電動歯ブラシの歯磨き粉おすすめ5選|低発泡ジェル・低研磨の選び方【口腔ケアアンバサダー推奨】

こんにちは、口腔ケアアンバサダー(社団法人 日本口腔ケア学会認定)の上林登です。監修:歯科衛生士 上林ミヤコ

即答 電動歯ブラシの歯磨き粉は「低発泡ジェル」か「低研磨」が安心

結論:まずは低発泡のジェル、または低研磨タイプが失敗しにくいです。量は米粒大を目安に「少なめ」から始めましょう。泡が多いと磨いているつもりでも、見えにくくなって磨き残しが起きやすくなります。

避けたい例(毎日の常用は注意)

  • ヤニ取りなどの特殊ペーストを毎日使う
  • 研磨が強いホワイトニング系を毎日使う(歯や歯ぐきに負担の心配)

※しみる・痛い・出血が続く場合は、歯磨き粉の変更だけで粘らず歯科で相談してください。

「電動歯ブラシに合う歯磨き粉が分からない」「泡立ちすぎて磨けている気がしない」「研磨が強いと歯ぐきが不安」など、迷いどころはだいたいこの3つです。

本記事では、電動歯ブラシで失敗しないために、歯磨き粉の選び方(低発泡・低研磨)と、効果を落としやすい量・当て方・時間のコツを、要点から分かりやすくまとめます。今日から無理なく続けられる形に落とし込みますので、ぜひこのまま読み進めてください。

電動歯ブラシの種類と選び方

電動歯ブラシの代表的な3タイプと特徴

  • 振動式
    メリット:手磨きより効率が良く、比較的価格が手頃なので初心者におすすめ
    デメリット:細かい汚れや歯間の歯垢が残りやすい場合がある
  • 音波式
    メリット:高い振動数で歯垢除去効果が高く、歯ぐきへの刺激も少ない
    デメリット:振動式より高価格帯のモデルが多い
  • 回転式
    メリット:パワフルな回転で頑固な歯垢をしっかり落とす
    デメリット:刺激が強めなので、歯ぐきが敏感な方は注意が必要

【早見表】タイプ別おすすめポイント

タイプ こんな人におすすめ
振動式 電動歯ブラシ初心者、コスパ重視の方
音波式 歯ぐきが弱い方、歯周病予防に力を入れたい方
回転式 歯垢が溜まりやすい方、しっかり汚れを落としたい方

効果を最大限に引き出す歯磨き粉の選び方

抑えておきたい主要成分

  1. フッ素(推奨濃度:950〜1450ppm)
    虫歯予防には欠かせない成分。電動歯ブラシとの組み合わせでさらに効果的に。
  2. 研磨剤
    ステイン除去に役立つが、過度に使うとエナメル質を傷める可能性があるため週2〜3回程度の利用がおすすめ。
  3. 抗菌成分(CPCやIPMPなど)
    歯周病菌を抑制し、歯ぐきを守る。歯周病予防を意識するならしっかりチェック。

研磨剤や清掃剤は“目的と頻度”が大事です。成分で迷う方は、買ってはいけない歯磨き粉も先に確認しておくと失敗しにくいです。

目的別に選ぶ歯磨き粉ガイド

  • 虫歯予防重視:高濃度フッ素配合タイプ(例:1450ppm)
  • 歯周病ケア重視:抗菌成分入りタイプ
    歯磨き粉はあくまで“補助”。歯ぐきの腫れ・出血がある人は、日々のケア設計も一緒に整えるのが近道です。詳しくは歯周病の自宅ケア完全ガイドへ。
  • 着色汚れ・ホワイトニング重視:研磨剤が含まれるタイプ(過度な使用は注意)

電動歯ブラシ×歯磨き粉の相乗効果とは?

