口が苦い、舌が白い!原因は自律神経の乱れ!?

 

口が苦い、舌が白い

口腔ケアアンバサダー(社団法人口腔ケア学会認定)の上林登です。

舌が白くなると、味覚異常を起こすことがあります。

口が苦くなる原因は様々ですが、自律神経が乱れると口腔乾燥を起こし、舌が白くなる(舌苔)症状が現れます。

口が苦い(味覚異常)と漢方的考察
出典:高木漢方

わたしの母も高齢になってからは、いつも「口が苦い!」「舌が白くなっている!」と訴えていました。口の中を覗くと、舌苔が厚く付いて舌が白く、唾もネバネバでした。常に口の中が苦いとつらいですよね。

今回は、舌が苦くなる原因と、苦みを取る方法についてお伝えします。

舌苔について詳しくは「舌苔の症状・原因と取り除き方」をご参考にしてください。

口が苦い・舌が白い症状

口が苦い、口が乾燥する、舌が白い、口臭などの症状は、一見異なる症状に見えますが、実はどれも唾液の分泌量の減少からおきるドライマウスによってできた舌苔が原因です。

参考:口の中がネバネバ!?ネバネバの原因とケアの方法

口が苦い・舌が白い原因

口の中が苦く舌が白くなっている。この二つの症状が重なっている場合には、考えられる原因としては、唾液の分泌低下が大きく影響しており、次のようなものがあります。

  1. 加齢(更年期障害、唾液腺の機能障害など)
  2. 自律神経失調症(ストレス、精神緊張など)
  3. 薬の副作用(利尿剤や抗うつ薬など)
  4. 睡眠障害(眠りが浅いと交感神経が活発になりネバネバの唾液になる)

唾液量が減少すると、口腔内の自浄作用が不良となり、細菌が増殖して、虫歯、歯周病、口腔カンジダが発生しやすく舌苔の原因になります。唾液がネバネバで細菌が増えると、口の中がまずく感じるようになります。

ストレスや更年期障害は自律神経のバランスを乱して、口腔乾燥が起こしやすくなります。口がネバネバして苦くなるのは自律神経のバランスが崩れていることが原因かもしれません。

引用:口が乾くのはストレスが原因!?ストレス性ドライマウスについて

舌が苦くなる原因

舌苔が付くしくみ

舌苔は唾液の分泌量が減少すると多量に付き、味蕾を覆ってしまい味覚異常を起こすようになります。

自律神経が乱れると舌苔が付きますが、その主な要因となるのが血流の悪化です。交感神経が過剰に高まることで血管が収縮し血液の流れが悪くなり血液がドロドロになるからです。交感神経に傾くと唾液もネバネバになり細菌が増殖して舌苔の原因になります。

出典:「眠れなくなるほど面白い自律神経の話 自律神経の乱れによる不調の種類」順天堂大学医学部教授、小林弘幸著 Amazon

口が苦くなるしくみ

唾液の分泌量が減少すると、細菌が増殖して唾液の中にVSC(口臭物質)が溶け込み、口が苦くなり口臭も強くなります。そして、舌の白い苔が目立つようになるからです。

ドライマウス

引用:厚生労働省e-ヘルスネット

舌の苦みは治療しないといけないのか?

舌苔の量が増えると口が苦くなる(味覚障害)だけではなく、口の中が粘つき口臭も強くなります。また、細菌が増えるため、歯周病や誤嚥性肺炎のリスクも高くなります。

口の中が苦い原因は「舌苔」だけではないので、味覚異常が続く場合は、亜鉛の欠乏や逆流性食道炎、薬物の副作用などが原因になっていることもあるので、内科を受診するようにしましょう。

舌苔のケアをして予防しましょう

毎日の歯磨きとうがいによる口腔ケアに加えて、舌苔の清掃も行い口腔内を清潔に保つようにすることが大切です。

舌苔が厚い場合は、専用の舌ブラシで優しく磨いて取り除きますが、磨き過ぎると舌を傷めるのでご注意ください。

また、舌苔だけではなく、口の苦みなど味覚異常をなおすには、自律神経を整えることも大切です。

参考:舌をピンクにする!?健康なピンク色にするための方法について

まとめ

「口が苦い・舌が白い」場合には、自律神経の乱れが影響しているケースが多いです。また、口が粘ついて、口がまずく感じる場合は、口臭が発生しているかもしれません。

味覚異常の原因には、自律神経の乱れの他にも、ストレス、ドライマウス、体調不良、更年期、薬の副作用、妊娠によるホルモンバランスの乱れなどがあります。

味覚障害の原因は様々なので、一人で悩まずにお医者さんで診断してもらうようにしましょう。

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