「アメリカ人は口臭が少ない気がする」「日本人と何が違うのだろう」と感じたことはありませんか。
結論からいうと、アメリカ人に口臭が少ないように見える背景には、体質の違いだけでなく、フロス・歯間清掃、定期的な歯科クリーニング、マウスウォッシュ、息への意識など、毎日の口臭ケア習慣の違いが関係していると考えられます。
ただし、アメリカ人に口臭がまったくないわけではありません。大切なのは、海外式をそのまま真似することではなく、日本人の生活に合う形で、口臭をためにくい習慣を作ることです。
この記事の結論:アメリカ人に口臭が少ないように見える理由は、特別な体質ではなく、口臭を放置しにくい習慣にあります。
- フロスや歯間清掃を重視する
- 歯科クリーニングを受ける意識が高い
- マウスウォッシュを使う文化がある
- 息の清潔感を対人マナーとして意識しやすい
- ただし、マウスウォッシュだけでは口臭対策は不十分
この記事では、アメリカと日本の口臭ケアの違いを整理しながら、日本人が今日から取り入れやすい予防習慣をわかりやすく解説します。
この記事は、口腔ケアアンバサダー(社団法人 日本口腔ケア学会認定)の 上林登が書きました。監修:歯科衛生士 上林ミヤコ
クリックできる目次
- 1 なぜアメリカ人は口臭が少ないように見えるのか
- 2 アメリカと日本で口臭ケアの意識が違う理由
- 3 ただし、マウスウォッシュだけでは口臭対策は不十分です
- 4 日本人が今日から真似しやすいアメリカ式口臭ケア5つ
- 5 30秒チェック|あなたの口臭ケアはどこが足りない?
- 6 タイプ別|あなたに足りない口臭ケアの見分け方
- 7 やってはいけない口臭ケア
- 8 歯科で確認した方がよい口臭のサイン
- 9 刺激が苦手な人は“強く消す”より“やさしく整える”ケアへ
- 10 よくある質問
- 11 参考資料
- 12 まとめ|口臭が少ない人は、特別な体質ではなく習慣を整えています
- 13 アメリカ人は日本人より口臭がない!?
- 14 アメリカ人の口臭ケア
- 15 アメリカ人は口臭がしない理由
- 16 アメリカ人並みの口臭ケアをするには
なぜアメリカ人は口臭が少ないように見えるのか
アメリカ人や欧米人に口臭が少ないように感じるのは、体質だけで説明できるものではありません。
むしろ、歯の印象や息の清潔感を対人マナーとして意識しやすいこと、そして口臭を感じる前から予防する習慣があることが大きいと考えられます。
たとえば、アメリカではフロスやマウスウォッシュが日常的に使われやすく、歯科クリーニングを受ける意識も比較的高い傾向があります。CDCのデータでは、米国の18歳以上の成人で、過去1年に歯科検診またはクリーニングを受けた人は65.5%とされています。
一方、日本でも歯磨きの習慣はありますが、「口臭が気になった時に歯科医院へ行く」という行動はまだ少ない傾向があります。日本歯科医師会の調査では、口臭が気になった時に実際に歯科医院へ行く人は9.4%とされています。
つまり、違いは「口臭があるかないか」ではなく、気になる前に予防するか、気になってから対処するかの差ともいえます。
アメリカと日本で口臭ケアの意識が違う理由
1. フロス・歯間清掃を重視する
アメリカ式の口臭ケアでまず注目したいのが、フロスや歯間清掃です。
歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れまでは十分に届きにくいです。歯間に残った食べかすやプラークは、時間が経つとにおいの原因になることがあります。