専門家がすすめる組み合わせ例

  • 音波式電動歯ブラシ+高濃度フッ素配合歯磨き粉:
    歯ぐきへの刺激を抑えつつ虫歯も予防。歯科医師も推奨する王道スタイル。
  • 回転式電動歯ブラシ+研磨剤入り歯磨き粉:
    頑固な歯垢やステインを強力に除去。ただし、研磨剤が多い歯磨き粉だとエナメル質を傷つける可能性があるため要注意。

シーン別オーラルケアのおすすめ習慣

  • 朝:抗菌成分配合の歯磨き粉+振動式または音波式で爽快感をアップ
  • 夜:高濃度フッ素入り歯磨き粉+回転式または音波式でしっかりケア

電動歯ブラシ用の歯磨き粉5選と選定理由

電動歯ブラシは手みがきよりもしっかり動く分、歯磨き粉の相性で「飛び散る」「泡で磨けていない」「歯ぐきがヒリつく」などが起きやすいです。そこで今回は、先に選び方の基準を明文化し、その基準に沿って5製品を紹介します。

電動歯ブラシ用の歯磨き粉は、次の3つで外しにくいです。

  1. 低発泡:飛び散りにくく、磨いている面が見えやすい(磨き残しを減らしやすい)
  2. 低研磨:毎日使っても負担が少ない(力を入れすぎた時のリスクを下げやすい)
  3. 目的成分が明確:フッ素、殺菌成分、抗炎症成分など「何のために使うか」がはっきりしている

まずは早見表(5選)

※価格は変動します。編集時点の目安としてご覧ください。

製品 向いている目的 電動で選ぶ理由 参考価格目安
サンスター ガム歯周プロケア デンタルジェル 歯ぐきケア(歯周病予防) 低発泡寄りのジェルで飛び散りにくい 300〜400円台(65g)
ウエルテック ジェルコートF むし歯予防+歯ぐきケアの土台 発泡剤・研磨剤なしで磨きやすい 800円前後(90g)
トゥービーフレッシュ 薬用デンタルペースト(プレミアム等) 着色・汚れケア(やさしめ) 研磨剤なし系が多く、泡が控えめで使いやすい 1,540円前後(60g)
ライオン システマ ハグキプラス ジェルハミガキ(電動向け) 歯ぐきケア(歯肉炎・歯周炎予防) 低発泡・無研磨で「じっくり磨き」向き 600〜700円前後(90g)
GC ルシェロ歯みがきペースト ホワイト ステイン(着色)ケア 弱アルカリ性で汚れを浮かせる設計(使い分け向き) 1,980円前後(100g)

1. サンスター ガム歯周プロケア デンタルジェル

  • 向いている人:歯ぐきの腫れ・出血が気になる、歯周病予防を優先したい
  • 選定理由:ジェルタイプで低発泡寄り。電動使用時に飛び散りにくく、目的(歯ぐきケア)が明確
  • ポイント:CPC(殺菌剤)とGK2(抗炎症剤)で歯周病予防をサポート
  • 参考価格目安:300〜400円台(65g)

2. ウエルテック ジェルコートF

  • 向いている人:泡が苦手、電動で「見ながら丁寧に磨きたい」、むし歯予防も重視したい
  • 選定理由:発泡剤・研磨剤不使用で、電動歯ブラシでも磨いている面が見えやすい
  • ポイント:殺菌成分+フッ素で、むし歯予防と再石灰化をサポート(※感じ方には個人差あり)
  • 参考価格目安:800円前後(90g)

3. トゥービーフレッシュ 薬用デンタルペースト

  • 向いている人:着色や汚れが気になる、刺激が強い歯磨き粉が苦手
  • 選定理由:研磨剤を使わない設計の製品があり、電動でも負担を抑えやすい
  • ポイント:ベントナイトが汚れを吸着し、メタリン酸ナトリウムが再付着を防ぐのをサポート(製品により配合は異なります)
  • 参考価格目安:1,540円前後(60g)

4. ライオン システマ ハグキプラス ジェルハミガキ[電動ハブラシ向け]

  • 向いている人:歯ぐきが弱りやすい、電動で「じっくり」歯周病対策をしたい
  • 選定理由:電動向け設計のジェルで、低発泡・無研磨。飛び散りを抑えつつ磨きやすい
  • ポイント:ビタミンE、トラネキサム酸、IPMPなどの薬用成分。高滞留処方で有効成分がとどまりやすい
  • 参考価格目安:600〜700円前後(90g)

