唾液を出す方法7つ ❘ 口臭予防

唾液腺マッサージ

唾液には口の中を清潔にしたり、口内の細菌増殖を抑えて、虫歯や歯周病、口臭を予防する働きがあります。そのため、唾液の分泌が減少すると、舌苔が厚く付くなど口臭の原因になりやすいです。

たくさん唾液を出す方法としては、唾液腺(耳下腺、顎下腺、舌下腺)を指で刺激する「唾液腺マッサージ」が効果的です。

この他にも、唾液の分泌を促進する方法がありますのでご紹介します。ご参考にしてくだされば幸いです。

この記事は、口腔ケアアンバサダー(社団法人日本口腔ケア学会認定)の上林が書きました。

唾液を出す方法

唾液腺マッサージ

唾液腺には、耳下腺・顎下腺・舌下腺の3つがあります。この3つの唾液腺をマッサージします。

  • 耳下腺…上顎両側の奥歯付近の頬を後ろから前へ回すように押さえます(10回)
  • 顎下腺…耳の下から顎の下まで、5か所くらいにわけて順に押します(各5回)
  • 舌下腺…顎の真下から親指を突き上げるようにグーっと押します。(10回)

舌の体操

舌の筋肉が落ちると、食事の時の嚥下機能が低下します。食前に舌の体操を取り入れることで、誤嚥の予防ができ、唾液腺の刺激にもなります。

1,顔を少し上に向けて口を大きく開け、前方へ舌を突き出します。(痛くないようにする)この状態を2~3秒維持し、その後一気に力を抜く。

2,舌で上下の唇をぐるりと舐め回します。基本回数は、右回りに5回、左回りに5回を2セットです。

いきなり回数を行い過ぎると、頭頚部の疲労や筋肉を傷めるため、ご注意ください。

パタカラ体操

会話をすると唾液の分泌量が増えます。顎と舌を動かすと脳と唾液腺を刺激するからです。

パタカラ体操は、「ぱっ、ぱっ、ぱっ、ぱっ」「たっ、たっ、たっ、たっ」「かっ、かっ、かっ、かっ」「らっ、らっ、らっ、らっ」と声に出します。この時、ゆっくりはっきりと発音します。

お口の体操は高齢者施設で行われていますが、口腔乾燥のある方にも唾液腺の刺激になるのでおすすめです。

唾液を出すツボ

漢方では、唾液腺を刺激するツボがあります。

・足の裏にある「湧泉(ゆうせん)」…ツボの位置は、足の指を曲げたときに足の裏にできる「人」の字の中央の少し凹み。親指で押してもいいですが、床の上にゴルフボールを置いて、足の裏で転がすとかんたんにツボを押すことができます。

・頬にある「頬車(きょうしゃ)」…ツボの位置は、顔のえらから前上方で、歯を噛みしめたときにボコっと膨らみができる所です。人差し指と中指でグイグイと押します。

唾液が良く出る食べ物

レモンや梅干しなど酸っぱいものを食べると唾液が良く出ます。酸っぱい食べ物は食べなくても想像するだけで唾液がよく分泌されます。

この他にも、昆布に含まれるアルギン酸や納豆のポリグルタミン酸も唾液の分泌を促します。 また、酸っぱい食べ物ではないのですが、野菜のセロリ、ニンジン、アーモンドなども唾液の分泌がよくなります。

ガムを噛むと唾液が分泌する

食事のときによく噛んで顎や舌を動かすと、唾液腺が刺激され、唾液の分泌量が増えます。そこでお勧めするのが、チューインガムです。ガムは、テレビを見ながらでも噛めるので、味がなくなっても吐き出さずに噛み続けると唾液が良く出ます。是非お試しください。

漢方で唾液分泌を促進する

漢方には即効性はありませんが、毎日服用することで体質を変える効果が期待できます。

自律神経のバランスが崩れ交感神経が活発になると、唾液が粘つくようになります。このような時、漢方(白虎加人参湯:びゃっこかにんじんとう、麦門冬湯:ばくもんどうとう、五苓散:ごれいさん、など)を服用すると効果が期待できます。

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