特に、フロスを通した時にドブのような臭いがする、奥歯の間だけ強く臭う、歯ぐきから血が出るという場合は、歯間汚れや歯周病のサインが隠れていることもあります。
詳しくは、こちらの記事も参考にしてください。
フロスで口臭は治る?治る人・治らない人の違い、正しい使い方と受診目安
2. 定期的な歯科クリーニングを受ける人が多い
口臭は、歯磨きだけで解決できるものばかりではありません。
歯石、歯周病、虫歯、古い詰め物や被せ物のすき間などは、自分では見つけにくい口臭原因です。そのため、定期的に歯科で確認してもらうことは、口臭予防にとって大切です。
アメリカでは歯科治療費が高額になりやすいこともあり、治療より予防を意識する人が多いと考えられます。日本でも、痛くなってから行くのではなく、口臭や歯ぐきの違和感がある段階で確認することが大切です。
3. 口臭や歯の印象が対人マナーとして意識されやすい
アメリカでは、会話、ハグ、キス、近い距離でのコミュニケーションなど、息の印象を意識しやすい場面があります。
もちろん、文化や個人差はあります。ただ、歯の白さや息の清潔感が、第一印象や身だしなみの一部として見られやすいことは、口臭ケアへの意識につながっていると考えられます。
日本では、口臭を気にしていても、相手に言いにくい、自分でも確認しにくいという悩みがあります。そのため、気づいた時には長く悩んでいるケースも少なくありません。
4. マウスウォッシュを使う文化がある
アメリカでは、マウスウォッシュを日常的に使うイメージがあります。
マウスウォッシュは、食後や人に会う前のリフレッシュには便利です。口の中がさっぱりし、短時間の口臭対策として役立つ場面もあります。
ただし、マウスウォッシュだけで口臭を解決しようとすると不十分です。原因が歯周病、舌苔、歯間の汚れ、口の乾燥、喉や鼻の不調にある場合は、基本ケアや受診の確認が必要になります。
マウスウォッシュの使い方で迷う方は、こちらも参考にしてください。
マウスウォッシュは毎日使わない方がいい?逆効果になりやすい人と正しい使い方
ただし、マウスウォッシュだけでは口臭対策は不十分です
「アメリカ人はマウスウォッシュを使うから口臭が少ない」と考えるのは、少し単純です。
マウスウォッシュは便利ですが、歯と歯の間に残った汚れ、歯石、厚い舌苔、歯周病、虫歯、口の乾燥までは、それだけで整えられません。
特にアルコール感や刺激が強いものを頻繁に使うと、口の乾きやヒリつきが気になる方もいます。
毎日の基本は、次の4つです。
- 歯ブラシで歯の表面を清掃する
- フロスや歯間ブラシで歯と歯の間を整える
- 舌は強くこすらず、やさしく整える
- 歯ぐきの出血や強い臭いがある時は歯科で確認する
マウスウォッシュは、この基本ケアに加える補助として考えると、使いすぎや期待しすぎを防ぎやすくなります。
日本人が今日から真似しやすいアメリカ式口臭ケア5つ
| ケア習慣 | 口臭予防で大切な理由 |
| フロス・歯間ブラシ | 歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間の汚れを減らしやすい |
| 定期クリーニング | 歯石や歯周病のサインを早めに確認しやすい |
| 舌をやさしく清掃 | 舌苔や乾燥による口臭を整えやすい |
| マウスウォッシュ | 一時的なリフレッシュには便利。ただし基本ケアの代わりにはしない |
| 息のチェック習慣 | 人に会う前だけでなく、朝・食後・乾燥時の変化に気づきやすい |
30秒チェック|あなたの口臭ケアはどこが足りない?
