口臭予防

リステリン紫徹底解析:刺激と安全性から見るアメリカ評価と味覚障害リスク

リステリン紫のコマーシャル

リステリン紫に関する真実とリスク

口腔ケアアンバサダー(社団法人 日本口腔ケア学会認定)の上林登です。

リステリン紫(販売名:リステリン トータルケア ゼロプラス )は、口腔内の健康を保つために広く使用されている製品です。その効果的な成分により、歯周炎の予防やプラークの蓄積を抑えることが期待されていますが、使用にあたっては刺激感や安全性に関する懸念もあります。

本稿では、リステリン紫の使用に伴う刺激感とその安全性について深く掘り下げ、アメリカにおける評価と味覚障害への潜在的リスクを検証します。アメリカ歯科医師会(ADA)が推奨する使用基準を踏まえつつ、消費者の異なる声や関連する法的議論にも触れ、読者に対して製品の包括的な理解を促します。

リステリン紫の使用における刺激性の正体とは何か、そして長期使用がもたらすかもしれない味覚障害のリスクについて、科学的根拠と実際の使用者の体験をもとに検討します。また、この製品を安全に使用するためのガイドラインについても詳細に説明し、読者が自身の口腔ケアに役立つ情報を得られるようにします。

アメリカでのリステリン紫に対する評価は様々であり、「リステリンは危険」との声も聞かれますが、こうした意見をどのように理解し対応するかが重要です。当記事では、製品の利点と潜在的なリスクをバランス良く提示し、読者にとって有益な情報を提供します。

この記事は、上林が監修してChat GPT-4が書いています。

リステリン紫のメリットとデメリット

リステリン紫には、口腔内のプラークや歯肉炎を減少させ、広範な抗菌活性を持つことが確認されています。このような効果がある反面、危険性が指摘されています。以下では、リステリン紫のメリット(効果)とデメリット(危険性)の研究報告をご紹介します。ご参考にされてはいかがでしょう。

効果

  1. プラークと歯肉炎の抑制 : Listerineは、プラーク形成と歯肉炎の発症を有意に減少させることが示されています。これは、含まれるフェノール化合物が抗炎症効果を持つためと考えられます (Sekino & Ramberg, 2005)。
  2. 抗菌効果 : Listerineは、口腔内の多様なバクテリアに対して効果的な抗菌活性を示しています。これには、歯周病原菌や虫歯原因菌などが含まれます (Kato et al., 1990)。
  3. 口腔衛生の改善 : 正しい口腔衛生習慣にListerineを加えることで、プラークや歯肉炎のリスクが減少する可能性があります (Tufekçi et al., 2008)。

危険性

  1. 安全性に関する懸念 : Listerineの一部成分、特にエタノールの含有に関して、長期使用時の安全性についてはまだ明確にはされていません。特に高リスク群(子供、アルコール依存症患者、エタノール代謝に遺伝的欠陥を持つ患者)は、アルコールフリーの口腔洗浄剤を使用すべきとの指摘もあります (Vlachojannis et al., 2013)。
  2. 遺伝毒性に関する研究 : ListerineによるDNA損傷の可能性を調査した研究も存在しますが、現在のところ、人間のリンパ球に対する遺伝毒性は確認されていません (Türkez et al., 2012)。

現時点の研究では、リステリン紫の危険性に関しては、一部で指摘されるような問題は見つかっていませんが、特定成分の長期使用に関する安全性については、さらなる検証が必要でしょう。

・関連:“危険な歯磨き粉を避ける”ための完全ガイド:安全な製品選びと避けるべき成分のすべて

リステリン紫の刺激が強すぎる?

