簡単3分!あなたの歯周病リスク診断
10の質問に答えるだけで、進行度・受診タイミング・自宅ケア・あなたに合った前向きアドバイスがわかります。「不安だけど今さら…」そんな方もお気軽に。
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こんにちは、口腔ケアアンバサダー・日本歯周病学会会員の 上林登です。
歯磨きのときに「歯茎から血が出た…!」と驚いたことはありませんか?
「このまま磨いて大丈夫?」「血が出ると膿も一緒に出ているの?」
こんな疑問や不安、実は多くの方が感じています。
歯茎の出血は炎症や汚れのサインであり、必ずしも悪いことばかりではありません。
ですが、「血を出した方が治る」という情報は誤解です。
出血を恐れて磨かないのもNGですが、無理に出血させる必要はありません。
大切なのはやさしいブラッシングを続けて、正しくセルフケアを行うことです。
本記事では、「血は出した方がいいのか?」という素朴な疑問に、歯科医監修のもと科学的根拠と最新ケア法を交えて徹底解説します。
さらに、歯周病・歯肉炎の記事との内部リンクで、あなたの「歯茎の健康」を総合的にサポート。今日から安心してケアを続けられる一歩にしましょう。
まずは、歯茎の出血を正しく見極めるために、次の3つのポイントをチェックしましょう。
出血が起こるタイミングには意味があります。
朝だけ・夜だけ・毎回食後だけなど、出血するシーンを思い返してみてください。例えば、朝起きてすぐや、歯磨き後にだけ血が出る場合は「歯垢の蓄積」や「寝ている間の口呼吸」が関係していることも。一方、食後のたびに出血がある場合は、歯周組織の炎症が進んでいるサインかもしれません。
出血だけでなく、「歯茎の痛み」「腫れ」「口臭」などの症状が同時に現れていませんか?これらがある場合は、歯周病や歯肉炎が進行している可能性が高まります。特に、歯茎がブヨブヨしたり、強い臭いがする場合は、早めに専門的なケアが必要です。
まれに、歯茎の出血が「全身の病気」のサインとなる場合もあります。
貧血や発熱、体のだるさが続いている場合は、血液の病気やビタミン不足などの可能性も考えられます。歯茎以外にも異変を感じたら、迷わず内科を受診しましょう。
昔から「歯茎は血を出して鍛えると良い」「出血してもゴシゴシ磨けば治る」という“都市伝説”が根強く残っています。実際のところ、どうなのでしょうか?最新の歯科医学に基づき、2つの“神話”を解説します。
「血が出るのは歯茎の汚れがしっかり落ちている証拠」と思い込んでいませんか?
実はこれは大きな誤解です。歯茎からの出血は、炎症や細胞の損傷によるもの。むやみに血を出すことで健康になることはありません。正しいブラッシングを心がけることが、何よりも大切です。
「血が出ても我慢してゴシゴシ磨き続ければ、そのうち血が止まる」という考え方もNGです。
強い力で磨きすぎると、歯茎をさらに傷つけて炎症が悪化し、慢性的な出血や歯茎下がりを招く原因に。
正しいケアを続ければ、歯茎は徐々に健康を取り戻し、自然と出血も治まってきます。
歯茎からの出血には様々な原因があります。それぞれに合ったセルフケアで、症状の改善を目指しましょう。
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歯周病や歯肉炎が原因の場合、最も重要なのはプラークコントロールです。
歯と歯茎の間に溜まる細菌のかたまり(プラーク)を、やさしい力でていねいに落としましょう。
フロスや歯間ブラシも活用すると効果的。腫れや痛みが強い場合は無理をせず、早めに歯科受診をおすすめします。
力任せの歯磨きや、硬い歯ブラシの使用が出血の原因となっていることもよくあります。
「歯茎を鍛えよう」と強く磨くのではなく、毛先がやわらかい歯ブラシでやさしくマッサージするようにケアしてください。
歯磨き粉も、研磨剤が少ないものや低刺激のものを選ぶと、さらに安心です。
ビタミンCや鉄分の不足、女性ホルモンの変動、薬の副作用など、全身状態が歯茎出血に影響する場合もあります。
思い当たることがあれば、バランスのよい食事やサプリの活用もおすすめ。長引く場合は、内科や婦人科にも相談しましょう。
「この出血、すぐに歯医者さんに行くべき?」と迷ったときは、セルフチェックで判断してみましょう。
歯茎の健康を保つために、毎日のケアに「歯茎マッサージ」と「アルカリイオン水うがい」を取り入れてみませんか?
どちらも簡単で、出血の予防や歯茎の引き締めに役立ちます。
詳しいケア方法は、「美息美人の使い方ガイド」もご参照ください。
セルフケアを続けても出血が治まらない場合、以下の5つに当てはまる方は、早めに歯科医院・内科を受診しましょう。
思い当たる症状があれば、無理せず専門家の判断を仰ぐことが何より大切です。
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