もっと早く知りたかった。。。口臭予防方法のまとめ

口臭を予防することは、ただ口臭がしないようにするという意味ではありません。口臭がするのは、身体の異常を教えてくれているサイン。
ですから、口臭を予防することは、将来的に起きるかもしれない病気を予防することにつながるのです。
口臭の多くは何らかの疾患が原因となっています。生理的口臭など健康な人でもおきる口臭もありますが、それらの口臭は臭いも薄く、朝や緊張した時だけ臭うというような自然のものです。
しかし、虫歯や歯周病などの口腔疾患、扁桃炎や副鼻腔炎などの耳鼻科疾患、糖尿病や癌などの内科疾患が原因で口臭が出る場合は、口臭も強く治りにくいのが特徴的です。この場合は、根本的な原因となっている疾患を治さないといけません。
だから、口臭がするようになってからあわてるのではなく、普段から口臭をチェックをして予防することが大切です。
口臭予防に関心がいくと、虫歯や歯周病だけではなく、糖尿病や心臓病などの成人病まで予防することにつながります。ですから、是非とも口臭予防に関心をもってほしいです。
もし、口臭がしているか気になっているのでしたら、口臭で困る前にこのページをご覧になってはいかがでしょう。そして、気になる記事を読んで口臭予防に役立ててください。
口臭予防の基本は歯磨き

口臭原因の8割以上は口内にあります。虫歯や歯周病、舌苔(ぜったい)から口臭が発生します。口臭原因について詳しくは『適切な口臭対策をおこなっていますか?そのためには口臭原因を知ることが重要!』をご参考にしてください。
ですから、ていねいに歯磨きを行い口腔環境を清潔にすることが大切です。これだけで、かなり効率よく口臭予防ができます。
ところが、日常の生活では、朝の出勤(登校)前は家族全員がドタバタと忙しく行動しないといけません。そのため、朝の歯磨きがおろそかになっているのです。
それだけではありません。忙しい仕事から帰宅すると疲れから睡魔が襲い、床に入る前にていねいに歯磨きができない。
ほとんどの方は、これが現状です。だから、口臭予防(虫歯・歯周病の予防)には歯磨きが大切だと理解していても、出来ていないのです。
人は寝ている間は唾液がでません。そのため、細菌は睡眠中に活発になり増殖します。朝起きた時には、細菌は最高に増えています。だから、朝起きたとき、口がネバネバする、苦い、そして、口臭がする。
口臭を予防する一番のコツは、寝る前にしっかりと歯磨きを行なうこと。ところが、寝る前は、眠気が襲い歯磨きをしない人が多いのです。たとえ、歯磨きをしても、簡単にすませてしまい歯磨き不足に。
引用:歯磨き不足によって口臭が出る!夜歯磨きしないのは最悪
サプリでは口臭予防できない

口臭予防のためにサプリを食べている人が多いです。サプリに人気があるのは、「歯磨きをしないでも口臭予防ができるかもしれない」と考えるからでしょう。
でも、よく考えると、その考え方は間違っていると気づくはずです。口臭を発生しているのは細菌(プラーク)です。細菌(プラーク)がニオイを作っているのですから、細菌(プラーク)を除去しないことには、口臭をなくすことはできません。
現在の医学では、口腔細菌(プラーク)を取る方法は、歯磨きとうがいによる口腔ケア以外にないのです。プラークが固まると歯石になり歯磨きでも取れません。そうなると歯科で器械を用いて歯石除去するしかないのです。だから、歯医者さんや歯科衛生士さんは、口をすっぱくして「歯磨きをていねいにしてください」と言っているのですね。
この真実を理解すると、サプリを食べただけで口臭予防できると考えるのは愚かなことだと思うかもしれませんね。でも、一部の口臭には、サプリが効果を発揮することがあります。それは、ストレスによる胃腸の不調からの口臭です。胃腸の調子が悪いと免疫力が下がり舌苔(ぜったい)が出来たり、唾液不足になるため、口臭が起きやすい。
このようなケースにサプリが効果を発揮することがあります。でも、胃腸が悪い場合は、内科で診てもらうおすすめしますし、サプリよりも整腸薬を飲むほうがいいかもしれません。
サプリの口臭予防について詳しくは『「いい口臭予防のサプリメントがあれば飲みたい!」えっ?』をご参考にしてください。
食べ物で口臭予防ができる!?