実際の使用感は個人差が大きい

リステリン紫はマウスウォッシュの人気ブランドですが、その刺激の強さには個人差がありユーザーの評価が分かれています。一部のユーザーは「刺激が強烈で舌や歯茎がヒリヒリする」と感じる一方、「すっきりした清涼感が好き」と刺激を気にならず使い続けている人もいます。

初めて使う人や敏感肌の人は、刺激が強いと感じるケースが多いようです。28歳の「はるはる★さん」は「クールミントの刺激が強く、うがい後に舌や歯茎がヒリヒリした」と報告しています。 一方で、35歳の「吹雪さん」は「口の中がすっきりして歯磨きでは落ちない口臭もなくなった」と、適度な刺激を感じているようです。

刺激の感じ方には個人差が大きいため、自分の体質に合わせて使用量や頻度を調整することがポイントです。強い味が苦手な人は、低刺激のタイプに変更するのも一案かもしれません。 製品自体の評価は高く、「けい3434さん」が指摘する「蓋が開けづらい」など使い勝手への意見もありました。

・関連:歯磨き粉使用時に舌がぴりぴり痛む?原因解明と効果的な対策法

歯科衛生士の意見

  1. 歯科衛生士の感想: 使用後に歯がツルツルする感じがし、口腔内が殺菌されていると感じるが、刺激が強いとのこと​​。
  2. 刺激に対する患者の反応: 刺激が強すぎる場合は、アルコールが含まれていない低刺激の『トータルケア ゼロプラス』を推奨している​​。
  3. リステリン紫に対する一般的な認識: 「リステリンといえば紫」という認識があり、毎日使用している人も多い。刺激が独特だが、慣れるとの声も多い​​。

刺激的な理由

リステリン紫の成分表を見ると、強い殺菌力のあるシネオールやチモール、はっかの香りのℓ-メントールなど刺激のある成分が豊富に含まれています。

  1. シネオール
    ユーカリにも精油として含まれていることが知られている成分で、 強い殺菌・防腐作用がある。
  2. チモール
    芳香性のにおいと刺激的な味を持つ殺菌剤で歯科治療でも広く用いられる。
  3. サリチル酸メチル
    清涼感のあるにおいがあり、医薬品の消炎鎮痛剤としても広く使用されている。
  4. ℓ-メントール
    はっかのような香気と清涼感のある味を有し、着香料として広く食品に使われる他、防腐剤・消炎剤として広く使用されている。

引用:薬用リステリンの成分

これらの成分は、口内の細菌を効果的に除去することで、口臭を防ぐ役割を果たしています。しかし、一部の人々はこれらの成分に対して敏感であり、口の粘膜に刺激を感じることがあります。また、アルコール含有量が高いことも、一因として指摘されています。

アメリカでのリステリン紫の評価

リステリン紫はアメリカで禁止されている?などの記事がありますが、実際はどうなのでしょうか。アメリカでのリステリン紫の最新の評価(2023,12,29時点)を調査したので、ご参考にしてください。

  • アメリカ歯科医師会(ADA)の推奨:

    • ADAは、リステリンを歯周炎の予防とプラークの蓄積を予防し、減少させる目的で使用することを推奨しています​​。リステリン・トータルケア抗う蝕マウスウォッシュは虫歯を防ぐため、リステリン抗菌ウルトラクリーンは歯肉炎と歯垢を減少させるために推奨されています​​​​。
  • リステリン紫の刺激性:

    • リステリン紫(トータルケアプラス)には強烈な刺激があり、エタノール(アルコール)が主な原因物質です。痛みを感じる人は、低刺激のノンアルコールタイプ「トータルケア ゼロプラス」を試すと良いでしょう​​。
  • エタノール含有リステリンと口腔がんの関係:

    • エタノールを含むリステリンなどの洗口液が口腔がんの原因となる可能性が指摘されていますが、アメリカ食品医薬品局(FDA)は、「アルコール含有洗口液と口腔がんの因果関係をデータが証明していない」との研究結果を示しており、リステリンは癌との因果関係を否定しています​​。
  • リステリンの臨床試験と研究:

    • リステリンは100以上の臨床試験を経ており、40年以上の臨床的裏付けがあります。これらの研究はリステリンによる口腔の健康改善の可能性を示しています​​。
    • ランドマークのメタ分析では、日常の口腔衛生習慣にリステリンの追加使用がプラークと歯肉炎の減少に効果があることが示されています​​​​。
    • 口腔乾燥症でない患者の場合、リステリンは唾液流量と口腔乾燥症状に対して有効であることが示されています​​。
    • 日常のブラッシングとデンタルフロスにリステリンを追加すると、口腔全体のプラークと歯肉炎が減少するという結果が出ています​​。