当てはまるものを確認してください。
- 歯間ブラシやフロスをほとんど使っていない
- 歯科クリーニングを1年以上受けていない
- 舌が白いのが気になって強く磨いている
- マウスウォッシュだけで口臭を消そうとしている
- 朝のネバつきや口の乾きが強い
- 歯ぐきから血が出る、奥歯まわりが臭い
2つ以上当てはまる場合は、口臭を一時的に隠すより、毎日の基本ケアを見直す方が安定しやすいです。
タイプ別|あなたに足りない口臭ケアの見分け方
| 気になる症状 | 考えやすい原因 | まず行うこと |
| フロスが臭い | 歯間汚れ、歯周病、奥歯の汚れ | フロス習慣と歯科確認 |
| 舌が白い | 舌苔、乾燥、口呼吸、磨きすぎ | 舌をこすらず、口内をやさしく整える |
| 朝の口臭が強い | 睡眠中の乾燥、唾液不足、口呼吸 | 寝る前の歯間清掃と乾燥対策 |
| 歯ぐきから血が出る | 歯周病、磨き残し、歯石 | 早めに歯科で確認 |
| 喉の奥が臭い | 膿栓、後鼻漏、鼻づまり、乾燥 | 耳鼻科も含めて確認を検討 |
舌の白さや舌苔が気になる方は、こちらの記事で原因を整理できます。
舌が白いのは病気?原因と治し方を30秒で確認|受診の目安・何科も解説
やってはいけない口臭ケア
- マウスウォッシュだけで済ませる
歯間の汚れや歯石、舌苔、歯周病の確認が抜けやすくなります。 - 舌を強くこする
粘膜を傷つけ、ヒリつきや乾燥につながることがあります。 - 強いミントでごまかし続ける
一時的に爽快感は出ても、根本原因が残ることがあります。 - 歯科を後回しにする
出血、腫れ、強い臭いがある場合は、歯周病や虫歯の確認が必要です。 - 海外式をそのまま真似しすぎる
刺激の強いケアが合わない方もいます。自分の口の状態に合わせることが大切です。
歯科で確認した方がよい口臭のサイン
- 歯ぐきから血が出る
- 歯ぐきが腫れている
- フロスや歯間ブラシが強く臭う
- 奥歯や片側だけ臭い
- 歯がぐらつく、噛むと痛い
- 口臭が急に強くなった
- セルフケアを続けても強い口臭が変わらない
このような場合は、セルフケアだけで様子を見るより、歯科で歯周病や虫歯、歯石の状態を確認してもらう方が安心です。
口臭の原因を広く整理したい方は、こちらの記事も参考になります。
口臭の原因と対策がすぐわかる総合ガイド|30秒チェック・受診の目安
刺激が苦手な人は“強く消す”より“やさしく整える”ケアへ
アメリカ式の口臭ケアというと、マウスウォッシュの強い爽快感をイメージする方も多いかもしれません。
しかし、口が乾きやすい方、舌がヒリヒリしやすい方、アルコール感のある洗口液が苦手な方は、強い刺激でごまかすより、口内の汚れをやさしく流しやすい状態に整える方が続けやすい場合があります。
著者として、私は口臭ケアで大切なのは「その場で強く消すこと」だけではなく、口の中に汚れやネバつきがたまりにくい状態へ整えることだと考えています。
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- うがい+歯・舌のやさしいブラッシング
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舌の表面は、こするのではなく、なでるようにやさしく行うことが大切です。
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よくある質問
アメリカ人には本当に口臭がないのですか?
いいえ、アメリカ人にも口臭はあります。ただ、フロスや定期クリーニング、マウスウォッシュなどを習慣にしている人が多く、口臭を放置しにくい文化があると考えられます。
マウスウォッシュを使えばアメリカ人のように口臭予防できますか?
マウスウォッシュは便利ですが、それだけでは不十分です。歯間清掃、舌のやさしいケア、歯科での確認を組み合わせることが大切です。
アメリカ式の口臭ケアで一番真似しやすいことは何ですか?
まずはフロスや歯間ブラシを1日1回取り入れることです。歯ブラシだけでは届きにくい部分の汚れを減らしやすくなります。
刺激の強いマウスウォッシュが苦手な場合はどうすればいいですか?
アルコール感や刺激が苦手な方は、無理に強い爽快感を求めず、低刺激の洗浄ケアや水分補給、鼻呼吸、やさしい歯みがきを組み合わせると続けやすいです。
口臭が気になる時は何科に行けばいいですか?
歯ぐきの出血、歯石、虫歯、フロスの臭いが気になる場合は、まず歯科で確認するのがおすすめです。喉の奥の臭い、鼻づまり、後鼻漏、膿栓が気になる場合は、耳鼻科も検討してください。
参考資料
まとめ|口臭が少ない人は、特別な体質ではなく習慣を整えています
アメリカ人に口臭が少ないように見えるのは、体質の違いだけではなく、フロス、歯科クリーニング、マウスウォッシュ、息への意識など、日常の口臭ケア習慣が関係していると考えられます。
ただし、日本人が真似するなら、マウスウォッシュだけに頼るのではなく、歯間清掃、舌をやさしく整えること、口の乾燥対策、定期的な歯科確認を組み合わせることが大切です。
まずは今日から、フロスを1日1回、舌はこすらずやさしく、刺激が強いケアが合わない方は低刺激の基本ケアへ。
受診が必要なサインがある方は歯科や耳鼻科へ。セルフケアで見直せる方は、まず7日間、歯間清掃・舌のやさしいケア・乾燥対策を整えてみてください。
アメリカ人は日本人より口臭がない!?
