リステリン紫に関する真実とリスク
口腔ケアアンバサダー(社団法人 日本口腔ケア学会認定)の上林登です。
リステリン紫(販売名:リステリン トータルケア ゼロプラス)は、口腔内の健康を保つために広く使用されている製品です。その効果的な成分により、歯周炎の予防やプラークの蓄積を抑えることが期待されていますが、使用にあたっては刺激感や安全性に関する懸念もあります。
特に、エタノールやその他の成分に敏感な方には、長期使用による影響や副作用が気になるところです。本稿では、リステリン紫の安全性、成分による刺激、アメリカでの評価、そして味覚障害への潜在的リスクについて詳しく解説します。安全な使用方法についても触れ、読者が安心して利用できるよう情報を提供します。
この記事は、上林が監修してChat GPT-4が書いています。
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リステリンは安全ですか?
リステリンは、長期使用において以下の点で安全性が確認されています:
- 歯牙の色素沈着:リステリンを長期間使用しても、歯の色素沈着のリスクは報告されていません。
- 口腔粘膜への影響:口腔内の粘膜に対する副作用は確認されていません。
- 歯石形成:リステリン使用による歯石の増大は見られません。
- 歯科材料への影響:リステリンは、レジンの接着強度や変形、歯科用合金に悪影響を与えることはないとされています。
これらの点から、リステリンは適切に使用すれば安全性が高い製品といえます。しかし、使用者の体質や個々の健康状態により異なる反応があることも理解しておくべきです。
リステリンの生産国はどこですか?
リステリンは世界中で販売されており、製品の生産国も様々です。以下はリステリン紫の類似商品との比較です:
- 商品名:リステリン ホワイトニング ホワイトミント味 1000mL 1本 マウスウォッシュ 液体歯磨き
- 容量:1000mL
- 原産国:中国
リステリン紫も、同様に中国をはじめとする各国で生産されています。
リステリン紫の不要論者の意見
リステリン紫(薬用液体歯磨きと洗口液)は、効果がある一方で、いくつかのリスクが指摘されています。以下に、その理由を詳述します。
長期データの欠如
リステリン紫に関する臨床データは短期的なものが中心であり、5年から10年に及ぶ長期データが不足しています。そのため、長期的な影響については慎重に考慮する必要があります。データの不足は、使用に関するリスク評価を困難にする要因となります。
安全な代替法の存在
リステリン紫を使用することなく、基本的な口腔ケア(ブラッシングやフロッシング)を徹底することで、同等の効果を得ることが可能です。これらの方法は、薬品を使用せずに口腔内を清潔に保つ手段であり、リスクを避けるための有効な代替手段となります。
肝臓への負担
すべての薬品と同様に、リステリン紫も肝臓に負担をかける可能性があります。日常的な使用が続くと、成分が肝臓に蓄積し、長期的な健康リスクが懸念されます。日本の厚生労働省で認可されているとはいえ、すべてのリスクが排除されているわけではありません。
効果面のみの推奨
リステリン紫の効果を最大限に引き出すために、一部の歯科医はうがいを控えて口腔内に留める方法を推奨しています。しかし、この推奨は効果に重点を置いており、健康リスクについての考慮が不足しています。
専門家の意見
これらの懸念は、口腔ケアの専門家からのものであり、リステリン紫を使用する際には、こうした意見を考慮することが重要です。ユーザーは、製品の利点とリスクを慎重に天秤にかけた上で、自分に最適な口腔ケア方法を選択するべきです。
リステリン紫のメリットとデメリット
リステリン紫には、口腔内のプラークや歯肉炎を減少させ、広範な抗菌活性を持つことが確認されています。特に、日常的な口腔ケアに取り入れることで、これらの効果を実感することができます。しかし、その一方で、使用に際しての危険性や副作用についても知っておく必要があります。
以下では、リステリン紫のメリット(効果)とデメリット(危険性)について、具体的な研究報告を基に詳しく紹介します。特に、エタノールなどの成分に関する安全性についても触れています。
効果
- プラークと歯肉炎の抑制 : Listerineは、プラーク形成と歯肉炎の発症を有意に減少させることが示されています。これは、含まれるフェノール化合物が抗炎症効果を持つためと考えられます (Sekino & Ramberg, 2005)。
- 抗菌効果 : Listerineは、口腔内の多様なバクテリアに対して効果的な抗菌活性を示しています。これには、歯周病原菌や虫歯原因菌などが含まれます (Kato et al., 1990)。
- 口腔衛生の改善 : 正しい口腔衛生習慣にListerineを加えることで、プラークや歯肉炎のリスクが減少する可能性があります (Tufekçi et al., 2008)。
危険性
リステリンは、元々は外科用の消毒薬として開発されました。その後、マウスリンスとしても有用であることがわかり、現在広く使用されています。そのことが一部の人たちの疑念の原因になっているようです。
- 安全性に関する懸念 : Listerineの一部成分、特にエタノールの含有に関して、長期使用時の安全性についてはまだ明確にはされていません。特に高リスク群(子供、アルコール依存症患者、エタノール代謝に遺伝的欠陥を持つ患者)は、アルコールフリーの口腔洗浄剤を使用すべきとの指摘もあります (Vlachojannis et al., 2013)。
- 遺伝毒性に関する研究 : ListerineによるDNA損傷の可能性を調査した研究も存在しますが、現在のところ、人間のリンパ球に対する遺伝毒性は確認されていません (Türkez et al., 2012)。
現時点の研究では、リステリン紫の危険性に関しては、一部で指摘されるような問題は見つかっていませんが、特定成分の長期使用に関する安全性については、さらなる検証が必要でしょう。
・関連:“危険な歯磨き粉を避ける”ための完全ガイド:安全な製品選びと避けるべき成分のすべて
リステリン紫の刺激が強すぎる?