ニンニクなどにおいの強い食べ物を食べると口臭がしますが、それは一時的なものです。口臭が気になるときには、臭いのする食べ物を避けることで予防できます。
他に食べ物で注意しないといけないのは、「糖」です。お菓子など糖分の多い食べ物は、口腔PHを酸性にするため、口臭菌が増えるので良くありません。「飴をなめると口臭がなくなる」という方法が一時期流行しましたが、絶対におやめになってください。口臭だけではなく虫歯にもなりますよ。
また、舌苔(ぜったい)が出来ている場合に牛乳やカレーなどを食べると、いつまでも臭いがします。舌苔の細菌はたんぱく質をエサとするため、乳製品を食べると口臭がします。
これら口臭原因となる食べ物とは反対に、口臭予防になる食べ物にはどんなものがあるでしょう?
酸っぱいものを食べると唾液が出るとか、アルカリ性の野菜を食べると酸性の口腔内を変えることができると思うかもしれませんが、すぐに口臭が消えることはありません。緑茶やヨーグルトも理論上は良いように思いますが、実際は効果はありません。
では、本当に口臭予防になる食べ物は何だと思いますか?
「これ!」というものはありません。実は、口臭を予防するということは、心身ともに健康になること。そのためには、偏らないでバランスの良い食事を心がけることが大切です。
健康になり精神的にも余裕が生まれリラックスすることが増えれば、サラサラ唾液が分泌され口臭がなくなります。
詳しくは、『食べ物で口臭予防!口臭を減らす食べ物、悪化する食べ物』をご参考にしてください。
口臭予防で大事なのは歯磨き粉の選択

口臭予防するためには、良い歯磨き粉を使う必要があります。ところが、歯磨き粉の種類によっては、よけいに口臭の原因になっているものがあるのです。
口臭原因になる歯磨き粉ってどんな歯磨き粉だと思いますか?実は、だれもが使っている市販の歯磨き粉です。
市販の歯磨き粉の95%以上には合成界面活性剤が入っているため、舌乳頭を刺激し角化を進めます。そのため、口臭の原因となる舌苔(ぜったい)ができるからです。舌が白くなり困っている人の場合は、無添加歯磨き粉をおすすめします。詳しくは『舌が白くなる歯磨き剤がある!?対策は無添加歯磨き粉で行う』をご参考にしてください。
おすすめの口臭予防

口臭予防といえば、食後に歯磨きをするとかガムを噛んでニオイをごまかすぐらいしか行っていないのではないでしょうか。これでは、十分な口臭予防はできません。
引用:本気で「口臭予防」する人のための10の方法
どうやって私は口臭レベル4からレベル0にすることができたのだと思いますか?もしあなたが、あなたや周囲の人のために、口臭をなくすことに興味があるのなら、この記事はきっとあなたのお役に立てるはずです。
引用:究極の口臭予防7ステップ!歯磨き粉やリステリンに頼らない方法
サプリメントで口臭予防できないと思っている。でも、サプリメントに口臭予防を頼る理由は、簡単で治ればいいと思っているからではないでしょうか?サプリメントでは、口臭予防ができない理由とは。
引用:「いい口臭予防のサプリメントがあれば飲みたい!」えっ?

「口臭がしていないだろうか?」と気になっていると、パートナーとの関係が気まずくなるかもしれません。そんなことのないよう、安心してキスができる関係がいいですよね。
引用:口臭が気になりキスができない、、、安心してキスができるようにするには
自分では口臭がどれだけしているか正しく判断できません。それは、嗅覚が臭いに麻痺するから。そんな時におすすめなのは口臭チェッカーです。しかし、口臭チェッカーの精度を疑う人がいます。
引用:口臭チェッカーの精度!口臭値の不安を解消します
引用:口臭チェッカーで測ると安心できます
歯磨きをしていない人はほとんどいません。それどころか、食事のたびに歯磨きを行っているかも。それなのに虫歯・歯周病になる、そして口臭が発生するのはどうしてだと思いますか?
引用:歯磨きしているのに、虫歯・歯周病・口臭になるのは何故?結果を出す歯磨きの仕方はコレ!
口臭が一番強くなるのは、朝起きてすぐです。それは、就寝中に口臭菌が増えるから。就寝中の細菌を抑制する方法をご紹介します。
引用:寝起きの口臭を予防する方法7つ!歯磨きしても寝起きに臭くなる理由
いびきをかいている時には、口呼吸になっています。そのため、口腔や喉が乾燥し、口臭原因となる舌苔や膿栓ができることに。
引用:えっ、本当?いびきで口臭になるってご存知でしたか?
胃腸が悪くなると舌苔ができるし口臭も強くなります。ふだんから胃腸が弱い人の場合は、胃腸の調子を整えることが大切です。そのためには、整腸薬が良いかもしれません。
引用:整腸薬で口臭が治った!?