サンスターが世界15か国で口腔衛生意識調査を実施した結果、「口臭がある」と日本人の34%が回答。同じ質問にアメリカ人の16%が「口臭がある」(アメリカ人の84%が口臭がない)と回答しています。これだけを見ると、アメリカ人は口臭がない、と思ってしまいますが、世界15か国中では下位から6番目でした。
ちなみに、口臭がある国のトップは日本で、口臭がない国のトップはブラジルの8%でした。世界の地域で見ると、アジアの国の人ほど「口臭がある」と答えた人が多く、ヨーロッパの国の人ほど「口臭がない」と答えています。
アメリカ人の口臭ケア
サンスターの調査では、「口臭がない」と答えた国の人ほど、小まめに洗口液を使用していました。ところが、「口臭がある」と答えた数の多い日本人は、口臭を気にしながらも、洗口液の使用度は最低という調査結果でした。
それでは、アメリカ人は、どのようにして口臭ケア(オーラルケア)をしているかご存知ですか?
挨拶でハグしたりキスするアメリカ人は、口臭がしないのでしょうか。日本人から見れば不思議だと思いませんか。私たち日本人だってきちんと歯みがきをしているのですが、アメリカ人からは、「日本人の息は臭い。」と言われているそうです。
実は、アメリカ人の口臭がしない理由の一つに「オキシドールによるうがい」があるそうです。でも、アメリカ食品医薬品局(FDA)が認可しているオキシドールですが、日本で流行っていないのは安全性の問題があるからです。
詳しくはこちらを参考にしましょう。>安全に実践!オキシドールうがいで得られる口腔ケアの効果と正しい使用法
私「歯医者さんでは、舌苔や口臭のことで相談してくる患者さんに、どうやって答えてる?」
三女(歯科衛生士)「院長先生は、舌ブラシを使って舌磨きすることを勧めてるけど、私は、磨きすぎたら口臭が悪化するから、舌を磨くときは優しくしてねって指導しているよ。」
もうアメリカ人に口臭いと言わせない!無添加のアルカリイオン水でうがいするだけで口臭を防ぐことができます。
歯のケアにお金をかけるアメリカ人
アメリカ人の口臭予防の方法は…
一に、時間をかけた丁寧な歯みがき方法
二に、強力な洗口剤を使用…高額なマウスウォッシュとマウスリンスを使う人が多い。(日本人はマウスウォッシュやマウスリンスにお金をかけない。)アメリカなど欧米諸国では、歯磨きや洗口剤を使った後はゆすがないのが普通です(効果を保たせるため)。
三に、常にガムを噛む
欧米では、洗口剤の基準が甘くかなり強力なものを使っているようです。だから、口臭も予防できているそうです。
・関連:口臭ケア徹底ガイド – ドラッグストアで手に入るおすすめ商品と効果的な対策を紹介
歯垢を食べかすと思っているかもしれませんが、歯垢は細菌の塊です。ねばねばした歯垢の中には、500種類以上の細菌があるそうです。
健康よりも口臭対策を優先する欧米人
日本人は健康意識が高い一方で、欧米人は健康よりも「口臭予防」を優先する傾向があります。キス文化が根付いている欧米では、口臭対策はマナーの一部と考えられているためです。
そのため、欧米人は「多少健康に悪影響があっても口臭は予防したい」と考え、口腔ケア製品への投資を惜しみません。例えば歯磨き粉の選び方では、殺菌力が高い製品を好む傾向にあります。健康への影響よりも口臭予防を重視するわけです。
口臭予防のために欧米人がよく行っている習慣の一つが、ガムを噛むことです。野球選手がガムを噛んでいる姿をイメージすると分かりやすいでしょう。ガムを噛むと唾液の分泌が促され、口腔内を清潔に保つ効果があるからです。
欧米では、日常的にガムを噛む人が多く見られます。これは口臭予防が一因と考えられています。また、強力な殺菌成分を含むマウスウォッシュを使用したり、ミント系の強い香りを口に入れたりと、口腔内を清潔に保つ努力を日常的に行っています。
一方で日本人の繊細な口腔粘膜には刺激が強すぎるため、こうした対策は控えめです。欧米人は健康面の影響を気にすることなく、積極的に口臭対策を重視する傾向があります。
