臭い玉(膿栓)の取り方を検証!ためしてガッテンやYouTubeなど

臭い玉の取り方

様々な臭い玉(膿栓)の取り方

口腔ケアアドバイザー(一般社団法人口腔ケア学会認定)の上林です。

口臭が気になると「臭い玉(膿栓)を取りたい」と思うのではないでしょうか。臭い玉(膿栓)が取れると、違和感がなくなり喉もスッキリしますが、それ以上に、口臭が消えると気分も爽快になると思います。

健康害がなければ、一般的な膿栓はそのままにしておいても問題ありませんが、ケースによっては長期間扁桃に留まることで石化(石灰化)し硬くなることがあります。

引用:たかが膿栓と考えるのは危険!?石化して扁桃摘出手術になることも!?

誰でも簡単に膿栓を取る方法がないかと調べるために「膿栓 ためしてガッテン 取り方」とググってみたら、残念ながら①うがい②耳鼻科で除去、という期待外れな内容でした。なぜなら、うがいには膿栓の予防効果がありますが、うがいで膿栓は除去できないからです。それに、膿栓の悩みは、病院に行かないで誰にも知られずにお家で取りたいからです。

でも、膿栓を綿棒などを使ってお家で取ろうとすると、喉を傷つけるなどの危険を伴うので、耳鼻咽喉科で除去してもらうほうが安心です。

しかし、この記事を読まれているあなたは、たとえお医者さんでも口臭の元になる「臭い玉」については恥ずかしくて相談できないかもしれません。できれば「自分でこっそりと膿栓を取りたい」そう願っているハズです。

ということで、今回は「臭い玉(膿栓)を取る方法」についてまとめてみました。ご参考になれば幸いです。

膿栓の取り方を見るまえに、先ずは膿栓がどこにあるのかご確認ください。

>>膿栓が溜まる場所はこちら

関連記事:口臭の元になる「臭い玉」の原因と対策

ためしてガッテンで紹介された膿栓の取り方

歯磨きで取れない口臭がうがいでスッキリ

NHKテレビ「ためしてガッテン」で紹介された「膿栓の取り方」を見つけました。それがコレです!(番組は2014,10,22のもので、現在はNHKのサイトから消えています。)

  1. まずは、うがい薬を使い、うがいをしっかり行ってみる(マスク等で喉への細菌・ウイルス付着を防ぐ)
  2. 病院で慢性扁桃炎を抑える薬の使用
  3. 膿栓を取り除く(耳鼻咽喉科にて取り除きます)
  4. 扁桃摘出術(扁桃を切り取ってしまう手術=薬でだめなら最終手段)

引用:yonta64のテレビ番組ブログ「【放送内容まとめ】ためしてガッテン”臭い玉”=”膿栓”の取り方!?」より

「ためしてガッテン」の内容を要約すると、膿栓の原因は扁桃炎であるが、放っておくと慢性扁桃炎になり、腎臓病を起こすかもしれない。耳鼻咽喉科で膿栓除去治療を受けても、症状が治らない場合は、扁桃除去手術で治すことができる。とのことでした。

膿栓の原因となる扁桃炎の治し方は、こちらのNHKの番組「健康」が参考になります。

扁桃腺が腫れて炎症を起こす扁桃炎(扁桃腺炎)の症状・治し方

出典:NHK 健康

「ためしてガッテン」の膿栓が溜まった時の対策法は正しいかもしれませんが、テレビで紹介された方法では病院に行かないと膿栓が取れないので、自分で取りたい場合はこの内容では納得できないでしょう。

綿棒で臭い玉(膿栓)を取る方法

>>綿棒を使用した臭い玉の取り方はこちら

簡単な臭い玉の取り方は、綿棒を使う方法です。臭い玉のある扁桃の窪みの周りを押すとポロっと臭い玉が出てきます。この時、臭い玉を穴の中に押し込んでしまわないよう注意が必要です。また、綿棒で扁桃を強く押すと粘膜に傷つけてしまう原因になります。