実際の使用感は個人差が大きい
リステリン紫はマウスウォッシュの人気ブランドですが、その刺激の強さには個人差がありユーザーの評価が分かれています。一部のユーザーは「刺激が強烈で舌や歯茎がヒリヒリする」と感じる一方、「すっきりした清涼感が好き」と刺激を気にならず使い続けている人もいます。特に敏感な方や初めて使用する方は、最初に低刺激タイプを試してから、徐々に使用量を調整することが推奨されます。
・関連:歯磨き粉使用時に舌がぴりぴり痛む?原因解明と効果的な対策法
歯科衛生士の意見
- 歯科衛生士の感想: 使用後に歯がツルツルする感じがし、口腔内が殺菌されていると感じるが、刺激が強いとのこと。
- 刺激に対する患者の反応: 刺激が強すぎる場合は、アルコールが含まれていない低刺激の『トータルケア ゼロプラス』を推奨している。
- リステリン紫に対する一般的な認識: 「リステリンといえば紫」という認識があり、毎日使用している人も多い。刺激が独特だが、慣れるとの声も多い。
刺激的な理由
リステリン紫の成分表を見ると、強い殺菌力のあるシネオールやチモール、はっかの香りのℓ-メントールなど刺激のある成分が豊富に含まれています。
- シネオール
ユーカリにも精油として含まれていることが知られている成分で、 強い殺菌・防腐作用がある。- チモール
芳香性のにおいと刺激的な味を持つ殺菌剤で歯科治療でも広く用いられる。- サリチル酸メチル
清涼感のあるにおいがあり、医薬品の消炎鎮痛剤としても広く使用されている。- ℓ-メントール
はっかのような香気と清涼感のある味を有し、着香料として広く食品に使われる他、防腐剤・消炎剤として広く使用されている。引用:薬用リステリンの成分
これらの成分は、口内の細菌を効果的に除去することで、口臭を防ぐ役割を果たしています。しかし、一部の人々はこれらの成分に対して敏感であり、口の粘膜に刺激を感じることがあります。また、アルコール含有量が高いことも、一因として指摘されています。
アメリカでのリステリン紫の評価
リステリン紫はアメリカで禁止されている?などの記事がありますが、実際はどうなのでしょうか。アメリカでのリステリン紫の最新の評価(2023,12,29時点)を調査したので、ご参考にしてください。
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アメリカ歯科医師会(ADA)の推奨:
- ADAは、リステリンを歯周炎の予防とプラークの蓄積を予防し、減少させる目的で使用することを推奨しています。リステリン・トータルケア抗う蝕マウスウォッシュは虫歯を防ぐため、リステリン抗菌ウルトラクリーンは歯肉炎と歯垢を減少させるために推奨されています。
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リステリン紫の刺激性:
- リステリン紫(トータルケアプラス)には強烈な刺激があり、エタノール(アルコール)が主な原因物質です。痛みを感じる人は、低刺激のノンアルコールタイプ「トータルケア ゼロプラス」を試すと良いでしょう。
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エタノール含有リステリンと口腔がんの関係:
- エタノールを含むリステリンなどの洗口液が口腔がんの原因となる可能性が指摘されていますが、アメリカ食品医薬品局(FDA)は、「アルコール含有洗口液と口腔がんの因果関係をデータが証明していない」との研究結果を示しており、リステリンは癌との因果関係を否定しています。
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リステリンの臨床試験と研究:
- リステリンは100以上の臨床試験を経ており、40年以上の臨床的裏付けがあります。これらの研究はリステリンによる口腔の健康改善の可能性を示しています。
- ランドマークのメタ分析では、日常の口腔衛生習慣にリステリンの追加使用がプラークと歯肉炎の減少に効果があることが示されています。
- 口腔乾燥症でない患者の場合、リステリンは唾液流量と口腔乾燥症状に対して有効であることが示されています。
- 日常のブラッシングとデンタルフロスにリステリンを追加すると、口腔全体のプラークと歯肉炎が減少するという結果が出ています。
口腔がん予防国際(OCPI)は訴訟を提起
