口臭チェッカーあてにならない!正しい使い方は?

自分の息が臭いか気になった時は、手軽に計測できる口臭チェッカーがおすすめです。嗅覚は麻痺するため、口臭など自分のにおいは正確に判断することはできません。臭いがしているかどうか分からないと不安やストレスが増しますよね。

また、営業などで人と会う前には、口臭チェッカーでにおいをチェックすると適切にケアが出来るので、私自身、口臭予防の必須ツールにするほど気に入っているものです。

ところが、アマゾンの「タニタ口臭チェッカー」のレビューや、YAHOO!知恵袋の「口臭チェッカーQ&A」には、「口臭チェッカーはあてにならない」とか、「精度は正確なのだろうか?」という内容が多くあります。口臭チェッカーは便利の良いものなのに、多くの方からどうして疑問視されているのでしょうか?

今回の記事は「口臭チェッカーの精度と正しい使い方」について、口腔ケアアンバサダー(社団法人日本口腔ケア学会認定資格)の上林登がお伝えします。

口臭チェッカーはあてにならない!口コミは正しいの?

タニタ製などの簡易口臭チェッカーは、正確に測れるのか信憑性について調べたのでご参考にされてはいかがでしょう。

1か月ほど前に、口臭予防歯磨き粉「美息美人」のお客さまから、「口臭チェッカーで測ると毎回レベルが違うけれど、何が問題ですか?」とのご質問を受けたことがあります。

相談の内容を詳しくお尋ねすると、「臭いと思った時に口臭チェッカーで測ると判定が1だったり歯磨きをした後も判定がレベル5だったりと正確性に欠ける。」とのこと。

お客さまが使われていたのは、「タニタ 口臭チェッカー ブレスチェッカー ホワイト HC-212S-WH」で、amazonで購入されたものでした。私が使用している口臭チェッカーとほとんど同じタイプの製品です。

早速、アマゾンのサイトのカスタマレビューで確認すると、「口臭チェッカーが0なのに臭い」「いつ測ってもレベル2、故障?」「良いにおいにも悪い臭いにも反応する」「判定が正しいのかわからない」など、口臭チェッカーで測定しても不安という声が多数ありました。

どうしてこのような結果になるのか、これらの問題点について順にお答えしたいと思います。

口臭チェッカー 0 なのに臭い理由は?

体臭や口臭など自分自身のにおいは、正確に察知することはできません。その理由は、同じニオイを嗅ぎ続けると人間の嗅覚は麻痺するからです。

それだけではありません、過剰に口臭が気にするようになると、自分のにおいに敏感になり、実際の臭いレベル(数値)以上に感じてしまうかもしれないのです。

この反対もあり、自分のにおいに対して全く気にしない人がいます。ヘビースモーカーの人や、ニンニク料理などで口臭が出ることを気にしない人が、口臭チェッカーで測った時に「レベル5」になると、「この口臭チェッカー壊れている!」と驚くことに。

測るたびに臭いレベルが違うのは?

口臭チェッカーを買ったので、早速測ってみるとレベル3。続けて測ると、次はレベル0。このように測るたびにレベルが違ってくる理由は、開封した時にはセンサー部にホコリなどで汚れていることがあります。

そのため、説明書には、製品を初めて使用する時や口臭チェッカーを長期間使っていない場合は「3回以上、センサーをクリーニングしてから使う」とあります。

センサーのクリーニング方法
1,電源オン。ピッピッピっと音がしてカウントダウンを開始
2,息を吹きかけないで待つ
3,表示が消えたら完了

口臭チェッカーの正確性は?

amazonのサイトを開き、タニタの口臭チェッカーの「カスタマレビュー」を見ました。

13件中、「良かった」というレビューが4件。ところが、9件のレビューに「レベル(数値)がおかしい」というものが。

・口臭が気になるタイミングで使ってもレベル0。歯磨きするとレベル4か5。
・歯磨きしたあとが、レベル5で、 ミントが強いと数値が悪くなるのはなぜ?
・連続で図っても、数値が違うことがあり、本当の口臭レベルがわかりません。
・良い臭いにも悪い臭いにも反応するので本来どうなのかはわかりません。
・寝る前にと起きた後では口臭が変わるはずなのに「レベル3」だったし 歯磨きする前は・・レベル3で、歯磨き後のほうがレベル4と判定された。絶対おかしい!

こういうレビューの特性としては、問題ない人の場合には書かないことが多いので、真に受けるといけませんが、「口臭チェッカーの数値を疑問視する」人に共通する点がありました。ご紹介すると…

・口臭チェッカーのセンサーは、口臭だけでなく香料にも反応する。(歯磨き後にレベルが高くなる。)

そのため、口臭チェッカーを使う時は、「歯磨き粉や洗口液などのいい香りにも反応する」と思って使うことが大事です。

口臭チェッカーの判定は信じられない?

