磨き粉を付けて舌磨きをしていることが口臭原因になっているケースは本当に多いです。あなたは大丈夫ですか?
歯磨き粉に含まれている成分の中には、洗剤にも含まれているラウリル硫酸ナトリウムという合成界面活性剤があります。その他にも、発泡剤や香料などどれも刺激の強いものが。
舌が白くなり舌磨きを行うと、舌乳頭が傷つきます。そこに、洗剤をつけたらどうなりますか?
引用:舌を磨いてはダメ!舌に歯磨き粉をつけたらダメ!どうすれば良い?

舌が白くなるのはどのような時が一番多いと思いますか?
風邪をひいたり、寝不足や疲労がたまると舌苔(ぜったい)ができます。このように、舌苔は免疫力が低下したときにできます。病気になると口臭がするのは、免疫が落ちているからです。
免疫力が低下する原因は、どうしてだと思いますか?
免疫力が下がる原因は…
- 仕事や過激な運動によって疲労したとき
- 寝不足で疲労が取れない
- 毎日の疲労の積み重ね
- 極度に不安や恐怖というストレスがかかったとき
- 毎日のストレスの積み重ねによる精神的疲労
- 偏食による栄養不足でエネルギーがでない
- 運動不足により身体エネルギーが低い
- 病気になり体が弱っている
- 薬による副作用
引用:膿栓と舌苔は免疫力の低下が一番の原因!免疫を高める方法

胃腸の弱い人に舌苔ができるのは、この免疫力低下が関係しています。胃腸が悪いときに口臭がするのは、そういう理由からです。
引用:胃腸が弱ると舌が白くなる!口臭がする!対策はこれ!
ストレスから舌が白くなるということをご存知ですか?不安や恐怖、緊張などのストレスが続くと、交感神経が活発になるので口腔乾燥をおこします。このようにストレスで舌が乾いていることが多いです。舌苔をできなくするには、ストレス対策が大事かもしれません。
たとえば、人前で話をしないといけないとなると、緊張感も最高潮になります。 そうすると、 くさ~い…。 口臭が起きるのは、緊張した時に口がカラカラに渇いてしまうからです。
引用:口がパサパサ、舌が真っ白で困ったら
臭い玉(膿栓)が口臭原因

何をしても口臭が治らない場合は、臭い玉(膿栓)が原因になっているかもしれません。臭い玉(膿栓)ができるのは、喉の扁桃(へんとう)なので歯科では診てもらえません。それに、口臭がしても、歯科では虫歯か歯周病の治療に専念するのが一般的です。そのため、口臭原因として臭い玉(膿栓)を見落とすことが多いのです。
ところで、臭い玉(のうせん)って何という場合は、次の記事をご参考にしてください。
「においだま」が多く出来ると、口臭が強くなります。だから、口臭が気になると、「においだま」ができているかもしれないと考えるのかもしれません。
しかし、「においだま」は、風邪をひいたり体調の不良などから免疫が低下すれば、かんたんにできるものです。たとえ、「においだま」が一時的に出来ても、飲食や咳などによって自然に取れていきます。
だから、過剰に心配するものではありません。しかし、人によっては、常に喉の壁に粘液がべったりと付着したような感じがあったり、喉に「えへん虫」がくっついている感じがします。
引用:「においだま」って何?口臭は他人に聞けないモノ!ここで解決してください

臭い玉(膿栓)は誰にでもできるものですが、臭いだけがして見えていなことがあります。だから、よけいに悩むのかもしれません。
膿栓ができる場所は、扁桃腺にいくつもある小さな穴の中。だから、普通は見えていません。探しても見つからないはずです。
ところが、耳垢と同じように、汚れがくっついて膿栓が大きくなると、穴から出てきます。穴の外に出て顔をだすと見えます。
引用:膿栓が見えない?膿栓のできる場所はここ!直接取るのは危険