しかし、リステリンと口腔がんの関連についての論争もあります。口腔がん予防国際(OCPI)はジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)に対して訴訟を提起し、口腔がんと関連があるとされるリステリンの評判を守るための同社の行動が、米国で予防可能な口腔がんの7,300件以上を引き起こすと主張しています。
この訴訟は、高いアルコール含有量のマウスウォッシュが口腔がんと関連があると示唆されたオーストラリア歯科ジャーナルの研究から発生しました。
訴状によれば、ジョンソン・エンド・ジョンソンは、口腔前癌細胞を特定することで口腔がんを予防するOralCDx®の販売契約に干渉し、リステリンの売上を守るためだったとされます。
アメリカ以外の評価
リステリンのアメリカ以外での評価についての詳細は明らかではありません。口腔がんとの潜在的な関連とその後の訴訟は、異なる国々での意見や規制の反応が異なることを示唆していますが、利用可能な情報はアメリカの文脈に焦点を当てています。これらの懸念に基づいてリステリンを禁止している国についての情報は、簡単には得られません。
アメリカ人の評価
アメリカにおけるリステリン紫の評価は、大きく二つの側面から見られます。一つは、殺菌効果の高さや、使用感の良さを評価する声。特に、アメリカ人の多くは日常的に口臭対策を行っており、リステリン紫の強力な効果は好評を得ています。
しかし、一方で、先に触れた刺激性に関する意見も少なくありません。敏感な口腔環境の人々からは、使用時の刺激を指摘する声が挙がっています。
他国との評価比較
リステリン紫の評価は、国によって微妙に異なります。例えば、ヨーロッパの一部国では、その強力な殺菌効果を高く評価する一方、刺激性に対しては比較的寛容な意見が多い傾向にあります。
日本を含むアジアの国々では、口腔の健康維持を重視する文化の中で、リステリン紫の効果を実感する人が多い一方で、刺激性など安全性への不安意識も高まってきています。アメリカと比較すると、各国の文化や価値観、そして口腔ケアへの取り組み方が評価に影響を与えていることが伺えます。
リステリン紫の影響と潜在的な副作用
リステリン紫の使用による長期効果、特に味覚障害に関する新しい研究や臨床試験についての具体的な情報は見つかりませんでしたが、一般的な影響と潜在的な副作用に関する情報は以下の通りです。
特に、エタノールを含む成分による影響が懸念されるため、長期使用を検討している場合は、歯科医師や医療専門家に相談することが重要です。
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一般的な長期効果:
- リステリンは、世界で100以上の臨床試験を経ており、40年以上の臨床的な裏付けがあります。これらの研究は、リステリンが長期にわたり口腔の健康を改善する可能性があることを示しています。
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プラークと歯肉炎への影響:
- ランドマークのメタ分析や他の臨床研究によれば、日常の口腔衛生習慣と併せてリステリンを使用することで、プラークと歯肉炎が減少することが示されています。
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味覚障害の報告:
- リステリンの使用により味覚障害が生じたという報告があります。このような場合、使用を中止することが推奨されています。
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その他の副作用:
- 味覚障害の他に、唾液の減少、口腔乾燥症、および喫煙と併用することによるがんリスクの増加などの副作用が報告されています。
これらの情報を踏まえ、リステリン紫を長期にわたって使用する際には、味覚障害を含む潜在的な副作用に注意することが重要です。副作用が現れた場合は、使用を中止し、医療専門家に相談することが推奨されます。
・“マウスウォッシュを使わない方がいい”の真実:安全性と効果的な使用法を歯科医が解説
リステリン紫の適切な使用方法
リステリン紫は、口腔内の清潔を保つための強力なアイテムですが、その刺激性から適切な使用方法が求められます。特に、初めて使用する方や敏感な方は、使用方法を十分に理解し、必要に応じて低刺激タイプを選ぶことが推奨されます。
正しい使い方と使用上の注意点を押さえることで、効果的にケアしながら健康な口腔環境を維持しましょう。以下に、リステリン紫を安全に使用するための具体的なガイドラインと注意点をまとめました。