口臭予防用の歯磨き粉はたくさんあります。あなたも使ったことがあるかもしれませんね。その効果に納得しましたか?多くの人は、口臭予防歯磨き粉に満足していません。その理由は。
引用:「口臭予防歯磨き粉」は本当に効くのだろうか?
舌苔(ぜったい)と口臭予防

舌苔(ぜったい)ができると口臭が出ます。だから、口臭がしている人の多く(7割以上)は、舌苔ができているのです。ということは、舌苔をできなくすれば、口臭も予防できるのです。
引用:舌が白い人と白くない人5つの違い!舌苔ができる原因・取り方・予防
舌苔がなければ口臭がしないようになるのは本当ですが、だからといって、舌ブラシなどで舌をゴシゴシと磨くのは逆効果になります。舌苔が取れないと困っている人の多くは過剰な舌磨きによって舌乳頭に炎症をおこしています。
引用:舌磨きをしないで舌苔(ぜったい)を取る方法!舌を磨くと逆効果になるのでご注意ください
口臭がおきる原因は、口腔が乾燥しているからです。口腔乾燥になると、口臭原因となる舌苔ができたり、歯周病にもなりやすい。その予防方法は。
引用:口がパサパサ、舌が真っ白で困ったら
虫歯・歯周病に関する口臭予防

歯周病(歯肉炎、歯周炎)になると、生臭い口臭がするようになります。歯周病が悪化(歯槽膿漏)すると、出血や膿が出ることも。そのため、どれだけていねいに歯磨きをしても口臭がします。歯周病による口臭を解決するには、歯科治療を受けることが必要ですが、それだけでは口臭予防にはなりません。
引用:歯槽膿漏になり口臭がする!歯周病の治し方と口臭予防の方法
日本口臭学会の「口臭症治療の指針」の中で「プラークコントロール・レコードで20%以下に維持できるならば、多くの口臭疾患は予防できるといわれている。」と発表されていました。
これは、どういうことかというと、プラークコントロールが8割程度できていれば、虫歯や歯周病になる心配がない。それは、そのことからの口臭も心配ないということなのです。
引用:プラークコントロールって何?80%歯磨きができれば口臭が予防できる!?
ドラッグストアに行くと、いろんな歯磨き粉が陳列棚に並んでいます。そして、「歯周病予防にはこの歯磨き粉」とか「口臭予防に効く歯磨き粉」というように。実際、どの歯磨き粉が良いのでしょう?成分を比較しながら歯磨き粉を分析します。
引用:歯医者さんがすすめる歯磨き粉ランキング
引用:歯周病の口臭、出血、歯茎の腫れに効く歯磨き粉の選び方
日本人の歯磨き粉消費量は世界一。それなのに、虫歯になる率は上位だそうです。どうしてなのでしょう?歯磨き粉にフッ素が入っていても、虫歯や歯周病になるのはどうして?虫歯と歯周病にならないように予防するための方法をご紹介します。
引用:虫歯にならない強い歯をつくる王道

じつは、歯医者さんに頼りすぎていると大変なことになります。頼りすぎていた人のほとんどが若くして入れ歯になっているのは珍しくないのです。
引用:ブリッジ→入れ歯。もっと早く予防する方法があったはず
耳鼻科(膿栓・膿汁など)疾患に関する口臭予防

喉からの口臭がする場合は、膿栓(臭い玉)と膿汁(のうじゅう)が原因のことが多いです。ですから、口臭を解決するためには、膿栓(臭い玉)と膿汁を予防することが重要です。
引用:のどの膿を予防する方法!これで膿栓(のうせん)と膿汁(のうじゅう)はなくなる
膿栓は、喉に違和感をおぼえるだけではなく口臭原因にもなります。そんな膿栓の予防方法は、喉のガラガラうがいで解決できます。でも、うがいにはコツが。
引用:膿栓は喉のうがいだけで予防できる!?
内科疾患に関する口臭予防

口臭が改善されている人たちを調査したところ、口臭予防をすると風邪にかかりにくくなっていたのです。
引用:なぜ風邪をひきやすい人は口臭もしているのか?
その他の口臭予防に役に立つ記事

口臭を予防するには自律神経の乱れを整えることが重要です。自律神経を整える方法としては、ヨガが効果があることで有名です。
引用:ヨガで口臭予防する方法!自律神経を整えサラサラ唾液をだす

口臭予防にはガムより昆布のほうが効果がある!「だし昆布法」とは

舌苔(ぜったい)を取る食べ物!?食べると口臭も予防できる