喉から口臭を感じると、その原因は臭い玉(膿栓)だと思う人が多いのですが、じつは、本当の口臭原因になっているのは、臭い玉(膿栓)ではなく臭い粘液(膿汁)かもしれません。
これら深刻な口臭の問題をお持ちの方には共通点がありました。それは、膿栓(のうせん)ができることと、のどの両脇(扁桃)から粘ついた液が出ていたこと。
その人たちに、扁桃を指で触りニオイを嗅いでもらい感想を聞くと、一様に「下水のような臭いがする。」と答えが返ってきました。
引用:膿栓(のうせん)が口臭原因だと思っていたが?
口臭の元である膿汁(のうじゅう)は、扁桃(へんとう)から分泌される粘液(免疫物質)に細菌の死がいなどが混じり膿化したものをいいます。膿汁(のうじゅう)は、だから臭い!それに、固まると臭い玉(膿栓)になる悪質な液体なのです。
引用:膿汁(のうじゅう)が本当の口臭原因!膿汁は膿栓より臭い!
歯周病が口臭原因

歯科疾患によって起きる口臭原因といえば、歯周病が最も多いでしょう。どうして歯周病になると口臭がするのかご存知ですか?
歯周病になると歯ぐきに炎症がおき歯周ポケットができます。この歯周ポケットの中から口臭が発生するのです。
歯周ポケットの中には、炎症によって血管壁からにじみ出た滲出液(しんしゅつえき)という血液などの液体がたまります。この液体が歯周病菌にとっては、かっこうのエサに。
そのため、歯周ポケットができると歯周病菌が増え、炎症が悪化することになるのです。そして、この部分から歯周病菌は歯の根元のほうへと感染していくことに。
また、歯周病になると口臭が強くなるのは、この歯周ポケットができ、臭い液がたまるからです。歯周ポケットの部分を指で押さえてからその指を嗅ぐと生臭いニオイがすることがあります。
引用:歯周病の口臭、出血、歯茎の腫れに効く歯磨き粉の選び

歯周病でよくあるのは、奥歯の奥から口臭を感じるケースです。歯周病の多くは歯磨き不足から起きます。特に奥歯の奥は歯磨きが難しく磨き残しができやすいのです。だから、歯周病にもなりやすい。
どれだけ丁寧にブラッシングをしても、奥歯の奥側だけは磨き残しができます。奥歯の奥は歯ブラシが届きにくいので、プラークが付きやすい。そのため臭くなるのです。それだけではありません。奥歯の奥には親知らず(智歯)が生える。人によって様々で、親知らずが中途半端に出ていたり、横に生えていることも。そのため、それでなくても磨きにくい箇所なのに、よけいに磨けないのです。ですから、歯周病や虫歯になりやすい部位です。
差し歯が口臭原因

他にも歯周病だと思っていなかったのに口臭がしているケースがあります。それは、前歯の差し歯からの口臭。差し歯を入れて期間がたつと歯ぐきと合わなくなりやすい。そのため、差し歯と歯ぐきの間の溝部分に歯垢が付き歯肉炎になることがあります。
歯肉炎になると、先ほどのように歯周ポケットから膿の臭いがするようになります。
差し歯が古くなると、人工歯と支台歯との適合が悪くなり隙間が出来てきます。この隙間には、食べかすが詰まりやすく歯周病菌などが繁殖しやすい。そのため、歯ぐきが腫れたり出血することも起きます。いわゆる歯肉炎です。
歯肉炎は歯周病の初期ですが、痛みもほとんどなく進行する病気です。そのままにしておくと、歯が長く垂れ下がり抜歯することにもなります。
引用:差し歯が臭い時の原因と対策
ブリッジが口臭原因

ブリッジからも口臭がする場合があります。ブリッジというのは、抜歯したあとに人工歯を入れる連結歯のことをいいます。
ブリッジも差し歯と同様に、連結した底部分のブラッシングが難しい。そのため、そのため歯肉炎になることが多く口臭原因になるケースも。
ブリッジのダミー部分の底にプラークが着いても、歯ブラシが入らないので、食べかすなどの汚れがたまってしまいます。同じように、ブリッジの歯と歯の間もきれいに磨けません。
これが、「ブリッジを入れてから、歯みがきをしても口臭がする。。。」という理由です。
虫歯が口臭原因