歯磨きだけでなく、日常のガムの噛み癖やマウスウォッシュの使用など、小まめな口腔ケアが欧米人の口臭予防の秘訣なのです。それだけではありません。外国人の中には、歯磨きした後、フッ素を残すためとの理由から、ほとんどゆすがない人もいます。
歯磨き粉の選び方については『買ってはいけない歯磨き粉!成分とその理由』をご参考にしてください。ガムの口臭予防効果については、『ガムで効果的に口臭を防ぐポイント』をご参考にしてください。
欧米の取り組みは様々で常に積極的に取り組みます。まず、日常で口を休めることはしません。スマイルしているかガムを噛んでいるか、あるいは、強烈なミントを使ったり、(余りにも刺激が強くて、飛び上がるくらいで、唾液がどくどく出ます。)また強い殺菌剤を使ってみたりと、日本人の繊細な口腔粘膜であればすぐに障害を起こすようなことも平気で行います。
引用:Dr.HONDA 口臭バイブル
マウスウォッシュ・デンタルリンスを良く使う
日本人とアメリカ人のオーラルケアの大きな違いは、マウスウォッシュとデンタルリンスにあります。これらは、日本にもありますが、薬事法が異なるアメリカでは、強力な成分が配合されている製品が多いのです。
そのため、殺菌力や消臭力の効果が大。(しかし、その分副作用などのリスクが高い)
効き目が強いモノを使うだけなく、もう一つは、朝昼晩と3回使う人の割合が全体の50%もあるのが驚きです。(日本人の使用は、朝昼が10%以下、夜が15%)
アメリカ人は、口臭や虫歯にかなり気をつかっているのが分かりますね。
引用:Club Sunstar
歯磨きに時間をかける
アメリカ人は口臭にとても気を使うため歯磨き回数を多くしていますが、歯磨き時間でも日本人の歯みがきにかける時間が1~2分に対して、アメリカ人は1回の歯みがき時間に5分以上はかけています。
それも、1本1本の歯にフロスや歯間ブラシを使ってです。アメリカ人はそれだけ、エチケットに厳しいようです。信じられないかもしれませんが、それが社会のマナーだということも子供の頃から徹底されているのです。
それとは別に、米国では歯みがきなどの歯科予防に力を入れている理由があります。それは、米国は日本のように、虫歯治療を健康保険でできない国だからです。
虫歯になると、自費治療になるのでとんでもない出費になるのです。経済的に裕福でないと、虫歯になっても治せないこともあるのです。
だからでしょうか、アメリカでは水道水にも虫歯予防のためにフッ素が入っています。しかし、フッ素の使用には、日本では賛否両論があり、歯磨き粉への添加は許可されていますが、水道水への添加は許可されていません。
そうならないように、歯みがきなどの予防歯科に力を注いでいるのが事実です。結果的にそれが口臭予防にもなっているのです。
食生活に注意を払う
日本人は平気で納豆やキムチを食べますが、アメリカ人の中には、口臭の原因となる特定の食品を避ける傾向があります。たとえば、にんにくやタマネギなどの香りが強い食品は口臭を引き起こす可能性があるため、大切な会議やデートの前にはこれらを避ける人もいます。また、糖分の摂取を控えることも口臭予防に役立つと考えられており、砂糖の代わりに人工甘味料を使用する製品も人気です。
定期的な歯科検診を受ける
アメリカでは、定期的な歯科検診を受けることが一般的です。多くのアメリカ人は、半年に一度は歯科医院を訪れ、プロフェッショナルなクリーニングや検査を受けています。これにより、虫歯や歯周病など、口臭の原因となる問題を早期に発見し、治療することができます。
口内の乾燥に対処する
口の中が乾燥すると、口臭の原因となる細菌が増殖しやすくなります。そのため、アメリカ人の中には、口内の湿度を保つために水分をこまめに摂取する人や、無糖のガムを噛むことで唾液の分泌を促す人がいます。また、エアコンやヒーターの使用による室内の乾燥にも注意し、加湿器を使用して湿度を保つこともあります。
アメリカ人は口臭がしない理由
米国や欧州の人達は、日本人などアジアの人達に比べて口臭がしないというのは本当でしょうか?