口腔がん予防国際(OCPI)は訴訟を提起

しかし、リステリンと口腔がんの関連についての論争もあります。口腔がん予防国際(OCPI)はジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)に対して訴訟を提起し、口腔がんと関連があるとされるリステリンの評判を守るための同社の行動が、米国で予防可能な口腔がんの7,300件以上を引き起こすと主張しています​​。

この訴訟は、高いアルコール含有量のマウスウォッシュが口腔がんと関連があると示唆されたオーストラリア歯科ジャーナルの研究から発生しました​​。

訴状によれば、ジョンソン・エンド・ジョンソンは、口腔前癌細胞を特定することで口腔がんを予防するOralCDx®の販売契約に干渉し、リステリンの売上を守るためだったとされます​​。

アメリカ以外の評価

リステリンのアメリカ以外での評価についての詳細は明らかではありません。口腔がんとの潜在的な関連とその後の訴訟は、異なる国々での意見や規制の反応が異なることを示唆していますが、利用可能な情報はアメリカの文脈に焦点を当てています。これらの懸念に基づいてリステリンを禁止している国についての情報は、簡単には得られません。

アメリカ人の評価

アメリカにおけるリステリン紫の評価は、大きく二つの側面から見られます。一つは、殺菌効果の高さや、使用感の良さを評価する声。特に、アメリカ人の多くは日常的に口臭対策を行っており、リステリン紫の強力な効果は好評を得ています。

しかし、一方で、先に触れた刺激性に関する意見も少なくありません。敏感な口腔環境の人々からは、使用時の刺激を指摘する声が挙がっています。

・関連:アメリカ人口臭がないのは口臭ケアに原因!?

他国との評価比較

リステリン紫の評価は、国によって微妙に異なります。例えば、ヨーロッパの一部国では、その強力な殺菌効果を高く評価する一方、刺激性に対しては比較的寛容な意見が多い傾向にあります。

日本を含むアジアの国々では、口腔の健康維持を重視する文化の中で、リステリン紫の効果を実感する人が多い一方で、刺激性など安全性への不安意識も高まってきています。アメリカと比較すると、各国の文化や価値観、そして口腔ケアへの取り組み方が評価に影響を与えていることが伺えます。

・参考:リステリン紫のカスタマーレビュー(Amazon)

リステリン紫の影響と潜在的な副作用

リステリン紫の使用による長期効果、特に味覚障害に関する新しい研究や臨床試験についての具体的な情報は見つかりませんでしたが、一般的な影響と潜在的な副作用に関する情報は以下の通りです。

  1. 一般的な長期効果:

    • リステリンは、世界で100以上の臨床試験を経ており、40年以上の臨床的な裏付けがあります。これらの研究は、リステリンが長期にわたり口腔の健康を改善する可能性があることを示しています​​。
  2. プラークと歯肉炎への影響:

    • ランドマークのメタ分析や他の臨床研究によれば、日常の口腔衛生習慣と併せてリステリンを使用することで、プラークと歯肉炎が減少することが示されています​​​​。
  3. 味覚障害の報告:

    • リステリンの使用により味覚障害が生じたという報告があります。このような場合、使用を中止することが推奨されています​​。
  4. その他の副作用:

    • 味覚障害の他に、唾液の減少、口腔乾燥症、および喫煙と併用することによるがんリスクの増加などの副作用が報告されています​​。

これらの情報を踏まえ、リステリン紫を長期にわたって使用する際には、味覚障害を含む潜在的な副作用に注意することが重要です。副作用が現れた場合は、使用を中止し、医療専門家に相談することが推奨されます。

“マウスウォッシュを使わない方がいい”の真実:安全性と効果的な使用法を歯科医が解説

リステリン紫の適切な使用方法

リステリン紫は、口腔内の清潔を保つための強力なアイテムですが、その刺激性から適切な使用方法が求められます。正しい使い方と使用上の注意点を押さえることで、効果的にケアしながら健康な口腔環境を維持しましょう。

使用方法のガイドライン

リステリン紫の使用方法に関するガイドラインは以下の通りです。

  1. 使用量の基準:

    • 適量は1回につき約20mlです。ボトルサイズに応じて、キャップの分量を調整して使用します。例えば、1,000mlサイズの場合はキャップ半分、500mlサイズではキャップ8分目、250mlサイズではキャップ1杯半、100mlサイズではキャップ10杯を目安にします​​。
  2. 年齢に応じた使用量:

    • 12歳以上の適量は1回につき約20mlです。6歳以上〜12歳未満の場合は、1回につき約10mlを目安にします​​。
  3. 使用頻度の推奨:

    • 歯磨き毎に使用するのが理想的ですが、一日2回、朝晩の使用を推奨します​​。

正しい使い方

  1. 適量を取る:キャップ内のラインまでを目安に、約20mlを取り出します。大量に使用することは、効果を倍増させるわけではありません。
  2. うがいの時間:口の中で30秒ほど、ゆっくりと口内をすすぎます。長時間すすぐことは避けましょう。
  3. 使用後の注意:効果を高めるために、使用後は水や他のドリンクを口にしないようにし、10分以上の間隔を空けることを推奨します。

使用上の注意点

  1. 刺激感の確認:使用中に過度な刺激や痛みを感じた場合は、すぐに使用を中止し、医師の診断を受けることをおすすめします。
  2. 保存方法:直射日光や高温多湿な場所を避け、冷暗所に保管してください。
  3. 子供の取り扱い:小さなお子様の手の届かない場所に保管し、使用を避けさせるよう注意しましょう。万が一、飲み込んでしまった場合は、速やかに医師の診断を受けてください。
  4. 使用期限:開封後の使用は、製造日から数えて1年以内を目安にしてください。使用期限を超えたものは使用しないよう注意しましょう。

うがいで舌苔を取る

まとめ

リステリン紫は、口腔ケア製品としてその効果と刺激性が注目される存在です。本記事では、この製品の真実、リスク、そして正しい使用方法に焦点を当てて解説しました。

まず、リステリン紫の刺激性について触れ、なぜそのような特性を持つのか、そして使用者からの反応やフィードバックについて深堀りしました。さらに、アメリカでの評価や他国との比較を通じて、その立ち位置と普及状況を明らかにしました。味覚障害のリスクに関しても、リステリン紫との関連性を中心に考察しました。

最後に、製品の効果を最大限に引き出すための正しい使用方法と注意点を詳細に解説しました。口腔ケアは日常生活の中で欠かせないものですが、使用する製品の特性や注意点を理解することが、健康な口腔環境を維持するための鍵となります。

この情報を参考に、リステリン紫を安全かつ効果的に使用して、清潔で健康な口内環境を手に入れる手助けとしてください。

・関連:【2023年版】舌苔と口臭解消!市販のマウスウォッシュおすすめランキング:歯科医推薦の効果的なケア法

・参考文献・資料

 

口臭チェック「ティッシュ」でリアルな臭い体験!?

ティッシュで口臭チェック

口腔ケアアンバサダー(社団法人口腔ケア学会認定)の上林登です。

口臭が不安でしたら、臭いかどうか調べることが大事。だからといっても、手で口を覆い、吐き出す息の匂いを嗅いでも、正しく判断することは難しいです。人の嗅覚は匂いに慣れてしまい麻痺するからです。

口臭チェックの方法は色々とありますが、ティッシュで舌の上を拭いて嗅ぐのが簡単です。この方法は正確ではありませんが、口臭があるかどうかを確認するには十分です。

関連記事:おすすめの口臭チェック方法

匂いセンサー付きの「口臭チェッカー」で調べると、(数値なので)鼻よりも正確に測れますが、どんな種類の匂いなのか、どれくらい臭いか、など分かりませんよね。そのため、口臭チェッカーで測っても想像以下の数値だと、「市販のチェッカーでは当てにならない」と言う人も。

口臭が不安な人が一番知りたいのは「他人がどのように感じているか?」です。そのため、ほんだ式口臭外来では、口臭測定器で匂いを分析した後、患者の口に歯科医が鼻を近づけて臭気を嗅ぐそうです。