私は、元々、この手の簡易口臭チェッカーの判定精度に関しては、口臭外来にある専門機器のような数値ほどには期待していませんでした。

それでも、一応口臭チェッカーですから、口臭物質VSC(揮発性硫黄化合物;硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルサルファイド)を感知するセンサーの能力を信じていましたので、この方の「正確に口臭が測れない」というご相談にはショックでした。

というのも、今まで「口臭があるかどうか分からないけれど不安」という口臭症の方に対して、「口臭チェッカーで測ると、口臭の数値化ができるから安心できますよ。」と、おすすめしていたからです。

もちろん私自身も、人と会う前など口臭が気になる時には、口臭チェックにタニタの口臭チェッカーを使っていましたので、再度詳しく調べてみました。

もし、あなたも同じように、「口臭チェッカーの精度の信憑性」について疑問視されていましたら、ご参考にされてはいかがでしょう。

口臭チェッカーの判定は目安程度にする

早速、机にしまっていた取扱説明書を取り出して開くと、「判定表示」の欄には次のように記載がありました。

レベル0;口臭を感じません。
レベル1;弱い口臭を感じます。
レベル2;口臭を感じます。
レベル3、弱い口臭を感じます。
レベル4、強い口臭を感じます。
レベル5;非常に強い口臭を感じます。
エラー;正しく測れませんでした。もう一度はじめからやり直してください。

備考欄に、判定は目安です、一日の内でも口臭は変化します。また、口臭には「ブレスチェッカー」では検知できないガスを主成分にするものもあります。

とありましたので、「目安にする」という私の評価は間違ってなかったようです。

口臭が正しく計測できないケース

この他にも、口臭チェッカーの数値が正しく判定できない場合があります。それは次のようなケースです。

(連続して測っても)数値判定が一定しない場合の原因

1、 風がある場所
2、 においがある場所
3、 息を吹く強さにばらつきがある
4、 口と口臭チェッカーとの距離が遠い

数値が高く判定される場合の原因

1、 口臭チェッカーに強いにおいが染みついている。内部に臭いが溜まっている。
2、 歯磨き後、10分以上経過していない。
3、 マウスウォッシュなどオーラルケア後、20分以上経過していない。

数値が低めに判定される場合の原因

1、 においがある場所で測っている。
2、 風がある場所で測っている。
3、 約5秒待つ間に息を吹きかけている。
4、 口臭チェッカーの位置が口から遠い。

数値を正確にはかるためには、次のようにするといいです。

1、 電源をONにしてから測定終了までキャップを閉めない。
2、 口臭チェッカーの吹込み口と吹抜き口をふさがないようにする。
3、 吹込み口が口の正面になるようにする。(口から約1センチの距離を保つ)
4、 一定のリズムで息を吹きかける。

以上が、口臭チェッカーを使用するときの注意事項ですが、口臭は一日の間でも変化するものです。次のような時には、口臭のレベルが高くなる傾向になるのでご注意ください。

1、 起床後
2、 空腹時
3、 緊張した時やストレス
4、 暴飲暴食の翌日
5、 喫煙
6、 体調不良(風邪や腸の不調など)
7、 舌苔が付いて舌が白くなっている

口臭チェッカーのおすすめは?

人気の口臭チェッカーは、タニタ以外の商品もあります。

・ブレスチェッカー HC-150MPK(ピンク)タニタ:2,800円(Amazon)
・ブレスチェッカー EB100タニタ:3,590円(Amazon)
・タニタ ブレスチェッカー ピンク HC150MPK:2,680円(PayPayモール)
コニカミノルタ Kunkun body:29,800円(Amazon)
・Ishino 新型口臭チェッカー ブラック:1,480円(Amazon)
・MIRACLE 口臭チェッカー 5段階 イラスト表示:1,110円(Amazon)

引用:エチケットに効果的な口臭チェッカーの使い方

口臭チェッカーはどこで売ってるの?

口臭チェッカーの購入は、アマゾンや楽天など通販がおすすめですが、ヤマダ電機、エディオン、ヨドバシカメラなどの家電量販店にもあります。でも、マツモトキヨシなどドラッグストアには置いていませんでした。どうしてなのでしょう?

まとめ

口臭が気になったら、口臭チェッカーで測ってみましょう。目安としての口臭レベルを知ることで、適切な口臭対策ができます。

便利な口臭チェッカーですが、正しい使い方をマスターしていないと正確に判定できないため、かえって不安の原因になります。これまでの精度に疑問があった場合は、記事の使い方を参考にするといいでしょう。

今回は「口臭チェッカーの測定値が信じられない」などの疑問についてお答えしましたが、口臭が気になるときには直ぐに対処することが大事です。

→ 気になる口臭の臭い対策と口腔ケア

また、口臭は、唾液の分泌量が減ると強くなるので、普段から唾液を出すように心がけるといいでしょう。口臭が気になる場合は、アルカリイオン水でうがいを行うと予防できます。

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