使用方法のガイドライン
リステリン紫の使用方法に関するガイドラインは以下の通りです。
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使用量の基準:
- 適量は1回につき約20mlです。ボトルサイズに応じて、キャップの分量を調整して使用します。例えば、1,000mlサイズの場合はキャップ半分、500mlサイズではキャップ8分目、250mlサイズではキャップ1杯半、100mlサイズではキャップ10杯を目安にします。
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年齢に応じた使用量:
- 12歳以上の適量は1回につき約20mlです。6歳以上〜12歳未満の場合は、1回につき約10mlを目安にします。
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使用頻度の推奨:
- 歯磨き毎に使用するのが理想的ですが、一日2回、朝晩の使用を推奨します。
正しい使い方
- 適量を取る:キャップ内のラインまでを目安に、約20mlを取り出します。大量に使用することは、効果を倍増させるわけではありません。
- うがいの時間:口の中で30秒ほど、ゆっくりと口内をすすぎます。長時間すすぐことは避けましょう。
- 使用後の注意:効果を高めるために、使用後は水や他のドリンクを口にしないようにし、10分以上の間隔を空けることを推奨します。
使用上の注意点
- 刺激感の確認:使用中に過度な刺激や痛みを感じた場合は、すぐに使用を中止し、医師の診断を受けることをおすすめします。
- 保存方法:直射日光や高温多湿な場所を避け、冷暗所に保管してください。
- 子供の取り扱い:小さなお子様の手の届かない場所に保管し、使用を避けさせるよう注意しましょう。万が一、飲み込んでしまった場合は、速やかに医師の診断を受けてください。
- 使用期限:開封後の使用は、製造日から数えて1年以内を目安にしてください。使用期限を超えたものは使用しないよう注意しましょう。
代替製品の紹介
リステリン紫の刺激性や成分に不安を感じる方には、以下の代替製品を検討することをお勧めします。
低刺激タイプのマウスウォッシュ
1. リステリン トータルケア ゼロプラス:アルコールフリーであり、敏感な方でも使いやすい低刺激タイプです。
2. コンクールF:歯科医院でも推奨される低刺激のマウスウォッシュで、抗菌効果が高いとされています。
自然成分を使用したマウスウォッシュ
1. テテオハニー&ハーブ:自然由来の成分を使用しており、敏感肌の方にも安心して使用できます。
2. パルスオキシメーター グリーンティ:緑茶成分を含んでおり、自然な抗菌作用が期待できます。
これらの代替製品を試すことで、自分に合った口腔ケア方法を見つけることができるでしょう。
まとめ
リステリン紫は、口腔ケア製品としてその効果と刺激性が注目される存在です。本記事では、この製品の真実、リスク、そして正しい使用方法に焦点を当てて解説しました。
まず、リステリン紫の刺激性について触れ、なぜそのような特性を持つのか、そして使用者からの反応やフィードバックについて深堀りしました。さらに、アメリカでの評価や他国との比較を通じて、その立ち位置と普及状況を明らかにしました。味覚障害のリスクに関しても、リステリン紫との関連性を中心に考察しました。
最後に、製品の効果を最大限に引き出すための正しい使用方法と注意点を詳細に解説しました。口腔ケアは日常生活の中で欠かせないものですが、使用する製品の特性や注意点を理解することが、健康な口腔環境を維持するための鍵となります。
この情報を参考に、リステリン紫を安全かつ効果的に使用して、清潔で健康な口内環境を手に入れる手助けとしてください。
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・参考文献・資料
- 臨床文献 | 口臭、歯肉炎の予防には薬用リステリン
- 飲み込んでも安全な口腔ケア剤に期待-九州大学大学院農学研究院
- 持続的な抗菌効果を発揮して、口腔感染症を予防する-科学技術振興機構報 第888号
- 口内洗浄剤について-桜通り歯科クリニック
- 歯科Q&A 洗口剤は何がいいですか? |やまのうち歯科医院
- マウスウォッシュの実態!効果から持続時間、歯科専門家が推薦する使い方まで