次の方法が、綿棒を使った一般的な膿栓(臭い玉)の取り方ですのでご参考にしてください。

臭い玉(膿栓)の正しい取り方
1、 滅菌済みの手袋を両手に着けます。
2、 消毒済みの(軸が長く頭が小さい)綿棒を用います。
3、 たいていの目視できる臭い玉(膿栓)は綿棒で取れますが、少しコツがいるかもしれません。臭い玉(膿栓)を綿棒にくっつけて引き出す要領でしないといけないのですが、臭い玉(膿栓)の頭を押してしまうと、穴の中に押し込んでしまうことがあります。
4、 容易に取れない場合は、臭い玉(膿栓)周辺の粘膜を指でゆっくりと押して出します。臭い玉(膿栓)が、ぐにゅぐにゅと連なって出てくることがあります。
5、 押しても出ない時は、無理に押さないようにしてください。扁桃を傷める原因になります。

引用:臭い玉の取り方って知っていましたか?

動画で紹介されている臭い玉(膿栓)の取り方

これまで膿栓の取り方についてご説明しましたが、ここからはやらない方が良い「膿栓除去法」をご紹介します。どうして良くないのかが理解できると思います。

膿栓の取り方は、YouTubeやニコニコ動画にたくさん紹介されています。YouTubeの調べ方は、Googleで「臭い玉取り方動画」と検索すると表示されるので、ご興味ある方は一度ご覧になってください。

でも、決してマネはしないようにお願いします。

というのは、ユーチューブなどの動画の中にある臭い玉(膿栓)の除去法は、鏡の前で大きく口を開き、喉に綿棒を突っ込み、「おえっ、おえっ」と苦しんでいる姿です。そして、最後には決まって、「大きな臭い玉が取れた!」とか、取れた臭い玉を嗅ぎ「臭い!」とか言って終わります。

これらの動画の多くは、ユーチューバーという人たちがビジネスでアクセス数を稼ぐために、面白おかしく作成したものです。

しかし、問題なのは、手を消毒していないし、また綿棒や箸などで扁桃(へんとう)を突っつくと傷つけ化膿するかもしれません。現に動画の臭い玉除去法をマネして出血した方もおられます。

あなたは、そのような危険なことをしないかもしれませんが、ご注意ください。

YouTubeでは「臭い玉洗浄マシン」で取ると良く取れる、とありますが、高価で製作が面倒などデメリットも多いです。

舌で取る

舌を上手に使って膿栓を取っている人もいます。この方法は、あまりにもグロテスクなので動画を見ることははおすすめできません。でも、舌で臭い玉(膿栓)を取る方法はアリかもしれません。

これは、使っている道具が舌なので、柔らかく喉を傷つけたり感染する心配がありません。それどころか、舌を動かすことで舌筋が鍛えられるため、唾液線も活発になるかもしれません。

でも、舌筋が衰えている人が、無理に喉の奥まで舌を動かすと、舌が引きつってしまうかもしれないのでご注意ください。

動画では、舌を器用に動かして扁桃の穴から出ている臭い玉(膿栓)を取る様子が写っていました。舌を扁桃に押さえつけると、臭い玉(膿栓)が穴から少しずつ出てきて、最後には米粒のような臭い玉(膿栓)が、ポロっと舌の裏に落ちていました。

その後、落ちた臭い玉(膿栓)を、また舌を使って口に出すという動画でした。

動画では簡単に見えるかもしれませんが、舌で臭い玉を取るのはかなりコツがいると思います。

つまようじで取る

動画の中で多かったのが、つまようじやピンセット。意外にもつまようじのような先のとがった物を使って臭い玉(膿栓)を取っている人が多いので驚きました。

動画の中では、つまようじやピンセットで器用に、扁桃に付いている臭い玉(膿栓)を取っていましたが、一つ間違えると喉の粘膜を刺してしまい出血するかもしれません。このような怖いことをやっていることにも驚きましたが、動画にアップロードしていることで勘違いするのではと心配しました。

直接手で取る

指で扁桃腺の下から上方にかけてゆっくりと臭い玉(膿栓)を押し出します。中に臭い玉(膿栓)があると、ぐにゅぐにゅと連なって出てくることがあります。

参考記事:臭い玉の取り方って知っていましたか?