実際、国別の口臭統計調査なんてものはないので、偏見で決めているところが多いと思いますが、海外のオーラルケアと日本人のオーラルケアを比較すると、日本人はフロスの使用率が低かったり、夜歯磨きをしない人までいます。
また、日本にはキスの習慣もないことから、口腔ケアの意識が低いのは事実です。日本歯周病学会の統計によると、日本人の成人の8割が歯周病です。歯周病は口臭の最大原因ですので、日本人の口が臭いのは事実でしょう。
口臭を予防するためには、アメリカ人など欧米人が行っている口臭対策を学ぶことも大事かもしれません。もしかすると、よだれが臭いのは日本人だけかもしれません。
関連記事:よだれの臭いを消す方法
キスをするから口臭に気をつける
もし私たち日本人が、アメリカ人のように寝起きから家族や友人知人と顔をくっつけてキスしていたら…
毎回、子供から「お父さん臭い~」、妻からも、「臭い!」友人、知人からも、変な顔をされるかもしれませんよね。
でも、洋画を見ていると、寝起きにベッドの中でキスしているシーンをよく見ませんか。アメリカ人は寝起きに口臭がしていないのでしょうか?
そんなことはありません。欧米人の多くは、寝起きの口臭が気になっていてもキスの方を優先するようです。そういうキス文化なのです。キスが文化ではない日本人には理解できないことかもしれませんね。
アメリカ人も朝は、挨拶としてのキスが終わると食事をして歯磨きが一般的なのです。
アメリカ人のように安心してキスができるようになるには、こちらの記事『口臭が気になりキスができない、、、安心してキスができるようにするには』がご参考になるかもしれませんよ。
口臭に敏感
日本人は挨拶でキスやハグの必要はありません。だから、日本人はアメリカ人よりも自分の体臭や口臭に鈍感です。日本人は、欧米のようにキスする機会が少ないので、エチケットの意識が低いのかもしれません。
ところで、挨拶でキスをするアメリカ人の息を嗅いだことがありますか?もしや、アメリカ人は、チーズやバター、肉類などを摂取するため、体臭が強いし口臭も強いと思っていませんか?
確かに、乳製品や肉食中心の食事だと体臭も口臭も強くなりそうです。でも、欧米では昔から、キスやハグであいさつする習慣があるので、ニオイには特に敏感です。口が臭かったら挨拶もできなくなるのですから、仕方ないのです。
日本人のように、「三歩下がって師の影を踏先ず。」というような人と距離をとってコミュニケーションをする国とは、文化がかなり違います。離れて挨拶が可能であれば、多少の口臭は分かりませんよね。だから、日本は口臭がしてても許せる国なのです。
治療費が高いために歯のケアにお金をかける
アメリカでは、日本のように保険が適用されないので、虫歯の治療でも自費治療になります。そのため、「歯科保険」に加入する人もいるようですが、保険に加入するのは一部の金持ちだけです。
それよりも、虫歯にならないように毎日の口腔ケアをていねいにするのがアメリカ人の一般的な考え方です。
歯が汚いと貧乏だと思われる
虫歯になり治療していないとか、前歯が抜けたままだと、米国だと「貧乏」だと思われてしまうようです。(日本でもそういう風潮がなきにしもあらずですが。)
ところが、日本人にはその感覚はなく、ある程度お金を持っていても、歯並びや歯の色を気にする男性が少ないです。最近でこそホワイトニングする男性を見かけますが、それでも黄色い歯の日本人男性が多いです。
しかし、アメリカでは歯並びが悪いと貧乏か親の教育が悪いと見られるので、中流以上の人では歯並びが悪いと必ずと言っていいほど矯正するようです。それに比べて日本人は、お金持ちでも歯並びが悪い人が多くいます。これは、文化の違いかもしれません。
白い歯へのこだわりが強い
欧米人の歯は綺麗だと思いませんか?