5. GC ルシェロ歯みがきペースト ホワイト

  • 向いている人:コーヒー・お茶・タバコなどの着色が気になる(歯ぐきが荒れていない時の使い分け)
  • 選定理由:着色ケア目的が明確。弱アルカリ性でステインを浮かせて落とす設計
  • ポイント:フッ素配合でむし歯予防と再石灰化をサポート(ホワイトニング治療の代替ではありません)
  • 参考価格目安:1,980円前後(100g)

歯磨き粉は「電動ならこれ一択」ではなく、目的(むし歯・歯周病・着色)口の状態(しみる、出血しやすい等)で合うものが変わります。まずは低発泡・低研磨・目的成分が明確の3点を軸に選び、合わない違和感(しみる・痛い・出血が続く)がある場合は無理に継続せず歯科で相談してください。

口腔ケアアンバサダーが厳選!おすすめ電動歯ブラシ&歯磨き粉ランキング【最新版】

専門家愛用の電動歯ブラシTOP3

  1. フィリップス ソニッケアー ダイヤモンドクリーン(音波式):
    高速振動で歯垢除去力が高く、歯ぐきにも優しい。幅広い層に人気。
  2. ブラウン オーラルBジーニアス(回転式):
    回転ブラシならではのパワフルな磨きが特長。頑固な汚れをしっかり落としたい方におすすめ。

    ブラウンの電動歯ブラシは、口腔ケアアンバサダー(著者)がお気に入りで長年愛用しているものです。
    替えブラシの種類も豊富で、通常の歯垢除去は「マルチアクションブラシ」、歯茎の溝(ポケット)のケアは「やわらかアクションブラシ」と「歯間ブラシ」を併用しています。歯の黄ばみが気になった時には、「ホワイトニングブラシ」を使うようにしています。

  3. パナソニック ドルツ(音波振動式):
    微細な音波振動で歯間や歯周ポケットの汚れまでしっかり除去。国内ブランドで安心感も◎。

用途別!専門家推奨の電動歯ブラシ用歯磨き粉ランキング

  • 虫歯予防:クリニカ アドバンテージ(1450ppmフッ素)
    フッ素濃度が高く、虫歯抑制力も折り紙つき。泡立ちが程よく、電動歯ブラシとの相性も良好。
  • 歯周病対策:システマ ハグキプラス(抗菌成分配合)
    抗菌成分が歯周病菌を抑え、歯ぐきの健康維持に有効。泡立ちが控えめで、電動歯ブラシとの併用に最適。
  • ホワイトニング:ジェルコートF(低研磨・泡立ち抑制タイプ)
    研磨剤が少なめで歯を傷つけず、ホワイトニングと歯垢除去を同時に狙える。泡立ちの少なさが、電動歯ブラシの振動効果をダイレクトに活かします。

口腔ケアアンバサダー(著者)が推奨する歯磨き粉は、口臭予防歯磨き粉の「美息美人(びいきびじん)」。一般的なチューブタイプではなく、「アルカリイオン水」なので、電動歯ブラシでよくあるトラブルの「ブラシの動きが悪くなる」が激減します。

電動歯ブラシとの相性だけでなく、「就寝前の口臭対策にどの市販歯磨き粉が強いか」をタイプ別に比較したい方は、【市販で選ぶ「口臭に強い歯磨き粉」最強ランキング】もあわせてご覧ください。

