臭い玉洗浄マシンの実際の効果とデメリットは?

臭い玉(膿栓)がたまると、のどの違和感や口臭原因になります。ですから、臭い玉を取り除くことができれば、のどがスッキリし、口臭を改善することも可能になるでしょう。

臭い玉を除去する方法は、これまでにもいくつかご紹介しましたが、最近は「臭い玉洗浄マシン」に関心が高まっているようです。

早速Youtubeで「臭い玉の取り方」と検索すると、「臭い玉洗浄マシン」を使って、膿栓を洗い流している動画が沢山ありました。実際、「臭い玉洗浄マシン」の動画を見ると、どれも多量に臭い玉が取れていたので、多くの方が「臭い玉洗浄マシン」に興味を持たれていることに納得します。

しかし、「臭い玉洗浄マシン」は良いこと(メリット)ばかりではなく、リスク(デメリット)もあることを知っておいてください。

今回の記事は、「臭い玉洗浄マシン」について正しく理解していただき、トラブルを起こさないようにご説明させていただきます。

記事は、口腔ケアアンバサダー(社団法人日本口腔ケア学会認定)の上林登が書きました。

臭い玉洗浄マシンとは

誤解しないように言いますと、実は「臭い玉洗浄マシン」という商品は存在しません。アマゾンや楽天市場で「臭い玉洗浄マシン」と検索すると、掲載している商品は、歯と口腔を洗浄するための「口腔洗浄器」だけです。(ほかに、シリンジや丸型洗浄瓶も。)

※口腔洗浄器の用途…ジェット水流によって、歯垢の元となる、食べかすや細菌を吹き飛ばす。歯周ポケットや歯間など歯ぐきの隅々までケアできる。

そのため、市販の口腔洗浄器を臭い玉(膿栓)を除去できるように改良しなければいけないのです。

このように、「口腔洗浄器」は、膿栓を除去するための道具ではなく、口腔ケアを目的とするものだとご理解ください。以下にAmazonに掲載されている「口腔洗浄器」をご紹介します。

1, ACEON携帯式口腔洗浄器 ジェットウォッシャー(2,980円)
2, PECHANジェットウォッシャー口腔洗浄機(3,383円、3,980円)
3, パナソニック口腔洗浄器」ジェットウォッシャードルツ(12,218円)

ほとんどの機種が、充電式(またはUSB充電)で携帯できるようになっています。機種によっての大きな違いは、「水流レベル」を変速段階の数と、水流の強さです。
※どの機種も、口腔洗浄機の中にタンクがあり、水を貯めて使用するようになっています。

臭い玉洗浄マシンの作り方(改良)

先述した、口腔洗浄器では水流が強過ぎるため、購入したものをそのまま使用すると、扁桃から「血が出る」ことがあります。そのため、安心して使えるように改良する必要があります。

改良方法…ノズルの穴(内径)を、ドリルの針で広げます。ノズルの穴(内径)より少し大きめのドリルの針を探して、手で回して穴を大きくします。

テスト…作った「臭い玉洗浄マシン」を使って、実際に手のひらにウォッシャーを当てて水流の強さを確かめます。

臭い玉洗浄マシンのリスクとデメリット

「臭い玉洗浄マシン」を上手に操るようになるには、熟練が必要になります。

その理由は、臭い玉が見えていると良いのですが、たいてい臭い玉は、扁桃のひだの内側にある穴の中に隠れています。そのため、外からジェットウォッシャーを当てても、臭い玉が取れないことが多いです。

洗浄マシンのジェット水流が強すぎたり、ノズルを無理に穴の中に突っ込むことで、粘膜を傷つけ炎症を起こすことがあるのでご注意ください。

また、扁桃に異物が触れたり水流が当たると嘔吐反射をおこしますので、すぐに「おぇ!」とえづく人には不向きです。

洗浄マシン以外の洗浄方法

耳鼻咽喉科で洗浄

一番安全なのは、耳鼻咽喉科で洗浄してもらうことです。扁桃の奥にあり、臭い玉の除去が困難なケースでは、吸引器という膿栓専用の除去器具で吸いだす方法もあります。ところが、お医者さんによっては、「膿栓(臭い玉)は病気ではないので、取らない方がいい」と言って、取ってもらえないことがあります。

スポイドや丸型洗浄瓶で洗浄

スポイドや丸型洗浄瓶を使用して「臭い玉」を取る方法がありますが、水流が弱いために取れにくいです。動画では、水流を強くするために、細いノズルに改良する方法が紹介されていました。

ノズルの改良方法…スポイド(または丸型洗浄瓶)のノズルに被せられる「替えノズル」を準備します。(ホームセンターで実際に見て確認しないと合わないことがある)
また、替えノズルの穴に関しても、小さい穴のものがなければ、購入後にドリルの針で開けた方がいいでしょう。

まとめ

今回ご紹介した「臭い玉洗浄マシン」は、慣れれば臭い玉(膿栓)が多量に取れるかもしれません。しかし、口腔洗浄機の改良が難しかったり、使っても嘔吐反射などのリスクもあります。

結論としては、慢性的に臭い玉がたまり口臭がひどい場合には、効果があるかもしれませんが、たまにできる程度では、必要ないと思われます。

常に、口腔や喉を清潔にすることで、膿栓は予防できます。

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