虫歯になると腐敗臭がするので口臭原因になりますが、虫歯をそのままにしている人は少ないと思います。
歯科で治療を受け、銀歯などの被せや詰め物によって治しているはずです。だから、「虫歯が口臭原因ではない」と思っている人がほとんど。
しかし、銀歯や詰め物は治療して年月がたつと歯と適合しなくなることも。銀歯や詰め物と歯との間にできた隙間から虫歯菌が感染し、二次カリエスになるケースが多いのです。神経を抜いていると痛みもなく虫歯が進行し臭いだけがする。虫歯の発見が遅れるなんてことにならないためにも、口臭を感じたら歯科で診てもらうことが大事です。
引用:詰め物の内部から口臭発生?
歯磨き不足が口臭原因になる

この記事を読まれている方であれば、口腔ケアをていねいに行われていると思います。だからといって、安心してはいけません。
口臭原因で多いのは、歯磨き不足によるものだからです。歯磨き不足になる原因で多いのは、睡眠に入る前の歯磨きです。口腔細菌が一番増えるのは睡眠中です。だから、寝る前にしっかりとブラッシングケアをすることが大切。
でも、寝る前は睡魔に負けることが多い。そのため、手を抜くことになり起床時には口が臭いなんてことに。
引用:歯磨き不足によって口臭が出る!夜歯磨きしないのは最悪
ところが、このような事実もあります。「きちんと朝晩歯磨きをしているのに口臭がする。」どうしてだと思いますか?
歯磨きをすれば、細菌は歯肉縁下や虫歯の穴、舌の溝など、歯磨きでは取れないところに逃げ込みます。歯石が出来ていれば、歯石の細かい穴に入り棲息します。
このように、歯磨きをしても口臭菌は残ってしまうのです。
引用:歯磨きしても口が臭い理由:厄介な口臭の対策方法はコレ!
ドライマウス(口腔乾燥)が口臭原因

口臭は口臭菌(嫌気性細菌)が作ります。その口臭菌が増えるのは唾液が少ないときです。
その理由は、唾液には酸素が含まれているからです。ところが、口腔が乾燥すると唾液が減少するため、嫌気性の口臭菌が増える。
だから、ドライマウス症になると口臭がひどくなるのです。
唾液が出なくなると、口の中はどうなると思いますか?
口の粘膜、そして舌までが、パサパサになります。すると、唾液の水分が蒸発し、唾液に溶け込んでいるニオイが気化し口臭となるのです。
引用:口がパサパサ、舌が真っ白で困ったら
ドライマウス症の人の場合は、虫歯、歯周病、舌苔、膿栓になりやすい。これらはすべて口臭原因になるので、口臭を解決するにはドライマウス対策が重要になります。
ドライマウスと口臭は密接に関係しています。口腔が乾燥すると、細菌が増殖しやすい環境になります。歯周病菌や虫歯菌が増えるため、歯肉炎や虫歯になりやすいのが特徴です。
他の人たちと 同じように歯みがきをしていても、歯肉炎や虫歯になりやすい人っていますよね。それは、ドライマウスが関係していたのです。
引用:もう、ドライマウスとも口臭とも、舌苔(ぜったい)ともさよならしてください
免疫力の低下が口臭原因

口臭原因で多い舌苔や膿栓ができるのは、免疫力が低下したときです。風邪など病気になると抵抗力が落ちるので舌が白くなります。そして、口臭も強くなる。
唾液の免疫力が低下することで、虫歯や歯周病になりやすくなる。だから、口臭もするようになるのです。
引用:膿栓と舌苔は免疫力の低下が一番の原因!免疫を高める方法
ストレスが口臭原因

ストレスが直接的に口臭原因になることはありませんが、ストレスがあると自律神経(交感神経)が乱れ唾液が減少します。また、不安、恐怖というストレスが慢性的に多いと、免疫力を低下させます。
舌苔や膿栓が治らない場合は、過剰にストレスがかかっていることがあります。
口臭があるとストレスになり、そのストレスが原因となって更に口臭が強くなるというように悪循環になる人が多いのです。
だから、口臭は厄介なのです。長期にわたり口臭が治らないと困っている人の多くは、この悪循環になっているようです。
引用:口臭が治らない本当の理由!歯磨きしても、うがいをしても…
ここにご紹介ものが主な口臭原因です。当てはまるものがあったのではないでしょうか口臭原因がわかったら大事なのは対策です。口臭を治すために効果的な歯磨き粉は、口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」がおすすめです。