歯科衛生士が回答!電動歯ブラシと歯磨き粉に関するQ&A

  • Q. 電動歯ブラシは本当に手磨きより良いの?
    A. 正しく使えれば、歯垢(プラーク)を落としやすい傾向があります。ただし、力を入れすぎたり、当て方が雑だと効果が下がります。基本は「強くこすらず、歯に当ててゆっくり移動」がコツです。
  • Q. 歯磨き粉の適切な量は?
    A. 電動歯ブラシは米粒〜小豆大が目安です。泡立ちすぎると磨いている面が見えにくくなり、磨き残しにつながりやすいので、迷ったら少なめがベターです。さらに飛び散りが気になる方は、歯磨き粉を口に入れてから電源をONにし、低発泡のジェルを選ぶと扱いやすいです。
  • Q. 飛び散る、口から泡があふれる…
    A. まず歯磨き粉の量を米粒大まで減らし、口に入れてから電源をONにしてください。最初は低速モードから始め、口を軽く閉じた状態で当てると飛び散りにくくなります。泡立ちが強いタイプより、低発泡のジェルのほうが安定しやすいです。
  • Q. 歯ぐきへのダメージが心配です…
    A. 強く押し当てないことが最優先です。ブラシは歯と歯ぐきの境目に軽く当て、同じ場所に長く留めすぎないようにします。やわらかめの替えブラシを選ぶのも有効です。痛み・出血・しみる感じが続く場合は、歯磨き粉の変更だけで粘らず歯科で相談してください。
  • Q. 歯ぐきが痛い(ヒリつく・しみる)ときは?
    A. 力が入っている、ブラシが硬い、炎症がある、知覚過敏があるなどが考えられます。まずは押し当てる力を弱めることと、刺激の少ない歯磨き粉(低刺激・低研磨寄り)に切り替えて様子を見ましょう。それでも数日続く、出血が増える、腫れがある場合は早めに歯科で確認してください。
  • Q. 電動歯ブラシに歯磨き粉を使うと故障しやすい?
    A. 通常の使用で故障するケースは稀です。ただし、粒子感の強い研磨タイプや泡立ちが激しいタイプは、使いにくさや刺激につながることがあります。「電動歯ブラシ向け」や低発泡のジェルを選ぶとより安心です。使用後は本体・ブラシをよくすすぎ、メーカーの取扱説明に沿ってお手入れしてください。
  • Q. ホワイトニングしたい(研磨剤入りは使っていい?)
    A. 目的に合えば役立つこともありますが、電動歯ブラシと組み合わせる場合は毎日の常用は避けるのが無難です。しみる、歯ぐきが下がった感じがするなど違和感が出たら中止し、歯科で相談しましょう。着色が気になる方は、頻度を決めて「普段用」と使い分けると続けやすいです。

【図解あり】正しいブラッシング方法と注意点

正しいブラッシング方法と注意点

  1. ブラシヘッドを45度の角度で歯に当てる: 歯と歯ぐきの境目を意識してセットします。
  2. 過度に押し付けず、一定の圧で: 強く当てると歯ぐきを傷めたり、ブラシの振動が弱まる原因となります。
  3. 1本1本丁寧に磨く(約2分): 電動歯ブラシは自動で動くため、大きく動かさずに少しずつずらしながら磨くのがコツです。

歯科医がすすめるオーラルケア習慣

  • 歯間ブラシやフロスの併用は必須: 電動歯ブラシだけでは不十分な場合があるため、併用することでより効果的なオーラルケアが可能です。電動歯ブラシだけだと“歯と歯の間”が弱点になりがちです。歯間ブラシの正しい使い方とサイズも合わせてどうぞ。
  • 定期検診を3ヶ月に一度は受診: 自宅ケアだけでは見落としがちな初期虫歯や歯周病リスクの早期発見に役立ちます。

まとめ:理想のオーラルケアを今すぐ始めよう!

“電動歯ブラシ 歯磨き粉”の組み合わせ次第で、毎日の歯垢除去や虫歯・歯周病予防が格段にアップします。
自分に合った電動歯ブラシと目的別歯磨き粉を選び、正しいブラッシング方法を実践するだけで、驚くほど口腔環境が改善されるはずです。
ちょっとした工夫とケアで、ツルツルの歯と健康な歯ぐきをキープしましょう。
ぜひ今回のガイドを参考に、理想のオーラルケアを始めてみてください。
応援しています!

歯磨きで取れない口臭がアルカリイオン水のうがいでスッキリ

【参考文献・資料】

12,000人が実践する"口臭対策"ネット

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