しかし、自分で取ろうと喉をいじると粘膜を傷つけ炎症を起こしかねません。傷がつくとよけいに臭い玉(膿栓)ができる原因になるので、喉をいじるのはおすすめできません。

たとえ膿栓が取がれたとしても、穴が大きくなるためよけいに膿栓ができる原因になります。

うがいで臭い玉(膿栓)を取る方法

ためしてガッテンで推奨されていた「うがい」による臭い玉(膿栓)の除去法をご紹介します。

うがいで臭い玉(膿栓)を取る時のやり方について詳しく説明します。

耳鼻科のお医者さんに、臭い玉のことを相談すると、治療しないで「うがいをして喉をきれいにしてください。」といわれることが多いようです。(耳鼻咽喉科の医師によっては、臭い玉の予防法として「鼻うがい」を勧められる)

その理由は、口や喉に細菌が増えると膿栓ができやすくなるからです。水で口内の汚れを洗浄することで予防になりますが、うまくタイミングがあえば、うがいの時に膿栓が取れることもあります。

うがいのコツは、「あー」「おー」と声をだしながらうがいをすることです。水が扁桃に当たるように首を傾けてガラガラとうがいをすると良いでしょう。

うがいの後、口から水を吐き出しても膿栓が取れないときは、喉を少し詰まらせて息を吐き出す(痰を吐き出すような感じで膿栓を絞り出す)方法も試してみてください。扁桃の表面にくっついている臭い玉なら、これだけで除去できることがあります。

たとえ臭い玉(膿栓)を取ることができても、膿(膿汁)が残ると臭いは無くなりません。口臭を予防するためには、「うがい」で膿を洗浄して喉を清潔にすることが重要です。

アルカリイオン水で臭い玉(膿栓)の除去と予防ができる

うがいで膿栓の除去と予防を行なうには、「アルカリイオン水」を使用することがポイントです。(※アルカリイオン水は、口臭予防歯磨き粉「美息美人」という商品)

次の図は、アルカリイオン水でうがいを行うと膿栓が取れるイメージです。

アルカリの作用で膿栓の表面が溶かされるため、取れやすくなります。

膿栓が取れた後もアルカリイオン水でうがいを行うことを続けると、膿栓をできないように予防できます。

詳しくは『口臭はアルカリイオン水うがいで取れるのか?実際にやってみた結果・・・』をご参考にしてください。

アルカリイオン水を使うと、膿栓が取れるだけでなくできなくなる。このことが、おすすめする一番の理由なのです。

アルカリイオン水のうがい方法は、朝晩の歯磨きのときにガラガラうがいを行います。そして、日中も小まめにガラガラうがいをするのがコツです。菌を洗い流し喉を清潔に改善することで、臭い玉(膿栓)を予防できます。

関連記事

美息美人(びいきびじん)について

臭い玉(膿栓)は予防が大事

臭い玉(膿栓)は一度取り除いても、何度もできる可能性があります。膿栓は免疫のはたらきによって生まれるものだからです。

膿栓は、耳鼻科疾患の人やストレス・疲労などで免疫が低下していると溜まりやすくなり、口呼吸や口内の不清潔が影響を及ぼします。

膿栓を予防するためには、歯磨きケアを充分に行ない、マウスウォッシュなどでうがいを行うようにしましょう。また、よく噛んで食事するなどして、たくさん唾液を分泌させることも大切です。

まとめ

膿栓がたまると、のどがイガイガするなど違和感ができたり、口臭の原因となります。そのため、膿栓が取れるとスッキリするし、大きな膿栓が取れた時には気持ちいいと思うことでしょう。しかし、取り方を誤るとトラブルの原因にもなります。

膿栓対策で一番大事なことは、膿栓は自分で取ってはいけないことです。それに、膿栓は無理に除去しなくてもタイミングがくれば自然に取れてしまうので、それまで待つか、待てない場合にはうがいを行うと早く取れます。それが膿栓を安全に対策(予防)するコツです。

また、慢性的な膿栓の場合は、除去しても何度でもできるので、うがいなどで予防することも大切です。
美息美人のアルカリイオン水でうがいを行うと、膿栓が取れて気持ちよくなります。ぜひお試しください。

【参照リンク・参考文献】
日本歯科医師会 歯とお口のことなら何でも分かるテーマパーク802
日本口臭学会 口臭と口臭症に関連する用
日本耳鼻咽喉科学会 代表的な病気
・日本口臭学会 口臭への対応と口臭治療の指針2014
日本口腔ケア学会
・順天堂大学医学部附属天堂医院

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