白色人種の欧米人は、元々、歯の色が白い。でも、黄色人種の日本人は、どちらかというと歯の色が黄色っぽいのです。
それに、アメリカ人は「綺麗な歯」にこだわります。その理由は、アメリカ人は日本人に比べて近距離で会話をするため、歯の綺麗さが気になるのかもしれません。だから、ホワイトニングの意識が高いのですね。
今でこそ、日本でもホワイトニングが流行し、ドラッグストアでも沢山ホワイトニング用の歯磨き粉が陳列していますが、米国ではずっと以前からありました。
最近になってテレビでも紹介されていましたが、テープのようなもので漂白したり、消しゴムのように歯をこすって白くする物なども、はるか前からアメリカにはあったのです。(これが良いか悪いかといえば別です。)
欧米人は、ホワイトニングの意識が高いということを分かって欲しかっただけです。だからといって、勘違いしないで欲しいのですが、ホワイトニング歯磨き粉には歯科で行うようなホワイトニング効果は期待できません。
歯科のホワイトニングでは、歯質の色を変える効果がありますが、ホワイトニング歯磨き粉でブラッシングしても、汚れを落とす効果しかないのです。ホワイトニングについて詳しくは、『市販のホワイトニング歯磨き粉に歯を白くする効果はありますか?』をご参考にしてください。
アメリカ人並みの口臭ケアをするには
欧米人と日本人のオーラルケアを比べた時に、決定的なことは「予防歯科」の利用率です。予防歯科とは、歯科医院で定期検診を受けて、歯科衛生士によるPMTC(歯石除去やクリーニング)という専門的な口腔ケアを受けることです。
歯科医院での専門的なケアを受ける率が多いのはドイツやアメリカですが、日本人は「歯が痛くなってから」歯医者に行く人が大半。これでは、口臭に気づいた時には手遅れかもしれません。
日本人は口臭が強いことを自覚する
日本人は世界でも口臭が強いそうです。本当でしょうか?
2015年10月、かなりショックな調査結果が発表されました。歯ぐきの健康を推進する団体「オーラルプロテクトコンソーシアム」が、在日外国人100人に対して「日本人の口臭にガッカリした経験はあるか」聞いてみたところ、なんと72%が「はい」と答えたのです。
出典:東京バーゲンマニア
口臭の専門家もこのように発表していました。
とりわけアジア人でも日本人は臭いらしいです。日本人同士のときは気がつきませんが。今、色々と口臭を治療し研究する立場になって初めて、彼らの言うことが理解できます。
出典:ほんだ歯科HP
これを見ただけで、信じるのは早合点かもしれません。次の記事も読んでみてください。全く逆の意見です。詳しくは『口が臭い人の共通点はコレ!口が臭くない人の特徴はコレ!』をご参考にしてください。
こんにちは。アメリカからです。
口臭のある人は沢山いますよ~
やはり同じ人間ですから、同じような原因で口臭があるのだと
思います。 先日行った歯医者さんのアシスタントの人が、
結構すごかったです。 多分、仕事のストレスと水分不足だと
思うのですが。
出典:YAHOO!知恵袋
口臭原因を理解する
口臭がしないようにするためには、口臭の原因について理解する必要があります。
- 口臭原因
- 虫歯
- 歯周病
- 歯磨き不足による不衛生
- ドライマウス(唾液の減少、口呼吸)
- 舌苔(舌の汚れ)
- 膿栓(臭い玉)と膿汁(のうじゅう)
- 糖尿病などの内科疾患
- 胃腸の不調
- 耳鼻科疾患
口臭原因について詳しくは「口臭に関するQ&A」をご参考にしてください。
理想的な口臭予防
これから、もっともっと国際化が進むのですから、日本人も、エチケットとして口臭予防に力を注ぐ必要があります。そうしないと、いつまでたっても外国人から「日本人は息が臭い!」といわれるかもしれません。
それに、口臭をなくせば、周囲を気にする必要もなくなり、生きることが楽になります。それは、私自身が一番経験したことです。
口臭を限りなく無くすには…
- 子供の時から、口腔ケアを徹底して教育する
- 口臭予防に関する知識を学ぶ
- 短期間に歯科検診を受けて予防をする
- 香料などでごまかすのではなく、丁寧な歯みがきケアを心がける
だから、口臭予防をするためには、自信をもって無添加の口臭予防歯磨き粉「美息美人(びいきびじん)」をおすすめしています。
欧米のように、もっとフッ素を使用すると、虫歯や歯周病も減り、口臭が予防できるという意見もあります。しかし、口臭が消えたとしても、健康によくなければ本末転倒かもしれません。
オーラルケアで大切なことは、ブラッシングによって口内環境をきれいにして健康を維持することにあります。