そして、実際に患者さんにも自分の口臭を体験してもらうために、インキュベーターという器械で唾液を温めてBB口臭チェッカー(測定器)で測ると同時に、自分でも匂いを嗅いで体験してもらうそうです。

このやり方を真似たのが「さんまのホンマでっかTV」で紹介された口臭チェック法です。

この方法を活用すると、ティッシュとビニル袋だけあれば、かなり精度も高く、自宅でも簡単にできるのでご紹介します。

ティッシュで口臭チェック

ティッシュを使った「口臭チェックの方法」を簡単にご紹介すると…

1,ティッシュに唾液を含ませ、ビニル袋に入れて封をする。

2,ティッシュが入ったビニル袋を、ズボンのポケットに入れるなどして温める。(1時間から2時間)

3,時間が経ったら、ビニル袋を開けて匂いを嗅ぐ。

リアルに口臭を体験するプロセスは、たったこれだけです。できれば、その時にタニタの口臭チェッカーなどで測っておくと、今後の口臭チェックの目安にすることができます。

ティッシュに唾液を含ませるのは?

口臭は細菌がタンパク質を分解するときに産生する揮発性硫黄化合物が気化するときに発生します。臭い物質が含まれている唾液をティッシュに取ることで、口臭を再現するためです。

使用するものは、特にティッシュペーパーではなくコットン(綿花)でも構いませんが、ティッシュはどこの家庭にもあるという理由からです。

関連記事>>唾液はなぜ臭うの?

ティッシュ(唾液)を温めるのは?

口臭をリアルに再現するには、唾液を含むティッシュペーパーを体温まで上げることが望ましいです。しかし、細菌は常温でも時間とともに増えていきます。湿度80%以上、温度15℃以上あれば真菌は活発に増殖するので、ビニル袋の中に密封していれば、体温まで高くなくても充分です。

大腸菌などは十分な栄養があって、人の体温程度の温かさがあれば、20分で2倍になります。60分で8倍。2時間では、64倍です。

引用:食中毒を起こす微生物、細菌の増殖

ティッシュ(唾液)を、1時間ポケットで温めると充分ですが、2時間置くとより臭いが分かることでしょう。

どれくらいの距離まで臭うのか?

どれくらいの距離まで臭うのか調べるには、始め1メートル程度の所で嗅いでみて、そこから徐々に近づいて臭いを確認するといいでしょう。

会話時の口臭を再現するには?

実際の口臭は、会話を始めたときに、口内に溜まったガスが一辺に外に吐き出されるので、相手(前に立つ)の人が臭いを感じます。この状況をリアルに体験するには、ビニル袋の口を自分の方に向けて袋を押してガスを出すようにするといいです。

口臭が不安でしたら、こちらの記事が参考になります。
>>「口臭」に関するQ&A

口臭チェックのメリットとデメリット

メリット…口臭チェックを行なうと、口臭があるかどうかを客観視できる。口が臭いと思っていても、実際口臭チェッカーで測ると案外低い値であることがあります。口臭チェックの一番のメリットは、事実を知ることができることにあります。

デメリット…市販の口臭チェッカーで計測すると、想像していた数値とかけ離れていることがあります。そのため余計に不安になることがありました。今回のティッシュペーパーを使った方法はリアルに再現できますが、何度も続けると嗅覚が麻痺してしまい分からなくなるのでご注意ください。

今回のティッシュを使う方法のように、相手の立場に立って口臭を体験できると、これまでのデメリットを克服できるので、是非お試しください。

>>口臭ケア!これで口臭を防ぐことができる

まとめ

口臭など自分の匂いは嗅覚が麻痺するため、口臭をしているかどうか分からなくなり不安になります。このストレスが口臭を悪化させるので、先ずは口臭をチェックしましょう。

ティッシュペーパーで舌を拭いて匂いを嗅ぐ方法は簡単でおすすめです。しかし、口臭の原因は、耳鼻科疾患や内臓疾患などが原因になっていることもあるので、ていねいにブラッシングケアをしても口臭が改善しない場合は、歯科や耳鼻科を受診することをおすすめします。

関連記事:口臭の原因がわからない!?よくある口臭原因と適切な対策方法